東方project × ONE PIECE ~狂気の吸血鬼と鮮血の記憶~ 作:すずひら
・中華国家
・鈴をつけた少女が見習いコックに
とある女の子の話をしよう。
今はスカーレット海賊団で“見習いコックちゃん”として働いている、名もない鈴の少女の話だ。
――これは、フランどころか少女自身も知ることはない、昔のお話。
少女とその母親は年中暖かいクーロンという国に住んでいた。
かつてクーロンは複数の小さな国が乱立していた地域だったが、あるとき一人の男がすべての国を打ち倒し、国を統一した。
その男の子孫が代々皇帝となり、クーロンはとても繁栄し、国の外に侵略の手を伸ばす余裕すらある大きな国だった。
順調だったクーロンの覇道を捻じ曲げてしまったのはとある代の皇帝。
彼は、率直に言って醜かった。
加えて甘やかされて育ったために、かなり短気で、わがままで、女好きで、それでいて頭の出来はそう悪くはなかった。
そんな彼はあるとき市井の女に一目ぼれした。
普段ならば彼の皇帝の権力に屈して誰もが彼に従うのだが、その女は少しばかり気が強かった。
女は衆人環視の中で彼の醜さを理由に断ってしまった。
今まで誰もが思い、しかし相手が皇帝ということで口に出来なかった
皇帝は愕然とした。
彼は、自分が絶世の美男子だと信じて疑っていなかった。
幼少期からそう言われ続けて育っていたのだ。
クーロンにはまだ鏡という文化はなく、「よく磨かれた金属と水のそばは危ないから近寄ってはいけない」と母親に言われ、その言いつけを守ってきた彼は自分の顔を見たことがなかった。
皇帝は当然女の虚言だと思ったが、あたりを見回せば笑いをこらえている市民や、困惑した護衛の姿があった。
ここに至り、皇帝は自身が30年以上抱いてきた幻想が崩れ去った音を聞いた。
皇帝は、生意気なことを言った女に猛烈に腹を立てた。
加えて、今まで自分が抱いてきた女たちは真実を伝えず陰で自分を嘲笑していたのだと思いこみ、これにも
そしてついに彼は「皇帝を侮辱した」として、兵士に命令して女や笑っていた者たちを捕えた。
後日、町の広場には物言わぬ首が置かれることとなった。
これはクーロン始まって以来の皇帝の横暴、市民の公開処刑であったが、彼の怒りはこの程度では収まらなかった。
最終的に彼は、「自分が醜いのならば他の者をもっと醜くしてしまえばいい。いやいっそ醜いと思うことすらなくしてしまえばいい」と思い至り、その思想に基づいた政策を強引に進めた。
ここで彼を止められる母親は既に亡くなっており、重臣たちも市民の公開処刑というある種思い切った行動をとった皇帝に恐怖し、自身の命可愛さから何も意見することはなかった。
そうしてクーロンでは女性の持つ権利はことごとくが奪われ、それに反発した女性たちからは容赦なく血が流れることになった。
さらに皇帝は次々と女性を虐げることを旨とする新たな法律を打ち出し、それを市民に守らせた。
彼は良くも悪くも皇帝としての絶大な権力をもっていて、顔と性格に反比例して頭の出来だけは悪くなかった。
彼は自身の命令を忠実に遂行する兵士を優遇し、市民の監視にあたらせた。
それだけでなく、ついに皇帝は市民が市民を密告することで褒賞を得られるシステムを完成させてしまった。
これにより、皇帝に反対する勢力はことごとくが物言わぬ骸となり、街には赤い川が流れた。
また、彼は狂ってはいたが決して暗愚な王ではなく、女性がいなければ次代が生まれないこともよく理解していたため、女性を虐げるとともに子供を産む機能だけは尊重した。
それにより、女性の虐殺がおこらなかったこともまた運命の分水嶺だった。
仮に彼が虐殺まで行うような狂気状態ならば、恐らくは革命がおこり皇帝は討たれていただろう。
