Fate/alternative   作:ギルス

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これはFate/staynight、及びFate/GrandOrderの二次創作です。
捏造設定、独自解釈、オリキャラなどが入る可能性があります。

また、今回は説明回です。
物語と別に話の内容を整理しよう的な舞台裏の小話です。

また、多大なるネタバレを含みます。
カルデアの事やら、今後語るかわからない設定部分をぼかしながらですが説明しています。

それでも構わないという心の広い方のみ、先へとお進み下さい。
無理!という方にはブラウザバックを推奨致します。



第28.5話 「タイガー道場alternative」

 

【タイガー道場/alternative】

 

虎「長かった…長かったぞ読者諸君んんん!ようやく、ようやく我々の出番だ!出番!タイガー道場っオルタネイティヴッッ!!?」

 

ブルマ「えっと、体格がいつものロリにもどりません師匠!」

 

虎「ブハ!弟子ぃ!な、なんだそのエロさは、(ぱっつんぱっつんなサイズ小さめの体操着とブルマに苦しそうな銀髪紅眼の巨乳を見て)け、けしからんっ!!」

 

紅茶「…いや、何というかあざといな筆者…」

 

ブルマ「絵にならないと意味がない気もするけどねー?」

 

紅茶「…しかしイリヤ、君それだけあちこち育ちながら声はかわらんのだな…」

 

ブルマ「んー、そだねえ…本編の私は多少冷たい喋りだけどCVは変わらないらしいよ?」

 

虎「またメメタな話を…」

 

紅茶「メタ、だ。」

 

紅茶「で、今回は何かね説明補足の集まりと聞いてきたが。」

 

ぐだお「はいはい、というわけでみなさんこんばんは、こんにちは、おはようございます、皆様の暮らしをみつめすぎるスタンプに最近シュールさを感じているぐだおこと九狼です。」

 

虎「どんな挨拶よ。」

 

紅茶「…マスター、ボケだらけの現場に取り残されるサーヴァントの気持ちも少しは別れ、戯け!」

 

ぐだお「さて、ではまず整理していきましょうねー、しまっちゃおうねー(棒)」

 

紅茶「…ぼのぼのとかわからんだろう…」

 

ぐだお「まずは(スルー)ことの発端から説明しましょう…読者様の視点では、まず我が妹…朔弥がランサーに襲われた場面から。」

 

虎「これ、本来なら士郎が襲われれてたはずなのよね?」

 

紅茶「そうだ、私とランサーの校庭での対決、それを目撃し、校舎内で一度殺されたのは衛宮士郎、私の過去だった。」

 

ブルマ「お姉ちゃんは死ななかったよね?」

 

紅茶「ああ、そうだ…彼女が魔術師であることなどが幸いし逃げおおせている。」

 

ぐだお「うん、まずそこからいろいろおかしなことになったんだね、そもそも朔弥は本来この街にはいなかった。」

 

紅茶「そうだ、ランサーもまた本来のクーフーリンではなかった。」

 

ぐだお「そこはオルタのクー、オルクが来ちゃったのもあるのかな、代わりにその空きに据えられたのはr…いや、一応まだ真名出てないのか、今更だけど。」

 

ブルマ「出し損ねただけみたいよ、筆者。」

 

紅茶「うむ、まあ中華なランサーに差し代わっていた。」

 

ぐだお「さて、このまま差異を並べていくとキリがないから、大きな違いの、判明分を時系列に並べてみたよ?」

 

紅茶、ブルマ、虎「どれどれ…」

 

*******************

 

【年表】

 

【1986年頃?】

第四次聖杯戦争より8年前、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、衛宮切嗣、アイリスフィール夫妻の間に生まれる。

 

【1994年】11月頃

第四次聖杯戦争、勃発。

正史では間桐雁夜はこの時死亡したとされるが、この歴史においてはなんらかの方法で生きながらえた。

また、衛宮切嗣もまた、本来の時期に衰弱死はしておらず、現在は行方不明扱い。

 

