ALDNOAH.ZERO -Earth At Our Backs-   作:神倉棐

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8/3「ソラが青いワケ」

 

 

【青ヶ島沖 デューカリオン艦内 11月23日 21時27分】

〈Off the coast of Aogashima Inside the AAA/BBY-001 Deucalion 2127hrs. Nov 23, 2014 〉

 

 

スレイン・トロイヤードとアリシア・フェミーアンそれぞれの尋問の後、一度不見咲副長と共にマグバレッジ艦長への報告と今後の方針含めた相談を済ませた一帆とアセイラムの2人は、途中伊奈帆とも合流し未だ慣れないデューカリオン艦内の通路を進んでいた。

 

「あ、会長と伊奈帆!」

 

アセイラムを挟んで前後を歩く伊奈帆と一帆、そんな3人を見付けて駆け寄って来たのは工兵(マスタング44)こと箕国起助と整備兵(元ハンター3)のカーム・クラフトマンだった。

 

「起助君とカーム君」

「会長っ!会長も火星人が紛れ込んでいるのを知ってたんですか⁉︎」

 

走って来たカームと起助は立ち止まり振り返っていた一帆に詰め寄ると、掴み掛からんばかりに言う。そんな2人に若干気圧されつつも、一帆は火星人のお姫様(アセイラム)を背に庇うようにして一歩前に出て彼らと対面する。

 

「どこのどいつなんですか⁉︎俺たちの街をぶっ壊して、仲間を殺して沢山の人を傷付けた奴は!」

「そうですよ!俺たちの故郷……新芦原は瓦礫の山だしさっきの戦いじゃ第68機動歩兵隊(アルダニティ)第48機動歩兵隊(フリージアン)の人たちも大勢死んだ!なのに(侵略者)のハズの火星人がのうのうと「わだつみ」やこの艦に乗り込んでたなんてヤバいなんてもんじゃないですよ会長!」

 

一帆に詰め寄りながらやれ「(かたき)」だの「密偵(スパイ)」だのと話すカームと起助、2人を押し留めつつもどうすれば落ち着けられるか──背後(うしろ)のお姫様を守れるか──を考える一帆だったがそれより先にアセイラムの方が先に動いた。

 

「私がその火星の、火星人の皇女です。一帆さんたちの多くのお仲間が傷付き亡くなったことを心から悼みます。この戦争は決して火星の、私を含め火星人全ての本意ではありません。無意味な争いを一刻も早く終わらせるよう努力致します」

 

伊奈帆と一帆の護衛()をするりと潜り抜けたアセイラムは、2人の前に立つとそう言って謝罪し頭を下げる。憂いの滲んだ、しかし確かな覚悟と決意を込めつつもほんのり潤んだ瞳を向ける彼女。ただ、その瞳を向けられたカームと起助の2人はというと──

 

「え……あ……はい」

「は……え……うっす」

 

一瞬、鳩が豆鉄砲でも食らったかのような顔をしたかと思えば2人揃って顔を真っ赤に染める。

 

───そういえば最近、彼女たちとの距離感が近かったせいで感覚が麻痺していたがアセイラムさんってかなりの美人だったな

 

一帆や伊奈帆は何だかんだ距離も近く、それでいて常に光学迷彩で姿*1を偽っていたのもあって感覚が麻痺しているがアセイラムは世間一般*2から見てその外見は未だ幼さを残すものの非常に整った──いわゆる美少女と称されるに相応しい美貌を有している。世界線が世界線なら「1000年に1人の逸材」とでも肩書きに付きそうな、そんな麗しき少女に思春期真っ只中の*3男子高校生が当てられたらどうなるかは火を見るよりも明らかであった。

 

「頑張って!」「下さい‼︎」

 

そして先程までの興奮は何処へやら……否、ある意味先程までとは少々()()()()()()()()と共にカームと起助はやたらキビキビした動きでアセイラムに敬礼を捧げる。説得の手間は省けたとはいえ余りにチョロ過ぎる少年2人に諦め半分呆れ半分の視線を向けてしまう一帆だが、どうやらそれは一帆だけではなかったらしい。

 

