東方喰種録   作:しーや(厨二全開)

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題名とか東京喰種っぽくしたいんですけど無理ですわ(๑>؂•̀๑)テヘペロ


第1章
新しい生活


 

金木「...ここは?」

 

目覚めた金木はあたりを見渡すが霧が少し濃くよく分からない。

 

金木「...万丈さん達は平気かな。」

 

仲間の心配をしていると前の方から気配を感じた。

 

?「氷符アイシクルフォース!」

 

幼い子供の声が聞こえたかと思うと無数の氷の矢が飛んできた。

 

金木「....?」

 

が、金木にはかすりもせず全ての矢が明後日の方向に飛んでいった。

 

?「なにー!?さいきょーなあたいの攻撃を避けただとー!?」

 

?「チルノちゃん!やめようよぉ..」

 

金木(この子達は..子供..なのかな?)

 

チルノ「大ちゃんは黙ってて!コイツはあたいの獲物よ!これでもくらえ!凍符パーフェクトフリーズ!!」

 

突如色のついた弾が出たかと思うとそれらが氷になり飛んできた。

 

金木「...」

 

しかしそれをなんなりと避ける金木

 

チルノ「こ、こいつ..あたいの必殺技を避けただと!?」

 

大ちゃん「ち、チルノちゃん!も、もうやめよ?あの人怒ってるよ?」

 

もちろん怒ってなどいない。ただ状況が理解出来ないのだ。変な女の人に出会ったかと思えば知らない場所に飛ばされ、子供に襲われる。飛んだ茶番劇だ。

 

金木「ねぇ..ここがどこだか教えてくれないかな?」

 

チルノ「教えるわけないだろバーカ!!あたいは正義の味方なんだぞー!」

 

金木「じゃあそっちのきみは?」

 

大ちゃん「え?あ..えっとここは幻想郷です。」

 

チルノ「こらぁ!大ちゃんなんで言っちゃうの!?」

 

金木「幻想郷?」

 

聞いたことない地名だ。だがこの子達の反応をみる限り嘘ではなさそうだ。

 

大ちゃん「も、もしかして外来人の方ですか?」

 

外来人、という単語は初めて聞いたが、意味あい的には外国人とかそういう様なものだろう。

 

金木「多分。そうだと思う。」

 

チルノ「どっからどー見ても悪者だよこいつ!!頭真っ白だし!口周りには血がついてるもん!」

 

金木「まあ、確かに変だよね。ごめんね、驚かして。でも君らに危害を加えようとか、そういうわけじゃないんだ。信じてくれないかな?」

 

チルノ「ぐっ..確かに、しゃべり口調はいい人っぽいけど。」

 

金木「それで、二つ質問なんだけど。」

 

大ちゃん「はい、何でしょう。」

 

金木「僕みたいな人間はどこに行けばいいのかな?外来人って言う単語があるんだから僕以外にもこういう状況になってる人はいるはずだもんね。そういう人達は最初どうしてるのかな?」

 

大ちゃん「多分博麗神社に行ってそこの巫女にどうにかしてもらってるかと。」

 

金木「それってどこかな?」

 

大ちゃん「あっちの方角進めばみえてきますよ!」

 

金木「そっか。ありがとう。それでもう一つの質問なんだけど..」

 

チルノ「お前話し長いなぁ〜」

 

大ちゃん「ち、チルノちゃん!失礼だよ!?」

 

金木「いいよ、気にしないで。それで最後の質問なんだけど、八雲紫って人しってる?」

 

その瞬間今までとは違う雰囲気をだす金木。それはまさに殺気。

 

大ちゃん、チルノ「ヒッ!?」

 

金木「あっ..ごめん。驚かすつもりは無かったんだ。つい..」

 

アハハといいながら頭をかく金木

 

大ちゃん「知ってますけど..どこにいるかは分かりません。多分博麗神社の巫女に聞けば分かります。」

 

金木「そっか..ありがとう。」

 

そう言って走り出す金木。2人の少女は呆然と立ち尽くしていた。

 

小一時間かなりのスピードで走ったがなかなか目的の博麗神社はみえてこない。あのふたりが嘘を言ってるようにも見えなかったし、多分かなりの距離があったのだろう。

 

金木「今日は..野宿かな。」

 

そう言って手ごろな場所を探し横たわる。

 

金木「八雲紫って人はお仲間は大丈夫とは言ってたけど、ほんとに平気なのかな..早く確認しないと。」

 

などと思考を凝らしていると、

 

金木(殺気..か。しかもこの殺気種類的にはジェイソンの殺気に似てる。)

 

?「あなたは食べてもいい人間?」

 

金木「..喰種..じゃないよね?」

 

?「私はルーミアだよ?ねぇ、食べてもいいの?」

 

金木「ダメだよ。僕は食べ物じゃない。」

 

ルーミア「そーなのかー。でも腹ペコなのだ。」

 

金木「ごめんね。今は何も持ってないんだよ。」

 

ルーミア「ううん、いいのだー。お兄さんをたべるから!」

 

と言って突進して来たが、元から身構えていた金木にとって避けるのは簡単だった。

 

金木「できれば穏便にすませたかったんだけどね..仕方ないか。」

 

と言って左目が赫眼になる。

 

ルーミア「お兄さんの目のおもしろいのだ!」

 

と言ってまた飛びかかってくる。が、二度目となれば金木はその動きに対応してくる。なのでみごとにルーミアの腹に膝が入る。

 

ルーミア「ぐえっ!?何するのだ!!」

 

金木「君から手を出してきたんだよ?」

 

ルーミア「子供だからって調子に乗らないでほしいのだ。もう容赦なんてしないのだ!!!」

 

と言ってさっきの3倍くらいの速さで突進してきた!が、一直線の攻撃に対応出来ない金木ではない。軽く体を捻りそのまま膝をルーミアの顎にいれる。

 

ルーミア「あグッ!?」

 

金木「これでもう、僕を食べることは出来ないね。できれば殺したくはないんだ。じゃあ、僕はこれで...」

 

そう言って金木は走っていった。

 

金木「幻想郷には血の気が多い人達が多い気がする」

 

それが金木の幻想郷への感想だった。

 




金木のキャラがよく掴めません(´・ω・`)

でも、チルノのキャラはよく出来てたと思います!
アタイってばさいきょーね!

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