時代転生のシャトレーヌ   作:十三

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※こちらは『苦労重ねのシャトレーヌ』設定集となっております。ネタバレを嫌う方はブラウザバックを推奨いたします。

※この『設定集①』では主人公とその手持ちポケモンの設定を公開していきます。

※設定集に記載されている「???」の欄は作品の更新と共に解放されていきます。マトリクスの欄も同様です。

※更新情報に関してはこの前書きの以下に更新日時と共に記載いたします。

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Chapter:0 
登場人物&ポケモン設定集① ~主人公 編~


 

 

 

 

■レルーネ

 

【性別】 女性

【年齢】 11歳

【出身】 キナンシティ

【所属/役職】 《バトルハウス》/『バトルシャトレーヌ』シングル6vs6(フルバトル)担当者

【異名】 《銀氷》

【身長/体重】 148cm/39kg

【髪色/瞳色】 銀色/銀色

【一人称】 「僕」

【好きなこと/もの】 ポフレ作り(その他料理全般)、何も考えずにボーッとする事、食べ歩き

【嫌いなこと/もの】 負けたのに負けを認めようとしない客、酔っぱらって手の付けられない大人、激辛料理、ポケモンを悪用しようとする輩全般

【名前由来】 フランス語で「月」を表す「La lune(レ・ルネ)」から。

 

【Matrix:No.1】

 本作の主人公。11歳という若さながら《バトルハウス》にて『バトルシャトレーヌ』の一角として名を馳せる少女。五姉妹の末っ子。

 担当は『シングル:6vs6(フルバトル)』であり、多くの常連の顧客を抱えている。

 《バトルシャトー》の支配人からも『侯爵(マーショネス)』の爵位を授与されるレベルの強さであり、恐らくカロス在住のポケモントレーナーの中では上位ランカー。

 お家の特色に影響されたか、それとも生来の気質か、ポケモンバトルに関しての熱の入れようは中々のもの。所謂「修羅勢」の一角に余裕で入り込む。

 

【Matrix:No.2】

 実は「転生者」であり、ポケモンが「戦争の道具」として憚られる事もなく使われていた頃。―――そんな大昔に生きた記憶を引っ提げて生まれてきた。

 前世では男性であった事もあり、今世で「女性」として生きる事に当初は違和感を感じずにはいられなかったのだが……女だらけの家の中で生きていく内に色々とどうでもよくなって来て、今では女性として第二の人生を送る事に特に躊躇いはない。とはいえ、別にモテようと努力しようとも思っていない。

 そこいら辺には既に頓着はないのだが―――未だに自分がどうして「転生」などという摩訶不思議な事に巻き込まれてしまったのか、その意味を考えてしまう事が、たまにある。

 

 そんな不可思議な経緯を持つ自分を、事の真相は未だに話せていないとはいえ掛値ない愛情を注いで接してくれている姉達の事を大切に思っている。自覚はないが、シスコン。

 ただそれでも、前世の意識があるせいか、姉妹の中で唯一博多弁を使わない。

 

【Matrix:No.3】

 表情括約筋が基本的に働かない。つまり表情の起伏が小さいのだが、感情自体は豊かな方。頭の中ではあれやこれやと考えている事が多いが、その考えている言葉が口から出る事は少ない。

 初対面の人間は彼女の心中を推し量る事は難しい。が、長く相対していると意外と人間味がある事が分かってくる。他の姉妹や幼馴染などは勿論、常連の挑戦者などはそれを理解したうえで彼女を慕っている者がほとんど。だが、興味のない事にはとことん無頓着であったりと、色々極端な所もある。

 また、11歳とは思えない落ち着いた性格と妖精のような美貌を持つため、本人が知らず知らずの内に様々な人物を魅了している事もままある。どちらかというと同性にモテるという事も自身は知らない。というかそもそも、自分の「笑顔」にとんでもない価値と破壊力があるという事すら知らない。無頓着にもほどがある。

 

【Matrix:No.4】

 『バトルシャトレーヌ』という役職上、知り合いは少なくないが、友人と呼べる存在はそれほど多くはない。

 比較的歳が近いマーシュやコルニといったジムリーダー達とは幼馴染の間柄であり、仲は良い。また、自分に6vs6(フルバトル)の指南をしてくれたカロスチャンピオン、カルネの事を「師匠」と呼び、慕っている。

 そんな人間関係の中でも、マーシュとは一番親密であり、彼女のアドバイスを受けてポケモンの言葉が理解できるようになってしまったほど。

 

 年末の《バトルシャトー》の集まり―――通称『社交界(サロン)』で出会ったチャンピオンや四天王などのトレーナーに憧れを抱くと同時に、いずれその全員を下せるように強くなりたいと願っている。