しかし彼は女性をモノとして扱うことで、多くの男性、とくに兵士たちを掌握し反乱を許さなかった。
醜さにコンプレックスを持っていた皇帝は、最終的に美しさの象徴である衣服と装飾品を女性が身に着けることを禁止する法律を出して、ここに支配体制の完成を見た。
そんな歪んでしまった国クーロンは皇帝が自分の息子に同じ思想を教育したために、代々続いていくことになる。
鈴の少女とその母親はそんな国に生まれ育った。
彼女たちが生まれたころにはすでにこの国の思想が常識と化した後ではあったが、母親は聡明だった。
子を産んだころには、彼女はこの“常識”が作られたものであることを察し、理解していた。
しかし、狂った国で正しく在った彼女は道を踏み外す。
まだ幼かった自分の娘に、その真実を教えてしまった。
娘は、自分の知った知識が何をひき起こすのかを正しく理解していなかった。
そして、隣人の悪意についてもまだ理解していなかった。
――結果として、母親はある日娘の前から連れ去られ、二度と戻っては来なかった。
隣人の元には幾らかのお金が入り、娘は父親から捨てられた。
そして、娘は「余計なことを話せないように」と声を奪われ、罪人の証である鈴をつけられることになる。
街の少年たちは喜んだ。
普通の女を戯れに殺すことは推奨されていない。
それは、家畜を無意味に殺すのと同じで、損害しか生まないからだ。
だが、鈴の音が鳴ればそれは玩具がやってきたことの証。
罪人の少女は首元の鈴のせいで、この先一生“首輪”を付けてもらえない。
それは、少女がこの国にとってなんの価値も持たない存在になったことを示していた。
ことここに至って、渦中の少女は自分の身に起きたことをほとんど理解していなかった。
わかったのは母親がいなくなってしまったことと、自分が虐げられる存在になってしまったということだけ。
そうしてすべてを失った少女に残ったのは、皮肉なことに、罪人の証である小さな鈴だけだった――。
★
見習いコックちゃんの扱いは、そりゃあもう大変だった。
まず、お風呂にいれたあとは私が魔法で治療した。
正直うちの船医じゃ手出しできないほどひどかったというのもある。
六、七歳の見た目のせいか、性的な虐待痕こそほとんどなかったけど、逆に言えばそれ以外はほんと、人の形をした壊れてもいい玩具の扱いしか受けていなかったことが良くわかる体だった。
そんな中、打撲痕とかの治療から始まり、見えないところも念入りにスキャンして、折れて歪につながってしまっていた骨を矯正したりと、内部まで完璧に仕上げた。
特に目が片方見えていなかったのには驚いた。
目に光がないなとは思っていたけど、比喩じゃなく本当に見えていなかったわけだ。
ここはもう時間遡行魔法を使ったんだけど、局所的とはいえかなりの時間を巻き戻したからすっごく疲れた。
久しぶりに魔力が空になって賢者の石を丸呑みすることになったよ。
そして、問題は首の鈴。
すでに長い年月を経て鈴が首の皮膚と一体化すらし始めている。
案の定声帯が傷ついていて声が出せない、どころか呼吸をするのさえ激痛が走っているだろう状態だった。
でも多分もうこの子は慣れてしまって痛覚が麻痺しているんだと思う。
ここに関しては手を触れようとするだけで逃げられてしまって、手の出しようがなかった。
だいたい、多分この鈴が外れたり壊れたりしたらこの子の精神は死んでしまうと思う。
そんなわけで、せめてもの対処として妖力を鈴に流し込むと共に固定化の魔法をかけて、ちょっとやそっとの攻撃では影響を受けないようにだけしておいた。
かなり妖力込めたし多分マロンの覇気十字剣の一撃でも傷一つないと思う。
そんな見習いコックちゃんの生活も、これまた大変だった。
まず、男性恐怖症みたいなものがあり、自分から近づこうとはしないし、近づかれると怯えて縮こまる。
