琲世「はぁ〜疲れた..喰種と戦う時より神経使ったよ」
その場に座り込む琲世..
レミリア「お疲れ様。咲夜..お茶を入れてあげなさい」
琲世「あ、出来れば珈琲でお願いします」
咲夜「ハイハイ..その顔で言われるとむしゃくしゃするわね」
えぇ..と言わんばかりの顔で琲世は答え、寝転ぶ
霊夢「ん、あら終わったのね..。クッキー食べてたら寝ちゃったわ」
琲世「アハハ..霊夢ちゃん風邪ひくからやめようね?」
いつか霊夢ちゃんをしばき倒してみせる..
咲夜「はい..珈琲よ」
琲世「あ、ありがとうございます!..あぁ..美味しい..」
レミリア「おじさんみたくなってるわよ..。さて琲世、一つ提案なんだけど」
霊夢「ちょっと待ちなさい..。あんたが言おうとしてる事はなんとなくわかったわ。ダメよ!」
琲世「え?なに?」
レミリア「ちょっと霊夢!邪魔をしないで!」
霊夢「琲世は私の家のママンよ!!アンタになんかあげないわ!」
琲世「これは..修羅場ってやつですね!初めて見ました!!」
咲夜「貴方ねぇ..はぁもういいわ。とりあえずお風呂入って来なさい。新しい服も用意しとくから」
琲世「え、待ってください!この惨状を見届けなきゃいけない気がして..」
パチィン..
琲世「あれ?脱衣場?いつの間に..」
咲夜「とりあえず服は置いときますのではやく入ってください..」
琲世「あの..咲夜さん?えぇ..まぁお風呂を堪能しようかな..」
一方その頃霊夢達は..
レミリア「そんなふうに融通が聞かないから貧乳なのよ!!」
霊夢「はぁ!?あんたに胸のことどうこう言われたくないわね!!バストナッシングが!!」
レミリア「何がバストナッシングよ!!頭悪いくせに英語とか使っちゃって恥ずかしくないのかしら!?いつかボロがでるからやめときなさい!」
霊夢「バカはどっちよ!!カリチュマな吸血鬼のくせして調子乗ってるとその真っ黒な羽引っこ抜くわよ!?」
レミリア「バカに言い負かされる気分はどうかしら?貧乳巫女さん?」
霊夢「....殺す..」
レミリア「やれるものなら..」
その後の紅魔館の修繕費が素晴らしかったことはまた別の話..
琲世「ん?なんか上が騒がしいな..」
髪についた血を洗い流す琲世
琲世「こういう時傷が治ると便利だよね。しみないし..。でもお腹の傷は若干治ってないな。流石にやられすぎたかな?ていうか地面から赫子みたいなの出てくるのはずるいよ..あれには度肝を抜かれた..次は殺し合いじゃなくてたんなる遊びで手合わせをしたいな」
泡を洗い流し脱衣場に戻る琲世
琲世「....誰かいるの?」
シーン..
琲世「気のせい..じゃない。絶対に誰かいる。」
だけど姿は見えない..紫さんかと思ったけどあの胡散臭い雰囲気は感じないし、そもそもあの人なら気配をもっと消せるはず..なら誰?
琲世「はぁ..ま、早く服を着て戻ろうか..」
脱衣場を出ると..
琲世「....ん?なんか出口間違えたかな?」
もう1度脱衣場に戻る..出口を探す..一つしかない..出る
琲世「....ん?どゆこと?」
紅魔館の残骸ならあるのに元の紅魔館の見る影もない
咲夜「すいません..あの2人を止めて..くだ..さい」
バタッ..
琲世「さ、咲夜さぁぁぁぁん!?全く分からないんですけど!!」
霊夢「死ねぇぇぇ!!このカリチュマ野郎!!」
レミリア「黙れ貧乳がぁぁぁ!!」
琲世「君らかぁぁ!!とりあえず..止めなさぁぁぁぁい!!」
数時間後....
霊夢「ご、ごめんなさい..」
レミリア「あの、調子のりました..」
琲世「もう..しないよね?」
霊夢、レミリア『はい!!』
この数時間..ママンのお説教を受けた2人は涙目になりながら謝罪するのであった..どんな説教かって?それは..聞かない方がいいですよ..
琲世「はぁ..ほんと疲れた..」
レミリア「紅魔館は壊れたから霊夢の家で居候するわ」
霊夢「はぁ!?嫌よ絶対!!」
琲世「霊夢ちゃん?..」
霊夢「うぐっ..ま、まぁいいわよ..」
レミリア「あ、ありがとう..」
その後他の紅魔館のメンバーを連れ博麗神社に戻る
琲世「僕はいったん寝かせてもらうよ..疲れた」
霊夢「はいはい。ご飯の時間になったら呼ぶから休んでなさい」
レミリア「そっちでフランも寝かせてあげてくれないかしら」
琲世「まだ起きないんだ..なんか心配だな」
霊夢「疲れたんでしょ..今までの鬱憤を晴らしたんだから」
琲世「まあ、起きたらまた遊んであげるかな..。じゃ、おやすみ」
レミリア「いい夢を見なさい..」
休暇といえない休暇を貰った琲世であった
琲世「はい!!第2回!ママンの会!!」
パチパチ..
琲世「ご声援ありがとうございます!さてさて気になる本日のゲストは〜!?」
咲夜「私、十六夜咲夜です」
琲世「今回は咲夜さんですか。珈琲美味しかったですよ」
咲夜「どうも。これはどんな事をする場なのかしら?」
琲世「うーん..お話かな?」
咲夜「ならお嬢様の良さを語りましょう..」
琲世「それは..長くなりそうだからやめようね。僕から質問いいかな?」
咲夜「ちっ..なにかしら」
琲世「し、舌打ち..えっと、僕と金木研ならどっちがいい?」
咲夜「まあどっちもどっちかしらね。研のことを知ってるから貴方を見てると違和感を感じるのは確かだわ。でも貴方にもいい所はあるから、答えとしてはそれが適当よ」
琲世「なるほど..もしかして金木研のこと好きだったり?」
咲夜「殺すわよ?」
琲世「..はい!今回はここまでです!!これ以上は僕の命が危ないんでやめます!!また次回お会いしましょうね!」