 

【Matrix:No.5】

 彼女自身自覚しているが、「ポケモンの育成」という事項に関して、彼女は特別な才覚を持っている訳ではない。その為、姉達のように一軍・二軍と分けてポケモンを育成する事ができない。その点は早々に割り切っている。

 その為、彼女は特定の6体のみに自身の育成能力を集中させ、徹底的に育て上げた。それが今の彼女のパーティーメンバーである。(※過度な育成をしていないというだけで、他にも可愛がっているポケモンはいる)

 とはいえ、彼女のポケモンに対する愛情は深いものがあり、時に厳しい環境下で育て上げたのもポケモン達の同意があっての事。決して無理強いはしないというのが基本方針であったりする。

 

 逆に、まだ未熟故にところどころ粗は見えるが、バトルに於ける指揮能力・状況把握能力は高い。

 他地方のポケモンやその生態系、種族毎の特性や覚える技の種類から、そのポケモンを戦略に組み入れた場合をシュミレートした上で対策を練り上げるなど常に事前の準備を怠らず、その上でバトル中に臨機応変に対応を変化させることができるのが一番の強み。それはジムリーダークラスのトレーナーは元より、四天王から果てはチャンピオンまで認めている。それでも各上相手にそこまで勝率が高くないのは―――ただ偏に”経験不足”であるからである。末恐ろしいとはこの事である。

 

【Matrix:No.6】

 ???

 

 

 

□グランパ(ユキノオー)

 

【性別】 ♂

【タイプ】 くさ/こおり

【性格】 「おだやか」

【特性】 『ゆきふらし』『ゆきがくれ』

【高さ/体重】 2.8m/151.6kg

【個体値】 H:30 A:28 B:15 C:31 D:30 S:20

【出会った場所】 ???

【一人称】 「私」

【主の呼び方】 「マスター」

【好きなこと/もの】 早朝の日の出で日光浴、レルーネが調合した薬草茶で一服、仲間と共に賑やかに過ごす事、酒

【嫌いなこと/もの】 基本的にそんなにない

【名前由来】 フランス語で「祖父」を表す「grand-pere (グラン・ペール)」から。

 

【Matrix:No.1】

 レルーネのパーティーの中でも最古参であり、最年長。人間で言えば老年に差し掛かっている。

 性格は紳士的であり、温厚。若いが故に暴走しがちな他の仲間たちを嗜める役割も担っており、彼自身もそんな彼らの成長を楽しみに眺めている。

 無論、主に対しての想いも同じであり、時に経験則から来るアドバイスを行う事も。レルーネにとっては頼りになるお爺さん的な存在。

 

【Matrix:No.2】

 役割はレルーネの黄金策、《永続氷結界(コキュートス)》の構築。彼が特性『ゆきふらし』で降らせる”あられ”は通常のように時間経過で降り止むものではなく、戦闘行為が続いている間は永続的に展開されるものであり、フィールド上の気温を一気に氷点下まで落とし込む。そして時間経過と共にその変化は激しさを増していき、最終的には零下100度近くにまで達する。

 『ふぶき』も斯くやと言わんばかりに吹き荒れる”あられ”は普段ならば影響を受けないこおりタイプのポケモンですら体力を削られていき、長期戦になればなるほど相手が不利になっていく。

 

 そんな特異環境の構築こそが第一の目標だが、『やどりぎのタネ』『どくどく』を用いての長期戦も得意。つまり、「勝つよりも負けない戦い」を得手としている。

 経験豊富、年の功という言葉を具現化したような彼だからこそ、様々な状況に対応ができる。ただし若くはない為か他の面々のように「限界を超えた戦い」をすることができない。

 

【Matrix:No.3】

 ???

 

 

 

□アンジュ(トゲキッス)

 

【性別】 ♀

【タイプ】 ひこう/フェアリー

【性格】 「おっとり」

【特性】 『てんのめぐみ』『きょううん』

【高さ/体重】 1.2m/30.0kg

【個体値】 H:20 A:29 B:23 C:30 D:12 S:28

【出会った場所】 ???

