ソードアート・オンライン ~闇と光の交叉~ 作:黒ヶ谷・ユーリ・メリディエス
前話の後書きでも書きました。今話からはこういう訳です。
ほぅら……タグをよく見れば、《SAO》と《ALO》の間にあるでしょう? 《逆行&平行世界》というタグが。
基本的に本作はタグにある順番でお話が進んで行きます。つまり《マザーズ・ロザリオ》編も《MR》と書いているのであるという事です。まぁ、その本人がヒロインとしてキリトと一緒に居るので、登場キャラが一人違うし展開も若干異なりますが。
そんな訳で今話からは第一層どころか《ソードアート・オンライン》の一番最初からまたやっていきます。登場キャラ自体は殆ど一回目と変わりません、何せ過去に戻っただけですので。
ただ前話の後書きにも書きましたが、前話まで、つまり二人にとっての一回目SAOの展開とは所々違います。
その差をお楽しみ頂ければ幸いです。
では第一章、どうぞ!
第一章 ~始まりへの遡行~
第一章 ~始まりへの遡行~
光に包まれ、意識が飛んだ。俺達を二年間縛り付けていた《浮遊城アインクラッド》。その最期を目に焼きつけ、俺は眠った。
……その、筈だった。
次に目を開いた時、違和感を覚えた。
普通、目を覚ませば肉体のある病院の筈。そこで寝かされている筈なのだ。
しかし、俺の眼前に広がるのは明るい肌色のレンガ、様々な形の屋根をした家。背後を見ると漆黒のドームが目に入り、上を見ると、まるで『作られたかのような空』が目に入る。
そして、その道を闊歩し、あるいは喜び、あるいは驚嘆し、あるいは不敵に笑う者達。緑のカーソルを付け、剣や曲刀、槍、斧などの武器を背負った……プレイヤー達。
「う、そだろ…………どうして……?!」
ここは、どう見ても間違いない。【始まりの街】。そう、あの世界の第一層主街区。
「ここは……浮遊城【アインクラッド】……なのか?!」
【アインクラッド】。俺が二年かけて攻略し、遂にクリアして終わらせた世界の舞台。
あの世界をクリアしてログアウト出来るようになったのに、なぜ第一層なのか。
俺は嫌な予感が段々膨れ上がっていくのを感じ、漆黒のドーム――黒鉄宮へ走った。ベータ版だったら《転生者の間》と呼ばれたそこは、一万人もの名前が彫られた碑文――――《生命の碑》があった。
信じたくなくてメニューを開いて日時を確認、それがトドメとなった。
――――2022年 11月7日 13:05
「あの、デスゲームが始まった日…………は、はは……ははははは…………」
変な笑いが込み上げて来た。
二年間、いや、転生した時からの覚悟も含めて十四年間、SAOの死者を少なくする為だけに邁進した。あまりに執念を燃やしすぎてせいで姉を巻き込み、自身の不甲斐無さで多くの人間が死んだ。茅場を殺してでも止めていれば、そもそも出なかった犠牲。
無論、この世界で営まれていた時間が無駄だったとは言わない。この世界で得た物がある人間だっている。
しかし、犠牲になった人間の方があまりに多い。償いきれない業。贖いきれない罪。それが重く圧し掛かり、俺を壊しにかかる。
「――――ハハはハハハはハハハハハハハハハはハハはハはははハハはハハハハハハハ!!!!!!」
もう、何もかもがどうでも良くなった。
あの世界で人を殺したのも、あの世界で起きる犠牲を少なくし、早くクリアする為だ。証拠に、原作では丁度二年の時点で七十五層だったが、俺は百層までクリアしている。
