メビライブ!サンシャイン!!〜無限の輝き〜   作:ブルー人

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今回は初の超獣が登場です。


第50話 曜の友達

『曜ちゃんなんか大嫌いだよ』

 

「えっ……?千歌ちゃん……⁉︎」

 

『もう顔も見たくない。じゃあね』

 

「なんで……⁉︎どうしてそんなこと言うの!?待って!千歌ちゃん!!」

 

暗闇の中へ溶けていく親友の背中を必死に追いかけ、手を伸ばす。

 

いつまで走っても、全力で手足を動かしても、彼女との距離は縮まるどころか遠ざかっていくばかり。

 

「やだ……!私……やだよ…………!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『誰もお前のことなど、愛してはいない』

 

 

 

「いやああああああああああああ!!!!」

 

家に戻ってきてから、ずっとこれだ。

 

手から滑り落ちたシュシュがひらひらと床に落ちていく。

 

ベランダで頭を抱え、喉が張り裂けるくらいに叫んだ。

 

……いくら否定しても、男の声が途切れることはなかった。

 

まるでこれが本心なのだろうと、自分に言い聞かせてくるような不気味な声。

 

 

 

 

プルルルル、と着信音が聞こえる…………が、男の囁きにかき消されるように音が霞んでいった。

 

辛うじて見えたスマートフォンの画面には、学校の昼休みに撮った梨子の写真。そして、その人物からの電話がきたことを意味する”桜内梨子”の文字。

 

(梨子…………ちゃん。……千歌…………ちゃん)

 

視界の端から徐々に目の前が真っ赤に染まっていく。

 

捻れるような動きで現れた人影は、曜に言い放った。

 

『やはり人間を滅ぼすのは人間自身だな。お前のように壊れやすい者が、それを証明してくれる』

 

 

◉◉◉

 

 

『こっちだ!』

 

「なんだよいきなりぃ!!」

 

強化された身体能力を駆使し、飛ぶような速さでコンクリートの地面を蹴る。

 

メビウスが何かを察知したのか、浦の星学院の方向から何かの気配がすると言うので、急いで家を飛び出してきたところだ。

 

辺りはすっかり暗くなってしまっている。未だ赤い雨が降った後のシミが地面に残っており、その異様な光景が一層未来の恐怖を駆り立てた。

 

「罠の可能性はないのか⁉︎」

 

『……僕達をおびき出すためにわざと信号を発しているんだろうけど、行かないわけにもいかないからね』

 

自動車すら凌駕する速度で坂を上り、校門付近でブレーキをかける。

 

罠とわかっていながら突っ込むのだ。

 

未来は周囲に神経を張り巡らせ、充分に警戒しながら進んでいく。

 

「…………」

 

『いこうか』

 

生唾を飲み込んでゆっくりと一歩、もう一歩を踏み出し、禍々しい雰囲気を帯びた校舎へと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

並んでいる窓から月明かりが差し込み、廊下は点々とした光で濡れている。

 

木の板が軋む音にいちいち怯えながら進んでいくと、やがて気配が最も強い場所に辿り着いた。

 

(部室…………?)

 

数時間前までみんなが集まっていたスクールアイドル部の部室。

 

ただならぬ負のエネルギーが充満しており、雰囲気にあてられて自然と身体が強張る。

 

姿は見えなくてもわかる。すぐ近くに、明らかに光の存在ではないものが潜んでいると。

 

『お前は誰だ!?姿を現せ!!』

 

狭い部屋の中にメビウスの声が反射し、若干の揺れが起こった。

 

その直後、ぐにゃりと捻じ曲がった青白い影がホワイトボードに集まり、やがてそれは人型に形成されていく。

 

その姿を見たメビウスは絶句した後、一つの名前を口にした。

 

『ヤプール…………‼︎』

 

「こいつは……?」

 

ゴツゴツした印象を与える全身に、右手の刃。エンペラ星人に仕える四天王、その中でも邪将の名を与えられている異次元人ヤプールだ。

 

『クハハハハハハ!のこのこやってくるとは間抜けな奴らめ……‼︎』

 

「お前……エンペラ星人の刺客か!?」

 

『いかにも。私は皇帝に仕える四天王の一人、ヤプール』

 

「まさかあの事件…………お前の仕業なのか⁉︎目的はなんだ!!」

 

ふと最近立て続けに起こっている行方不明事件のことを思い出し、咄嗟に問う。

 

『……?つまらんことを聞くな。目的など、貴様らが一番わかっているはずだ……‼︎』

 

部屋の壁、天井、床を伝って移動しながら語りかけてくるヤプール。

 

『未来くん!』

 

「ああ!!」

 

『おっと。まあそう焦るな』

 