【1999年】7月

宇宙より恐怖の大王、虹色に輝く隕石らしき何かが飛来。

この時、通常の計器類に捉えられないままに冬木に落下し、大聖杯内のアベンジャーすら侵食、内部に巣食う。

 

【2004年】2月頃

第5次聖杯戦争、勃発。

一度目は正史を完全に再現する形で進んだ様子、しかし結果がどうなったかは不明、聖杯起動と同時に冬木に異界が展開。

カルデアスタッフがその原因、特異点の中心が1999年に飛来した「何か」である事を観測、「アンゴルモアの牢獄」と名付ける。

 

【聖杯起動後】

魔術協会、聖堂教会共に一度目の起動で異常を察知するも、全ての観測手段は中を見通せず、更には魔術師や力を持たない人間からはその異界を、認識さえできず、近づけば本能的な忌避感から中へ向かう事すら困難な事のみを把握。

第四次聖杯戦争関係者であるロードエルメロイ二世と、封印指定執行者のバゼット・フラガ・マクレミッツを派遣。

 

【????】

 カルデアより、時空を超え、グランドオーダーを完遂した英雄、九重九狼、朔弥の出撃を決定、人理修復の為にレイシフトを敢行するも、仮称、「アンゴルモア」による時空・因果干渉を受け、カルデアは朔弥、九狼と言う得難いマスター二人を含めて壊滅的な被害を受ける。

 

*******************

 

この下はカルデアに関するネタバレ、今作品の独自設定。

読みたくない方は注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今作に於ける「カルデア」】

 

 

 

【カルデア存続について】

本来、グランドオーダーを完遂した時点で他所の特異点修正と同じくしてカルデアスタッフ、九狼、朔弥が歴史に残るはずも無く、消えると思われていたが…そうはならなかった。

推測としては、世界が「カルデア」を群体の英霊、として座に召し上げたとも、グランドオーダーがまだ完全に完遂されていないともされたがそこは不明。

現に通常手段では人類史を救ってもカルデアから外には出られないままであり、レイシフトを行わなければ外へは向かえないままである。

 

また、現実世界の様々な歴史上にももちろん九狼と朔弥は存在する。

(今作品の朔弥は現実世界側の朔弥であると目される、但し記憶の流入は起っている?)

 

 

*******************

 

【各平行世界の歴史の齟齬】

 

 

ぐだお「と、言うのが大まかな話の流れですね、僕はこのレイシフト時に光に飲まれて以降、行方不明と言う事になります。」

 

虎「まだ原作(FGO)終わってないのだがしかし。」

 

ぐだお「まあ、そういう可能性のひとつと捉えてください、僕はFGOでのグランドオーダーを成し遂げた後のぐだお、と言う事です。」

 

ブルマ「朔弥は、は現実のお姉ちゃん?それとも…カルデアの?」

 

ぐだお「さて、オルクはエミヤ同様に朔弥も現実の朔弥と同化して生きながらえたんじゃ、と期待しているみたいだけど…さて、どうだろう?」

 

虎「朔弥ちゃん人間でしょ…英霊みたいな真似は不可能なんじゃ?」

 

紅茶「いや、推測の通りにカルデアが群体の英霊、として守護者のカテゴリーに召し上げられていれば…厳密には朔弥は英霊であると言えるかもしれん…奇跡があればと、信じたくなるな。」

 

ぐだお「紅茶は朔弥大好きだもんなー」

 

紅茶「な、な、何を言ってるのかね君はっ?」

 

虎「ぷっ、可愛いw」

 

ブルマ「きゃー(≧∇≦)」

 

紅茶「ごほん、それとだな、いろいろと複雑化しているから一応補足するのだが…正史、としているのは第5次聖杯戦争、衛宮士郎が騎士王、アルトリア・ペンドラゴンと出会った…所謂SN──Staynightの世界なわけだが。」

 

ぐだお「ふむ?」

 

紅茶「あの世界は、実はFate/Zeroの歴史と必ずしも繋がる訳ではない、らしい。」

 

虎「切嗣さんがいないとSNも始まらないんじゃ?」

 