しかし、あの世界で自分がした全てが意味の無かった事。自分の精神は逆戻りし、また一から始め、最上層――――第百層まで上り詰めなければならない。
もう、いい。もう俺は疲れた。
何もかもが、どうでもいい。
心の中でそう呟いて、生命の碑で背中を擦りながら、座り込んだ。
狂い笑いの衝動は既に過ぎ去り、今の心は空っぽだ。ヒースクリフとの決闘を終えた時は清々しかったのに、それが嘘のように淀んでいる。
「キリト君」
全ての思考を放棄した俺に声を掛けたのは、予想外もいいとこの男だった。
韻律に富み、鋼の意志をうかがわせ、人を惹き付けてやまないテノールの声。俺は、ばっと顔を上げた。
そんな、どうして。その思いが渦巻く。この時点で、この男が俺に接触するのはおかしい。前回、そんな事は無かった。
しかし、真紅の甲冑、白銀に赤の十字がある十字剣に十字盾。鋼を思わせる銀髪を一房肩に乗せている男。その男の真鍮色の瞳がまっすぐ、俺を見つめていた。
「君に伝える事があってきた」
「ヒース、クリフ…………?」
俺は確信した。この目の前にいる男は、ヒースクリフは前回の茅場晶彦だ。去り際、俺に見せた瞳がそのまま俺に向けられている。
だから、俺は声を荒げず、むしろ同じ仲間がいる事に安堵して立ち上がる。正面から互いを見据え、まず俺が口を開いた。
「前回のヒースクリフか…………久しぶり……なのか?」
「あの決闘からさほど経っていないがね…………そう言う君も、私と同じようだな」
「お前も、逆行したのか」
「正確には、私は前回の茅場晶彦という男のエコーのようなものだから、君のように実体を持っているわけではない」
よく違いが分からない。要は、俺はこの世界の俺の肉体を持ち、茅場は持っていないという事か。
そう聞くと、微笑しながら肯定した。
「そうだ。どうやって、どうしてかは分からないが、私達は精神だけを過去に飛ばされたらしい……私がここにいられるのも残り僅かだ、本題に入ろう。君にこれを渡しに来た」
そう言って俺に幾つかの物を渡してきた。
それは《ザ・シード》だった。
ちなみに、何故か前回の最終武具は持っていた。すぐには使わないが、用意はあったほうが良い。ひとまず、目立たない首、指輪、お守り、腕防具は装備する。
「すまないが、前回同様、百層までクリアして欲しい」
「……お前はどうするんだ?」
「私はこれよりエラーを抑え、横槍に対する妨害に尽力しよう。君には本当に申し訳ないのだが……頑張ってくれ」
そう言い残し、ヒースクリフは消えた。残された俺はウィンドウを右と左で同時に開き、ログアウトボタンを確認する。しかし、やはり無かった。
「……ふ……ふ、ふざけるなぁ――――――――――――――――ッ!!!!!!」
この世の理不尽と龍神とに向かって、天を仰いで吼える。
*
暫くの後、ひとしきり吼えて気を落ち着かせて漸く思考を回し始めた俺は、黒鉄宮から出た。
その直後、インスタントメッセージが入った。同じ階層で名前を知っているプレイヤーならフレンドで無くとも遅れるメッセージ機能だ。
現時点で俺にメッセージを入れるプレイヤー、思い当たるのは一人しか考えられない。
From Yuuki
キリトさん、今どこ?! もしもボクの事が分かるなら返信お願い!
