「ついにおでましってわけか…くそ…」
「な…なぁ?なんか見た目可愛くなってないか?これならいけるんじゃないか?」
「バカか!やつの潜在能力を探ってみろ!さっきまでの方が随分可愛かったぜ…」
確かに…気を探ってみると体の奥から身震いするほどの気が感じられる…
さすがにタイセイも死を覚悟しかける。
「バン」
「「「!?」」」
フリーザからデンデに向けてビームがはなたれる…3人には対応できないほどの速さ…そう、「3人」では
バシィン!!
「へっ!俺がいるからにはデンデは死なせねえぞ?フリーザさんよ」
「…生意気だねお前…」
ベジータも見えていたみたいだが、この程度ではフリーザは10%も力を出していないだろう。
フリーザはフルパワーになれば戦闘力は1億を超える。
タイセイのフルパワーでも戦闘力は1000万まで上げれるかも分からないため、焦りを感じる。
「おい、タイセイ。ここは俺にやらせろ。」
「いいのか?ベジータ。」
「貴様らにはいいものを見せてやろう…」
フリーザに近づくベジータ
「フリーザさんよ。ここにいるのは貴様の怖れていたスーパーサイヤ人だ!」
「フフッ…冗談きついよ?ベジータ」
「やってみれば分かる。貴様が泣いて謝ろうが許さんがな」
ベジータが気を溜めてフリーザへと攻撃をしかける
「死ね!!フリーザァァ!!」
シュン
フリーザが高速で移動して消えた
「なっ⁉︎どこだ!どこにいきやがった⁉︎」
「ここだよベジータ」
ベジータにはどうやら速すぎて見えなかったらしい
「な…くそ…くそったれぇぇぇ!!!」
ベジータが宙へ移動しエネルギー波を放つ!!
がしかしフリーザに弾かれてしまう
「フフッこんなものなの?ベジータ。スーパーサイヤ人じゃなかったのかな?」
「あ…あ…」
ベジータが恐怖に怯えて泣いている…生まれて初めて心の底からの恐怖に…もう戦意すら感じられない。
なすがままに殴られて、蹴られて、まるでオモチャのように好き勝手にされているベジータ。そしてそれを楽しむフリーザ。
まるでそれは地獄のような光景であった…
たとえ今ここでタイセイが割って入ったところでベジータの二の舞になるだけだ…
ベジータにとどめがさされる瞬間、タイセイがフリーザに向けて奇襲の打撃を繰り出す
「君は…まだいたんだね。おとなしく帰っていればいいのにさ」
「あいにく同胞が目の前で殺されるのを黙って見てるのも嫌なんでね…あらがわせてもらうぞ」
「この姿になってまだ全然動き足りないんだ…楽しませてくださいね」
悟空がくるのももうじきのはず…それまで時間稼ぎだ…
「いくぞ!ハァァァァァァァアア!!」
フルパワーだ!じゃなきゃ殺される!!
「あのサイヤ人ここまで強くなれるとは…!」
「すげぇ!!これならいけるんじゃ…」
「勝てる!勝てますよ!!」
「いや、それでもフリーザには遠く及ばん…」
タイセイが持てる最大のスピードで最大の力でフリーザを攻撃するっ!!
フリーザはまだタイセイを舐めてかかっている!その力を抜いた状態で攻撃を当てればかなり時間稼ぎになるはずだ!
「フフッそんなものかい?」
「くそ!あたんねぇ!」
フリーザはタイセイの攻撃をいとも簡単に避けてしまう。
こんなことなら実戦練習もしておけばよかった…!と悔やむタイセイ。
まともに対人してないからどう攻撃すればいいのかわからない。
「そらそら!そんなものじゃ僕に触れることすらできないよ?」
「ハッ!ハナっからお前を倒す気はないんでな!悔しくもなんともねぇよ!」
まだか…まだか孫悟空!!
「じゃあそろそろ終わらせちゃおうか」
「!!」
フリーザのパンチが俺の顎にヒットする
「がっ…あが…ぐ…」
「おやおや、もうそんなにダメージ受けちゃったの?つまらないね…ベジータと同じ。ほんとサイヤ人ってのは口だけ達者な連中だね」
「そ…そこまで言われると腹がたつぜ…」
「じゃあね…バイバイ」ビッ!
死ぬ!!………?と思いきや、そこに現れた救世主。
「ヘヘッ遅えぞヒーロー!」
「お父さん!」
「悟空!!」
「ようやくお出ましか…孫」
「君は…何者だ?」
「オラは地球育ちのサイヤ人だ!」
「こいつ…どこかで…ハッ!あのサイヤ人だ!惑星ベジータを滅ぼす時に最後まで抵抗したあのサイヤ人にそっくりなんだ!!」
デンデが生きているおかげでタイセイは瀕死に近い状態から復活する。
「おめえ達にころされたみんなのためにも!おめぇをぶっ倒す!!」
「くだらないことを…」
始まった超決戦!タイセイはこの窮地を脱することができるのか!
敵はフリーザだけじゃないぞ!!
とりあえずここまでで笑
コラボして欲しいアニメがありましたら知ってる内容しかできませんが、お願いします!
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進撃の巨人
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灼眼のシャナ
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ギルティクラウン
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ドラゴンボール超
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魔法少女まどか☆マギカ(原作編