紅茶「うむ、概ねは変わらないのかもしれないが、一応はあれは派生した歴史の可能性でしか無いようだ、まあ殆ど正史扱いだがな。」

 

ぐだお「そうした話をするなら、FGOにおける歴史も違いますね、此方では2004年の冬木で初めて聖杯戦争が起きた事になっています、その後に冬木の聖杯戦争のシステムを元に作られたのが、カルデアにおける複数英霊を使役可能にした──「守護英霊召喚システム・フェイト」らしいですし。」

 

ブルマ「つまりどういうことだってばよ…」

 

虎「…全部が似たような世界だけど、それぞれ違う…?」

 

ぐだお「多分それが一番正確な答えかもしれませんねえ、先に話した歴史の開始が違う以上、本来なら僕らカルデアがこの平行世界に介入する意味が無いんです、しかし──シバが観測した、と言うことは僕らにとってもこれを見過ごしてはいけない、のでしょうね。」

 

*******************

 

【理由とギリシャ】

 

 

白衣の女性「カルデアが関わる理由…それは簡単な話です、この異変が放置すればあらゆる平行世界へ害をもたらしかねないからでしょう。」

 

ぐだお「あれ?なんか君どこかで見たことが…」

 

白衣「き、気のせいでしょう…それより。」

 

紅茶「そうか、敵は因果すら歪めた怪物…放置すればあらゆる平行世界を歪め始めかねない、のか?」

 

白衣「ええ、ですから──すべからく人類を、世界を揺るがす事態…守護者が動いてもおかしくはありません。」

 

紅茶「霊長の守護者──アラヤの手が伸びると?」

 

ぐだお「もしかしたらカルデアこそが自覚はないけどその、守護者なのかもね?」

 

白衣「ええ、その可能性もありますが、それ以上の上位存在が動く可能性もあるでしょう。」

 

虎「それ以上?」

 

ブルマ「守護者は人類の存続に動くけれど…人を護るための集合意識がアラヤなら、世界そのものを護るのは、だれなのか…わかる?」

 

虎「あはは、わかんなーいw」

 

ブルマ「そ、実はわからないわ、守護者に関しては存在を観測されているけど、その上位存在はあるだろう、との予想はされながら、確認されてないの。」

 

ぐだお「…人を護るのが英霊、カウンター・ガーディアン…なら、世界を護るのは…もっと、強い、何か?」

 

白衣「そうですね、グランドオーダーの際には■■王■■■■が何らかの手段を講じてその降臨を防いでいたとも思われます、彼の者の第三宝具は世界を覆いましたから、その影響か、或いはその上位存在がカルデアが救う事をあらかじめ知っていた、か。」

 

ブルマ「■■王■■■■の陰謀は、此方の世界でも画策はされていたようだけど案外あっさりと開始前から前提条件を覆されて頓挫したみたいね、公式にそれは明言されているわ、■■王の計画、案外ガバガバだとか揶揄されてるけど…まあ、私の身内も大概だから他所の事をとやかくも言えないけれど…アンリマンユとか、バーサーカーでヘラクレス呼ばずにアーチャーで呼べば最強だったとか…まあ、今作品ではセイバーだけど、ヘラクレス。」

 

*ヘラクレスは実はキャスター以外全てに適正がありますが、よりによってバーサーカークラスだと数々の宝具が使えません、ステータス上げてもそれが敗因みたいなモノ、実際今作品ではセイバーヘラクレスにバーサーカーヘラクレスはあっさり負けましたが、その理由は宝具が大理石の斧剣であったためにネメアの獅子とゴッドハンドの護りを突破できなかった事と、黒化した影響で完全消滅は無くなりましたがゴッドハンドが無効になった為。

 

紅茶「彼がバーサーカーで無ければ我々はSN正史に於いて為す術なく負けていた可能性が高いからな…今回のセイバーでも然り、不意を打つ事で一度は打破したが…彼の宝具を考えたら次は通用すまい?」

 