「何赤くなってんの?」

「タコみたい」

 

一帆たちを探して飛び出した少年2人を追って来たらしい韻子やニーナもまた呆れ切った瞳(じーっとジト目)でそう指摘する。

 

「な、何だよ⁉︎」

「仇、討つんじゃなかったの?」

「火星人はみんな敵だ、とか言ってなかったカーム?オコジョ?」

「い、いや……そ、そんなこと言ってねーし!火星人だからって悪い奴ばかりじゃないだろ!」

「そ、そうだぜ。そんなこと言ってねぇよ!火星人にも良い奴はいるはずだよな!な、相棒!」

 

女子2人の鋭い指摘に狼狽える男子2人、異性の前で何とも情けない姿を晒すこととなったカームと起助が羞恥心から誤魔化そうと肩を組んで馬鹿騒ぎを起こすが相変わらず女子からの視線は冷たい。

 

「ソラも何とか言ってくれよ」

「そうそう、ソラも言っちゃいなよ」

「え?」

 

しかもそんな2人の対応も、さらに後から彼ら彼女らを追って来たらしいソラの反応からしても芳しくはない。

 

「えっと……その、あははは……」

 

いきなり双方から話を振られて何が何だか分からず返答を濁すように(とりあえず笑っとけの精神で)笑うソラの態度に、味方はいないと見事轟沈したカームと起助。

 

「ふふふっ♪」

 

戦時下でありながらも新芦原での日々を思わせるような和気藹々とした雰囲気に一帆と伊奈帆は顔を見合わせ、そしてアセイラムは愉快そうに──それでいて何処か寂しげに笑う。そして何の変哲もない、ただの艦内廊下の一角にて火星のお姫様と地球人の少年少女たちが触れ合うその一方。

同時刻、室内が赤色灯に照らされたデューカリオンの指揮中枢たる艦橋では時計と双眼鏡片手に太平洋を眺めるマグバレッジ艦長と不見咲副長の姿があった。

 

「もう()()()()ですね」

「ええ、まもなく()()()()()()です」

 

冬の星空の下、月光に照らされながらも黒々とした水平線の彼方へと双眼鏡を向ける艦長と艦内時計を見上げる副長。種子島からの追撃を恐れながらも何故あえて今もなお彼女率いるデューカリオンが青ヶ島沖で停泊し続けているか、それには理由があった。

 

「セイレーン級潜水母艦、噂には聞いていましたがまさか実在していたとは……」

 

“セイレーン級潜水母艦*4

 

あるいは「AAA/SSS」とも称されるソレは彼女たちが種子島で目覚めさせ今乗り込んでいる「AAA/BBY-001(デューカリオン)」と同様、第四次戦時軍備補充計画(AAA-777艦隊計画)に基づいて極秘裏に建造された超弩級(ニミッツ級)すらも上回る超弩々級(超大型)の潜水母艦*5である。とはいえ幾ら機密保持のため基本的に昼夜を問わず深海へと潜航しているといえど潜水艦である以上は補給や入渠のためには浮上せざるを得ず、その隠すに隠せぬほどの巨大さから軍民を問わず多くの船乗りたちに目撃されながらも軍の情報規制によってその存在が否定され続けたこともあってまことしやかに囁かれ語られし()()()

 

「太平洋・大西洋・インド洋の三大洋を回遊せし海の魔物──モビーディックですか」

 

結果、その鈍く輝く装甲外殻色も相まって付いたあだ名は海の魔物「白鯨(モビーディック)」。そんな地球連合軍内部でもそこそこ(佐官)の地位にいるはずの彼女たちですら噂程度にしか知らなかったはずの白鯨は、しかしその実在はそれらの噂の源泉たる()()()()()()()()によって証明されてしまっていた。

 

「衛星軌道上に生き残っていた極秘偵察衛星込みとはいえ本艦起動以前の揚陸艦「わだつみ」が種子島沖にて襲われた時点から遥か遠方の海域、それも潜航中に我々の存在を捕捉していた点を鑑みば並の潜水艦ではない──たった3隻で地球の7割を占める海をほぼほぼ鎮守(カバー)することのできるほどの代物との触れ込みもあながちただの誇張表現でもないのかも知れません」

