東方project × ONE PIECE ~狂気の吸血鬼と鮮血の記憶~ 作:すずひら
・フランとルミャのお風呂シーン
私は、カープに呼び出されて建設途中の宮殿に向かっていた。
もうこの砂漠のオアシスへの滞在期間は二年に及び、白亜の宮殿も半分以上が完成している。
カープはその宮殿の現在の最上階、作りかけの展望台で待っていた。
「おう、お頭。呼び出したりしちまってすまねえな」
「気にしないで。眺めもいいし、準備もしてくれてたみたいだから」
カープの足元にはお酒やおつまみなどが用意されていた。
砂漠の澄んだ夜空はとてもきれいで、今日は新月だからか一層星々が綺麗に瞬いている。
たぶん
私は「話がある」とだけカープに伝えられ、今ここにいる。
何の話かは、だいたい見当がついていた。
でも、初めは互いに何も言わず、お酒を盃に注ぎ合った。
軽く盃を掲げて縁をコツンと合わせ、乾杯する。
お酒は私がラフテルで作っていた日本酒でもワインでもなく、この砂漠地帯でとれる果物を使った果実酒だった。
果実由来だろうほのかに甘いまろやかな口当たりと荒々しい雑味が口の中に広がる。
悪く言えば洗練されていない未熟な酒造技術のお酒だけれど、案外と嫌いではなかった。
野性味あふれる、とでもいいのだろうか。
多分、この満点の星空の下だということも影響していると思うけど。
おつまみにはチーズと生ハムとドライフルーツが用意されていた。
チーズはこのあたりではまだ発明されていなかったようで、クックが砂漠の民に作り方を教えていた。
このクリームチーズは私がラフテルでも良く食べていた癖のないかなり完成された逸品だ。
どんなお酒にでも合うだろう。
生ハムは何の肉を使っているのだろう。
これは多分ここらでとれた獣か海獣の肉を使っているのだろうけど、臭み抜きの処理も完璧だし少々の塩気は甘い果実酒と相性がいい。
多分作ってくれたのはクックだね。
完璧な仕事をしてくれる。
ドライフルーツはどれも砂漠地帯の果物だ。
特に目を引くのはナツメヤシに似た植物の果実。
たしか英語でデーツっていうんだっけ。
なんか聖書に「神の食物」として出てくるようなものだった気がする。
食感や味は干し柿や餡子みたいな感じ。
とても甘くておいしい。
私とカープはしばらくの間、そうやって静かにお酒とおつまみを楽しみながら満天の星空を眺めていた。
心地よい沈黙を破ったのはカープだった。
「なあ、お頭」
「うん」
「俺さ、船を降りようと思うんだ」
「……そう」
とたんにおいしく飲んでいたお酒の味が分からなくなった気がした。
その言葉は、想定していたなかでも最悪から二番目の台詞だった。
「その感じじゃあ、俺がこういうのも分かってたか、お頭」
「……なんとなく。昔から悪い予感はよく当たるんだ」
「流石だぜ。……理由、話した方がいいか?」
「話したいなら、聞いててあげるよ」
「んじゃまぁ、ちょっと長くなるが、聞いてくれや」
カープが語った理由は簡潔なものだった。
船大工として乗り込んだものの、仕事がなかった現状。
一般のクルーとして働いていたが、どこかやるせなさもあった日々。
戦闘力も突出したものではなく、悪魔の実の能力も平凡なゾオンのもの。
船大工に代わる、スカーレット海賊団の中での確固たる役職を求めて手を出した鍛冶師。
