フランちゃんは引きこもりたかった?   作:べあべあ

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番外編 地4 激しくごろごろ

「ふ、フラン……? 何をする気? ――やめて、っやめるのよ!」

 

 尻餅をつき、怯える吸血鬼。

 

「お願い! こっち来ないで!」

 

 手をつき出し、拒絶を示す。

 

「――そんな顔に投げつけるためだけに生まれたようなパイを持って、どうする気!?」

 

 こぼれ落ちた涙が、質の良い赤の絨毯を濡らした。

 

「違うの! 昨日、貴方のケーキを食べたのは私じゃないの! いや本当は私なんだけど! ぁばふぅ!」

 

 

 

 …………。

 

 ……。

 

 。

 

 

 

「っは!」

 

 意識の覚醒。

 

「……なんだかとっても愉快な夢を見てた気がする」

 

 思い出そうとするも、いまいち思い出せない。愉快な感覚だけは覚えている。

 

「――というか、ここどこ?」

 

 腰を起こし、周りを見渡すも、普通の洋室であることくらいしか分からなかった。

 足にかかっていた掛布団をのけると、ベッドから降りた。

 寝かされていたことは分かったが、何故なのかが分からなかった。

 足が床につくと、ふにゃりと妙な感覚が伝わった。

 

(……スリッパ?)

 

 フランは律儀にスリッパに足を入れると、出口に向けてパタパタ歩き出した。

 

(どう見ても普通の部屋だし、危険な感じはしないなぁ)

 

 自分がどこにいるのか分からないという状況に、フランは気づいた。

 

(しまった。ワタシハダレ? くらい言っとくべきだった)

 

 ノリを重要視するフランにとっては、せっかくのチャンスを逃し、痛手であった。

 とはいえへこたれない。転べば転んだことを百倍くらいに活かそうとするのがフランである。

 

(部屋を出てから仕切り直せばいい。今はなんていうか寝起きでぼけてて状況把握まで意識がいってない的な感じということにすれば、……まだチャンスはある!)

 

 急にたかぶってきたフラン。

 扉の取っ手に手をかけると、勢いよく手前に引いた。

 そして、大きな声を出した。

 

「ここはぁ! どこっ――」

「っわぁ」

「ありゃ?」

 

 目の前に、床で激しくごろごろしている少女がいた。すぐ横におぼんと湯呑みが落ちている。熱そう。

 髪の色は薄紫というかピンクというかよく分からない。

 その姿にフランはピンときた。

 手を差し伸べ、いたわりの言葉を口にした。

 

「……大丈夫?」

 

(ぶっふぇっふぇ! ちょーおもしろ!!)

 

「怪我とかない?」

 

(なんというアクロバティックな芸。宴会芸練習中してたのかもしれないし、笑わないようにしなきゃ)

 

 ごろごろしていた少女は、フランの手には触れずに、床に手をついて立ち上がった。

 顔が見えた。

 

(っわ)

 

 すっごい睨まれた。

 

(ま、とりあえず黙っとこ。心を読まれるようなことがなければバレないんだし。まさかさとり様みたいなこと出来るやつとかね。いないからね。そうだ心の内で盛大に笑っとこうかな。まぁ、さとり様でもない限り分からないからね。ぷーくすくすぷー)

 

 さらに睨まれた。

 

「……あなたが誰であるか、聞く必要はないようですね。私が私であることを知っておきながら、わざとそのような心を読ませようとするとは。あなたは間違いなくフランちゃん、そうですね」

「違う違う」

 

(名前の前に『愛する』がないから、やり直し)

 

「……愛するフランちゃんですか?」

「なぜ分かった」

「……いえ、別に」

 

 顔をそらされた。

 ぶすくれた感じなのが分かった。

 体を傾け、覗き込む。

 

「どったの? 体調悪い?」

「はぁ……」

 

 おっきなため息が聞こえた。

 

「もういいです。何となく想像してたことでもありますし」

「苦労性なんだね」

「ええ、本当にそうなんです。なんでなんでしょう」

「知るわけないじゃん」

「……ちょっとトラウマとかありませんか? ちょっとだけでいいんで、想像してみません?」

「ごめんて。冗談だって。からかわないと死んじゃうの。許して」

「本心から言ってるのが逆にびっくりです」

「照れるなぁ」

「……なんでですか」

 

 いまだ廊下にいることに気づいた。

 フランは部屋に戻った。

 

「ま、入りなよ。座って話そ」

「……そうですね」

 

 部屋の主のような口ぶりのフランだった。

 丸テーブルを挟んで座り、対面した二人。

 

「――で、ここってどこなの?」

 

(まぁ、地霊殿だろうけど)

 