ブルマ「ふふん、そうよ十二の試練(ゴッドハンド)は十一の命のストックに加えて一度殺されたものは二度と通じなくなる最強の防御、継戦特化の宝具だもの!」

 

ぐだお「いやあ…此方でも高難易度で本気のバサクレス相手にした時はきつかったなあ…あれは通じなくなる機能まではなかったけどそれであれだもの…あれが意思を持って冷静に襲いかかってくるとか考えただけで詰みだね。」

 

虎「うわぁ、じゃあ後十一回、異なる方法で殺さなきゃ死なないわけ、あの筋肉セイバー?」

 

ブルマ「筋肉言うな、まあ12回ね。既に最初にやられた分は回復したし。」

 

紅茶「な、回復までするのかあれは!?」

 

ブルマ「膨大な魔力が必要にはなるからストック1つ回復するのに数日はかかるけどね、私以外の並のマスターなら干からびてるわ。」

 

ぐだお「流石ギリシャ最強…ギガントマキアじゃあ神々では殺せない巨人族相手にするためにゼウスが呼び寄せるくらいだからなあ…人であった頃から人外じみた強さを誇っていたのも頷ける話だね…。」

 

虎「私ギリシャ神話詳しくないんだけど、なんでヘラクレスはゼウスをあんなに憎むのかしら、血縁者でしょ?」

 

紅茶「ああ、それはなゼウスの妻、ヘーラーにヘラクレスは嫌われていてな…その悪辣な計略に心身を侵され、妻子を自らの手で殺める事になったからだ、ゼウスがあちこちで不貞を働かねばその様にヘーラーが嫉妬にかられはしなかったであろうし、彼が親交があったヘパイストスの事もまた、ヘーラーは醜い、という理由だけで我が子と認めなかったのだよ、それが理由で鍛治神ヘパイストスは母ヘーラーといがみ合い続け…親子で和解することもなかったようだ、誠実なヘラクレスはその事も、妻子の事も許せなかったのだろうな。」

 

虎「でも、それ悪いのはヘーラーじゃないの?」

 

紅茶「一概にそうとも言い切れまい、ヘーラーはゼウスを愛したが故に嫉妬に狂ったのだからゼウスがもう少し誠実ならば起こらなかった悲劇とも言えるからな。」

 

白衣「男女の仲はわかりませんね…私は男が悪いと思いますけど…どっちつかずで、ふらふらふらふらするとか、しかも関係までもつなんて最低では?」

 

ぐだお「何故かな、なんだか胃がキリキリしてきたよ…」

 

紅茶「奇遇だな、私もだ…うっ、痛たた…」

 

マルタ「…貴方方は少し反省したほうがよろしいのでは…とくに紅茶。」

 

紅茶「君は…マルタではないか…杖も無しに君がいるのは珍しいな?」

 

マルタ「まあ、今回端役でしたが出番がありましたからね、水着は頂けないのでライダーの時の服装に籠手だけつけた素手の状態で。」

 

タラスク(無言で頷いている)

 

紅茶「…ますますヤンキー聖女扱いされそうだな君…その姿でバイクに乗って背中に文字でも入れたら完璧に特攻○女じゃないか…」

 

マルタ「なんですって!?殴るわよ!?」

 

タラスク(((((;゚Д゚)))))))

 

紅茶「やめたまえ、タラスクが怯えているではないか…(宝具発動の度に巻き込まれるから気が気ではなかろうな…)。」

 

ぐだお「あははは」

 

紅茶「しかし、君がこの舞台裏にいるという事になると本編で語られた『削り取られた』英霊の末路はやはり──」

 

マルタ「ええ、不本意ながら黒化英霊として黒幕に使役されている者が殆どね、みすみすカルデア側は敵に力を与えた事になる。」

 

ぐだお「まあ、カルデア側以外の英霊も囚われているから、恐らく過去に冬木聖杯が召喚した英霊も使役されているね、座とのラインに干渉したのか、聖杯が記録していたのかはわからないけど。」

 

紅茶「ギルガメッシュは相変わらず我を保っているみたいだな…流石と言わざるを得ない、複雑ではあるが。」

 