ちなみに、スカーレット海賊団のクルーは私とルミャ以外全員男ね。
なにか粗相をすればひたすら頭を打ち付けて謝る。
やっぱり痛覚が麻痺しているようで、血が出ようがお構いなし。
見ているこっちが痛くなる。
一番ひどかったのは、コックちゃんが漏らしてしまったとき。
これに関してはトイレの場所を教えていなかったクックに全責任があるわけだけどね。
なにせコックちゃんは喋れないから物を尋ねることもできないんだから。
で、漏らしちゃった彼女は自分のまき散らしてしまった物の中に頭を打ち付ける例の謝罪を始めたわけで……そりゃあもう酷い絵面だった。
まぁ、彼女にとってはこれが九龍で生き残るのに必要な事だったわけで、多分クックが一番苦労したのはこの謝罪癖を直すことだろうね。
それとコックちゃんは何度クックが説明しても自分の置かれている立場が良くわかっていないようだった。
多分、外の国からやってきた
見習いコックとしての仕事もクックに言われるがまま流されてやっているようで、主体性ってものが全くなかった。
あとは、服を着せるのも大変だった。
マロンとルミャの子供の服が船内に残っていたからそれを着せようとしたんだけど、彼女は頑として服を着ることを拒んだ。
心を読んでみると案の定九龍では女性が服を着ると罰せられるらしい。
どうしても普通の服は着ようとしない(その場で着てもそのあとすぐに脱いでしまう)ので、仕方なく私が妖力でボロボロ(にみえる)貫頭衣を作った。
ここまでしてようやく彼女も折れたらしく――「いい加減にしないとその鈴毟り取るよ」という脅しが効いたのかもしれない――このボロボロ貫頭衣だけは着用することを承諾した。
ちなみにこの服、一見しょぼそうに見えるけど、私の妖力を物質化して作り出したものである“フラン産妖力素材100%”な上に各種魔法で温度調節から清潔維持、自動サイズ調整まで完璧な、オーバーテクノロジーの塊だったりする。
私の妖力が純粋100%なので性質的にはレーヴァテインと同じレアリティなわけだ。
例の妖力強化済みの鈴より強い。
多分レーヴァテインの全力攻撃でも一発だけなら防げる。
作った後で我に返って、何やってんだろうと思った。
私も大概、この子の境遇に同情してるみたい。
そうして紆余曲折を経て見習いコックちゃんは見習いコックとしてスカーレット海賊団で働き始めた。
といっても、最初はクックの周りをちょろちょろして雑用をしているだけだったけど。
そもそも料理なんてしたことなく、それどころかまともな料理すら食べたことがないコックちゃんだ。
彼女の歓迎会で出てきたクックの腕によりをかけた料理を見て目を丸くしていた。
そして、自分なんかが食べてはいけないと首を精一杯横に振る彼女を押さえつけて私が無理矢理食べさせた。
で、泣いた。
いやー、安心したね。
味覚はまだちゃんと生きててほんと良かった。
そのあとは何度も何度も食べていいのかと私たちに確認して、恐る恐る料理を口に運んで、そのおいしさに感動する姿は、年相応の可愛らしさがあって、クルー全員ほっこりした。
……食べ方は手づかみだったので、箸はまだともかく、フォークやスプーンの使い方を教えてあげないとだけど。
コックとしての修行だけじゃなく、あらゆる教育と生活の面倒は完全にクックに一任していた。
翻訳魔法がなくても言葉が分かるように日本語の勉強、九龍の外の常識の勉強、特に外の世界の健全な男女関係についてとかを、白髪の厳ついおじさんに見える(実際その通りな)クックが幼い少女に一対一の付きっ切りで教えていると思うとなんだか笑えてくるけど。
なおクックは50代になってまだ独身で、ちょっと心配だったマロンが「もしかしてクックってロリコンじゃないよな?」という非常に不名誉な質問をしたことで、両者の間で血で血を洗う喧嘩が幕を開けたりもした。