左腕にメビウスブレスを出現させ、サークルに手をかざしたところで、ヤプールは二人を制止する。

 

「なに……?」

 

『ただやり合うだけでは芸がない。……そこで、ちょっとした余興をな……。お前達の仲間に相応しい人材がいたのでな』

 

不気味に笑うヤプールを見て、メビウスが弾かれたようにハッと声を出す。

 

ほぼ無意識に、自然と頭の中に一人の少女の顔が浮かんだ。

 

『未来くん!今すぐ曜ちゃんのところに!!』

 

「はぁ⁉︎どういうことだよ!!」

 

『くははははは!!あの女は既に私の意識下にある。……友人を自らの手で殺めるのも時間の問題だな』

 

『なっ…………⁉︎』

 

青ざめた顔で部室を飛び出し、急いでやってきた方向へ戻る。

 

全力疾走で外に出て行った未来の後ろ姿を見て、ヤプールは不敵に笑った。

 

『貴様が追いつくか……。それとも親友を手にかけるのが先か……。くく……っ……!』

 

 

 

 

 

 

 

「何がどうなってんだ……⁉︎」

 

『やっぱり気のせいじゃなかったんだ……!曜ちゃんの元気がなかったのを覚えているだろう⁉︎』

 

曜の家までの道のりを走りながら、頭の中に響くメビウスの話を聞く。

 

「俺は特に……なにも感じなかったけど」

 

『ごめん、君に聞いた僕がバカだった…………‼︎』

 

「うっ……!悪かったよ!どうせ俺は鈍いですよ!!」

 

鈍感な自分を殴りたい気持ちを抑え、必死に四肢を動かす。

 

メビウスの話によると、ヤプールは曜の心の隙を狙ってマインドコントロールをかけようとしているのかもしれない、とのことだ。

 

友人を手にかける、という奴の言動から察するに、曜とは別の誰かが巻き込まれる可能性が高い。

 

咄嗟に携帯を取り出した未来は、まず千歌に通話を試みる。

 

数回の呼び出し音が鳴り、「もしもし」と千歌の声が耳に滑り込んできた。

 

「千歌か!?今どこにいる!?」

 

『え?今?どうして?』

 

「ええっと…………とにかく家から出るなよ⁉︎」

 

『でも私いま曜ちゃんのーーーーーー』

 

突然の大地の揺れにバランスを崩してしまい、よろけた拍子に携帯を落としてしまう。

 

不意に見上げた上空には、見たこともない奇妙な光景が広がっていた。

 

 

「空が…………割れてる……⁉︎」

 

 

◉◉◉

 

 

「曜ちゃーん!!」

 

すぐ側から聞こえてくる、自分を呼ぶ声。

 

ガンガンと痛む頭に手を添えて、曜は力を振り絞って立ち上がる。

 

(千歌…………ちゃん…………?)

 

なぜ、どうして、彼女がここに来た理由はわからない。だがやるべきことは”声”が教えてくれる。

 

…………『殺せ』

 

ダメだ。

 

…………『高海千歌を、皇帝に仇なす可能性がある存在を全て消し去れ』

 

ダメだ、ダメだダメだダメだダメだ。

 

「きちゃ…………だめ……‼︎逃げて……千歌ちゃん…………‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひび割れた空間の隙間から、赤い別次元の空間が見え隠れする。

 

「なんなんだよこれは!?」

 

『これは……ヤプールが操る超獣だ……!』

 

「超獣⁉︎」

 

ヤプールが生み出し、強力な力を秘めた、”怪獣を超える怪獣”。超獣と呼ばれるモンスターの姿が、ガラスが割れたような甲高い音と共に現れる。

 

お互いに補色である青とオレンジの身体。蛇腹な形状の胴体は芋虫のような印象を与える。

 

そして、特徴的な一本角。

 

『一角超獣……バキシム…………‼︎』

 

「■■■■ーーーーッッ!!」

 

異次元空間から飛び出したバキシムが夜の内浦の海に着地する。

 

強風と奴の鳴き声がこちらまで到達し、吹き飛ばされるような威圧感をこの身に感じた。

 

「足止めってわけかよ…………!!」

 

『超獣と戦うのは初めてだ……。気を引き締めていこう‼︎』

 

「ああ‼︎メビウーーーース!!!!」

 

眩い光に包まれた未来が飛翔し、オーロラにも似たカーテンの輝きから赤い巨人となって現れた。

 

「セヤァッ!」

 

開幕速攻。メビウスはバキシムへ一直線に接近すると、思いつく限りの打撃を与えていく。

 

それに対応するように動くバキシムは、メビウスの繰り出した手刀、拳、蹴り、全てを相殺するように同じタイミングで攻撃をぶつけてきた。

 

