ALDNOAH.ZERO -Earth At Our Backs-   作:神倉棐

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本作品を読んで頂きまして誠にありがとうございます。
自分にとって処女作となる本作品につきましては長らく未完の状態ではありましたが、突然ではありますが連載再開と現在構想中の作品の実験の為にも一度内容の修正と改善の為に一部改稿させて頂きました。
今後とも一層のご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


4/4 「束の間の休息、彼女の悩み」

 

 

【地球連合軍「わだつみ」所属LCAC内簡易食堂 11月20日 12時13分】

〈Simple cafeteria in UFE "Wadatsumi" 's LCAC 1213hrs. Nov 20, 2014〉

 

 

昼までにLCAC内の一帆たち民間人が立ち入り可能な限りの各船室を巡って盗聴器などの不審物が無いかを確かめると、正午頃には一帆は簡易食堂へと戻って来ていた。

 

「やはり目で見ただけでは盗聴器()の有無は分からないか……ラジオかトランシーバーがあれば良いんだが……誰か持ってないかな?」

「何を言ってるの、お兄ちゃん?せっかくの温かい戦闘糧食(レーション)が冷めちゃうよ?」

 

そして簡易食堂入り口で配給された(配られた)戦闘糧食(パックメシ)*1──パックから出して盛り付けられた蛸飯とおかずのハンバーグのプレートとお湯を注ぐだけのインスタント味噌汁がのったトレーを前に相変わらず考えごとをして「ぼー」としていた一帆に対し、その目の前の席に座ったソラは机を挟んで覗き込むようにして一帆の顔色を伺いつつそう言う。

 

「ん?あ、ああ、少し考え事がな。まあちゃんと食べるよ。いただきます」

「いただきます。さっきも言ったけど無理しないでね、私だってユキお姉ちゃん程じゃないけど頼れる筈だから」

 

我に帰った一帆が取り繕うように手を合わせ食事を始める様子を見たソラは、同じように手を合わせスプーンを持ちながらそう言う。全く、良い妹を持ったみたいである。もし思春期とか来て「お兄ちゃんなんで大っ嫌い‼︎」なんて言われた日にはおそらく、一帆はショックで心停止するか東尋坊とか青木ヶ原樹海とか三段壁とか天ヶ瀬ダムとかの名所巡りに出てしまうかも知れないほどだ。

 

「あははは、ユキさんもだけどウチの女性陣は頼りになり過ぎるよ全く」

「なら頼ってよねお兄ちゃん。お姉ちゃんを泣かしたら私だって怒るからね?」

「分かってる、だから絶対に無理はしないよ」

 

全くだ、何故こんなに一帆の身内の女性……というよりも一帆の周りの女性はこれほど頼りなるような「強い」女性が多いのか。

 

───あれか?ダメ人間の周りにはデキる人が集まるってか?……って誰がダメ人間やねん⁉︎

 

内心でひとりノリツッコミをしている一帆だが、逆にノリツッコミができる程度には心に余裕があるということであり、まだ一帆はそこまで無理はしていない。

 

「……お兄ちゃんの「絶対」ほど信じられない言葉は無いよ。前だってそう言って無茶したじゃない……はあ、やっぱり1回ユキお姉ちゃんに叱ってもらわないと駄目かなぁ……(ボソリ」

 

ただそのはずなのだが、何故かソラからあまり良くないものが聞こえた気がするのは一帆の気のせいだろうか?イヤダナー、ユキサンオコルトコワインデス、ハイ。

 

───……あんまり無理はしないようにしよう。次は無理したら下手したらデコピンどころか()()右腕でビンタとかマジできそうだ。

 

その場合、一帆が死ぬ。物理的にも精神的にもである。

 

「ともかく、お兄ちゃんはしばらく大人しくすること。良いね?」

「イエス、マイシスター」

 

一帆は即行で妹に敬礼した。

 

───あれ?なんかやっぱり俺って妹に尻にしかれてる?んな馬鹿な

 

「……妹に尻にしかれる兄とは(これ)如何(いか)に?」

「?、何言ってるの。お兄ちゃん?」

 

取り敢えず、そんな感じで一帆とソラの(非)日常らしい平和な昼食の一時(ひととき)は過ぎていった。

 

 

〈*〉

 

 

昼食後、一帆は伊奈帆たちと合流する前に1人艦橋(ブリッジ)へと先に向かっていた。

 

「失礼します。八朔一帆(ほづみかずほ)、入ります」

「どうぞ」

 

3度のノックの後、艦長直々に許可が降りたので一帆は中に入る。

 

「よう、八朔会長。何の用だ?」

「少し聞きたいことが」

「ふむ、なら艦長に聞いてこい。多分、この艇内(ふね)で今1番情報を知ってるのは彼女だからな」

 

入り口近くで壁にもたれ掛かっていた鞠戸大尉は、そう言って艦長席に座りながら指揮を執っているマグバレッジ艦長に目線を向ける。

 

「分かりました。ところで鞠戸大尉は何をしてるんですか?」

「ん?俺か?俺は……待機だ」

 

ふと疑問に思った一帆がそう問うと、問われた側の鞠戸大尉は少しの間の後にそう言う。

 

───……さぼり?