鍛冶は楽しかったし魂を込めた逸品も完成したが、同時に感じた「これではない」という思い。
そんな中砂漠で出会った未知の石材。
ラフテルで大工として働いていたころの思いがよみがえり、再び建築を始めた日の事。
クルー皆とワイワイやりながら宮殿を作っていく毎日。
砂漠の民にも慕われ、彼らの生活をより良い形で発展させようと、街の設計をした。
その日々に、いつしか心奪われていたこと。
やがてくる航海生活に戻れば、もう建築に携わる機会はないだろうという思い。
「10年間、あっちこっちを旅した。本当に、楽しかった。みんなで馬鹿やって、未知の発見に驚いて。俺は、この広い世界のほんの一部の狭い世界しか知らなかった。だから、このままスカーレット海賊団の一員として最期まで旅をしたいって気持ちももちろんある。だけどよ――」
「…………」
「――ここで、この宮殿を作ってるときに、「ああ、俺の天職はこれだ」って思っちまったんだ。一度そう思っちまったらもう歯止めが効かねえ。俺は家を、建物を作るのが好きなんだ。なんでだろうな。船も、剣も、家具やらなんやら色々作ってきたが、なんでか家なんだ。理由は分かんねえんだが」
「……なにかを好きになるのに、理由はいらないよ。むしろ理由なく好きなものの方が、理由のある好きな物よりも大事なことの方が、多いと思う」
「そうかもしれねえな。……俺はこの砂漠だけじゃなく、もっといろんな場所でいろんな家を建ててえ。ラフテルで広まってるような家だけじゃなく、俺にしか作れないような家を。その土地に合った、最高の家を作ってみてえ。建材だって
「…………」
カープの言葉には熱がこもっていた。
本心からそう思っているのだと、この思いはもう覆せないと私が確信するには十分な語りだった。
「お頭……いやさ、フラン様。自分からサンタマリアの船員に志願しておいて、勝手なことはわかってる。無責任だと詰ってくれても構わねえ。だが、船を下りる許可を、くれねえか……」
カープは私の眼を真っ直ぐに見た。
ラフテルの民曰く、私の眼は正面から直視することにはとても精神力がいるらしい。
なるほど、確かに今もカープは歯を食いしばり、冷汗を垂らしている。
それほどまでの、必死の懇願ということだろう。
――私が返せる答えは、一つしかなかった。
「いいよ」
「……え?」
「いいよ、って言ったの。船を下りるのを、認めてあげる。……嬉しくないの?」
「い、いや、想像してたよりも随分とあっさりだったもんで、拍子抜けして。……自分で言っといてなんですが、いいんですか、お頭」
「……私はさ、スカーレット海賊団のこと、家族みたいなものだと思ってるの。私の
「そいつぁあなんとも光栄なことですや」
「まぁそんなこと言ったらラフテルの皆だって私の子供みたいなものなんだけどね。――でも、スカーレット海賊団のクルーは私にとってそれよりもずっと近しい家族みたいなものなんだよ。だったら、家族の夢は応援してあげなきゃね」
「お頭……」
「ただし! いくつか条件があるよ!」
「お、おう!」
「まず一つ目。船を下りるのはこの宮殿が完成してから。みんなとの、最後の思い出にしよう」
「ああ」
「二つ目。あとで通信用の魔道具作るから、それを肌身離さず持ってること。なにかあったら必ず連絡してくること。地球の裏側でも一瞬で助けに行くから」
「……お頭」