白衣「彼も特別な英霊ですからね…カルデアにもいた彼ですが、第四次から現界しているのは変わらないようですから別個体と認識すべきでしょう、朔弥を覚えていれば直ぐにでも味方につくとは思いますが、それは無いでしょうね。」

 

紅茶「今回は出会い方が違うからか士郎を気に入っていた様だが…投影をみたら掌を返すだろうか…」

 

ぐだお「いやあ、彼一度気に入れば案外口は悪いけど寛容だよ…多分あれこれいいながら助けてくれそうだけど。」

 

紅茶「あの男とは馬があった試しが無いのでどうしても疑ってしまうな、偏見はいかんのだが。」

 

ぐだお「そうかなあ…ホロウの釣りの時とか君ら凄い仲良さそうじゃない…。」

 

紅茶「耳鼻科と眼科に行け、マスター。」

 

ブルマ「…私の平行世界の友達がいなくて良かった、カップリングがどうとか言い出す案件だわ、これ。」

 

虎「プリヤの話はよせw」

 

*******************

 

【事象の差異と解説】

 

ぐだお「さて、では細かな相違点も洗い出してみよう、数はあるけど簡単に解説します。」

 

ぐだお「はい、まずこれ。」

 

◇ ぐだ子(朔弥)がオルタニキを召喚。

◆ ランサーが近代中国の英霊。

◇ アインツベルン陣営はセイバーを召喚。

◆ バゼットの鯖はフィン・マックール。

 

ぐだお「ヘラクレスがセイバーなのは、そもそもバーサーカー枠がオルクで埋まったから、ではあるけど理由の順序が逆なんだよね…恐らくはカルデア介入まではヘラクレスはバーサーカーのままで繰り返し聖杯戦争に参加していたんじゃあ無いかな?」

 

虎「ランサーが違う理由は、同じ存在であるバーサーカーのクーフーリンと、ランサーのクーフーリンが同時に存在できないから、なのかな?」

 

紅茶「バゼットの鯖が本来クーフーリンだった為か、これもまたフィン・マックールにすりかわっているな。」

 

ぐだお「そこに介入して、エミヤ同様に中華ランサーとフィン・マックールが自我を残そうとしたのかもね、彼等はウチのカルデアにいたし…まあ、記憶/記録はどうやら覚えてないみたいだけど、中華の方は朔弥殺そうとしたし…まるくおさまったら後で自害しかねないなあの人…」

 

ブルマ「ちなみに別側面ならば同名の英霊も同時に存在する事は理論上はあり得るわ、カルデアでは当たり前に起こっていた様だけど。」

 

ぐだお「あはは、確かに。」

 

◇ 主人公は最近影薄いけどぐだ子(朔弥)。

 

ぐだお「これについては、士郎君がだどるはずの道をうちの妹がたどることになったみたいだけど詳細な理由は不明、前述した様にカルデア全体が英霊として召し上げられているならば、自身と同一存在を因果を捻じ曲げてきた黒幕に対抗して呼び寄せ、同化した結果である可能性がある。」

 

紅茶「あくまでも憶測レベルだがな。」

 

ぐだお「まあね、でも現段階ではこれ以上考察は不可能かな、情報開示量が足らないよ。」

 

◆ 衛宮士郎が実戦レベルの魔術を使える。

◇ 切嗣は死が確定しておらず、行方不明。

◆ 雁夜が生存、青のアサシンのマスターに。

 

マルタ「この辺りは第四次からの流れが完全に覆る勢いね?」

 

紅茶「そのせいか、第五次にもかなり変化が見られるな。」

 

ぐだお「確かにね、これに関しても情報の量が足らないけどひとつ言えるのは…やはりここは似た様な平行世界である、と言う一点かな…僕らがそれぞれ知る歴史と聖杯戦争の開始から違うから。」

 

虎「切嗣さんがSN史より元気だったからか、士郎に魔術を真面目に教えたみたい?」

 