なぜかランが巻き込まれて一番の被害者になっていた、南無。
クックにすれば年の離れた娘か孫といった
私は信じてるよ、クック……。
★
見習いコックちゃんがスカーレット海賊団の一員になってから三年が過ぎた。
最初の頃はほとんど表情が動かなかった彼女も、最近ではよく笑うようになった。
クックの教育の賜物か、過度な謝罪癖も鳴りを潜めごく普通な10歳くらいの女の子に見える。
ちなみに、10歳の女の子ということで、ついに私よりも成長してしまったことになる。
私は10歳未満で成長が止まっているから自分より小さい子って言うのは新鮮だったんだけどなぁ。
身長もとっくに抜かれ、胸の大きさすら完敗。
ちょっと悲しくなる。
ま、素直に成長を喜んでおこうかな。
近頃は見習いコックとしての仕事も板についてきて、食事時に一品二品は彼女が作っている。
味付けはクック直伝でなかなかおいしい。
クックに言わせればまだまだってことだけど。
ちなみに私は食生活も長いから味のよしあしについては
ようは口に入れば何でもいい。
昔は食べるものがなくて虫とかも食べたことあるし。
レーヴァテイン……黒焦げ……餓死……うっ頭が。
ただコックちゃんはそれでまだまだ納得していないらしく、クックから厳しい修行を受けている。
その上、コックとしての修行だけでなく、クルーみんなから色々な事を学んでいる。
副船長のマロンからは号令のかけ方や、周囲への気の配り方、覇気の使い方。
航海士のナヴィからは海図の書き方、見方や風や波の読み方、天候に関する知識。
一般船員のウェンからは航海の一般知識や船の操り方。
ルミャからは掃除や洗濯、裁縫など家庭的な事を。
みんなコックちゃんの境遇については知っていて、私もなるべく優しくするようにと言っておいてあるけど、嫌々付き合っているというクルーはいない。
コックちゃんが素直な性格のいい子で、教えたことをすぐに飲み込んで消化できる才気あふれる子というのがみんな楽しいらしい。
教えたことを砂漠の砂が水を吸うみたいに吸収するって言ってた。
そんな状況で皆にかまわれているコックちゃんをみて嫉妬したのか、最近ではクックも料理だけじゃなく武術を教えたりしている。
マロンの覇気もそうだけど、10歳の女の子に教えることでもないと思うんだけどなぁ。
ま、当のコックちゃん本人は初めて知る色々な事柄に触れるのが楽しくて仕方ないらしく、毎日が楽しいって全身で表現してるからなにも言わないけどさ。
そうそう、コックちゃんもようやくボロボロ貫頭衣を卒業してちゃんとした服を着るようになった。
ここはクーロンではないことを理解して、服を着なきゃいけないという常識をクックから叩き込まれて、むしろいつまでもボロボロ(にみえる)服でいるのが恥ずかしくなったのだろう、自分から私に服が欲しいと言ってきた。
それはコックちゃんが私に初めてしてきたお願いで、私はもちろんそのお願いを快く叶えた。
ルミャと色々話し合って似合う服を見繕ったんだけど、素材がいいからか良く似合う。
クーロンにいた時はボロボロで良くわからなかったけど、コックちゃんの器量はとてもいい。
今じゃ暗く死んでいた眼は青がかかった灰色の瞳に生き生きとした光を灯し、くすんだワインレッドの髪も汚れを落とせば鮮やかな赤毛に化けた。
ざんばらだった髪も肩口でキレイに切りそろえられていて、もはや浮浪児のような印象はない。
ちなみに、服の中でも一番のお気に入りは私がデザインした服だった。
これはもともとのボロボロ貫頭衣が実質私の妖力の塊で、そのまま廃棄するのがもったいないということで作り変えたもの。
