マートルの生存戦略   作:ジュースのストロー

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ここで、何人か登場したオリキャラと原作キャラの紹介、そして今までマートルが使用して来た魔法や魔法薬等の説明を書いておこうと思います。




番外編という名の説明回

 

 

【原作キャラ】

 

トム・マールヴォロ・リドル

後のヴォルデモート卿。現在は16歳なので存分にイケメンを発揮している。

マートルの事はちょっとした遊び心から玩具として使い捨てるつもりでいたが、意外と魔法力があるのと優等生の仮面を付けずに接する事が出来るので案外気に入ってはいる。根は悪の帝王なので自分と同列に扱う事はないが、他の者に比べると幾らか特別視している節もある。ただ、その特別視が容赦の無さに表れている所がマートルの不憫さに磨きをかける。

クィディッチの花形シーカー兼キャプテン。

 

 

 

マートル・エリザベス・ウォーレン

嘆きのマートルがゴーストになる直前に成り代わってしまった女の子。ハリーポッターの原作は勿論知っているし、マグルの知識も持つが生前の思い出が上手く思い出せず、たまに深層心理で現れる程度である。

言動から生前は日本人らしいが、イギリス英語が流暢で違和感がない。これはマートルの脳の知識を引き出しているからと考えられる。

マートル自身、レイブンクローにいた位なので頭も良くある程度は魔法が使えたのだが、成り代わった事により科学的知識や神聖知識ともう1人分の魔法量が合わさり、魔法変換効率upと使用可能な魔法量の拡大が起きた。そこそこチートではあるが我が君には確実に負ける。自分至上主義なので裏切る時は裏切るが、基本人に尽くす。何かを必死に手に入れたいらしい。

 

 

 

 

【オリキャラ】

 

ルイス・アーチャー

金髪碧眼のイケメンで紳士的。弄られるとすぐにオロオロするが、器がとんでもなく広いために最後は必ず許す。魔法使いにしては珍しく、日々肉体を鍛えている細マッチョ。

クィディッチの期待のビーター。

 

 

 

エイミー・ブルーム

くするだ茶色の髪と深緑色の目を持つ可愛い系の少女で、空気を読むのに長けている。マートルに脅されはしたものの、損益を考えて良き理解者になる事にした。あくまで友達ではない。

 

 

 

コナー・クロス

口と意地が悪い、ウェーブのかかった黒髪黒目のチビ。その実験好きはレイブンクローの中でも浮いている。たまに毒を盛ってくるのはきっと彼なりの愛情表現である。

 

 

 

アレン・バスカヴィル

クィディッチの実況。常に敬語で爽やかな見た目と声はまさしく朝のニュースキャスターばりである。

 

 

 

メイヤール・イーディス

レイブンクローの寮監で闇の魔術に対する防衛術の先生。キャリアウーマンの鏡のような見た目の女性で常にキリッとして規律を重んじるが、心優しく生徒には人気のある教師である。

 

 

 

 

 

【魔法と魔法薬】

 

・記憶改竄の魔法

直接は書かなかったがこれは、オブリビエイトによるものである。オブリビエイトは忘却呪文として有名であるが、それだけではなく記憶の修正にも使う事が出来る。

 

 

 

・インク瓶(狭範囲の飛沫感染型の麻痺毒)

普段は羽ペンではないマートルがインク瓶を持っているのは、これのせいである。魔法薬を黒く着色するだけで幅広い用途があるので、他にもバリエーションを増やす可能性がある。

 

 

 

・匂いの抜け道

魔法学校以外でも魔法が使える抜け道がある。原作を知るマートルだからこそ、情報を並べ立てて分かった幾つかの抜け道。今、確実に分かっている中でも

・成人した魔法使いの側で使えばバレない

・非公認の杖を使えばバレない

というものがある。詳しくは次話に掲載する。

 

 

 

 

 






〝匂い〟って難しいですね。ネットで色々と調べてみても曖昧な部分が大きくて…………なので自分で考察をしてある程度納得出来る様にしてみました。
次話に掲載しておきますが、説明回以上に別に読まなくても支障がないので、長文が嫌な方は飛ばして下さい。


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