「その通りです。ここは『私の』地霊殿の中の一室です」

「そんで、なんで私ここにいたの?」

「それについてはこちらからも聞きたいことがあります」

「うん?」

「まず初めにあなたの質問からお答えします。フランちゃんはこの地霊殿の近くで倒れていました」

「え!? 私、倒れてたの!?」

「はい」

 

(えぇ? 今更そんなヘマするかなぁ……。どんなガチンコファイトすりゃそんなことに)

 

「それでなんですが、倒れていたフランちゃんのすぐ横に、もう一人倒れていたのです」

「もう一人?」

「えぇ、こいしという私の妹なんですが、覚えはありますか?」

「……こいし、さとり様の妹……」

 

 と、フランが記憶を探り始めた時、すぐにお目当ての記憶がよみがえった。

 

(そいや、やったなぁ。しかも思いっきりガチンコファイトしてた)

 

「その件について、詳しくお願い出来ますか? 思い浮かべていただければ、それだけで大体分かるので」

「えぇっと、ねー」

 

 記憶を詳しくさかのぼった。

 

「まずね、勇儀と遊んでね、そんでその後ね、ここの場所教えて貰ってね、んでね、進んでたら途中でこいしと会ったの。んで、こいしとは勝負がついてなかったから、その続きをその場でやった的な感じ」

「弾幕ですか?」

「いや体操かな?」

「え?」

「ん?」

 

 サードアイ含め三つの目ですっごい見られた。

 

「いやなんか、『見つけたー!』とかいきなり言われたらさとり様の妹がそこにいたの。だから体操始めたの」

 

 嘘はついていなかった。

 心を読みながら知りたいことが分からないという未知の体験に、さとりは頭が痛く、いや、頭痛が痛くなってきた。

 

「なぜ体操が始めてしまったのかを教えてはもらえませんか?」

 

 頭を押さえながらそう聞くさとり。

 

「そりゃ、ライバルだから」

 

 さとりは、今このときほど、自身の能力がもっと高性能であったらいいのにと願ったことはなかった。

 

「その、……ライバルというのはつまりどういうことですか?」

「好敵手と書いてライバル」

「そうじゃなく!」

 

 大声を出したのも久しぶりだったさとり。

 感極まってうるんできた瞳に、さすがのフランもそろそろ止めとくかという気持ちになった。

 

「うち(紅魔館)に来たときに一緒に体操してたから、それの続きをしたんだよ。倍速モードでどっちが最後までついてこれるか勝負」

「……なんですかその勝負」

「さとり様とやろうと思ってたやつ」

「二人とも倒れるようなことやろうと思ってたんですか!?」

「いやいや違う違う。中々勝敗がつかないから、八倍速くらいにしたら、多分私が倒れた感じ」

「いまいち話が理解できないのですが」

「心読めばいいじゃん」

「心のまま喋ってる相手の心を読んだところで結果が変わらないのです」

 

(案外上手くいくもんだなぁ)

 

 ミス。

 

「え?」

「あ、やべ」

 

 つい気が緩んで意図的ではなく心を読ませてしまった。

 

「まぁ、なんていうか、あれだよ。嘘をついて人をからかうのはそう難しくないから、真実のみで上手いことからかってやろうと思ってね。あとは本当の意味で私の意図した状態になりきればいいわけ」

「……恐ろしいです」

「ここに来るって決めた時に対処法決めたから、さとり様の桃色ヘアー見た瞬間実行したまで。さすがに会ってから考えてたらバレちゃうからね。ぶっちゃけからかいに来たみたいなもんだし!」

 

 フランの言葉に嘘が混じっていないことに、さとりはなんだか悲しくなった。

 

「……それでこいしは妙な体操をして倒れていたわけ、だと?」

「多分ね。記憶が途切れてるから、実際のところは分かんないけどね。あーでも、私の負けってことかなぁ」

 

 口をとがらせるフランは、顔の前に人差し指を立てた。

 何をするのだろうと、さとりがフランの指先を見た時、親指大の少女がそこに浮かび上がった。ミニマムレミリアである。

 そのミニマムレミリア略して、ミニリアはくるくると天に指を指しながら回り始めた。

 

「……それはなんですか?」

「おねーさま」

「本物、ではないのですよね?」

「うん。ちっちゃな魔力の球作って再現してるだけ」

 

 テレビジョンからヒントを得て、作成した魔法である。これを使ってテレビジョンがないところでも映像を浮かび上がらせることが可能になった。パチュリーに見せた際には大いに呆れられたあげく、白紙の本を持って追っかけられた。呼吸で死にそうだった。

 こいしとの勝負の際にもこの魔法を使い、トレーニングルームから体操のお姉さんまで再現していた。自身も倍速で体を動かしながら雨粒より小さくした魔力球の一つ一つに色を付け、操っていた。