服の意匠は中国っぽかったクーロンのイメージで作ったんだけど、ちゃんとしたチャイナドレスとか生で見たことはなかったし、出来上がったのはチャイナドレスと華人服を足して2で割ったような服だった。
下は白い下穿き(長ズボン)で、なんかカンフーって感じ。
裾を絞った、ちょっとだぼっとしているアレだ。
日本でもとび職の人たちが穿いてるズボンが似てるよね。
ニッカポッカ=“Knicker bockers”っていう膝下でくくるゆったりしたズボンの事ね。
腿の部分が太いから足を高く上げる時にスムーズにできるんだよね。
膝の曲げ伸ばしも阻害されないし。
だからクックから習ってる武術の時に着る服には丁度いいのかな。
その上から薄い緑色を主体としたチャイナドレスっぽい服。
ただチャイナドレスのあの肩口で留めてるやつの製法が分からなかったから普通に胸の前で紐で留めるようにデザインした。
薄緑色にしたのは英断で、コックちゃんの髪が赤色だったから補色の緑が良く映える。
加えて下穿きの白さも際立って、色彩センスは自画自賛。
ただ、服装自体のデザインはイメージがふわっとしてて、靴とかもそれに合わせていわゆるカンフーシューズっぽい薄い布靴にしてみたんだけど、どうにも似非中華くささが匂う。
まぁ、コックちゃんやクルーたちにとっては私が持っているような中華のイメージなんてないから、純粋に受け取ってくれたんだと思う。
ちなみに貫頭衣時に付加しておいた魔法はそのままなので、自動サイズ調整で体にぴったりフィットして温度調節や清潔維持の効果に加えてとっても頑丈だから、その意味でも武術の鍛錬にはもってこいの服かもしれない。
一つだけ残念だったのは、コックちゃんがこの服を気に入り過ぎてルミャの数少ない娯楽になってたファッションショーを拒否するようになったこと。
自分の娘くらいの年の女の子を着せ替えするのは楽しかったみたいでルミャは密かに楽しみにしてたらしいんだけど、この服ができたことで汚れないから洗濯する必要もないし他の服よりよっぽど快適だわでコックちゃんがこの擬似チャイナドレスを脱がなくなってしまった。
という話をお風呂でルミャから涙交じりに話されてちょっと申し訳なくなった。
マロンやルミャも時々子供に会わせにラフテルへ転移させてるんだけど、もうちょっと頻度高くしてあげた方がいいかな。
今度コックちゃんを連れてラフテルに行ってみても面白いかもしれない。
クーロンにはなかったものがたくさんあるし、きっととてもびっくりしてくれるだろう。
――その時のリアクションの為にも喉は治してあげたいなぁ。
最近じゃあコックちゃんもよく笑うし精神もだいぶ安定してきていると思う。
だからこそ後天的に悪意を持って与えられた「喋れない」っていうハンデはどうにかしてあげたいんだよね。
既に首の皮膚と癒着しているとはいえ鈴を取り外すだけならそう問題じゃないんだけど、どうしてもコックちゃん自身の気の持ちようがねぇ……。
なにかいい方法ないかなぁ。
・ロリコン
フランは辞書に一体何を記載しているのか
700年思い付きのまま作っていたので使い道不明な言葉も多数掲載
掲載語数だけなら広辞苑を凌駕しているのかもしれない
なおフランちゃん自身が10歳未満の美少女というロリコンの夢みたいな存在なので、ラフテル在住のガチ狂信者の中にはそれなりに潜在してそう
追記:よく考えたら10代後半程度で老化が止まっているルミャを嫁にしているマロンが言うと、お前が言うな状態かもしれない。
・コックちゃんの服装
中華風戦闘服は「らんま1/2」のイメージが強いです
なお本作品ではコックちゃんは生足ではなくズボン着用で素肌率低めなので(上は半袖)、蹴り上げとかの激しい運動しても放送事故が発生することはないです
生足派の人ごめんね!
フランちゃんのドロワで勘弁してくださ(ピチューン