デート・ア・ライブ 邪霊と漆黒のファンアジア Remake   作:燐2

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死闘遊戯

「状況はいったいどうなっている!」

 広大な空間の中、幾つものモニターと機材、軍服を身に纏った者達がそれぞれの役割を熟しているここは、自衛隊天宮駐屯地の司令室。その一面見下ろせる指令席で、桐谷陸将の裂帛の声が『邪霊』の猛攻に、全滅させられた天宮市AST(対精霊部隊の総称)部隊の敗報と、どこからともなく現れた『精霊』でも『邪霊』でもない未知なる第三者による介入に混乱していた隊員を一気に現実へと引き戻した。

「た、だだいま目標はその場から静止している状態です。そして、あの二つの銃らしき霊力反応とは全く異なるエネルギー反応を探知しています!」

「全く異なるエネルギーだと?」

「はい!あらゆる精霊の霊波の波長は一致せず、消息不明!」

 モニターに映ったのは全身を隠すような漆黒のコートを身に纏い、社会に出たばかりの若造と思うような男が、二つの異質な銃を持って『邪霊』を目指すように足を進めていた。

「ちっ……いったいなんなのだ。あの正体不明の生命体をこれより<アンノウン>と呼称する!奴に撃たれた隊員の状態はどうだ」

「はい、瀕死状態からあり得ない速度で回復しています。<アンノウン>から医療用の顕現装置(リアライザ)を持っている様には見えません!」

 30年前からどこからともなく生まれたコンピューター上での演算結果を物理法則を歪めて現実世界に再現する。科学を超えた科学、魔法のような扱う人間を人外へと変貌させる人類の新たな牙。それが顕現装置(リアライザ)だ。

 桐谷陸将はそんなことは分かっていると言わんばかりに表情を歪み、食い入るようにモニターを見つめた。<アンノオン>は二つの銃から器用にマガジンを入れ替え、その銃口を<アリス>に向けると同時に空いた手を傍に倒れていた天宮寺AST部隊隊長の日下部燎子一尉に何かを見せている様子が映し出された。

「空中に映像を投影しているだと……そんな技術、まだ試作段階の代物は一般には出回っていないぞ。奴は一体……」

 何名かは破損しているがAST各員が装備しているカメラからの映像は砂煙とノイズが激しく何を見せているのか、解析は困難だと部下が答えた瞬間、<アリス>と<アンノオン>の姿が消え、映像が途切れた。

「一体何があった!?」

「何らかの強い衝撃が合った模様です――――桐谷陸将!」

「日下部一尉から緊急回線で連絡が!」

「メインモニターに映せ!」

 真っ暗になったモニターからノイズの激しい映像が映し出させ、微かれた声で合ったがそこから女性の声が聞き取れた。

「本、部……こ、ちら日下部、一尉です。います、ぐ。こちらが指定す、るエリ、アから住、民を非難…」

「日下部一尉!一体何を奴から何を見せられた」

「奴、は<アリス>との戦闘被、害を最小、限に止め、る為に、海上……東京、湾まで奴を誘い、込むつも、りです。その道中、のルートは今先、ほど見、ました」

「<アンノオン>は『邪霊』とは敵対関係なのか?そして我々の……」

 過った希望的観測を頭を振るって捨てた。判断するにはまだ早すぎると、日下部一尉が途切れ途切れに<アンノオン>が指定されたエリアを告げていく。こちら側はそのエリアを地図上で目印を付けていきルート計算、それは多少通り道ではあるものの、人口密集地を出来るだけ、回避した合理的な物であった。

「桐谷、陸将。奴と<アリス>は、未だ上、空で交戦中で、す。その衝撃は、すさ」

 言い切る前に、爆発音。悲鳴が聞こえ、瓦礫が砕け散る音が絶望を謳うように鳴り響いた。

「日下部一尉!!」

「げほっ、ごほ……大丈、夫、です」

 奴は<アンノオン>はこちらの許可を待っている様だった。そうでもなければ既にあちらが指示してきたルートを<アリス>を引き連れながら疾走するだろう。それをしないのは避難するにも時間は必要なのを理解しているのか、今正に天宮寺上空にて、戦う事で周囲の被害を抑えていることは後援部隊から贈られる情報から分かるが、それも長引けば、幾ら強固に作られと言っても空間震から避難していた国民に被害が及ぶ危険性もある。

「……命令だ。後援部隊に連絡、信号弾を撃て、その後<アンノオン>と<アリス>を追跡しろ。……全ての責任は、私が取る」

「「「了解ッ!!!」」」

 力強く響き、されど静かな声で桐谷陸将の言葉に歓喜に震えた隊員たちの合唱が響いた。

「……よろしいのでしょうか?」

「……我々は確かに『精霊』と『邪霊』を武力を持って殲滅する特殊部隊だ。しかし、元々は自衛隊が元であり、自衛隊は国民を守るための部隊だ。<アンノオン>の意思がどうであれ、それが国民を守ることに繋がるものであるなら、利用させてもらうだけだ」

