誤字などあるかもですがご了承ください
時間軸的にはジェイソンの拷問からです。ちょいちょい省いてる部分がありますがご了承ください
バキッ..バキッ..
?「ガァァァァァァ!!!!」
金属と金属があたる音と、何かをねじ切る不快音、そしてある男の叫び声が、空間に響く。
?「ハァ..ハァ..かねきぃ..君は最高だァァ!!」
巨漢の男が叫ぶ。そしてまた鳴り響く不快音
金木「ガッ!?アァァァァァ!!!」
数時間に及ぶ拷問。ただただ自分の快楽のためにする拷問。何も目的もない暴力、つまり終わりが無い。
?「ここまでにしよう。また来るよ。」
と言って巨漢の男、ジェイソンはその拷問質から出ていった。
金木「どうして..僕ばっかり..こんな目に..誰が..誰か助けて..」
?「ひどい有様ね。髪の毛真っ白じゃない。笑える。」
金木「リゼ..さん?あ、あなた..生きて」
リゼ「助けなんてくるわけないじゃない。ここにはあなたしかいないのよ?私だって生きてるわけじゃない。あなたが作った虚構でしかない。死人にすがるなんて..滑稽だわ。自分が不幸だと思ってる?そもそもその不幸は誰のせい?おめ〜にいってんだよ弱者。運なんて存在しない、単なる状況の組み合わせ。その状況を作ってるのは誰?つまり全部あなたのせい..」
金木「う..うるさい..」
リゼ「傷つけるより傷つけられる人に。優しくて素敵ね..だからこんな目にあう。あなたには選ぶ強さが無かったのよ。」
金木「ぼくは..ぼくは!」
リゼ「それが出来ればお母さんも死ぬことなんてなかったのに..」
金木「か..あさん..かあさん..なんで僕を一人にしたんだ!!!寂しいのは嫌だ!僕のために生きてほしかった!僕を、選んで欲しかった!」
リゼ「それで誰が犠牲にしても?」
金木「犠牲にしても!!!」
リゼ「いい子..そうよ..何かを捨てても一方を守らなきゃいけない時があるの。あなたの母親はそれが出来なかった。それは優しさじゃないわ、ただ弱いだけ。捨てる覚悟がなかった。あなたはどう?ヤモリのようなやつを許せる?」
金木「許せない..」
リゼ「このまま行けばあなたが働くあんていくにも被害がでるでしょうね..」
金木「させない..僕の居場所を奪うやつは誰だろうと容赦しない。」
リゼ「あなたに..そんな力あるの?」
金木「..ある。」
リゼ「..私を受け入れるということ?」
金木「違う..僕があなたを超えればいい。」
グシャッ!!
リゼ「そう..生きるという事は他者を喰らうこと。」
金木「僕は、喰種だ。」
そこからの金木はジェイソンを圧倒し、みんなが知っている未来に行くはずだった。だがそこにイレギュラーが現れた。
目の前の空間が裂ける
金木「?」
?「こんにちは。金木さんでよろしいのかしら?」
裂けた空間から1人の女性が腰らへんまで体をだす。
金木「そうですが..あなたは?捜査官でも喰種でも無いようですが。」
紫「私は八雲紫。幻想郷の賢者よ。あなたを幻想郷へ招待しにきたわ。」
金木「幻想郷?..」
しばらく考えた後
金木「..僕にはやる事があるので..」
紫「あ〜んつれないのねぇ!こんな美人さんが誘ってるのにピクリともしないなんて!」
金木「邪魔するなら容赦はしませんよ?」
殺気のこもった目で紫を見つめる。
紫「ふふっ....いい目ねぇ..でも残念。あなたには拒否権はないの。お仲間さんの事は安心して?私が何とかするから。」
と、ウィンクをした瞬間、金木の足元の空間が裂ける
金木「!?」
紫「..ようこそ..幻想郷へ」
金木の目の前は真っ暗になった。
だいぶ長くなった気がしますがどうでしょう!
たくさんの方が楽しんでくれれば幸いです!