あの世での修行
「さて…」
舞台はドラゴンボールの世界…
「アリア達には申し訳ない。もう戻れないかもしれないのに、帰ってくるなんて嘘ついちゃって。」
さすがに別世界から来た。なんて言えなかったため、アリア達にはしばらく出掛けると言って来てしまった。
「まぁ、あいつらなら何とかやっていける。俺は俺にしかできない事をしよう。」
気持ちを切り替えて早速…
「悟空達の元へ…って、悟空は死んでるんだったな…」
セル編後…という事は、ここは魔人ブウの時間軸であろう。大成はとりあえず悟空に会うために瞬間移動で悟空の元へと移動した。
あの世
「はぁ!!だりゃぁぁあ!!」
あの世…ドラゴンボールの世界で死んだものはあの世へと行く。悪い心を持ったものは地獄へ、悟空の様に良い戦果を残したものは肉体を与えられ、こうして天国で修行できたりもする。
「悟空、ここは大界王様の星じゃ…派手な事はするなよ…?」
「か…め…は…め…」
「ひぇぇえ!言わんこっちゃない!!」
「はぁぁぁあ!!」
修行に周りの事を見てなかった悟空はついかめはめ波を宮殿へと打ってしまう。
「あ!やべ!!」
宮殿へぶつかる直前で何者かに直撃。
「おーい!!でぇじょうぶかぁ!!」
そこから現れたのは、防御した大成であった。
「おぉ!!タイセイじゃねぇか!!おめぇも死んじまったのか⁉︎」
「悟空…出合頭にぶっ放したかめはめ波を止めてやったんだ…まずは感謝する所だぞ…」
「あ、わりぃわりぃ!!あんがとな!」
悟空はさっぱりとした性格なのは相変わらずな様だ。
「にしても…また腕を上げたな…さらなる成長をしたと見える。」
「ニヒヒィ!!実はな、超サイヤ人3までなれるようになったんだ!」
大成はやはりか…と言った顔をして、悟空に申し出をする。
「悟空、俺も超サイヤ人3になりたい。修行に付き合ってくれないか。」
「お!!いいぜ!!オラもタイセイ相手なら修行が捗るぞ!」
そう言って大成と悟空は空中へと移動した。
「全く…悟空もタイセイも…サイヤ人はすぐ戦いたがる病気じゃの…」
北の界王はただ呆れることしかできないのであった。
「じゃあ、早速行くぞ!!」
「あぁ、よろしく頼む。」
悟空は超サイヤ人へと変身。それに対抗して大成も超サイヤ人になる。
「よし、だりゃぁあ!!」
「はっ!」
悟空と大成の戦いが始まる。あの世ではNo. 1と言ってもいい孫悟空と、それと対等に戦う大成に、あの世の選手達は呆然として戦いを見守っている。
「やるじゃねえか!!じゃあ、これでどうだ!!」
悟空は超サイヤ人2へと変身。
「さすがだ…俺も…はぁ!!」
大成も負けじと超サイヤ人2へと変身。
「おぉ!おめぇもなれるんだな!」
「あぁ、続きを始めよう!」
2人の戦いは始まったばかりだ。
久しぶりに大成は本気で戦える喜びに笑みが溢れている。
悟空も同じく、強い奴と戦える事から自然と笑みが溢れる。
「こうじゃなくっちゃなぁ!戦えは!!」
「あぁ!!」
戦いが続き、互いに相当ダメージが蓄積。
「悟空、超サイヤ人3になってくれ。」
「で、でも、かなり力に差がついちまうと思うんだ。」
「それでもだ、俺もその姿を目指すなら、まずは実物を見ないといけない。」
大成の真っ直ぐな瞳に悟空は心を動かされる。
「…わかった…」
悟空は構えをとって気を溜める。
「…はぁぁぁぁあ…」
「…」
あの世の大界王様の星が震え始める。
「ご…悟空の奴!!ここでアレになるつもりじゃ!!」
「ご…悟空の奴、いつの間にこんな力を…!」
北の界王と、そこにやって来たパイクーハンが驚きを隠せない。
「がぁぁぁぁぁぁあ!!!!だぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
「うっ!!」
凄まじい輝きを放ち、悟空の周りが閃光に包まれる。
「…これが…!」
「超サイヤ人3だ。これは力の消耗が激しい。オラもまだこの姿に慣れてねぇんだ。早速始めっぞ。」
先程とは比べものにならないほど強烈な力。見た目も大きく変わり、眉毛が無く、髪の毛は足に至るほど長くなっている。
「ふ…震えが止まらねぇな…これを俺のものにしてみせる…必ず!!」
「いくぞ!」
修行はまだ始まったばかりだ。
ブウ編の裏側からのスタート
コラボして欲しいアニメがありましたら知ってる内容しかできませんが、お願いします!
-
進撃の巨人
-
灼眼のシャナ
-
ギルティクラウン
-
ドラゴンボール超
-
魔法少女まどか☆マギカ(原作編