「この条件は絶対に呑むこと。私は譲らないよ」
「――ああ、参った、参ったよお頭。あっさり下船許可くれたもんで俺の事なんて割とどうでもいいのかとも思ってたんだが……いや、すまねえ」
「ほんとにそんなこと思ってたなら怒るよ。――三つ目。
「おう!」
「最後。――船を下りるのは許可するけど、スカーレット海賊団を抜けることは許さないから」
「……うん? お頭、それはどういう意味だ?」
「……はぁ。カープ、あなたもう少し人の心の機微を理解する努力をすべきだよ……。だから、スカーレット海賊団の船大工はあなたしかいないってこと。夢に挫折したら、いつでも戻ってきていいってことよ。――わざわざ言わせないでよ、恥ずかしい」
「――っ、ははっ。いや、ほんとお頭には敵わねえや」
「それはそうだよ。この世で私に敵う人間なんていないんだから。――お酒、おかわり」
「――あいよ。仰せの通りに」
その後、カープはクルー一人一人の元へ出向いて話をしたらしい。
マロンや他何人かとは口論の末殴り合いにまで発展したらしいけど、最終的にはみな納得してくれたそうだ
こうして、スカーレット海賊団の船大工兼鍛冶師兼大工のカープこと、ヴェルンド・カープは船を下りることになった。
否応なく“いつか来る終わり”を私に意識させて……。
★
「これでよかったのかなぁ……」
呟いた声は夜空に溶けて消える。
誰も返すことはない。
カープと話したあの夜からもうどれだけたっただろうか。
すでに白亜の宮殿は完成した。
名前は
竣工式は盛大な宴を開いた。
いや、別に建築の神様に感謝したわけでもないし、竣工式って言うよりは落成式なのかな。
まぁ、ともかくお祭り騒ぎをやったんだよね
これはもちろん、カープのお別れ会も兼ねている。
すでに別れの言葉は済ませて、明日の朝にはスカーレット海賊団はこの砂漠の国を出る。
「……はぁ」
別れが明日に迫っていると思うと、もうとっくに吹っ切ったはずの思いが頭をもたげてくる。
これで良かったのか、これ以外の選択はなかったのか。
そんな迷いがぐるぐると渦まいて、苦しくなって私は独りアルバーナ宮殿のてっぺんにきていた。
てっぺんというのは人が立つことを想定した最上階ではなく、言葉通りの屋上だ。
砂漠の夜に吹き抜ける風は冷たくて、少しだけ頭が冷える気がした。
「あーもう、やめやめ。辛気臭いこと考えてるからだめなんだよね。なにか楽しいこととかどうでもいいことでも考えよう」
どうでもいいこと。
なんだろう。
そうだなぁ、私自身のことについてでも考えてみようかな。
私って吸血鬼なわけだけど、いわゆる普通の吸血鬼じゃないよね。
よくある吸血鬼の弱点である十字架とか銀製の武器とかは私に対して特別な効果がないし、感覚的には白木の杭を胸に打たれても死ぬ気がしない。
実際フォーオブアカインドの暴走事件の時、何回か心臓えぐられてるし。
にんにくの匂いだって別に苦手じゃない。
さすがに生でまるまんま一個食べるとかは遠慮したいけど、それは普通の人間も同じなんじゃないかなって思う。
明確な弱点って呼べるのは日光と流水くらいかなぁ。
日光も流水も正直本気で妖力纏えば気にならないレベルではあるんだけど。
一応妖力補助なしだと、日光は肌がすぐに日焼けするし、流水の中だと気力が奪われて動きたくなくなる。
そう考えると私の敵って天候?