 こんな感じで着実にフランの周りからの評価は固まっていく。絶対意味なさそうな上にくそがつくほどに面倒なことをやろうとする頭のおかしいやつ。フランが一度前にそれを聞いた時、憤慨して、言った相手にめっちゃ絡みにいったこともあった。めっちゃめんどくさかったらしい。

 

「――そして羽ばたく!」

 

 ミニリアの悪魔の羽が天使の羽に変わり、天へと飛んでいった。

 そしてすぐにべちゃっと落ちた。

 ミニリアはしばらく床でごろごろ転がったのち、消えた。

 

「……お姉さんを大切にしてあげてください」

「勝手にケーキ食べた仕返し。よく覚えてないけどそういうことにしといて」

「はぁ」

 

 会ったこともない少女に親近感を覚え始めたさとりだった。

 

「――まぁいいや。とりあえず帰ろ」

「え? 帰っちゃうんですか?」

「うん。何日経ったかは分からないけど、そろそろ眉間にしわを寄せたゆかりんが飛んできてもおかしくないしね」

「……そうですか」

「そんじゃ、今度は地上で――」

「え? いや、私は」

 

 さとりの言葉は途中で途切れた。

 対象のフランがその場から消えたためである。

 

 

 

 

 

 フランはよく分からない空間にいた。真っ暗のようでそうでなく、周りには目がぎょろぎょろうごめていた。

 

「――お帰りなさい」

 

 気味の悪い空間の中、その気味の悪さを消し飛ばすほどに胡散臭い妖怪がそこにいた。

 

「――ただいま、ってここ私の家じゃないし」

「えぇ、そうね。でもそんなことより、私、言いたいことがあるのだけど、分かるかしら?」

「覚り妖怪になったおぼえはない!」

「そんなこと分かってるわ」

 

 胡散臭い妖怪、八雲紫は冷たい視線をフランに送った。

 

「あなたの行動は途中から見ていました」

「うん」

「なら、私の言いたいことが分かるはずよね?」

「分かんない」

「ああそう、しらばっくれるのね。なら直接言いましょうか」

「どうぞ」

 

 紫は咳払いをした。

 

「――私の眉間にはしわは出来ません」

 

 フランは驚いて口をぽっかりと開けた、ふりをした。

 そして、

 

「そっかぁ、ぴっちぴっちだもんねー」

 

 と言った。

 紫は笑みを浮かべた。目まできちんと笑っているが、雰囲気が怖い。

 

「時々、えぇ、時々ですが、フランちゃんと真剣に戦いたくなる時がありますわ」

 

 口元がひくついている。

 

「じゃあ、体操する?」

「それは結構ですわ」

「え、やるってこと?」

「やらないということです」

「じゃあ早食い競争とかにする?」

「それもしません」

「ワガママ! ゆかりんワガママ!」

 

 紫は黙った。

 有効な言葉が思いつかなかった。

 本来の目的を優先することにした。

 

「――といことで、紅魔館にお返ししますわ」

「ということでって?」

「それではさようなら」

「っちぇ。じゃあね、ワガママゆかりん」

 

 奈落の底にでも繋げてやろうかと思った紫だったが、思いとどまった。もし実行してしまえば、間違いなく面倒なことになる。おそらく絶妙な面倒事を起こすだろう。紫はふんばった。

 こうして紫の不断の努力により、フランは無事に紅魔館に帰ることが出来た。

 生還し、紅魔館の一室に現れたフランは右腕を振るうようにして払った。

 

「っふん。――この右腕を使う機会はまた訪れなかったか」

 

 払った右腕には、闇色の炎みたいなのがまとわりついていた。

 

「ふ、フラン……?」

「えっ!?」

 

 声に反応し、後を見ると、そこには姉のレミリアがいた。

 目を大きく開き、こちらを見ている。

 

(よ、よりによって……)

 

「……あなた、ついに、そう……」

 

 レミリアはゆっくりと近づき、フランの肩を強く掴んだ。

 

「まともなセンスを身に着けたのね!! 実は言わずに我慢してたんだけど、禁忌とかなんか言ってて恥ずかしかったの! これであなたも――あうっ!」

 

 フランはレミリアを軽くひっぱたいた。

 

「うっさい、不夜城ナイトメア!」

「違うわ、間違っているわ!」

「うっさい!」

「あうっ」

 

 ひっ叩いた。

 前にレミリアに無理矢理押し付けられたマンガのセリフを使ってカッコつけたらそこに姉がいて、フランは恥ずかしかった。頬が赤い。

 レミリアストレッチだとかレミリアストーカーだとかを命名してしまうネーミングセンスなんてものを身につけてしまったら、もう大手を振って幻想郷を出歩けないと、フランは本気で思っている。

 フランは、「ただいま」を言うこともなく、部屋に逃げ去った。

 とにかく地底の冒険はこれで終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

 以下、小ネタ集。 軽い気持ちでお願いします。

 