紅茶「それにしてもおかしな点はあるのだが…仮に切嗣が真面目に教えたとして、果たして私がああもスラスラ魔術を使えるだろうか…」

 

ブルマ「まだこれも情報が足らない、かな?」

 

紅茶「そうなる、すまない。」

 

ぐだお「(必死に笑いを堪える仕草)」

 

紅茶「…何かねマスター…」

 

ぐだお「ご、ごめんその声ですまない、は腹筋にく、くる、ぷっ、くくくっ」

 

紅茶「失礼だな君は!?」

 

虎「中の人ネタ、乙」

 

◇ 夢によりカルデア関与の可能性が浮上。

◆ 一部鯖にカルデアの記憶が…?

 

ぐだお「これに関してはもう、答えが本編で出ましたね、オルクが介入した事でエミヤにカルデアの記録/記憶が戻りました。」

 

エミヤ「カルデアの異変介入と、黒幕の時空・因果律干渉の結果、と言う話だな。」

 

虎「話がでかすぎてついていけない…」

 

ブルマ「師匠、ガンバ!」

 

◇ 天の杯ルートでもないのに黒化英霊出現。

◆ 冬木は何らかの力場で隔離状態。

 

ぐだお「これもねえ、黒幕、仮称『アンゴルモア』が原因とされてるけど…まず天の杯ルートの泥による英霊ともまた違うから誤解しないでね、黒化した英霊はどうもアンリマンユに取り込まれた時ともまた微妙に違うから。」

 

紅茶「アンリマンユの力をもアンゴルモアが取り込んだのかと思っていたが…違うのか?」

 

ぐだお「全て間違いとも言わないけど、まずスペックがおかしいんだよね…自我があったりなかったり、ステータスが上がったり…」

 

紅茶「アンリマンユに囚われたセイバーや、バーサーカーにも天の杯ルートで意識はあった様だが?」

 

ぐだお「それだけじゃない、一見して顔や姿がわからないのさ、宝具でも見ればわかる程度でさ。」

 

紅茶「そう言われれば天の杯ルートでは見た目が黒かったりはしたが、誰だかは一目瞭然だったはずだな…」

 

◇ 聖杯により(?)裁定者ルーラー&復讐者アベンジャー召喚。

◆ 更に7騎の英霊が追加召喚される。

◇ 前半と後半の鯖の令呪の色は赤と青。

 

ぐだお「これもね、ルーラー、アベンジャーの召喚…本当に聖杯…、アンゴルモアがしたのかな?」

 

虎「その心は?」

 

ぐだお「まず、理由が薄い、なんともなれば結果ごとリセットできるくせにわざわざルーラーを呼び出し、尚且つその監視にアベンジャーを呼ぶ…矛盾しない?」

 

紅茶「確かに意味がわからんが…」

 

ぐだお「アベンジャーはともかく、ルーラーは別の力の介入があったんじゃないかと思ってるんだよ、僕は。」

 

ブルマ「別の力?」

 

白衣「それこそ先ほど話した守護者の上位存在…神如き何者か、では?」

 

紅茶「…ますますわからん。」

 

ぐだお「それから令呪の色分け、これはあまり深い意味は無いのかもね…元来の枠で召喚されたのが赤、程度で…」

 

紅茶「青側はやたらにチート級が多い気はするがな。」

 

白衣「力の均衡が崩れてはいけないと世界そのものがバランスをとり、事態を終息させる為に干渉したのかもしれませんね、本来因果律に干渉などすれば世界からの揺り戻しに合うはずですから。」

 

ブルマ「追加召喚に関しては、聖杯に備わる予備システムを起動しただけの話ね、万一悪用された場合の保険に作られた対抗措置よ。」

 

虎「そのあたりは聖杯大戦とかその辺ぐぐるとわかる、わかります。」

 

◆ 慎二の第二鯖はフランシス・ドレイク。

◇ ドレイクは月の聖杯戦争の記憶がある。

◆ Xには平行世界の不完全な記憶が。

◇ アーチャーもまた、まだらに記憶が。

 