 

そして返ってきたその答えに、一帆は思わず「さぼりか?」と思うがそれが表情にも出ていたらしい。

 

「違うわ、待機だ()()()()()!全く、可愛げがない生徒だ」

「……いや、18にもなって可愛いは嫌ですよ。しかも男ですし」

「いやいや、そんな意味じゃないわ全く……」

 

怒ったような、はたまた呆れたような表情と口調で物申す鞠戸大尉に対し、一帆は何処まで本気なのか分からないような惚けたような返しを返す。案外、素なのかもかも知れないが軍人と民間人、教官と学生、大人と子供と何かと立場の異なる2人だがこんな掛け合いは日常茶飯事であり、何気に精神年齢が同じくらい*2なせいか仕事さえ関わらなければ馬が合うのかかなり気安い関係な2人である。

 

「それで何か用事があるのではないですか?」

 

と、そんなこんなで一帆が鞠戸大尉と非生産的(無駄)な会話をしていると、話しを聞いていたらしいマグバレッジ艦長がこちらを向いて言う。

 

「はい、マグバレッジ艦長。フェリー(避難民船)の安否はどうなっていますか?」

 

そう、一帆はこれを確認しておかなければいけなかったのだ。そもそも一帆たちがあえて例の団子虫の火星カタフラクトと戦ったその理由は「新芦原市からの脱出に必要な時間を稼ぐため」、ひいては埠頭にいたはずの避難船たるフェリーの無事な出航だったのだから。

 

「当初の目的通り、ウラジオストク海軍基地に向け出港したことは確認しています。そこからはシベリア鉄道を用いた陸路で連合本部(ノヴォスタリスク)まで避難する手筈ですが、出港後から今現在は連絡が取れない状態です」

「……電波妨害(ジャミング)ですか?」

「ええ、衛星軌道上ならびに地上に降下した敵揚陸城から発せられている電波妨害波と先程の隕石爆撃の影響で全世界的に長距離通信が使えない状況です。かなり強力な妨害のようで本艇の搭載レーダーはほぼ役立たず、無線もLCAC内を除けばもう陸とすら満足に繋がりません」

 

そう言われて祭陽の担当しているレーダー画面を見てみると確かに画面の半分以上が白濁化(霧がかかり)、本来対水上ならば数十kmあるいは対空ならば数百kmは見渡せるはずの軍用レーダーが今では対水上・対空両者ともに数km先が見えるか見えないか程度しかまともに映っていない。

 

───所詮LCACに搭載可能な程度の物とはいえ腐っても軍用のはずでもこの有り様か……良くないな

 

民間用より遥かに出力も信頼性も高い軍事用ですらこの有り様なのだから、火星側が流しているであろうこの妨害電波は相当強いということは軍事を学校教育で齧った程度である一帆でも容易に想像できる。

 

「しかし今向かっている場所はフェリーも立ち寄る予定です。おそらく既に護衛についていた本隊──今は私の代理に副官が指揮していますが「わだつみ」は交代に来た大陸軍(ユーラシア方面軍)所属の艦と護衛を交代している頃でしょうが合流できさえすれば、リアルタイム情報とはいかなくとも安否はわかると思いますよ」

「そうですか……分かりました、お邪魔して済みませんでした」

 

今はまだ、ただの一学生に過ぎない一帆に対し貴重な時間を使って丁寧な口調で説明してくれたマグバレッジ艦長に向け、一帆は感謝と謝罪の言葉を伝える。

 

「構いません、避難船にはご家族が?」

「いえ、身内は何の因果か全員このLCACに乗ってまして……なのでフェリーに乗っているはずなのはウチの生徒会の役員(メンバー)を含めた生徒たちですね」

 

本気で歴史(原作)の修正力の存在でも信じたくもなるような、何の因果か一家勢揃いでこのLCACにお世話担っている家族はもしかしたら一帆たちだけかも知れない。ちなみに一帆が作戦目的以上に避難船の安否が余計に気になったその主な理由は、その船に自分の所属する生徒会の副会長の一成や書記や会計の人たちが乗っているはずだからである。

 

「……そうですか、時間を取らせました。午前にも言いましたが貴方は我々の中で1番の功労者です。だからしっかりと休んで下さい」

 

