私なりに精進していきたいと思います。
ぜひともこれからもよろしくお願い致します。
俺達は最終日の昼に葉隠を訪れていた。
花村「しっかしここのラーメンうまいな。」
千枝「本当だよねー。愛屋の肉丼もうまいけどここのラーメンもいけるいけるー。」
鳴上「里中がそう言うなんて相当だな。」
花村「ホントホント。肉に命かけてるもんな。」
千枝「そんなこと!…あるかもだけど…。」
八幡「あるのかよ。」
天城「肉命って!アハハハハハハ!」
完二「天城先輩の大爆笑っすね…。」
クマ「雪ちゃんは相変わらずクマね~。ラーメン伸びちゃうクマよ。」
クマはそう言うと同時に天城のラーメンに手を伸ばし、凄まじい勢いで食べ始めた。
天城「あ!私のラーメン!まだ食べてたのに。」
花村「クマ吉!お前どんだけ食ってんだよ!」
鳴上「1、2…10杯か。ハイカラですね。」
八幡「ハイカラじゃねぇよ。あと天城の分いれると11杯だぞ。クマお前金あんのか。」
クマはチラリと陽介の方を見る。
その目は陽介に支払いを訴えかけていた。
花村「アホか!お前は!」
天城「私のラーメン…。」
千枝「雪子。しょうがないよ。」
直斗「そろそろ集合の時間ですね。」
八幡「もうそんな時間か。」
りせ「なんだかんだ楽しかったよね~。」
千枝「そう言えばお土産はどうするの?」
鳴上「俺はそうだな…。ちょうちんにしようかな。」
八幡「土産か。」
直斗「比企谷先輩は何か買うんですか?」
八幡「ああ、妹にな饅頭でも買おうかと思っている。」
直斗「妹さんがいるんですね。」
八幡「ああ、かわいいぞ。いくら白鐘でも小町はやれんな。」
鳴上「比企谷、気持ちはわかる。俺も菜々子をそう簡単にはやらん。」
そして俺達は互いの妹への愛を確かめ、熱い握手を交わした。
完二「あの、すんません。クマが全く動かないんすけどどうしたらいいっすかね。」
完二の指の先には腹がいっぱいなのか露ほども動けていないクマが苦しんでいた。
直斗「集合に遅れそうなのでこれで。」
それに続いて天城、里中が集合場所へ向かう。
八幡「クマ、すまんお前は置いていくしかない。」
花村「お前のことは忘れない。」
鳴上「青春の思い出と共にここに置いていく。」
俺と比企谷、陽介、そしてりせはしっかりと合掌しその場をあとにした。
クマ「クマ、お金がないクマよー!助けてクマー!」
葉隠では悲痛なクマの叫びがこだましていた。
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やっと家に着いた…。
そう言えば土産を小町に渡さないとだな。
電話でもしてみるか。
小町「はいはーい。久しぶりー、お兄ちゃん。なに?お土産ー?」
八幡「ああ、饅頭を買ったんだか、いつ渡しに行けばいいか?」
小町「お饅頭かー。いいチョイスだね~。近いし明日来たらいいんじゃない?」
八幡「え、俺疲れてるんだけど。でもまあしょうがないか。じゃあまた明日。」
小町「はーい。待ってるね、お兄ちゃん!お土産話もよろしくー!」
八幡「はいはい、わかったよ。」
明日はゴロゴロしたかったが、そうも行かないらしい。
八十稲羽が千葉から近くて良かった。
ならマッカンおいとけよ。
だが、ネオフェザーマンというヒーロー物の番組があったことは素晴らしい。
あれはプリキュアには及ばんがなかなかのものだ。
しかし疲れたな。
とりあえず今日はもう寝るか…。