「ウアッ…………!」

 

「■■ーーーーッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「か、怪獣…………⁉︎」

 

曜の家の前で立っていた千歌は、数キロ先に見える巨人と超獣との戦いに目を見開く。

 

停めていた自転車を一瞥した後、やっと玄関から出てきた親友のもとへ駆け寄った。

 

「よ、曜ちゃんあれ‼︎怪獣だよ!早く逃げないと!!」

 

曜の腕を引いて自転車付近までやってくると、サドルに腰掛け、彼女には後ろに乗るよう手で指示する。

 

「あっでも二人乗りじゃ走ったほうが速いかも…………」

 

「ねえ、千歌ちゃん」

 

「……え?」

 

するり、と首元に伸ばされた冷たい手の感触。

 

数秒かかって、自分の首が思いきり締められていることに気がついた千歌は、霞んだ声を出す。

 

「よう…………ちゃん…………?」

 

どんどん腕の力が強くなっていく……と思われたが、時折締めつけが弱まる瞬間があった。

 

だがそれも一瞬。千歌は親友が自分を殺そうとしている恐怖を感じながら、再び視線を彼女へ戻した。

 

「ちかちゃ……シン……じゃ、だめ……デ…………ッ!!」

 

「あぅっ……‼︎く…………!!」

 

いや違う。彼女がこんなことをするわけがない。

 

曜の腕の力が強まる瞬間だけ、彼女の目が赤くなるのを見て、千歌は理解した。

 

(曜ちゃんじゃない…………!)

 

 

◉◉◉

 

 

バキシムの両手に備わっている棘のような爪が重なり、間に凄まじいエネルギーが生まれる。

 

(ぐっ…………!)

 

放たれた光線を紙一重で回避し、後ろに回り込もうと地を蹴って飛び上がった。

 

しかしバキシムの頭上を通る直前、奴の角がミサイルのような勢いで発射され、その強烈な一撃が腹部に直撃してしまう。

 

「ウアァアッ…………‼︎」

 

そのまま落下し、水の柱が立つのと同時に地面へ到達。うずくまっているメビウスにすかさずバキシムが追撃を加える。

 

『このままじゃ…………!』

 

(なに、まだまだ!!)

 

メビュームスラッシュで牽制しつつ、バキシムの隙をうかがう。

 

離れると光線、ミサイル攻撃。勝機があるとすればやはり近距離戦だが……。

 

(そう簡単には、近づけさせてくれないよな)

 

禍々しい光線をメビウスディフェンサークルで受け止める。

 

この拮抗した状況。しばらくは根比べになるだろう。

 

(…………っと思ったけど、もう限界かも)

 

展開したシールドにも亀裂が入り始めている。破壊されるのも時間の問題だ。

 

『……1、2、3!避けて!!』

 

「フッ…………‼︎」

 

メビウスの合図でサークルが貫かれた瞬間を狙って身体を捻り、光線を回避しながら後方へ退避。

 

(あの時の……炎の力を使うか……⁉︎)

 

『……!未来くん‼︎あれ!!』

 

メビウスが示した方向を見下ろす。

 

住宅が広がっている景色の中、道路の上でなにやら人影が二つほど見える。

 

それは未来とメビウスがよく知る、少女達の姿だった。

 

(千歌……⁉︎曜!?)

 

曜が千歌の首に手をかけ、殺害しようとしているのだ。

 

(くそ……!ヤプール!!)

 

『未来くん、前!』

 

前方に視線を戻した時には、バキシムが放った光柱が既に眼前まで迫っていた。

 

「グァアアアアアアアア!!!!」

 

衝撃が胴体を貫通し、全身の力が抜ける。

 

「■■■■ーーーーッッ!!」

 

バキシムはボールを弄ぶようにメビウスを蹴り上げ、痛めつける。

 

(くっ…………そ……っ‼︎)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーー千歌ちゃん。

 

ーーーー千歌ちゃんは、私のことが嫌い?