晴れの日は言うに及ばず、雨の日も空や地面が全て「流れる水」状態になるから、物理的に外に出られなくなるもんなぁ。
打倒太陽! ってほどじゃないけど、時々太陽破壊したくなるし。
まぁ太陽は魔法で雲を呼んで隠せばいいし、雨雲は吹き散らしちゃえば問題ないけど。
やっぱり魔法も使えるって言うのが過剰性能すぎるのかなぁ。
不死性、怪力、飛行、霧化、蝙蝠化、吸血、催眠能力、大量の悪魔を一声で召還する魔力、これに加えて魔法と『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』だもんなぁ。
吸血鬼らしく
そういえば吸血鬼と言えば、私は
正確にはヴァンパイアが吸血鬼全般の事で、ドラキュラはブラム・ストーカーの小説に出てくる吸血鬼の事を指すんだけど、私はなんだかドラキュラの方に憧れを持っている。
正確には、ドラキュラのモデルとなったワラキア公ヴラド三世ことヴラド・ツェペシュに、だけど。
なんとなく、他人な気がしないんだよね。
血はつながっていないと思うけど、ノリで
あと彼の生きざまもそうだけど、名前もカッコいいよね。
ドラキュラはドラクル、つまり竜って意味が元なんだよね。
彼のお父さんがドラゴン騎士団の所属だったから
しかも、西洋じゃ竜=悪魔って考えられていたから、後世にはドラクルは悪魔公、ドラキュラは悪魔の子、なんて呼ばれてたりして。
私が“吸血鬼は悪魔の王”って信じてるのってここら辺が原因なのかな。
ほんとに、なんとなくそう信じてるんだけど、なんでだろうね。
そんなわけで私はヴァンパイアじゃなくてドラキュラを名乗ったりしている。
そうだ、名前と言えば、この世界の名前の付け方は面白い。
もともと古の地で暮らしていた土の民たちの名前は姓名の順だった。
姓は土の民であることを示していてみんな同じだったから姓と呼べるかどうかは微妙だけど。
それが、ラフテルに来てからはみんなそれぞれ思い思いの姓をつけるようになった。
まぁ私が家族をわかりやすくするために「付けたら?」って提案したんだけど。
この時も土の民の方式に倣ったというよりは、馴染み深い日本の姓名方式を採用しただけ。
日本式って言っても、彼らは重要な役職の者にはミドルネームがつくこともあるから完全な日本式じゃないけどね。
一方で私の名前“フランドール・スカーレット”は名姓の順。
これは混乱が起こるかな、と思っていたらそんなことは全くなかったんだよね。
多分ラフテルの住民全員が私の名前について知っているからだと思うけど。
そんなわけで私だけ周りと名前の法則が違っちゃったりしている。
そう言えば、“フランドール・スカーレット”っていう私の名前はどういう意味を込めて名付けられたんだろうね。
スカーレットはまぁ、私の眼の色とか、吸血鬼を連想させる血の色とかそういうニュアンスの苗字なんだろうけど。
フランドールって色々と考えられるんだよね。
ぱっと思いつくところではフランス北部国境あたりのフランドル地方。
あの有名な『フランダースの犬』のフランドルだ。
もしくは同じくフランス語で“フラム・ド・オール”つまりは“Flamme d'Or”の可能性もある。
フランス語で“金色の炎”っていう意味だ。
これならかなりカッコいい。
実際、私が全力で妖力を解放すると金色の炎のように
フォーオブアカインドの時に分身した私がそうなってるのを見たけど、かなり綺麗だった。
それに、私金髪だから妖力の解放で髪が逆立つのも金色の炎に見えなくもないかな?
……でも、そうなると今度はスカーレットは英語だから謎になっちゃうんだよね。
スカーレットはフランス語ではエカルラートなんだもの。
“フランドール・エカルラート”なら素直に納得できるんだけど。
うーん。
そんなどうでもいいことを考えているうちに、私はいつしか眠りに落ちていた。
10年以上船の上で(吸血鬼にとっての)昼夜逆転生活を送っていたせいで、最近では夜の方が眠い。
“家族”との別れは私の心に浅くはない傷跡を残したけれど、その日の夢見は悪くはなかった。
★
そうしてスカーレット海賊団に籍を残したまま離脱したヴェルンド・カープだが、彼はその後スカーレット海賊団に一度も戻ることなくその生涯を終えることとなる。
