東方喰種録   作:しーや(厨二全開)

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もうちょっと霊夢がやる気がない感じにした方がいいきがしてきました。


白黒

 

霊夢「ふぅ..とりあえず今日はこんなものね。」

 

金木「今日はって..お昼には稽古やらないの?」

 

タオルで汗をふく2人。

 

霊夢「めんどくさいもの。紫にはああ言ったけどあんたはもともと強いじゃない」

 

金木「..僕は、もっと強くならきゃいけないんだ。」

 

霊夢「はぁ..あんたが強くなりたい理由なんてどーでもいいわ。私には関係ないから、自分でなんとかしなさい。多分あなたは教えられるより自分で考えた方が伸びるわよ」

 

金木「そう、かな..とりあえずありがとう。付き合ってもらって。この後はどうしようか。」

 

霊夢「幻想郷がどんな所か見てくればいいじゃない。」

 

と、言い終えた瞬間、

 

ヒュン!!

 

レーザー?のような物が金木に向かって飛んできた。

 

金木「!?」

 

咄嗟に体を捻り避ける。

 

?「れーむー!勝負だぜ!!」

 

霊夢「ハァ..ちょっと魔理沙!挨拶変わりに弾幕とか頭逝ってんじゃないの?」

 

魔理沙「何言ってんだぜ?私はただいつも通りにしてるだけなんだぜ。それと霊夢このいかにも自分不幸ですって顔してるこの白髪野郎は誰なんだぜ?」

 

金木「..酷い言いようだね」

 

霊夢「ああ、こいつは金木研、外来人よ。」

 

金木「..よろしく。」

 

敵じゃないと判断し警戒を少し緩める

 

魔理沙「霧雨魔理沙だぜ!普通の魔法使いをやってるんだぜ」

 

霊夢「研、ちょうどいいじゃない。魔理沙と戦ってこの世界であんたの力がどれだけ通用するか、ためしてみたら?」

 

魔理沙「..もしかしてお前が相手してくれるのか?」

 

金木はしばらく考え、

 

金木「いいよ。やろう」

 

魔理沙「ははっ!初心者でも容赦しないぜ!」

 

身構える魔理沙

 

金木「..手加減なんて、いらないよ。」

 

赫眼する金木。

 

魔理沙「お前のその目面白んだぜ!恋府マスタースパーク!」

 

変な箱を取り出して太いレーザーを放つ。

 

金木「...」

 

それを難なくよけ間合いを詰める。

 

魔理沙「うおっ!?お前近接タイプかよ!なら彗星ブレイジングスター!」

 

魔理沙が乗っている箒に変な箱を取り付けて、一気に加速する!

 

魔理沙「行くのぜ!!」

 

急接近する魔理沙

 

金木「!?」

 

それを間一髪で避ける金木

 

金木「今のは..危なかったよ。」

 

魔理沙「ははっ!ならもう1回だぜ!!」

 

さっきと同じように突進してくる魔理沙。

 

金木「また..同じの?」

 

と、言い人差し指をパキッ、とならす。突如鋭い殺気が魔理沙を襲う

 

魔理沙「なっ!?」

 

金木「もう遅いよ」

 

金木は突っ込んでくる魔理沙に近づいていき腹に拳を突きつける。

 

魔理沙「がはっ!?」

 

高速に飛んでいた魔理沙が逆方向に飛んでいく。

 

霊夢「あれは、痛そうね。」

 

魔理沙「くっ..ならとっておきなんだぜ!!」

 

そう言って空中で体制を整える。

 

魔理沙「魔砲ファイナルマスタースパーク!!!」

 

さっきのマスタースパークよりも何倍の大きさのレーザーが金木を襲う。

 

土煙が立ち込める中

 

魔理沙「つ、強かったのぜ」

 

金木「まだ、終わってないよ?」

 

魔理沙「なっ!?」

 

金木「技を使うたび名前を言わなきゃいけないのは不便だね。さっきの技名は聞いただけで最初のものの上位版だっていうことがすぐに分かったよ。ならその上位版はどういうものなのか考えたんだけど、君の性格からしてただ威力を上げてるだけっていうふうに結論づけてみたら..まさにそのとおりだったね。」

 

魔理沙「な、お前、何者なんだぜ?」

 

金木「言ったよね?手加減はいらないって。もし今のが本気だったなら、初心者はどっちなのかなぁ。」

 

霊夢「ハイハイ。そこまでにしてあげなさい。それとも女の子を泣かす趣味でもあるのかしら?」

 

金木「..そうだね。僕も言い過ぎたよ、ごめん。」

 

魔理沙「いや、確かにその通りだったんだぜ。」

 

そう言って魔理沙はとぼとぼ家に帰っていった。

 

霊夢「研、やりすぎよ。」

 

金木「うん。でもああ言わなきゃあの子はいつか後悔すると思ったから..」

 

霊夢「..それは自分がそうだったからってこと?」

 

金木「...」

 

霊夢「やっぱり何でもないわ。」

 

この時霊夢は思った、金木研という人間の人生は悲劇に染まっていると

 

この時金木は思った、この世の不利益は当人の実力不足で説明がつく、なら力を付けなければと..

 

 

 




魔理沙との戦いなかなか圧倒的でしたね!
次回は普通にのんびりいきたいと思います

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