 傍にいた副指令からの言葉にため息交じりに答えながら桐谷陸将は腰を下ろしている指令席から、連絡端末に手を伸ばした。

 

 

 

 

 身の丈の二倍はありそうな少女が振るうそれは、固まった溶岩のような黒さで、心臓の脈動にも似たリズムで点滅する亀裂に見える紋様は、見るものの恐怖を掻きたてる大鎌であり、そこから解き放たれる命を刈る閃光を相手にするのは、自由に軌跡を変幻自在の魔氷の銃『アフーム=ザー』、大火力にて行く手を焼滅させる轟炎の魔銃『イォマグヌット』、そして混沌の理を飲み干し、邪悪の真実を知り尽くす者、かの邪神の皇から『ヌギル=コーラス』名を授かった異端の元人間であった存在、『零崎 紅夜』は口を鳴らしながら引き金を引く。

 それは神速の攻防だった。上からギロチンのように振り下ろされた斬撃を『アフーム=ザー』で受け流し、『イォマグヌット』の銃口を華奢な手とは思えないほど鋭く力強く弾いて、そのまま後ろに手を動かして鎌から伸びる棒を持って下から振り上げ様とした瞬間、虚空に撃っていた『アフーム=ザー』の誘導弾を両手から片手に持ち替え、目にも止まらない速さで切り裂き、その隙に大火力の『イォマグヌット』が、鉄すら一瞬にして消し飛ばす爆炎の弾丸を吐き出すが、<アリス>の人差し指から瞬間的に収縮した血の様な色をした魔弾が衝突、空に毒々しい炎と闇の花火が咲き誇った。

「うふふ、<アリス>は楽しいわ!あなたは?」

「まぁまぁ、だな」

「あら、どうしてかしら?」

 強烈な爆発の中心にいたにも関わらず、爆風によって二人の距離が開いて、多少服が焦げて煙を上げているが、互いに無傷。新しいおもちゃで遊ぶ子供のように喜ぶ<アリス>に対して、紅夜は空中でマガジンを交換しながら答える。

「人形とダンスして心底楽しい訳ないだろう?」

「………どういう意味、かしら?」

「さてな、お前自身が自覚無いのなら教えねェよ。自分で考えて、答えを出せ」

「分からないわ。おにーさんの言っている意味、全部」

「分からないなら、そこまでだ。ただ、お前を<アリス>と呼んでいるお前自身とお前自身のお前は別なのか、それとも一緒なのか知りたいだけだ」

「変な事を言うのね。おにーさん?<アリス>は<アリス>よ?<アリス>は、そういうのだから。<アリス>は、とても恐ろしい化物だから。<アリス>は、みんなが望む者になるために<アリス>は<アリス>としてみんなを楽しませるの」

 満天の笑顔を見せる<アリス>、年頃の少女らしい無垢な顔。だが、先ほどまで少女はその手に握る大鎌で態々襲ってきた連中を半殺しにしてる。遠目から何をしたのか分からないが、初見らしき相手の譲れない物を理解して脅迫して無理にも戦闘行為を続行させようとしている。まるで、倒されることを望むような、例えるなら敵であることを演じている(・・・・・・・・・・・・)ような気が、違和感があった。

 故に紅夜は<アリス>に本気で殺しに行くつもりはない。自身は代わりであるから、本来ここにいるはずの人物なら、『邪霊』の本質を知ろうとするだろう、そして目の前の<アリス>と名乗る見えぬ糸に動かされている少女の中身も。それが邪悪であれば、容赦なく抹殺するであろう、しかしそれが違うものであるのなら――――。

「ふつーに、考えるとめんどいな」

 本来紅夜は殴って殴ってこちらの都合を全面的に相手に押し付けるタイプだ。何がどうして、相手の都合をここまで考慮しなければならない。中身がどんなものであるとしても、既に<アリス>は殺人を犯している。それも濃厚に感じる程の血の臭いが分かるほど。紅夜はため息を吐きながら、双銃の銃口を<アリス>に向ける。まずは相手のお遊びに付き合う為に。