【一人称】 「わたくし」

【主の呼び方】 「ご主人様」

【好きなこと/もの】 レルーネの新作ポフレの試食会、ブラッシング、空中散歩

【嫌いなこと/もの】 理不尽な暴力、過剰な戦闘行為、断食

【名前由来】 フランス語で「天使」を意味する「ange(アンジュ)」から。

 

【Matrix:No.1】

 レルーネのパーティーの中で最も若いポケモン。人間で言うならば12~3歳くらい。未だ成長途中であるため、生体のトゲキッスよりかは体が小さい。

 貰ったタマゴから孵化し、そのまま育てられたため、他者を思いやれる優しい子に育つ。他者の嬉しい感情には笑顔を溢し、悲しい感情には涙を流す。そういった「あたりまえ」の事を「あたりまえ」に出来るのが、彼女が愛される所以である。

 元来戦闘行為そのものをあまり精神的に好ましく思っていないのだが、主であるレルーネの為に頑張りたいという心情もまた本音であり、自分の長所を鍛え上げた。そして「とある出会い」を契機に、彼女は強くなることに意味を見出し始めた。

 

【Matrix:No.2】

 そもそも彼女は個体値だけで見るならば決して優秀なトゲキッスではない。ないのだが……一点だけ特化している箇所がある。

 穏やかな性格と言動とは裏腹に、その戦法は相手から見ればかなりえげつない。

 元来、プラターヌ博士をして「確率論が歪む」とまで言わしめたほどの途轍もない強運を持っており、それが『てんのめぐみ』『きょううん』の複合特性を大幅に強化している。

 他のポケモンが3回に1回、10回に1回で漸く引き当てられる可能性を、彼女はものの見事に1回で引き当てる。『エアスラッシュ』や『ねっぷう』を使えば……お察しである。

 

【Matrix:No.3】

 ???

 

 

 

□シュヴァリエ(ギルガルド)

 

【性別】 ♂

【タイプ】 はがね/ゴースト

【性格】 「まじめ」

【特性】 『バトルスイッチ』『ふゆう』

【高さ/体重】 2.0m/58kg

【個体値】 H:26 A:30 B:31 C:9 D:31 S:11

【出会った場所】 ???

【一人称】 「私」

【主の呼び方】 「主」

【好きなこと/もの】 主にお褒めの言葉を頂く事、自己鍛錬、辛めの食べ物

【嫌いなこと/もの】 主を侮辱する存在全般、仲間を侮辱する存在全般、酒、堕落

【名前由来】 フランス語で「騎士」を現す「chevalier(シュヴァリエ)」から。

 

【Matrix:No.1】

 「騎士」という在り方、存在意義を具現化したような真面目一直線のポケモン。年齢は人間で言うところの20代始めくらい。

 レルーネに対して絶対の忠誠を誓っており、彼女のパーティーメンバーとして常に相応しく在れるように常日頃から鍛錬に励むという真面目ぶり。真面目過ぎてトネール(ウォッシュロトム)の良いカモであったりする。真面目さが過ぎてレルーネが独り言で「あったらいいんですけどねぇ」と呟いた特性『ふゆう』を自力で習得してしまった程。……どういうことなの。

 自負心は強いが、自らが至らなかった場合はどんな小さな事であろうと認める誠実な性格。酒にはとんでもなく弱い。

 

【Matrix:No.2】

 物理・特殊受け、及びアタッカーとして優秀。才能云々よりも鍛え上げた戦闘技術を駆使して”技”で圧倒できる。特性『バトルスイッチ』でフォルムチャンジを行う際の所要時間がコンマ数秒であることからもその実力が見て取れる。

 堅実に戦うため、穴と呼べる穴がないのが一番の強み。落とす事ができないここ一番の勝負の際は、レルーネも彼を頼る事が多い。パーティー唯一のフェアリーキラーとしても有能。

 

【Matrix:No.3】

 ???

 

 

 

□トネール(ウォッシュロトム)

 

【性別】 性別不明(※しかし言動などから♀であると思われる)

【タイプ】 でんき/みず

【性格】 「むじゃき」

【特性】 『ふゆう』『いたずらごころ』

【高さ/体重】 0.3m/0.3kg

【個体値】 H:0 A:12 B:18 C:30 D:28 S:31

【出会った場所】 ???

【一人称】 「ボク」

【主の呼び方】 「マスター」「レーちゃん」

【好きなこと/もの】 イタズラ(もはや存在意義)、おやつの時間、イジり甲斐のある人やポケモン

【嫌いなこと/もの】 かまってくれなくなる事、ひとりぼっち、

【名前由来】 フランス語で「雷」を意味する「tonnerre(トネール)」から。

 

【Matrix:No.1】

 常に明るく、常にイタズラの手法を考えている。それはレルーネに捕獲される前、野生時代から続けていた事であり、本人曰く「自分の存在意義」。とはいえ、重傷を負わせたり、ましてや命を奪うような真似はしない。というかできない。根本的には良い子であったりする。年齢は多分アンジュと似たり寄ったりだが、こちらの方が少しばかり上のような気がしないでもない(曖昧)。