予想通りの内容に、俺は顔を綻ぶのを自覚しながらメッセージを打った。
From kirito
今《黒鉄宮》前。中で待ってる。話があるから《生命の碑》の裏に来てくれ。
これを送信して、再び黒鉄宮の中へ。
そして生命の碑の裏側に回って、スキルや装備の確認をして時間を潰す。
確認していて分かったが、どうやらエクストラスキルまで引き継いでいるようだ。とはいえ、数値は初期値の0だったし、流石にこの世界の茅場が封印しているためかユニークスキル類は無かった。
「アイテム類はどうかな……同じく、引き継がれている、か。となるとユウキもか? いや、もしかして全プレイヤーもだったり? …………流石に無いな」
そう呟きながら待っていると、パタパタと足音が聞こえてきた。音の軽さからして女性プレイヤーだろうが、裏側まで回ってこないと俺は顔を出さないつもりだ。
そして数瞬後、ひょっこりという擬音が似合う感じで、ユウキが姿を見せた。ユウキは俺を見て、すぐに顔を綻ばせた。
「キリト、さん、だよね?!」
「そのキリトが、ユウキの『師匠』で『夫』のキリトならな」
「っ……キリトさんっ!」
涙を流しながら俺に抱き付いてくるユウキ。俺も一応の確認を取ったが、ユウキも俺と同様に逆行したらしい。
ユウキが泣き止むのを待ってから、俺は彼女に前回のヒースクリフとの会話を伝えた。
「そんな……また登らなきゃならないの?」
「そうらしい…………とりあえず、だ。前回の俺は人を殺めすぎた。今回はユウキもいるから、人を殺さない方向で動くつもりだが…………問題は手鏡だよなぁ…………リー姉のこともあるし」
「最初からバラしちゃえば? それでビギナーの皆を引っ張っていくリーダーとかになればいいんじゃない? 少なくとも、そこまでの汚名は被らないと思うよ?」
俺もその方向は考えた。リーダーなんてあまりしたくないが。しかしそれをすると、少し厄介な問題が残る。
「でもそれをすると、元ベータテスター達への怨みがなぁ…………ユウキには悪いが、俺がビーターになった時の事を考えておいてくれないか?」
「というかもう既にビーターになる覚悟してるんだ……まぁ、付いていくけどね。ボクはキリトさんと一緒に居るから」
「毎度毎度、苦労を掛ける」
「いいよ別に。頼ってくれるのは嬉しいし」
俺とユウキは気を取り直して、まずはリー姉を探す事にした。
とはいえ、黒鉄宮前の広場はプレイヤーがログインした時に出現する場所、俺を探してウロウロしている女性プレイヤーを探すのは簡単だ。というか、一人だけ妖精アバターなのだから当然なのだが。
少し探してすぐに見つかった。前回より見つける時間が遅いから、少し涙目になっている。半泣きで人を探している今のリーファが、ちょっと可愛く見える。
「ねえキミ。誰か探してるの?」
男が言ったらナンパ判定確実なセリフも、ユウキみたいな無邪気な少女が聞くとマトモに聞こえるのだから不思議だ。
声を掛けられたリーファが、半泣きでこちらを振り返った。
「ぅあ……? なんでずが?」
涙をポロポロ落としながら鼻声で話すから、ユウキが若干どうしようと迷う素振りを見せた。
「え、えっと……誰を探してるのかなって思って、声を掛けたんだけど……」
「グスッ……あたしの弟です。名前もアバターの容姿も分かってないですけど……」
「……それじゃ探しようが無いんじゃない…………? 弟さんの方はキミの事を知ってるの?」
ユウキの再びの問いかけに首を横に振る。話してて分かったが、スグ姉は逆行していないようだ。となると、やはり前回同様の展開が妥当か。
「それじゃあ探しようが無いな……ここでずっと待ってても多分分からないと思うし、なんなら俺達と一緒にレベリングでもするか? 俺、元ベータテスターだから色々と教えられるぞ」
「えっ、良いんですか? それじゃ、よろしくお願いします!」