 

 

 

頭の中に響いてくる曜の声。本物の、他の誰でもない彼女自身の叫びだ。

 

(曜…………ちゃん……)

 

目尻に涙を滲ませて首を掴んでいる曜を見据える。

 

「…………⁉︎」

 

「ごめんね、曜ちゃん」

 

抵抗するのをやめて、彼女の背中に手をまわす。

 

曜の身体が千歌に抱き寄せられ、自然と両手の力がゆるんだ。

 

『…………なに……⁉︎』

 

あまりに予想外な出来事にヤプールが焦りの声を漏らす。

 

「曜ちゃんがそんなこと思ってたなんて、全然気付かなかった」

 

「…………っ」

 

曜の精神を支配していた赤いオーラが段々と抜けていき、曜の虚ろな赤い瞳から元の輝きが取り戻される。

 

「……でもね、私もずっと思ってたことがあるんだ」

 

曜の身体を優しく包みながら語りかける千歌。

 

「曜ちゃんのお誘い、全部断って……ばかりで……!だから今回は……!スクールアイドルは絶対二人で一緒にやりたいって!!」

 

「千歌…………ちゃん……」

 

「だから曜ちゃんは、合わせなくていいんだよ。自分のステップで、私と曜ちゃんの二人で……!」

 

千歌の言葉一つ一つが胸に深く突き刺さる。

 

(私、バカだ……。バカ曜だ…………!)

 

抑えきれなかった感情の全てが涙という形で流れ出した。

 

「うっ…………‼︎うぁああぁぁああ……‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

想定外の事態を前にしたヤプールは咄嗟にその場を離れ、バキシムのもとへ駆けつける。

 

『…………なるほど。これがあの男の負けた理由か……!』

 

目の部分からバキシムの体内へ入り込んだヤプールが倒れ伏すメビウスを見下ろす。

 

『予定は狂ったが……メビウスさえ始末できれば……!』

 

「■■■■ーーーーッッ!!!!」

 

バキシムの口から複数のレーザーが放射され、膝をついたメビウスへ殺到した。

 

『…………⁉︎なんだ!?』

 

奇妙な光景を目撃したヤプールが驚愕の声を漏らす。

 

メビウスブレスから溢れ出た炎が、メビウス自身の身体を包んでいるのだ。

 

『(未来くん!!/メビウス!!)』

 

ドォン!と真正面からレーザーを受ける衝撃。

 

勝ちを確信したヤプールが見たものは…………

 

『……なんだと…………⁉︎』

 

炎の盾を展開し、レーザーから逃れたメビウス姿があった。その胸には炎のシンボルが刻み込まれている。

 

(さて…………ここからが本番だ)

 

ブレスから伸ばしたメビュームブレードに炎をまとわせ、構える。

 

「ハアッッ!!」

 

ブレードを一閃。炎の斬撃が空気を焼きながらバキシムへ高速で迫る。

 

『ぐぅっ……⁉︎』

 

反射的に両腕を盾にするが、まともに喰らったことで感覚がなくなるほどの衝撃が全身に走った。

 

『(うおおおおおおおおおおお!!)』

 

ガトリングの如き速度で放たれる炎の拳。

 

一……十……百……。数を重ねていく拳はもはや回避など不可能。

 

『まさかこれほどとはな…………!』

 

『(セヤァアアアアアア!!!!)』

 

最後の一撃がバキシムの土手っ腹にめり込み、爆発したかのような衝撃が迸った。

 

「■■■■ーーーーッッ!!!!」

 

断末魔を上げてバキシムが爆散し、それに紛れるようにヤプールが異次元のゲートを開いて逃走するのが見えた。

 

『やった……』

 

(向こうも解決したみたいだな)

 

遠くに見える二人の少女が抱き合う姿を見て、安堵のため息をつく未来であった。

 

 

◉◉◉

 

 

予備予選当日。

 

客席からサイリウムを握って待機していた未来だったが、ふと右腕に身につけていたリストバンドに目を落とす。

 

千歌がスクールアイドルを始めたのは、()()()と一緒に輝きたいから。

 

曜と梨子、Aqours……普通の人達が集まって、一生懸命歌って、踊って…………。一人じゃなくて、みんなと一緒に輝いていくこと。

 

それが、千歌がスクールアイドルの中に見つけた輝き。

 

(Aqours……サンシャイン!)

 

幕の奥で準備しているであろう千歌達に合わせるように、未来は心の中で掛け声を重ねた。

 

そして始まる。

 

ラブライブという輝きまでの切符。

 

幕が開き、Aqoursのメンバーが現れるとほぼ同時に、音楽がスタートした。

 

 

 

ーー想いよひとつになれーー

 

 

 




サンシャイン11話パートの終わりです。
千歌の本心を打ち明けるシーンはアニメでは梨子の口からでしたが、今回は千歌自身に話してもらいました。

では解説です。

今作でのバーニングブレイブの扱いは結構ふわふわした状態になってます。なので勝手に技を増やしてしまったりすることも多いと思います……。
ブレードを使用したのは以前も書いた通り、未来がメビュームブレードを使うのが好きなので、バーニングブレイブの状態でも構わずバンバン出しちゃう感じってわけです。

次回からはついに未来の過去が明かされるエピソードへと入ります。
彼が見た夢、そして行方不明事件の真相とは…………⁉︎
それではまた次回。

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