一帆の「一家勢揃い」という言葉に一瞬、何故か絶妙な表情をしたマグバレッジ艦長だが、それでも一帆の身を案じるように一帆に休息を取るよう促す。案外、軍人目線から見ても何でもないように振る舞う一帆の顔色や雰囲気は良くはない危険なラインにあるように見えているのかも知れない。

 

「休まないなら八朔会長、俺に食堂でコーヒー淹re「鞠戸大尉の事は気にせずに、あまり顔色が良くはないですよ」

 

ただ、そこで冗談であろうがふざけたことを口走った鞠戸大尉の言葉をマグバレッジ艦長は一刀両断、全く笑っていない目で一帆から右後ろにいる大尉を見て黙らせる。

 

───ウン、怒ったユキさんと同じか次くらいに怖いです……ハイ

 

黙らされた張本人ではないが、一帆はその余波だけで泣きそうなくらい怖かったらしいとは後の伊奈帆との談である。

 

「分かりました、休ませて頂きます」

「はい、ごゆっくりと」

 

故に一帆は冷汗をかいている鞠戸大尉の横をしれっと通り抜け、そのまま艦橋を後にして一足先に集合場所である機関制御室へと足を運ぶ。

 

“触らぬ神に祟りなし”

 

下手にあのまま艦橋に居座って余計な面倒事には巻き込まれたくはないし、このまま戻っても避難民全体に割り当てられた船室だと人が多すぎてゆっくりできそうにもない。それに問題のアセイラムにはシャーリーたちと伊奈帆が付いている上、今彼らが居るであろう簡易食堂には他の避難民や網文たちだって居る。そして艦橋には鞠戸大尉たちが、艇内廊下にはユキが巡回している以上、ライエも下手なマネはできないだろうし暗殺などは警戒しなくても少しの間なら大丈夫だろう。そこまで考えて一帆は壁に寄り掛かり、支給品の飲料水(ペットボトル)の水を飲む。

 

「ああ……疲れ、た…………」

 

比較的静かなガスタービンとはいえ隣室が機関室な機関制御室は、壁越しとはいえ機械の音が大きく疲労した体でも眠るのは難しい。それでも一昨日からの出来事や今朝の人生初の実戦と疲労も溜まりいつも以上に張った緊張が緩んだためか、金属製の天井の下で見えない空を見上げるようにして一帆は案外簡単に眠りの中に沈んで行くのだった。

 

 

〈*〉

 

 

突然だが私の名は「シャルロット・ハプティズム」と言い、命の恩人であるカズホさんには「シャーリー」と呼んで貰っている平民出身のアセイラム姫様付きの従者の1人である。そんな私は今、ひとつの難題に直面していた。それは……、

 

“なんか姫様がカズホさんといつの間にかいい感じになってる?”

 

である。おかしい……なんかおかしい。本当にいつの間にか姫様はあんなにカズホさんとさりげなく話せるようになってるのだろうか?私達の中で1番カズホさんと長くいるはずの私ですらまだ上手く話し掛けられないのに。

 

「…………どうして、だろう?」

「?、どーしたのシャルロットさん?具合悪い?」

「あ、いえ、そうでなくて……考え事を」

 

スプーン片手に悩んでいると隣に座っていたインコが少し心配して声を掛けてきてくれた。どうやら私は長い間ずっとスプーンを持ったまま昼食を前に固まったままだったらしい。

 

「ん〜、悩み事?」

「はい……少し」

「良ければ相談くらいにはのるよ?折角友達になったんだし……さ」

 

彼女はそう言って私の目を見る。ついさっき友達になった人間に対してこんなに気を遣える人はそうそう居ないだろう、多分彼女もまたカズホさんと似たようにお人好しなのだ。

 

「では少しだけ……」

 

私はカズホさんについての胸の内を彼女に話す。色々と話すとまずい事は伏せてついさっきみんなで口裏を合わせた設定を含めて伝えたのだが、

 

「……っと、いう事なんです」

「ははぁ……、まあ……成る程ね……」

 

そしたらなんだかとても微妙な顔をされた。

 

「あの、どうしましたインコ?」

「いや、うん、なんかね、もしかしてシャルロットさんって誰かを好きになった事ない?」

「…………今思えば確かに……そうですね。周りには女の人しか居ませんでしたし……居ませんね」

「oh……一目惚れか?これ?こりゃアカン、本人自覚してないパターンだこれ。しかも見たところ姉妹で揃ってとか……修羅場ね」

「ひと?修羅場?」

 

突然頭を抱え出したインコに私は首を傾げる。

 

「ねえ、シャルロットさん。ちょっと落ち着いて聞いて欲しいんだけど良い?」

「はい」

「結論から言うとね、貴女は会長の事が好きです。恋してます」

「⁈、こ、恋⁉︎」

「ちょっ、静かに!周りの人に迷惑でしょ」

 