ひとえにそれは彼が短い人間の生を精一杯生きたからであり、フランはそれを責めることはなかったという。
ヴェルンド・カープは“アルバーナ宮殿”の建築を終えた後、砂漠に適した高性能な一般住居を設計、建築した。
その家々はのちにアラバスタと呼ばれる国での興りとなり、長きにわたって住居建築のスタンダードとされることになる。
砂漠をあとにした彼は、フランに作ってもらった小型の船で世界中の様々な民族へと建築技術を授けた。
その範囲は驚くほど広く、気象条件・航海条件の厳しい
また、彼に関する有名な逸話として、彼に思いを寄せた女性は「俺の家族はあいつらだけだ」という台詞でことごとくが振られており、生涯独身を貫いたことでも知られている。
彼の作った建築物自体が後世にまで残ることは稀ではあったが、「ある日突然現れて立派な家を与えてくれた」という伝承が世界各地の民族に伝わっており、また、その建築技術も後の世にまで多大な影響を与えたと考えられている。
例えば、4000年ののち、百科事典には彼の事を以下のように記してある。
ヴェルンド・カープ
アラバスタ宮殿の設計、建築をしたことで著名な建築家。
「生まれる時代を間違えた」と言われるほどの建築技術とセンスを持ち合わせており、現代まで残るアラバスタ宮殿を始め、のちに世界中に様々な建築物を広める。
それらの建築物の建築技術は現代でも解明されていない部分も多く、その多様性と特殊性は他の追随を許さない。
一説では、伝説の“エメラルドの都”を作り上げたともされるが、いまだ発見はされていないために信憑性は低い。
各地の民族の伝承では彼は独り小舟でその地を訪れ素晴らしい技術の建築物を広めたとあるが、以上のような個人では到底成し得ないような業績から、民族の伝承の一部には誇張、もしくは虚偽が含まれ、彼自身も単独ではなく、大工の船団を引き連れて世界中を航海したのではなないかと言われている。
ただし、その場合でも4000年以上前に
また凄腕の鍛冶師でもあり、それまで直剣しかなかった世界に反りを持つ“刀”を生み出したことから刀鍛冶の開祖である。
刀身部分に鋼を数種類使うことや、折り返しと呼ばれる画期的な鍛錬法を生み出したことでも有名。
鞘、柄、鍔なども自作する単なる刀工を超えた存在として知られ、またそれらの芸術的センスは神がかっており、最古の最上大業物の刀工に数えられるだけでなく優れた芸術家としての顔も持っている。
彼の打った刀剣類としては、最上大業物の他にも晩年に打った“
彼の打った刀は時を経ても劣化しない性質を持っており、刀に刻まれた銘と素材の年代判定からこれらの刀剣類が4000年の昔に作られたことは判明している。
そのため、建築家としてのヴェルンド・カープと鍛冶師としてのヴェルンド・カープは別人ではないのかという説もあるが、少なくとも鍛冶師ヴェルンド・カープが4000年以上前に存在したことは確認されている。
これらの来歴から一般的に彼は、“万能の職人”という二つ名で広く呼ばれることになる。
さらに、それ以前は船大工として働いていたという伝承もあるが、こちらはどの伝承においても定かではない。
大方、独り小舟で旅をしていたという伝承の派生で、自身で船を直していただろうことに由来するのではないかと推測されている。
――のちにこれを見て、笑った吸血鬼がいたとか、いないとか。
・星空保護区ゴールドティア
国際ダークスカイ協会とかいう凄い名前の協会が定めている、世界で最も星が綺麗に見える場所のこと。
国際夜空協会でいいじゃないとか言ってはいけない。
世界で9つの保護区があり、その中でもゴールドティアと呼ばれる3か所はとってもきれい。
そのうちの一つがアフリカ南部にあるナミブ砂漠。
アラバスタもこのくらい綺麗だったらいいなって。
・お酒のおつまみ
唐突な飯テロ。
個人的に果実酒にあう3つをチョイスしてみました。
・話が重くなってきたので上記のような小ネタを挟みつつ
打倒太陽とか拘束制御術式とかもその一環。
どちらも有名な吸血鬼にまつわるもの。
・フランのどうでもいい話。
どうでもいいと言いつつ結構核心に迫るようなものもちらほら。
フランの名前とかは結構面白いと個人的には思ってます。
金色の炎ってカッコいい。
・エメラルドの都
空島前あたりでベラミーが言ってた。
詳細不明なので捏造。