「……ま、やらないとな」

「どうしたのおにーさん?来ないなら――――こっちから行くよ!」

 ダンッ、と空気が爆発したような音がした。同時に<アリス>の姿が二人に感じられた。

「――――ちっ!」

 突然襲った強烈な違和感に左右の<アリス>に迎撃をしながら自身が決めたルートへと行くために空を駆けた。

『「あはははは!!どこに行くのかしら?鬼ごっこは大好きよ!凄く!!」』

 耳に聞こえる声とは別に、頭に響く<アリス>の声。まるで頭の中に<アリス>が居て、覗かれる様な感覚。強烈な違和感に吐き気を感じながら、追ってきている<アリス>に奇襲を仕掛けるべく、紅夜は目の前の空気を圧縮させた。鉄のように固定させたそれを足場に反転して着地、足を止めた隙に<アリス>の哄笑共に振り下ろされる斬撃を力づくで急停止の反動を殺して足場を蹴る事で回避と同時に、<アリス>の頭上を取った。

 そして、動揺の色も見せずにアリスは紅夜の姿を見ずに、まるでそう動く事を予想していたように正確に振り上げた斬撃が、鮮血の線を引いた。

「――――あは☆」

 右手を切り裂かれた紅夜は、更なる連撃を繰り出す<アリス>に『アフーム=ザー』で銃撃で弾き、銃身で捌くが、先ほどと同じように<アリス>は行動を先読みして、的確に手傷を与え紅夜は舌を打ちながら下がった。

「……自身の分身か、あるいは意識の一部を対象の意識に侵入して、こちらの思考を先読み能力か」

「当り!凄いね。これが分かったのは、えーと指で数えれるぐらいしかいないよ!」

 可愛らしく小さい指で丁寧に数える<アリス>に、紅夜は先ほどまで連絡していた未来の嫁候補の顔を浮かべながら、確かにこれは手強いわと呟いていた。同時に子供故に恐ろしい者を知らずに目の前に地獄であろうとも己の好奇心だけで足を踏みこんでしまうほど無垢な様子に、紅夜は余裕の表情を崩し既に回復した右手を握り締め、空を蹴った。

「どうしたのおにーさん?おにーさんも知ってほしくない物……えーと黒歴史があるのかしら?」

「忠告だ。この世で最も無惨に殺されたくなかったら俺の記憶をこれ以上除かないほうがいいぞ?覗いているつもりが、お前自身覗かれていたと気づく前にな」

「ふふ、そんなこと言われたら、ますます気になっちゃうの!!」

 知らないぞ。と呟きながら紅夜と<アリス>の激しい死闘が再開された。心を読まれるという単純明確に厄介な能力、しかも意識の中で好き勝手にこちらを煽ったり、なにもいない別方向に意識を逸らされたり、一対一にてこれ以上に戦いたくない敵はそうは居ないだろう。現実と虚像両方を相手にしながら、紅夜は、まだこちらの全貌を把握される前に、目の前の少女を戦闘不能にしなければならない。今少女の真意を知る前に殺してしまえば、本来この世界に足を踏み入れる筈だった未来の嫁を思想に反するからだ。威力の高い炎の魔銃『イォマグヌット』、誘導性能を持つ氷の魔銃『アフーム=ザー』の二丁、思考読められる此方の動きが把握されるなら、全ての動作を本能に任せ、攻撃全てを勘だけで躱し、捌き、打ち払っていく。

 今までと違う防戦一方の戦い、一歩でもミスを犯せば絶対なる死が抱擁してくる遊戯の中で<アリス>は歓喜した。

「ふふ、あっはは!!楽しいよ!おにーさんはさいこーよ!!」

 心を読まれる虫唾が走るような嫌悪感と身を硬直させる恐怖の中で、悠然と<アリス>の攻撃を躱し切る。その逞しい姿に、ほぼ全ての動作を勘に任せる狂気の彼方に身を任せることを行われ、先ほどから紅夜の中に入り込ませた<アリス>が、教えてくれる情報は少なくなっていくが、それでも<アリス>が放つ山をも一撃で吹き飛ばす絶大な霊力の魔弾【冥滅彈(オシリス)】を街中で放った際は人気のない場所に弾き、自身の体で受け止めたり、今まで戦った事がないタイプだった。

 なにより、紅夜は<アリス>を見てくれた。今までは逃げたり、<アリス>と戦っても別のものに恐れる様に動きが鈍くなったりすることはなく、態々記憶を除いて大事なモノに触れなくても、<アリス>との遊戯を辞める様子は一切なかった。紅夜の目には<アリス>が、<アリス>の目には紅夜だけが映っている今の状況が<アリス>にとって祝福に満ちていた。

 山や川が絨毯爆撃が降り注いだようにクレーターが次々生まれ、空を駆ける二つの閃光は求め合う様に激しく衝突と破壊的な余波を大地に刻みつけながら、遂に二人はどこまでも続く青い海へとたどり着いた。

そこに境界線はない。互いがどれだけ暴れようが、周囲への被害は限りなく抑えられるだろう。今も宝石のように輝く蒼海を疲労色を見せながらも、<アリス>は満ち足りた表情から――――悲しそうな顔をした。