こうしてリー姉を仲間に加え、三人で武器屋へ向かうことにした。途中、やはりクラインが声を掛けてきたので、予定通りに仲間に加える。
そして今、クラインとリーファの二人にソードスキルの特訓をしている、のだが……
「オリャァァァァ――――ァァァァアアアアアア?!」
「セイリャァァァ――――ァァァァアアアアアア?!」
「……二人して、何で発動させて空振るんだ……?」
「これって中々無いよねー……」
《SAO》最弱Mob、第一層《フレンジー・ボア》に対してソードスキルを放っているのだが、発動させても空振りばかり。そのくせ回避は上手いときている。
やはり逆行していてわざと下手に見せているのかと思ったが、リーファはドンドン上手くなっていってクラインだけ下手なままだったから、やっぱり逆行はしていないと判断した。
「ほらクライン、あそこにもいるからとっとと一人で倒してみろ」
「んなこと言ったってよぉ……アイツ動きやがるし」
「案山子じゃあるまいし動くに決まってるだろ、アレも生きてるんだからな……発動出来ても空振るのは、多分重心が高いせいだ。膝を曲げて脇を締め、腰を落として曲刀を肩に担いでみろ。距離を測り間違えるなよ、対象から目測四メートルが攻撃範囲だ」
俺の指示を順に試していき、曲刀に黄色のエフェクトが迸る。曲刀基本スキル《リーパー》を放ち、青イノシシを即死させた。それに狂喜乱舞してガッツポーズするクライン。うん、やっぱりクラインは逆行していないな。
「おっしゃぁぁぁあッ!!! 倒したぜ!」
「あはは、おめでと! って言っても、今の敵って雑魚中の雑魚だけどね。最弱だし」
「な、なにィ?! オリャアてっきり中ボスかと……」
「いやいや、それじゃあフィールドMob全部が中ボスになるからね?」
クラインの一人漫才に律儀に突っ込むユウキ。前回は俺がしていたが、今回は無自覚にユウキがやってくれている。端から見ていて面白い。
ちなみに、俺はリーファの方の指導に入っている。指導しているのはシステム外スキルの基本、《スイッチ》と《ハウル》、そして《コネクト》だ。
《スイッチ》は前衛後衛の交代、《ハウル》は咆哮によるヘイト溜め、《コネクト》はソードスキルによるスイッチを指す。この三つは基本中の基本であり、フィールドに出るならこれは必須なのだ。
ソロも例外ではなく、いきずりの野良パーティーや加勢に入る時、ボス攻略レイドでも出来ないと回復に困る。
とはいえ、俺は前回、真正のソロだった期間が長かった上、基本的にボス攻略レイドもソロだった。
それをよく、理解ある攻略組メンバーに咎められたものだ……
「キリトくーん? どうしたの?」
「……ん、ああ、悪い。ちょっと昔を思い出してて……昔はよくソロで戦ってたから、こういうことは殆どしなかったなあって」
「ソロって、ベータ版でずっと? キリトくんってどれだけ強いの?」
「…………一人でボス討伐をしたりしてたかな……」
俺の言葉にえー! と反応するリーファとクライン。ユウキは俺を見て苦笑していた。
しばらくそのまま狩りを続け、俺はレベル5、ユウキが4、二人は3に上がった。チート装備の恩恵が高いから、全員のレベルアップも早い早い。
そして茅場晶彦のチュートリアルに入った。俺は今回、手鏡を使ってリアルの容姿に戻す事を決意した。元々、第一層ボス攻略後のビーター宣言で明かすつもりだったのだ。そこで戻しておいた方が、後々で都合がいい。
だが少なくとも、今はまだ使わない。
まぁ、それに見合うだけの受難はあるだろうが……
俺はチュートリアルが終わり次第、今回はすぐ横にいた二人を連れてユウキと一緒に路地に入る。そこで二人に向き直った。
「ユウキ、クライン、リーファ。俺はすぐさまこの街を離れて次の拠点【ホルンカ】に向かう。そこで強力な片手直剣を得られるクエストがあるからだし、突っ走った元ベータテスター達とかの救援もするつもりだからだ。でも、俺は三人を連れて行けない。だからこの情報を出来るだけ広めて、生存者に希望を与えてくれ」