 

今から3時間程前、捕虜の尋問とそこから得られた情報の精査も粗方終わり何とかして地球連合本部(ノヴォスタリスク)への航路を見出さんとしていたデューカリオンに唐突に齎されたソラからの声。種子島にて起動したばかりで碌に存在が地球連合軍でも認知されていないはずの本艦に向けてAAA-777計画艦専用の極秘コードを用いて衛星経由でピンポイントに送信された光無線(レーザー)通信──記されたのは会合場所(ポイント)と時刻、そして送信者名のみであったが──はたったそれだけであってもマグバレッジ艦長が危険を承知で青ヶ島沖で停泊し続けることを決断するに足る理由であった。

 

「C.I.Cより報告、聴音(ソナー)に感あり!続いて超音波通信を受信、《これより浮上する》……と」

 

通信手の祭陽の報告に、艦長と副長の2人は一度顔を見合わせて頷くと再度海へと揃って視線を向ける。

 

「来ましたか」

 

通常の波に混じり明らかに視認できる揺れをみせる海面と、同時に青ヶ島沖の深海から浮き上がる巨影。月夜に照らされてなお昏い太平洋の水面を突き破って現れたのは噂通り白く、それも戦艦たるデューカリオンより遥かに巨大でおよそ2倍もの大きさを誇る大鯨。

 

「これが……パンドラ」

 

艦長が見上げた先には大洋をゆく海の魔物、月光に照らされた白鯨がそこにいた。

 

 

〈*〉

 

 

【青ヶ島沖 デューカリオン甲板上 11月24日 6時48分】

〈Off the coast of Aogashima On the deck of the AAA/BBY-001 Deucalion 0624hrs. Nov 24, 2014〉

 

 

明朝、見上げれば空が白み始めた青ヶ島沖に停泊した飛行/航宙戦艦デューカリオンと、その真横に停泊した潜水母艦パンドラ。既存の超弩級艦艇をも軽く凌駕する排水量を誇る両艦*6は昨夜夜遅くに会合して以降、艦同士を横付けした夜通しの補給作業により何とか完全な夜明け前に最低限の物資や人員を補充できたデューカリオンは、パンドラと共に再度発進(潜航)の準備を進めていた。

 

「ここに居たんですね、アセイラム姫」

 

そして未だ朝日は水平線の彼方からは出てはいないものの、薄く照らされたデューカリオンの甲板では3人の人影があった。

 

「一帆さん、伊奈帆さん」

 

背後から掛けられた声、アセイラムがそれに白い息と共に振り返った先には同じく白い息を吐いた一帆と伊奈帆が居た。

 

「今朝は冷えます、風邪をひかないように……どうぞ」

「ありがとうございます、一帆さん」

 

幾ら熱が抜けにくい洋上とはいえ今は11月、季節は冬で当然朝の気温は氷点下に迫る寒さであり潮風がある分体感温度はさらに低くなる。そんな寒空の下で碌な防寒具さえ羽織らずいつものドレス姿で甲板に佇んでいたアセイラムに対し、一帆は迷うことなく彼女の肩に己が着ていた上着を被せる。肩に着せられた上着に残る仄かな温もりに、アセイラムは微笑みつつ一帆に礼を言った。

 

「地球に来て以来、一帆さんや伊奈帆さんには何度も助けられました。改めてありがとうございます」

 

温もりを噛み締めるように一度瞳を閉じた彼女は、しばしの間の後に戦争開戦当初より2人から受けた恩について改めて感謝の念を口にする。

 

「別にセラムさんのためだけに戦った訳じゃない」

「え……?」

「カズ兄はともかく、僕が戦ったのはカズ兄をほっとけないし軍に召集されたから。敵が来る以上、戦わなければ僕たち自身も危ないし」

「でも助けて頂いたことに変わりはありません。ありがとうございます、伊奈帆さん」

 

伊奈帆の何処か照れ隠しを含んだかのような素直なようで捻くれた返答に、アセイラムは少し驚きながらも彼の人柄を知ってか微笑みつつ再度感謝を口にする。勿論それに「一帆さんもですよ」と付け足すのも忘れない。

