「とりあえずぶち込めるだけぶち込んだが・・・長門。見えるか?」
「そうだな・・・目視で1000ってところだな・・・。ダメージを負っているのもいるみたいだし苦戦はしなさそうだがな」
「慢心はするなよ?とりあえず
「俺はこれから戦闘機で上から爆撃してやるぜ」
刻は戦闘機。なら瞬間移動は必要ないな・・・。
「俺は影分身して突っ込む。うちの艦娘は後ろから援護する」
おい駿。お前はジャパニーズ・ニンジャなの?ナルトなの?
「なら瞬間移動は俺だけでよさそうだな。じゃ、行きますか」
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「キタナ・・・バケモノノテイトク」
「まずはお前らだな。えっと戦艦棲姫、戦艦棲鬼、駆逐の姫、水母おばさん、ル級にタ級・・・纏めてかかってきな」
『ソウサセテモラウ・・・!』
飛んでくる砲弾、拳を避けながら詠唱する。
「体は資材で出来ている 血潮は
「ナ、ナンダ!?」
「ようこそ俺の擬似空間へ。さぁ行くぞ化け物。銃弾の補充は十分か?」
近くにあった夕張製デュランダルを片手に敵に向かって駆け出す。
「クラエ!」
「遅いんだよ三下ァ!」
砲弾をよけ、砲撃してきたル級の艤装を壊し、首を頂く。
「次はお前だ!」
デュランダルを戦艦棲姫に投げつけ、よけた瞬間に瞬間移動して首を持って倒れる。
これはどこぞの妖怪 首おいてけと同じ動きだ。
倒れたら後は簡単。首と体を切り離すだけ!
「スキアリ・・・!」
「甘い!」
これまたユウ・バーバリー製の火縄銃を射出して自動的に引き金を引く。
脳天を撃ち抜かれた水母ババアとタ級、駆逐棲姫はその場で屍と化す。
「クソッアクマダ・・・アカイアクマ・・・」
「赤いジャージ着て顔に返り血付いてるからって赤い悪魔はないでしょ。シャアかっての」
俺のことをそう言った戦艦棲鬼を射出した様々な武器によって串刺しにして結界を解く。海には赤い血と6体の屍。
「さて次に行きますかね」
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「長門さん~こっち終わったぽいよ~」
「ご苦労。あとはこいつだけだ」
「マダ・・・シズマナイ・・・!」
「これで逝ってください!」
大和が打ち出した徹甲弾で大破炎上している南方棲戦姫を沈める。
「これで一通り片付きましたね」
「みたいですね!途中夜戦できて楽しかった~!」
「!?電探に反応が!」
「なんだと!古鷹、何隻いる!?」
「8隻です!」
「何体来ても殺ってやるっぽい!」
反応があってから30秒後、海面に大きな波が立ち、深海から新たな深海棲艦が現れる。
「ル級2、リ級1、ツ級1、チ級1、ヲ級1に・・・!お前は!?」
「ククク・・・ジョウホウドオリトマホークヲモツナガトダナ・・・。ウチノシッパイサクガオセワニナッタナ・・・。カタキハトラセテモラウ!」
次回 敗北
最後の気になるアイツはイラスト付きですのでお楽しみに!