東方喰種録   作:しーや(厨二全開)

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感想ありがとうございます!
意見の方は頑張って取り入れていこうと思うのでジャンジャン送ってください!



激昴

 

地底の入口に白髪の少年が1人

 

金木「さぁ、いこうか」

 

すたすたと歩き始める

 

パルスィ「あら、あなたはこの前勇儀と殴り合ってた人ね。」

 

金木「..あぁ。あの隅の方にいた人ですか。確かパルスィさんっていう名前でしたか」

 

パルスィ「ええそうよ。萃香から聞いてたのかしら。妬ましい」

 

金木「はい。酔い話に付き合った時にチラッと鬼の事は少々」

 

金木は進む

 

パルスィ「ここになんのよう?」

 

金木「何の用?そうですね。あなたを痛めつけに来たんです、よ!」

 

金木の赫子がせまる

 

パルスィ「なっ!?」

 

唐突な事で反応出来ず腹に当たる。

 

パルスィ「ごほぉ!?」

 

だがいつもと違うのは吹き飛ぶのではなく、貫かれていたのだ。

 

パルスィ「あ、あんた..なにを..」

 

金木「僕は今人生で1番頭にきてる。あなた達がこいしちゃんをほっておいたせいで、どんな目にあってるか知っているのか?」

 

パルスィ「そんなの、しら、ないわよ」

 

パルスィの右脚を捻りバキバキに折る

 

パルスィ「あがっ!!」

 

金木「あなたは自分の罪をしっかり知っておいた方がいい。でもそうだな..その怪我はあなたのせいじゃない。ただ僕の自己満足の為にやっただけさ」

 

そう言ってさらに奥に進んでいく

 

ガヤガヤ..

 

金木「なんでみんな幸せそうなんだ..。みんな幸せそうなのになんでこいしちゃんだけ..。」

 

そう考えていると後ろから誰か近づいてきているのを感じた。

 

萃香「研のにーちゃん..」

 

金木「萃香さん、に星熊さんも」

 

勇儀「勇儀でいい。お前パルスィに何をした..」

 

金木「何をしただって?..お前らこそ..何をしてたんだ!!」

 

声を荒らげる金木をみて2人は驚く

 

萃香「研のにーちゃん、どうしたんだい。らしくないぞ?」

 

金木「星熊さん..。あなたは言ったはずだ!こいしちゃんに監視を付けてると!それは事実ですか?..」

 

勇儀「あ、あぁ。間違いはない。鬼は嘘はつかないからな」

 

金木「あなたの主義なんてクソほどどうでもいい。その人はどこですか?」

 

萃香「きいてどうするんだい?」

 

金木「死なない程度で殺します。殺さない範囲でできる限りの痛みを与えます。今生きていることを後悔させるほどに」

 

勇儀「それを聞いて言うとでも?」

 

金木「いいですよ..言わなくても。一つ質問です。2人はこいしちゃんの身に何があったか知ってますか?」

 

萃香「知らないな。」

 

勇儀「あたしも知らない。」

 

金木「そうですか。じゃあ僕はこれで」

 

萃香「行かせるわけには行かないよ?」

 

その言葉を発し終えた瞬間金木の赫子が勇儀の四肢を貫いていた

 

金木「悪いけど今僕は手加減出来るほど落ち着いてない。このままその人の手足を引きちぎってもいいんだよ?」

 

バキッ..

 

骨を鳴らしながら言う

 

萃香「やればいいさ。どうせ出来ないだろ」

 

ブチブチブチブチッ!!

 

勇儀「あああぁぁぁぁぁ!!!」

 

宣言どおり手足を引きちぎる金木。

 

萃香「なっ!?」

 

金木「僕をあまり見くびらないでくでさい。萃香さんも邪魔するなら容赦はしませんよ?」

 

萃香「霊夢が見たらなんていうかねえ。」

 

金木「正しいとは言わないでしょう。それでも止めはしないかと..」

 

萃香「それほどの理由があるのかい..。話してくれないかい?」

 

金木「多分あとで魔理沙が来るから彼女に聞いてください。それと地霊殿の場所とその監視担当の鬼の所在を。」

 

萃香「仲間は売れないな」

 

金木「そうなると地底の人たち全員に聞いてまわることになりますね..」

 

萃香「なっ!?お前、何を言ってるか分かってるのか!?」

 

金木「はい。地底の全員を敵に回してでも目的を達成します」

 

萃香「くっ..分かった。」

 

金木「そうですか..」

 

萃香「ここでお前を止める!!」

 

すると萃香は体を大きくして金木に拳を振り下ろして来た。

 

金木「ふざけてるんですか?」

 

その拳に赫子突き立てる。想像通り拳に赫子が刺さる

 

萃香「ぐっ!!なんて硬さだ..」

 

そのまま刺さった赫子を動かし指をはねる。

 

萃香「ああっ!!」

 

すると今度は姿が見えなくなった。

 

金木「なるほど..。あなた能力は大きくなったり小さくなったりする能力ですか。」

 

そして後ろから急に現れ蹴りをしてきたが、それを意図も簡単に避け、伸びた膝の関節を逆方向に曲げた

 

ベキィッ!!

 

萃香「ぎゃっ!!」

 

情けない声を出してその場に崩れ落ちる

 

金木「萃香さんの能力は僕と相性が悪い。姿が消えても存在が消えたわけじゃないんだ。そこにいるってことが僕にはすぐわかる。だから僕には勝てないよ。」

 

萃香「鬼が簡単に負けを認める理由にはいかないん...!?」

 

口の中に赫子を刺し込む

 

金木「悪いけどあなたの声はもう聞きたくない。これ以上あなたを傷つけたくないんだ。だからもう喋らないで」

 

そう言って金木は赫子に付いた肉片を少し食べ奥に進んでいく。

 

文「あややや、これは霊夢さんに報告ですね!」

 

 




今回長くなりそうなんでいくつかに分けていこうと思います!


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