 

「この先、この戦争がどうなるか……正直、僕には分からない」

 

そんなアセイラムに対し伊奈帆はあくまで地球連合軍人や共犯者としてでなく、戦火に巻き込まれたただの一学生としてこの戦争の行く末について正直な本音を漏らす。

 

「それに種子島で捕虜となった火星人──コウモリの方はアセイラム姫、貴女を探していた。そして貴女が利用されることを恐れてもいた」

 

一帆のような原作(あったはずの未来の)知識もない、見たり聞いたりした物以外は碌な情報さえ知らない伊奈帆にとって、一蓮托生であるという認識ではあるものの()()()()()()()()()()()以上に彼自身が原作と同じ位にお姫様に感情移入し切れて(入れ込んで)いない状況で、この現状とは不安そのものだった。

 

「スレインの、ことですね?」

 

そしてそんな伊奈帆の不安と疑念を感じ取ったアセイラムは、徐ろにその首に掛けられた二条の(チェーン)へと手を伸ばす。

 

「それは?」

 

彼女がその胸元から取り出したのは光学迷彩の起点となる首飾り(ペンダント)──ではなく、細やかな細工が施された銀色の飾りであった。

 

「地球に来る直前に、クルーテオ卿の揚陸城で親しかった彼から貰った地球の御守りです」

 

首から外した銀細工の飾りを手に、彼女は懐かしむよう慈しむように彼──スレイン・トロイヤードについて語る。

 

「スレインは元々アルドノアの研究のために火星に招かれた宮廷科学者が遺されたご子息です。地球生まれの彼からは色んな地球の話を聞きました──空のこと、海のこと、そしてそこに住まう生き物と人々のことを」

 

まだ幼き頃、早くに実の父母を失い祖父の手によって王宮の深奥に守られ隔離された少女にとって、火星に訪れて早々に同じく親を亡くし扱いが宙ぶらりんになったが故の一時的処置で教育係として少女の下に訪れた少年がもたらした外界の──それも火星から遥か遠い地球の話は、かつて亡き母から枕元で受けた寝物語のように少女の心を夢中にさせた。

 

「その話を聞く内に地球に憧れを抱いて、そして私は地球との和平を結びたかった」

 

好奇心は憧れに、そしてその憧れは例え教育係の少年がいなくなっても決して陰ることもなく。腐っても元は学者の血、知識や関心への探究心は孫の代の少女においても不足なく。いつしか憧れは好意に変わり、少女は父や祖父とは異なり地球への「侵略」ではなく地球との「和平」を望んだ。

 

「青い空、白い雲、青くも暗い海と青い惑星、地球」

 

少女──彼女は白い息を吐きながらもその両手をソラに掲げ、透き通った曙色の空を見上げる。

 

「火星でスレインに、書物で学んだ以上に今ここで私が見た地球(ほし)の色はとても──そうとても美しい青い色でした」

 

潮風に揺れる白金色(プラチナゴールド)の金髪を手に押さえ、アセイラムは彼女が見た地球(ソラ)の色を口にする。

 

「貴方の見上げる空の色、それは何色ですか?」

 

そして、振り返った彼女の問い──ある種一帆自身の根源にさえも迫るその問いに一帆は想いを馳せる。

 

「まだ正直分からない。でも」

 

空を越え、成層圏(そら)を越え、衛星軌道(そら)を越えて無限に広がるソラの下。

 

「ソラの色、それは」

 

輪廻の輪を超えてなお、己の探すソラの色。多分、それはきっと───

 

───宇宙の青(ダークブルー)

 

見上げたソラに、一帆は手をかざす。それに釣られてアセイラムと伊奈帆も天を見上げ、そんな彼ら彼女らを透き通るような朝日が優しく照らしていた。

 

 

 

 