その言葉と共に、俺は狩りの合間を縫って書いていた、第一層の迷宮区塔手前までの情報羊皮紙をユウキに渡す。それをしっかりと頷いて受け取るユウキ。
実はこの展開、既に二人で示し合わせたことなのだ。
俺がソロで人命救助、ユウキは始まりの街で情報拡散と戦力増強。俺が人命救助に向かうのは、そうすることで俺への印象を少しでも良くしようという事らしい。そしてそれが戦力増強にも繋がると言うわけだ。
「でも……このまま一人で行ったら、キリトくんは……」
「リーファ、これは俺の贖罪だ、するべき事なんだよ……ユウキ、二人を……他の皆を、頼む」
「うん、任せて。二人だけじゃなくて、他の皆も出来る限り護るよ」
ユウキの言葉にしっかりと頷き、俺は踵を返す。その俺の背中に、聞き慣れた優しい胴間声が掛けられた。そして涙交じりの声も。
「キリト! お前ぇ、リアルもそんな姿なんだな! 結構好みだぜ、俺!」
「絶対に生きて帰ってきてよ!」
「キリトさん、次に会う時は攻略会議で! 無茶しないでよ!」
三者三様の声に、俺は肩越しに振り返って左腕を軽く持ち上げて振る動作――――前回、銀翠の剣を軽く振る動作をした。それを最後に、俺は全力ダッシュで次の村、ホルンカを目指した。
はい、逆行直後のお話でした。如何でしたでしょうか?
私、結構逆行などが好きで、そういった内容で書いている方の小説を読み漁っていた時期がありまして。恐らくこのハーメルン様を長くご利用されている方には覚えがあると思います。
逆行はオリ主だろうが原作キャラだろうが、未来を知って足掻こうとする様が必然的に悲しくなってくるタイプなので大好きです。
つまり、私の持論がここぞとばかりに暴走しまくります。気分を害する展開もあります、意味不明な言動もあります、その全てが物凄い後のお話の為という事でどうかご容赦願いたい。キチンと全てに意味があります、後から全て回収して解決しますので。
そんな訳で、これからの話は基本、キリト達の経歴を濃くして話を盛り上げる為の味付けのようなものです。伏線張りと言っても良いです。
原作を物凄く読み込んでいる人なら勘付く部分もあります。他の作品なども好きな方には脳裏によぎるネタも含めていくので、ここから本格的に多作品要素が入って来ると言っても良いです。
ちなみに、一回目や原作と大差ない場面は飛ばしていくようになるので、かなりアッサリと進んで行ってしまいます。何せ開始時点では全く同じなので。
よってキャラ視点ではなく第三者視点が多くなってくるし、説明を敢えて省いている部分もあるので悪しからず。
ではそろそろ、次回予告です。
どういう訳か、クリアした筈のSAOの開始日に戻ってしまったキリトとユウキは、互いの役割の為に一度分かれる。キリトはとにかくビギナー達とベータテスター達の人命救助、同時に情報収集に努め、ユウキはキリトから送られてくる情報を情報屋のアルゴと共に拡散し、ビギナー達を纏め上げる事に注力した。
デスゲーム開始から三週間後、二人の道は何時か見た光景と共に交わった。そこにかつては無かった絆と共に……
逆行SAO編 第二章 ~第一層攻略会議・再び~
お楽しみに!
ちなみに、現在の私の文才とR18作品で書けるだろう本気のものを、そちらへ同時に投稿しました。
ちょっと内容が本編の未来の一つとして書いているものなので面倒ですが、木綿季はしっかり出ています。興味がある方はどうぞ。
文量は二万文字、台詞や直截的なものは前回に比べて少なくし、より生々しく描写しております。私が書けるだろう最高のものを目指したので正真正銘の全力です。
ただし、そのお話を読む際には前書きで触れている名前と注意事項をよく読んでからでないと、ちょっと分からない世界観です。気を付けてください。
後書きにはネタバレ内容も相当書いております。
ネタバレが嫌な方、18歳未満の方はご遠慮した方がよろしいと思います。
では!