東方喰種録   作:しーや(厨二全開)

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結構な人から刀の名前の候補を頂きました!
その内の読書狂いさんのを使わせてもらいます!
まあ片方だけですけど(*´艸`)

ご協力感謝です!


剣術

 

刀を携えて紅魔館に帰る金木

 

美鈴「あれ?金木さん刀なんて持ってました?」

 

金木「ちょっと作ってもらいました」

 

美鈴「剣とかあつかえるんですかぁ?笑」

 

金木「教えてもらおうと思うんですがいい人はいませんかね」

 

そう話していると咲夜が来た

 

咲夜「あら、研。おかえりなさい」

 

金木「ただいま。咲夜さん、幻想郷で剣術使ってる人とかいます?」

 

咲夜「1人心当たりがあるわね」

 

そう言って教えて貰った情報によると白玉楼という所にいる魂魄妖夢という子が刀を使っているらしい

 

金木「ありがとうございます。お仕事とか全部おまかせしちゃっても平気ですか?」

 

咲夜「いつもとやってる事は変わらないから平気よ。それより妹様のお相手をしてあげなさいよ」

 

金木「うっ..。それをいわれると痛いなぁ。美鈴さん頼みました」

 

美鈴「へっ?いやいや!無理ですって!死んじゃいます!」

 

咲夜「まぁ美鈴なら平気ね」

 

金木「じゃっ、あとは頼みました」

 

美鈴「ちょーー!まってーー!」

 

その後フランとの弾幕ごっこで死線をさ迷ったという

 

ーー白玉楼ーー

 

金木「ここが..白玉楼か。桜なんて季節外れにも程がある」

 

?「ここに何用ですか?」

 

金木(気配が鋭い..。強そうだな)

「魂魄妖夢さんに用があって来ました」

 

妖夢「私に何か?」

 

金木(子供...にしては大人びいた感じだな。妖怪かな?)

「剣術を教えてもらおうと思いまして」

 

妖夢「生憎私にそんな時間は無いもので」

 

そう言ってその場を立ち去ろうとする。

 

?「ちょっとまちなさーい」

 

妖夢「みょん!?」

 

金木「?」

 

幽々子「呼ばれて参上!西行寺幽々子でーす!」

 

妖夢「幽々子様!?どうなさったんですか?」

 

幽々子「いいじゃなぁい。師匠になってあげなさいよ」

 

妖夢「しかし!幽々子様の身の回りのお世話が!」

 

幽々子「いいから!なりなさい」

 

妖夢「うぅ..。分かりました..」

 

金木「あの..。なんかすいません」

 

幽々子「いいのよ。紫からあなたの事は聞いてるから」

 

金木「そうですか」

 

妖夢「それであなたの名前は?」

 

金木「金木研です」

 

妖夢「あぁ。外来人の方ですか。知ってると思いますが魂魄妖夢です」

 

金木「これからよろしくお願いします」

 

妖夢「はい。早速ですがあなたの刀を拝見しても宜しいですか?」

 

金木「え?あぁはい。どうぞ」

 

2本の刀を渡す

 

妖夢「うーむ。見たことない刀ですねぇ。名前はなんと?」

 

金木「いや、名前はないんですよね。作ってもらったんで」

 

妖夢「ほほぉ!なら私がつけても!?」

 

金木「なんで妙にテンションあがるんですか..。まあ気に入ればいいですよ」

 

妖夢「ふふふ..。私のネーミングセンスを舐めないでくださいよ!」

 

金木「なんか師匠の威厳が足りない気が..」

 

妖夢「そうですねぇ..。この黒いのは黒丸で白いのが白丸とかどーです!?」

 

金木「安直..。」

 

妖夢「むむむ..。ならなんかギザギザしてるからキザ刀とか?」

 

金木「恥ずかしいんでやめてください」

 

幽々子「じゃあ黒飴と氷菓!」

 

妖夢「それは幽々子様が食べたいものでしょう..」

 

金木「却下ですね。」

 

妖夢「なんか思い出に残ってるものとかないんですか?」

 

金木「うーん..」

 

金木は思いかえす。拷問、アオギリ、あんていく、トーカちゃん、ひなみちゃん、リゼさん、そんなことを思い出しながら刀を見る、そしてその色を見てひなみちゃんに教えた漢字の一つの薄氷という言葉を思い出す

 

金木「こっちは薄氷にしようかな」

 

妖夢「うすらい?」

 

金木「ほんとは薄氷(はくひょう)って読むんだけどこっちの方が綺麗なん感じするからピッタリかなって...」

 

妖夢「なるほど..。金木さんのネーミングセンスもなかなかですね!」

 

金木「そ、そうですか」

 

幽々子「ならその黒いのは餡子かしら?」

 

妖夢「だからそれは幽々子様が食べたいものでしょう」

 

金木「百足にします」

 

妖夢「一気に気色悪い名前になりましたね..」

 

金木「このギザギザの所とか結構似てません?」

 

妖夢「似ててもその名前は..」

 

金木「まあ少し思い出があるもので」

 

幽々子「どんな思い出なのかしら?」

 

金木「いや聞かない方がいいと思いますよ。そんなにいい話じゃないですし」

 

妖夢「私も気になりますね..。師匠命令です!言ってください」

 

金木「..。百足を耳に入れられたんですよ」

 

幽々子、妖夢「はい?」

 

金木「いやだから耳に入れられたんですって」

 

幽々子「経緯を聞いても?」

 

金木「まぁ拷問みたいな事をされてただけですよ」

 

妖夢「なるほど。あなたがなんでそんな腐った目をしてるか分かりましたよ。」

 

金木「え、腐ってます?」

 

妖夢「まぁ若干」

 

幽々子「ま、そんなこと気にせず稽古に励みなさいな。拷問の件は聞かなかったことにするわ〜」

 

金木「そうですね。そうしてください」

 

妖夢「じゃあ早速ですが、手合わせをお願いします。今の実力を見ておきたいんで」

 

金木「分かりました。では、行きます!!」

 

 

 




今回は短めにしました。疲れるんで笑

薄氷と百足にしてみましたが、ちょっと百足は安直過ぎたかも知れません..。ごめんなさい。

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