異世界西遊記 作:越後屋大輔
~登場人物~
・主人公
幼い頃からの西遊記マニア。通勤途中に運転していた自動車の真上に巨岩が落ちてきてクルマ共々潰れて死亡。
死後初めて出会った神様の実像に凹むがマニア究極の夢を叶えるため、神様に無茶振りする。
異世界転移後、地球の現代知識と孫悟空の戦闘力で活動するが名前だけは使っていない。生前は無気力な青年だったが転移してからは直情型で感激屋な性格になった。
・強面オネェ神様
主人公が元々いた世界(つまり地球)の神様、原作のお釈迦様にあたる。現在一般的に信仰されている神々は彼(彼女?)が捏造したもの、地球の人間文化が多種多様化したためか間違った解釈をしているのでヤ○ザファッションになってしまった
主人公の思惑にはどうも最初から気づいてた様子
筆者はオネェを演じてる小澤○志のイメージで書いている。
・バーキン
とある田舎の集落で長を務める男性、45歳。モデルは原作で孫悟空に出逢う前の三蔵法師を命の危機から救った猟師、伯欽。
以下6名原作にモデルなし筆者オリジナルキャラ
・アラン
19歳のイケメンで剣士、馬車でカカンザの街へ帰路の途中主人公と仲良くなる、仲間になってからも主人公の能力に四人揃って驚く
・ルビィ
ケットシーの少女で武闘家、17歳、明るく快活だがちょっと天然気味な少女。尚、ケットシーは二足歩行の猫に描かれる事が多いが本作では人間に猫の耳と尻尾がある姿という設定
・リャフカ
18歳の魔法使い、種族はコボルト。こちらも本作では人間の体に犬(プードル)の耳と尻尾を持つ、優等生気質で特に魔法に関してはとことん勉強している努力家。名前の由来は宇宙犬クドリャフカ。
・オィンク
オーク(豚人間)18歳、人見知りでパーティーメンバーと両親兄弟以外とは上手く話せない、根はいい奴。基本この世界のオークは悪役ではなく他種族と同等の扱い。名前は豚の鳴き声の英語表記「Oink」から。
・カカンザ冒険者ギルド受付嬢
名前は不明、22歳。ギルド内では受付の他、事務や他ギルドとの交渉もこなすできる女性。親子程年の離れたギルド長に上司と部下以上の思いを抱く。
・ギルド長
カカンザの冒険者ギルドの責任者、55歳。革新的で若者にも理解ある好人物。離れた場所にいる相手と連絡できる魔法を使えるらしく、アラン達の訴えをあっさり受け入れたのも彼らの意見に対し、バーキンから裏がとれたためと思われる。
・異世界の女神
本編の舞台である世界担当の女神、この世界の人間には高貴な神様と崇拝されているが実際は我が儘でタカビーな世界の管理者失格の残念駄女神。原作の大宗皇帝に相当する。
~世界設定~
・異世界
主人公が転移したRPGにありがちな中世EUっぽい剣と魔法の世界。各世界に神様がいて担当世界を管理している。世界には人間以外の知性体生物として亜人と獣人がいる。人間と獣や爬虫類等を掛け合わせたような姿をしたのが獣人でそれ以外(エルフやドワーフ等)人間に近い姿なのが亜人。ルビィとリャフカ、オィンクは獣人
・ギルド
各職業ごとに存在する労働組合のようなもの、本編に登場する冒険者ギルドの他、商人ギルド、職人ギルド等がある
また、これらはかつて地球上にも実在した。
・カカンザの街
東京またはニューヨークぐらいの規模の街、街の名は孫悟空が生まれたとされる花果山に由来。
~冒険者について~
・宝さがし、所謂トレハン、魔物退治(地球でいう害獣や害魚、害虫)が主な仕事。魔法使いタイプと剣士タイプ、武闘家タイプがいる、魔法使いタイプはローブ姿が一般的で剣士、武闘家タイプは軽い革製の鎧を身につける、但し腕に自信があったり俊敏さを武器にしている者は鎧をつけない場合も多い。ルビィは後者の典型。