ぐだお「聖杯を持っていたから、このドレイク船長間違いなくうちの船長なんだけど…なんでムーンセルの記憶があるんだ、この人…」

 

紅茶「私にも平行世界の記憶が蘇ってきたくらいだ、この世界、実は他の平行世界と境界が曖昧なのではないか?」

 

ぐだお「X、いや…アルトリアもなあ、そうなのかなあ…霊基が混ざってないかな、彼女の場合…」

 

紅茶「まだ彼女、他にも多数側面があったはずだが…」

 

ぐだお「うちには槍の側面は獅子上も乳上も居ない、から無いと…思い、たい。」

 

虎「それフラグ、絶対フラグ。」

 

紅茶「これ以上アルトリアのゲシュタルト崩壊は勘弁してくれ…」

 

 

◆ ロード・エルメロイ2世が来日、冬木へ。

 

ブルマ「一緒にバゼットも来ているけど、何故か別れ別れな上に記憶すらおかしくなってない、バゼット?」

 

虎「なんか時系列おかしいんだよね、時間がどうのこうのって言ってたし…」

 

紅茶「巻き戻しの影響で中の時間軸が外と違うのかもしれないな、ロードだけが記憶がまともな理由がわからないが。」

 

 

◆ 士郎に真逆の双令呪、ヒロインX(in青王)

 

ぐだお「…なんでかな…アルトリアが複数いるからかな(白目)」

 

ブルマ「筆者曰くきちんと意味はあるらしいですが、今はやはり開示する気は無いみたいですね。」

 

虎「筆者ェ…」

 

◆ 新アーチャーはギリシャの主神、ゼウス。

 

ブルマ「なんで神霊が降臨したのよ…ワケワカンナイ。」

 

紅茶「いや、そもそもアンリマンユもゾロアスター教のれっきとした神格だぞ、そう考えれば方法次第で神霊もサーヴァントに落とす事も不可能では無いようだが。」

 

ブルマ「…言われてみたら、確かに。」

 

白衣「いろいろ大変なんですよ?ゼウスの制御…魔力だけでなく…」

 

ぐだお「あー(察し」

 

◇ 大聖杯の存在する大空洞内に謎の結晶。

 

ぐだお「なんだろうね、コレも、意味深にずーっと引っ張ってたけど、これがアンゴルモアの隕石、なのかな??」

 

ブルマ「なーんか怪しいけど…そうかなあ?」

 

虎「これで記載していた分は終わりかな。」

 

ぐだお「いやあ、多かった…しかもほとんど答えてないじゃんこれ。」

 

紅茶「結局、また謎が増えたってお叱りを受けないか…?」

 

虎「紅茶、それ以上いけない。」

 

ブルマ「まあ、とにかく今はここまでという話みたい、皆さんお付き合いありがとうございました!」

 

マルタ「少しは役に立てたかしら。」

 

白衣「まあ、全部ネタバレするわけにもねえ。」

 

虎「とりあえず悪いのはギリシャ、にしとけばいいんじゃない?」

 

ぐだお「いやいや、それは流石にw」

 

ブルマ・虎「まあ、とにかく!ありがとうございました〜〜!!!」

 





【後書き的なもの】

長いよ!
毎回マテリアルすると長いよ!

…小話まじえるからかもしんないけど。
どうでしょう、少しは話の内容が整理出来ましたでしょうか?

長い長い設定垂れ流しにお付き合いいただき本当にありがとうございます。
話を書き進めながら作り上げた設定でもあるので後付け的な部分も多々あります。
また、記載した、と虎が言ってますが、これはpixivに掲載した側にはトップページに相違点を毎回挿入していた名残です。
こちらではページ区切りができず最初の方以外記載していませんでした、ごめんなさい。
今後、なるべく矛盾無いように進めるつもりですが、綺麗におさまるかなあ、と不安もあります。

正直ページとか区切れないからハーメルンにはこれを載せるか悩みましたが…結局載せました。
ひとまずは長かったから、今回はこれにて。

それでは、本編でまた!

しーゆー!!

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