最強?チート?気にするな   作:叢雲 狛

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今回は「ゆすくうけに」さんと「佐武駿人」さんでコラボ小説を書くことになりました

お2人の方でもコラボ小説を書いていますので良ければお読みください。
お2人の名前を検索すればお二人の作品が出ると思います。


他世界深海棲艦殲滅作戦
コラボ第一話 次元を超えた出会い


今日の書類仕事、戦闘任務、演習、遠征の任務を午前中に終わらせて自室に戻り、最近ハマってるゲーム スプラトゥーンをプレイしている。ちなみにステージはタチウオパーキング。

 

「このガキ煽ってきやがった・・・。たまたま当たっただけでアオリイカとはいい度胸してるな小僧・・・。タチウオの悪夢と言われた俺に対して煽ったことを後悔させてやるよ・・・」

 

そう呟いてわずか3秒で煽ってきたやつを自陣に返してやった。やっぱりライフルで打ち抜くのは楽しい。快感だ。

 

結局この試合は俺が13キル1デスというレートを出して試合に圧勝した。

さあ次の試合もこれぐらいのキルレ出してやるかって意気込んだところで大淀が自室のドアを破壊する勢いで入ってきた。ノックしろや。

 

「提督大変です!いきなり鎮守府にゲートみたいなのができて中から女の人が出てきて提督に会わせろと言っています!」

 

「とえりあえず落ち着けよ。とりあえずその人をここまで連れてきてくれ。攻撃するなよ?どんな来方であれ、客人だ。」

 

「分かりました。呼んできますn・・・「ここにいるのかね?提督は」

 

大淀が部屋を出ようとすると一人の女性が入ってきた。

 

「提督!この人です!」

 

「だから落ち着けって。で、何か俺に御用ですか紫ちゃん?」

 

「私が誰かわかるなら話が早くて助かる。実はなこっちの世界の…異世界からの深海棲艦がこっちの世界にやってきていてな・・・。それの殲滅をしてほしいんだ。」

 

「へぇ異世界ねぇ・・・。そっちの世界にも深海棲艦はいるんだな・・・。だが、なぜ俺のとこの鎮守府なんだ?他にも提督はいるだろう?」

 

「ここの提督はいろんな技を使うと聞く。一部の艦娘も特殊な子がいるらしいじゃない?他の鎮守府とは違うのでね君の所に来たんだ。」

 

「なるほどな。ま、そういうことならやってやるよ」

 

「提督本気ですか?」

 

「もちのろんよ。とりあえず、今から言う艦娘をここに集めてくれ。他の艦娘には鎮守府で留守番な」

 

「わかりました。では呼んできます」

 

そう言って大淀は部屋を出て、俺はある人物に電話を掛けた。夕張だ。

 

『おう俺だ。頼んでおいた武器は出来ているか?』

 

『ばっちりですぜ提督』

 

『じゃあ俺の部屋に持ってきてくれ』

 

『了解。その代わり、提督の持ってるデート・ア・ライブのブルーレイ貸してね』

 

『わかった。じゃ、頼む』

 

電話を切って持っていくもの・・・着替えや財布などを鞄に詰めて待つこと数分、呼んだ艦娘と夕張が部屋に来た。

 

「提督、どうぞ」

 

夕張は俺にギターケースを渡し、俺はブルーレイを渡した。

 

「使い方は中に書いてあるので壊さないように使ってください。では!」

 

夕張はブルーレイをもって帰った。

 

「で、提督よ。なぜ私たちは呼ばれたのだ?」

 

「今、異世界から深海棲艦が集まって来てるらしくてな。それの殲滅作戦」

 

「異世界からですか・・・。にわかに信じられないですけど本気なんですよね?」

 

「当たり前だ。とりあえず、戦闘の確認だけしとくぞ。

長門、大和、金剛は敵を見つけ次第、砲撃でも素手でもいいから殲滅!

古鷹、衣笠、川内、木曽、夕立、島風は戦艦の倒しきれなかったやつを駆逐すること。

この時に技を使えるやつは好きに使え!