 また、自称とはいえ「イタズラが存在意義」と言い張るだけあって固有特性『いたずらごころ』を取得している。ポケモンバトルではどれだけイタズラをしようとも怒られない。というか寧ろ褒められるという事で、バトル自体は好んでいる。

 

【Matrix:No.2】

 典型的な状態異常ばら撒き要員。詰み基点の一角。『いたずらごころ』の特性を生かし、『でんじは』『おにび』『あやしいひかり』などの技を仕掛けて場を掻き乱す天才。

 ”すばやさ”自体はなんとエースであるフォルレーヌ(ガブリアス)を超えるというとんでもない才能を持つ。が、その分耐久力に難があるので注意を払っていなければならない。

 また彼女は《永続氷結界(コキュートス)》の基盤を『あまごい』で作り上げるという役割も持っている。場合によっては高い特殊攻撃力を生かした攻撃も行うなど、バリエーションは豊富。

 

【Matrix:No.3】

 ???

 

 

 

□バスティヨン(クレベース)

 

【性別】 ♂

【タイプ】 こおり

【性格】 ずぶとい

【特性】 『アイスボディ』『どんかん』

【高さ/体重】 14.8m/4052.6kg

【個体値】 H:31 A:5 B:31 C:2 D:31 S:0

【出会った場所】 ???

【一人称】 「俺」

【主の呼び方】 「マスター」

【好きなこと/もの】 特になし

【嫌いなこと/もの】 特になし

【名前由来】 フランス語で「要塞」を意味する「bastion(バスティヨン)」から。

 

【Matrix:No.1】

 基本的に寡黙であり、無駄なことはそもそも口にしない。だが、レルーネとの間に信頼関係があるのは確かなようで、仕事は憮然と、完璧にこなす。レルーネ自体も口数が多い方ではない為、ある意味この主従は一番絵的に自然であるとも言える。

 感情が揺れ動く事は少ないが、それでも物事には真摯であろうとしている事が見て取れることがある。

 

【Matrix:No.2】

 清々しいまでの防御特化。修業の末に、本来それ程高くないはずの特殊攻撃にすら高い耐性を持つようになった。

 それに加え、特性『アイスボディ』や『じこさいせい』での体力回復、『てっぺき』や『しんぴのまもり』でのただでさえバケモノ並みに高い耐久力をさらに引き上げるなど、悪夢のような技構成と耐久力を持つ。その実力は、チャンピオンのエースポケモンのタイプ一致技を耐えきる程。

 そして、彼のもう一つの役割は『じならし』や『じしん』で《永続氷結界(コキュートス)》の場の整地を行う事。これを行う事で、エースを万全の状態で場に出す事ができる。

 

【Matrix:No.3】

 ???

 

 

 

□フォルレーヌ(ガブリアス)

 

【性別】 ♀

【タイプ】 こおり/ドラゴン

【性格】 いじっぱり

【特性】 『かそく』『てきおうりょく』

【高さ/体重】 1.7m/82kg

【個体値】 H:28 A:31 B:18 C:30 D:16 S:31

【出会った場所】 ???

【一人称】 「私」

【主の呼び方】 「レルーネ」

【好きなこと/もの】 勝利

【嫌いなこと/もの】 敗北

【名前由来】 フランス語で「力」を意味する「force(フォルス)」と「女王」を意味する「renie(レーヌ)」を掛け合わせたもの。

 

【Matrix:No.1】

 ただ勝利、絶対的勝利、絶対強者のみに許された戦い方を体現するパーティーの”エース”。

 真正面から闘い、敗北を喫したとある最強のガブリアスに勝利するためにフロストケイブの最奥にてレルーネたちと共に過酷な修行に身を窶した結果、体色がクリスタル色に変貌し、タイプすら変化するという特異個体になってしまった。

 しかしそれは彼女にとっては願ってもない事であり、こおりタイプの技とそれに見合う固有特性を習得し、今でも日々ただ勝利を求めて戦い、己を研磨し続けている。

 

【Matrix:No.2】

 細かい戦法は基本的にない。ただ圧倒的なまでの力で以て攻めまくり、蹂躙し尽くすのが彼女の戦い方であり、存在意義。防御は基本的に考えていない。「攻撃は最大の防御」を地で行く。

 ただし彼女の強さは相手のポケモンが強ければ強いほど跳ね上がるため、相手のエースポケモンに合わせて繰り出されるのが通常。『かそく』と『てきおうりょく』から放たれる技の数々は全てが一撃必殺級に強く、重い。

 

【Matrix:No.3】

 ???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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