はわわわっと慌てて思わず大きな声が出てしまった私を慌ててインコは私の口を塞ぐ。

 

「落ち着いて!良い?それは絶対にそういう事だからもやもやはとれたでしょ?」

「うう……かわりに頭が混乱してますぅ……」

「だよねー、顔真っ赤だもん。取り敢えず食べ終わったら自分で会長についての想いは整理した方が良いよ?だって会長鈍いから絶対気付かないし、今会ったらオーバーヒートしちゃうでしょ?」

 

インコからのアドバイスを受け私はコクコクと頷く。その後、私はインコに言われた通りこのキモチについて考えながらふらふらと歩く。そして混乱した頭のまま歩いているといつの間にか機関室に辿り着いていたようだった。私は1度頭を冷やす為に一呼吸深呼吸してからまだ誰も()()()()の機関室の扉を開いた。

 

「ひゃうっ⁈い、いたぁ⁉︎」

 

思わず変な声が出てしまったが仕方ないだろう。なんたって丁度今意識していた相手、八朔一帆その人がそこに居たのだから。

 

「あ、あれ?寝てる?」

 

が、眠っているようで先程の私の変な声でも起きずにぐっすりと壁に背を預けて眠っている。そして私はすぐ側まで行って彼の顔を覗き込んでいた。

 

───顔は悪くないし、性格も悪くない。優しいしカタフラクトの操作能力も高いしあと料理美味しい。あれ?カズホさんってかなりの最良物件なのでは?

 

ふとそんな事を考えてしまった私は既に赤い顔が更に真っ赤になる。

 

───ううっ、今なら顔の火照りだけでお湯だって沸かせそう……

 

プシューと湯気が吹き出しそうな気分になり恥ずかしくて頭を左右に振る。とその時、カズホさんが横に倒れた。ゴン、と寝具どころか碌な敷物すらない硬い金属の上なせいか、かなり寝にくそうであるがやはり疲れているのかまだ目を覚ましそうにはない。

 

───あ、そうだ

 

その時、私はとある事を決断する。今思えばどうしてそうなった?と頭を抱えて恥ずかしさで泣きそうであるが何故かその時はそうしようと私は思ってしまったのだ。

 

でも不思議と後悔はしていない。だってそれは……

 

 

〈*〉

 

 

 

「あれ?一帆さん?シャーリー?」

 

お昼の後に行われた配給の際、結局最後まで現れなかった2人を探して心当たりのあるこの場所まで歩いてきた彼女は、多分ここに居るだろうと探しに来た機関制御室でその2人を見つけていた。

 

「ふふっ、2人共気持ち良さそうね」

 

余り寝るには適さない筈の機関室で、気持ち良さそうに寝る2人を見て彼女はそう微笑む。ただそんな2人組を見た()()()()()()()()()()()()()はふと久しく首を跨げた悪戯心とともに、何処か何故か胸の内に在る今までに感じたことのないモヤモヤとした感情に背を押されるかたちでその思い立った悪戯を実行に移す。

 

「では私も少し……」

 

何処か安堵したような、あるいは気が抜けたかのような気持ち良さそうに寝る2人を見て眠くなった彼女もまた横になる。

 

「おやすみなさい……カズホさん、シャーリー……」

 

彼女は目を閉じる。無断で拝借したとある暖かな感触を枕に、彼女はすぐに意識を手放したのだった。

 

*1
正式名称「戦闘糧食二型」

主に地球連邦軍の極東方面軍で支給されている1990年採用のレトルトパウチ包装式の戦闘糧食。他の方面軍でも一括採用されていた従来の缶詰式の「戦闘糧食一型」に比べ、近年採用のために持ち運びや利便性が高く種類や味も一型の頃よりも遥かにマシになっており、特に味に関してはとある兵士が「石油から作ったタイヤゴムを噛んでるみたい」と称した他国製に比べて食べ物に関しては妥協しない国民性なせいか日本の物には「味が真っ当過ぎて涙が出る」と言わしめたほど現場兵士かなりは評判が良い。

余談として、一時期合同訓練や演習を通じて他の方面軍との兵士間での闇取引で幾らかが流通した際には下士官以下の兵士の大半が「なんでウチの戦闘糧食はこんな不味いんだ!」とクレームをブチ上げ、それを受けた上層部が極東方面軍から融通を受けるか自分のところでも採用するか否かを本気で考える羽目になったんだとか。(結局は採用されなかったが、結果として自国製の物の味の改善が大馬力で進んだのでかろうじて下士官以下の兵士たちのクレームは鎮火した)

*2
前世込みなら2人とも30代である





多分、この先もう出てこないであろう副会長以外の生徒会メンバー達
▶︎書記「七海 誠(ななみ まこと)
▶︎会計「千早 汐里(ちはや しおり)


あとシャーリーが自分の恋心を自覚しました。

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