*1
そもそも顔立ちがかなり整った方である侍女のシャルロット・ハプティズムを(モデル)にした姿

*2
ついでに余り他人の美醜に関して興味を示さない伊奈帆も含めて

*3
ついでに彼女いない歴=年齢な

*4
▶︎セイレーン級潜水母艦

型式番号は「AAA/SSS」

来るべき第二次内惑星間戦争における対火星戦闘、特に地球各所に降下して来るであろう敵揚陸城の迎撃において彼ら宇宙からの侵略者──それも()()()()()()()()()人──が碌な海中戦の備えをしているとは考え難く、そんな彼らが容易く手出し出来ない深海という安全地帯を悠々と移動しながらも既存の艦艇群(戦艦や空母)をも遥かに優越した火力投射能力を持った別名「要塞艦」の名に恥じぬ程の戦略機動戦力として世界各地の機密ドックで秘密裏に開発建造された全長が1kmもある超弩級(超大型)潜水艦。

2003年に極東方面軍より持ち上がった対火星戦略要綱と第四次戦時軍備補充計画(AAA-777艦隊計画)に基づき、1999年の第一次内惑星間戦争中に起きた「厄災」によって得られた火星のアルドノアドライブを用いて新たに解析解明されたアルドノア技術(Ancient Over Technology of VERS)を利用して開発された次世代型熱核反応炉などの革新的な各種新基軸を多々搭載。さらには他の要目で求められた艦艇群とは異なり戦闘艦としてだけでなく避難船(ノアの方舟)、すなわち戦争の激化による人類滅亡の危機── 地球上での核兵器および大質量天体落下戦術を含む大量破壊兵器の大規模乱用──まで想定して、生物の遺伝子や植物の種子を含むありとあらゆる情報と大量の物資を搭載し戦後の地球復興の起点となる海底シェルターとしても作られている。

同計画で整備が決定されていた「AAA/BBY-001」ことデューカリオンと同様に対火星戦闘の切り札として1番艦から順に2004年より世界各地にて起工、2008年には3番艦までの全ての艦の艤装が完了するも軍縮に伴った軍事費の大幅削減によって4番艦以降の建造計画は急遽全て凍結され計画の7隻にも満たない僅か3隻の就役で打ち切られてしまった。

 

兵装

▪︎45口径51cm三連装砲 ×3基

▪︎艦橋防御用格納式高性能20mm機関砲 CIWS ×2基

▪︎艦載機管制指揮所防御用格納式高性能20mm機関砲 CIWS ×2基

▪︎ 舷側面格納式高性能20mm機関砲 CIWS ×4基

▪︎ 舷側面格納式 RAM ×4基

▪︎大型VLS ×16セル(艦首16セル)

▪︎多目的VLS ×48セル

▪︎ UAVラウンチベイ ×16基

▪︎連装式艦載機格納シリンダー ×2基(上下シリンダー配置32+32機格納可)

▪︎両舷艦載機超電磁射出口(カタパルト)制動装置(アレスティング・ギア) ×4基(上甲板含め両舷各2基ずつ)

▪︎艦尾格納ハッチ ×2基(両舷各1基ずつ)

 

搭載機

▪︎KG-7C アレイオン

▪︎F-35B ライトニングⅡ

▪︎QF-3000 ゴースト

▪︎AH-1Z 攻撃ヘリコプター

▪︎SH-60K 哨戒ヘリコプター

▪︎MV-22B 輸送機

 

搭載艇

▪︎LCAC ×8艇

▪︎脱出ポッド

 

同型艦

1番艦「AAA/SSS-010 セイレーン」

2番艦「AAA/SSS-020 パンドラ」

3番艦「AAA/SSS-030 エピメテウス」

 

出典「地球防衛軍5・地球防衛軍6 潜水母艦」

*5
本来、現実で言うところの「潜水母艦」は潜水艦の活動を支援するための補給艦等の補助艦艇のことである。しかしこのセイレーン級と名付けられた巨大潜水艦はその巨体を活かし、多数のVLSや戦艦じみた巨砲だけでなく航空機等の艦載機運用能力すらも有しており、まさに文字通りの「潜水」する「母艦」といえる。

*6
互いに同じ建艦(AAA-777)計画の基本構想に基づいて建造された関係上、「同型艦(姉妹艦)」ではないが技術的な系譜からしてある意味「従姉妹艦」とも言える関係にある




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