東方喰種録   作:しーや(厨二全開)

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最近蒸し暑くなってきてよけいにやる気が無くなってくる(*´д`*)ハァ


激昴Ⅱ

 

萃香、勇儀を屠った金木は地霊殿を目指す。

 

金木「こいしちゃんの監視役の方は後にして、先に地霊殿の方が先だ..。こいしちゃんの家族だから傷つけたくはないけど」

 

そんなことを考えていると先程の萃香との戦闘に釣られてきたのか鬼や地底の住民がやって来た

 

金木「通っても..いいですか?」

 

鬼A「あぁ!?何言ってんだオメエ!喧嘩なら俺らも混ぜろや!」

 

金木はコミュニケーションがとれないと判断し戦闘体勢にはいった

 

鬼A「いいねぇー!そうこなくっちゃ!!」

 

全力で飛び込んでくる

 

金木「あなたには実験台になってもらいます」

 

相手が伸ばしてきた右手をしゃがんでよけつつ右手を腹を裂くように横薙ぎにする。

 

鬼A「あっ?い、いてぇ..」

 

鬼の腹からは内蔵が飛び出るほど深い切り傷が出来ていた。

 

金木「咲夜さんから刃物の扱い方を学んどいて正解でしたね..。武術は美鈴さんから..、僕はほんとに恵まれてるよ」

 

鬼A「てめぇ..刃物なんてズリぃぞ」

 

金木「多々対一の状況で卑怯もクソも無いですよ。それじゃあその他の皆さんは僕の練習相手になってもらいます」

 

そう言ってそこから始まるのは一方的な蹂躙。肉を裂かれ、血を流し、悲鳴をあげる、返り血を浴び、切り取った肉塊をたまに食べる様はまるで昔金木がなりたくないと望んでいた道を外れた喰種そのものの姿だった。

 

金木「ふぅ..。一応殺しはしません。あなた達を殺しても特にいいことは無いですからね」

 

そう言ってその場を去る..。

 

金木「やっぱり咲夜さんから貰ったナイフじゃ短いな..。超接近戦なら役に立つし、隠密性にも富んでるけどやっぱりもう少し長めのほうが..」

 

そうやって何か方法が無いかと考えていると、ふと一つ考えつく

 

金木「僕の赫子でどうにかならないかな..。クインケだって赫包から出来てるって聞くし」

 

そう思い赫子を1本だしちぎってみたがすぐに消滅してしまった。

 

金木「うーん。やっぱりダメなのかな..。いやでトーカちゃんの赫子は結晶を飛ばしてるから分離は出来ると思うんだけどなぁ..。それに形状を保ってられる時間は鱗赫のほうが長いし」

 

今度は赫子が自分の体から離れるイメージをしてみる。すると赫子がうまく体から離れた。

 

金木「よし。これであとはうまく長さを調整すれば赫子4本と武器一つっていういい感じに優位な状態で戦える。」

 

どのくらい形状維持出来るか試してみたところ意外と長く出来るらしく、しかも自分の望んだ形に伸び縮みするほんとに鱗赫を使ってるように感じた。

 

金木「うん..。凄くいい..。」

 

そうやって実験を繰り返して地霊殿にやっとの事でついた

 

金木「ここが..。」

 

?「あなたは誰かしら?」

 

金木「君は?」

 

さとり「古明地さとり。あなたがお探しのこいしの姉よ」

 

金木「聞いたとおり心が読めるんだね。」

 

さとり「ええ。だからあなたが何のためにここに来たのかも分かるわ」

 

金木「なら、それがわかったうえで君はどうするの?」

 

さとり「そうね..。とりあえず馬鹿な事をしたこいしを叱るわね。」

 

金木「....ぷっ、くっ、はは..」

 

さとり「なによ?姉のつとめでしよ?」

 

金木「あぁ、ごめんね。僕が思ってた人と全然違ったから」

 

さとり「こいしの事をなんとも思ってないとでも?どっかの吸血鬼よりは酷くないわ」

 

金木「はははっ..。そうだね。僕の早とちりか。」

 

さとり「いえそれでも来てくれてありがとう。あなたが来なかったらこいしがどんな状況だったのか分からなかったから」

 

金木「こいしちゃんの心は読めないの?」

 

さとり「残念ながら読めないのよ。金木さん、もう1度心からお礼を言わせてもらうわ。鬼の監視役の方も心当たりがあるから私たちに任せて」

 

金木「うん。これ以上僕が手を出すのはお節介が過ぎるよね」

 

さとり「手を出さなくてもお節介がすぎるわよ」

 

あきれたように言い放つ

 

金木「ねぇ。もしかしてだけど人里の人たちにもなにかする気?」

 

さとり「えぇ。もちろん。そしてあなたがこの後言うことも分かるわ。こいしが喜ぶとは思えないんでしょ?」

 

金木「うん。でもさとりさんがそういうふうに思う気持ちもわかる。だから君に任せるよ..。僕は何も手出しをしない。異変を起こすわけじゃないし、殺すわけでもないんでしょ?」

 

さとり「とーぜんよ。私はあの人間どもにこいしと同じ苦しみを味わってもらうだけよ」

 

金木は苦笑い、さとりはドヤ顔

 

金木「わかった。あとは任せたよ」

 

さとり「ええ、任されたわおにーさん。」

 

金木「なにそれ..」

 

そんなくだらない話をして地霊殿を後にした。これで一件落着だと思った矢先に最悪な状況が出来上がってた

 

霊夢「研..どういうつもりかしら?」

 

紫「ふふふ..。ちょっとおいたが過ぎるんじゃないかしら?」

 

金木「どういうって..なにが?」

 

霊夢「なんで萃香と勇儀、その他の人間に手を出したの?ってきいてるのよ」

 

金木「魔理沙から聞いてないの?」

 

霊夢「文屋からきいたわ」

 

金木「あの天狗からか..。余計な事しか言ってなさそうだ..」

 

霊夢「で、異変でも起こすつもり?」

 

金木「そんなことないって言ったら許してくれる?」

 

霊夢「証拠がないのよ…。だからボコして吐かすわ」

 

2人は構える




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頑張るんで怒らんでください┏○┓

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