大鳳、翔鶴、瑞鶴は敵艦載機との戦闘に専念してくれ。もし撃ち落としきれなかった場合は俺が撃ち落とすから制空権取りに行け!以上だ!」

 

「みなぎってきたっぽい!」「早めに片付けるよ―!」「ぶち殺してやりますネー!」

 

皆、やる気満々だな。異世界の敵でもびびらずにいられるんだから流石だよ。

そう思ってると木曽が俺に耳打ちしてきた。

 

「提督よ、お前のあの剣貸してくれねーか?試したい技があるんだ」

 

「おーいいぞ」

 

そういって木曽に一本の剣を渡す。剣の名前は闇雨・・・。夕張に作ってもらった日本刀でその見た目は黒く、切った敵の魂を吸い込んでいていわゆる妖刀だ。こっちに害はないがうまく使わないと刃がすぐこぼれてしまう。

 

「ありがとうな」

 

「じゃ、みんな準備はいいか?」

 

「問題ないぞ」

 

「じゃあ出発だ。紫ちゃん頼む」

 

「頼まれた!」

 

紫はゲートを作り、中にはいった。それに続き、俺たちも中に入っていった・・・。

 

 

 

 

「着いたからゲートを開けるぞ。着地する準備を」

 

紫はゲートを開けてゲートから出た。俺たちもゲートから出るとそこは横須賀鎮守府だった。

 

「なんで横須賀なんだ?」

 

「ふふ、それはあの方にきいてみるといいわ」

 

そういい、紫はこっちに向かってくる男の人を指さした。

 

「呉の御坂だな?俺はここ横須賀鎮守府の堂山だ。今回の総司令官を務めさせてもらう。よろしくな。」

 

こっちに来た男の人・・・もとい、堂山さんが手を伸ばしたので握手をする。見たところ、階級は大将・・・か。横須賀の大将が出てくるってことは結構やばいみたいだな。

 

「よろしくお願いします。質問なのですがなぜ横須賀なのですか?」

 

「敵がいるところから横須賀が近く、敵本陣まで行くのに安全だからだ。」

 

「なるほど。ありがとうございます。」

 

「今回の作戦には御坂君含め、三人の提督に協力してもらっている。私は鎮守府に忘れ物をしたので戻ってくるまで挨拶を済ませとくといい。」

 

堂山さんは鎮守府に戻り、俺は向こうにいた人のところに向かった。

 

「今回の作戦に参加する提督だよな?」

 

「そうだ。俺は藍原 駿。よろしくな」

 

「よろしくな。見たところまだ未成年なんじゃないか?」

 

「問題ないさ」

 

未成年提督、駿の隣にいたもう一人のほうに顔を向ける。

 

「俺は護俐 刻。よろしく。えっと名前は?」

 

「御坂 楓だ。よろしく頼む。ちなみにあの紫の知り合いはどっちだ?」

 

「俺だがあのBBAがなにか失礼なことでもしたか?」

 

「いやそうじゃない。今度また会えたらそっちの話を聞いてみたくてな」

 

「そんなことならいつでも話してやるさ」

 

「堂山さん戻ってきたみたいだな・・・行くぞ」

 

刻にそう言われ、堂山さんのもとへ向かった。

 

 

「よし揃ったな。ではこれから作戦・《他世界深海棲艦殲滅作戦》の説明にはいる。

まずは敵深海棲艦が集まっているカレー洋に向かいそこにある、《ナツメグ諸島》の防衛を行ってもらいたい。

防衛が終わり次第、敵に奪われた《コリアンダー島》の奪還作戦を行う。

そして最後に《ガラムマサラ島》近海にある敵泊地の破壊作戦。計3つの戦いを行ってもらう。

異世界からの深海棲艦ということで敵がどんなかはまだ分かっていないので慢心せず、心してかかってくれ以上だ!では準備ができ次第、作戦開始!」

 

こうしてカレー洋に現れた深海棲艦との戦いが始まった。

 

だが、俺の心には少しもやつくものがあった・・・。

それは・・・

 

 

 

(カレー洋って聞いたらカレー食べたくなってきたんだが・・・。作戦が終わり次第、海軍カレーでも食って帰るか・・・そうしよ・・・)

 

 

 

 




次は一戦目、ナツメグ諸島の防衛です。
コラボだろうと戦闘はおふざけMAX、チート提督も戦いますのでw

次もよろしくお願いします!

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