 

 

 その1

 

「ふらんっ! あなたに妹が出来たわよ!」

「えっ」

「ほら、この子よ」

 

 レミリアが示した先には、白と黒の……。

 

「魔理沙じゃん」

「――違うわ。霧雨魔理沙・スカーレットよ」

「もう無茶苦茶だよ」

 

 霧雨魔理沙・スカーレットは帽子を深くかぶり、うつむいていた。

 

「何があったかはよく分からないけど、なんか可哀想だよ」

「何を言ってるの? パチェの怪しい実験に使われるところだった捕らわれネズミを、私が慈悲深く助けてあげたのよ。身体に魔法がかかってるから、パチェに無断で紅魔館から出ていくとなんかアレするらしいわよ」

「え、アレされんの。こわっ」

 

 ぼそり、「アレって何なんだよ……」と新しい妹がつぶやいた。

 

「――ということだから、よろしくしてやってね」

「やだ」

「なんでよ」

「私、お姉さまがいい」

「――ふらんちゃんっ!!」

「ってことで、新しいお姉さまみつくろってくるね」

「え」

「まがとろまがとろ」

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

 その2

 

 フランはうなっていた。

 

「うぉぉぉぉぉぉぉ」

 

 紅魔館地下のとある広い部屋。

 レミリアが見守る中、フランは合わせた両手を少し開き、円を作っていた。

 両手の間から赤黒い血のようなオーラが生まれると、フランは両手を腰元にやってさらにうなった。

 

「ぬぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

 ――閃光。

 

「必殺! スカーレット波ぁーーー!」

 

 フランのつき出した両手から緋色の暗黒光線が発射された。

 レミリアの口から言葉が漏れる。

 

「かっ、かっこいい……」

 

 レミリアの目が輝いた。

 そんなレミリアの元に、発射し終えたフランは一仕事終えた風に額を拭いながら近寄った。

 

「どうだった?」

 

 ドヤ顔のフラン。

 そんなフランにレミリアはビシッと手を上げた。

 

「私もそれ使いたい!」

「え、でもこれスカーレット家に代々受け継がれし的な秘奥義みたいな技だから。スカーレット家の者じゃないと、ちょっと……」

「はい! 私、スカーレット!」

「身体の負担も大きいから、ある程度歳取ってないと危ないし」

「はい! 私、あなたのお姉さん!」

「でもこれ、嘘だし。なんか適当にそれっぽいのに適当に名前付けただけだし……」

「ひどい!」

 

 

 

 ◇◆◇

 

 

 

 その3

 

「見てフラン! 新しくペットを飼うことにしたわ!」

 

 レミリアはじゃじゃーん! といった感じでフランにそれを見せた。

 チュパカブラ。

 

「うっわ、かわいくなっ!」

 

 

 

 その4

 

 

 

「フラン! 今度はホフゴブリンよ!」

「お、結構可愛いじゃん」

「え」

 

 レミリアのホフゴブリンへの当たりがちょっと冷たくなった。

 

 

 

 その5

 

 

 

「……お姉さま、私、外に出たい」

「――駄目よ」

「どうしてっ!」

「今日は日差しが強いらしいわよ。日焼けしちゃう」

「そっかぁ」

 

 

 

 その6

 

 

 

「……お姉様、私、外に出たい」

「――駄目よ」

「どうしてっ!」

「まだ私の準備が終わってないもの!」

「早くして!」

 

 

 

 その7

 

 

 

「ふらんちゃん、ふらんちゃん」

「どったの、おねーさま」

「あなたにお客さんが来てるわよ」

「誰?」

「緑色の髪のやつよ」

「緑色?」

 

(幽香かな?)

 

「まぁ、分かった。んで、どこにいるの?」

「扉の向こうで待たせてあるわ」

「あいよ」

 

 フランが扉に手をかけた瞬間。

 バンッ!

 

「おはようございます!!」

 

 勢いよく開いた扉から、緑色の巫女が現れた!

 

「遊びに来ましたよ! フランちゃんさん!」

「げぇっ」

 

 フランは扉を閉めた。

 そして振り向き、

 

「ちょっと、お姉さまさん。私、出かけてくる」

 

 そのまま紫のスキマもどきを作り、逃げ込んだ。

 

 

 

 その8

 

 

 

「ふらんちゃん、ふらんちゃん」

「何?」

「挨拶しましょ、挨拶」

「何でまた」

「知ってる? 欧米では挨拶ではキッスをするのよ!」

「何で欧米かぶれの日本人みたいなこと言ってるの?」

「いいから、いいから!」

「やだ」

「なんで!」

「おねーさま、さっき納豆食べてたもん」

 

 

 

 おしまい。


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