「……もう終わりなんだね。おにーさんはいつでも私を殺せるんでしょ?でもそれはしないのは周囲の人を巻き込まないため」

 <アリス>は知っている。紅夜の次の一手を、”心を読まれるなら、読まれても関係ない程の大規模な攻撃”それを使う為に限りなく人の少ない場所を選びここにやってきた。

「……はぁ、お前、名前は?」

「……え?」

 呆れた様に紅夜は、ため息をして<アリス>に問う。

 <アリス>は、困惑するように声を零した。

「お前は自身の事<アリス>って呼んでいるが、それはお前自身の名前じゃないだろう?お前の演技は子供から見れば中々の者だが、俺には分かるんだよ。……俺は紅夜、零崎 紅夜だ。お前の名前は?」

「―――――――」

「っておい、マジかよ。なんで泣く(・・・・・)?」

 紅夜の言葉に、<アリス>は自身の頬に流れているものを理解した。まるで湧水のように、喜びが溢れる様に、すすり泣いた。

ない(・・)、よ。私、名前、ないの」

「それは不便だな。えーと、そうだな、良し……お前の名前は十禍(とわ)

「………え?」

「漢字はこんな感じだ。お前自身が長く在れることを願って永久を少し改造した」

 海に『アフーム=ザー』を何発か発砲して作り出される氷の形は『十禍』と象っていた。

「十禍?」

「嫌か?」

「……右の漢字が難しいよ」

「お子様にはちょっと速いかもな」

「……でも嬉しいよ。紅夜おにーさん」

「おぅ、それは良かった」

 腕を組んで満足するように、頷く紅夜に十禍も誘われるように向日葵のような笑みを作り、光の粒子が蛍のように舞う大鎌の切っ先を紅夜に向けた。

「消えるのか?」

「遊び過ぎたら<アリス>は少し眠らなきゃダメなの。ねぇ、紅夜おにーさん」

「なんだ?」

「また会えたら一緒に遊んでくれる?」

「え、やだ」

 ガーーーン!。

 夕焼けの空には、悲しげに鴉の泣き声が響いた。

 わなわなと肩を震わせ、悲愴に双眸を染めて今にも泣き出しそうな顔に、紅夜は様当然といった様子で口を開く。

「十分付き合ってやっただろう?だから今度は俺の番だろ(・・・・・・・・)

「え……?」

「デートのお誘いって奴か?いや俺とお前じゃ、ちょっと外形の年齢が兄と妹か?下手すれば明日の新聞の隅っこで性犯罪って乗りそうだな。うーーん、まぁ、いいか、その時は」

 自問自答を行って、頬を掻く。そうこうしている内に大鎌だけではなく<アリス>自身も光の粒子が内側から溢れる様にゆらゆらと舞う。

「お前の遊びは過激するんだよ。だから、もうちょっと平和で楽しい遊びを教えてやる。だから今度は静かに来いよ?空間震とか起こさないように静かに、それが無理なら宇宙とか空とか誰にも迷惑が掛からないようにな」

「紅夜おにーさんは、<アリ「十禍だ」…十、禍と、でーと?したらずっと十禍を見てくれる?」

「見といてやるよ。目を離したら何をするか分からないからな」

「……うん、十禍、紅夜おにーさんと、でーとする!」

「そうかそうか、じゃお前の遊びを最後まで付き合うか!!」

「流石、紅夜おにーさん!。十禍は絶対に負けないよッ!」

 まるで長年付き添った兄妹のように仲良く、されど互いに持つのは敵を焼き尽くす魔銃、敵を刈る黒き大鎌。

 もしかしたら、なんて考えず魔力を銃口に集中、最後の特殊加工された弾丸の術式が発動し、曼荼羅のような魔法陣が銃口から展開される。

 負けないと心を燃やしながら、既に足は形を成していない<アリス>は両手に構えた大鎌の切っ先――――四角い銃口に全力で霊力を注ぎ込んだ。

「イォマグヌット――――《神獣形態》」

「【冥滅彈(オシリス)】!!!」

 その日、東京湾にて、太陽の如き強烈な光焔を纏った獣がビルの横幅がある強烈な光線を軽々しく飲みこんで、消滅した。その際に東京都を中心とした県は、蒸発した海水による水蒸気に覆われる事件が起きたのが、その中心にいただろう二人の中一人は満足げにこの世界から姿を消して、もう一人は―――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京海底谷が見えるくらいに海を蒸発させた(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)?』

「やっちゃったZE☆」

『な、なにやってたんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!?』

 それから一週間、天宮市の新しい住居でひたすら正座で説教された紅夜は語る『おのれ十禍、次合ったら頭ぐりぐりの刑だ』と。流石に経済的打撃は途方もないので、紅夜の通信相手である空は泣きながら、アルバイト雇って現地での速やかな復旧作業、自身は『幾つもの海底火山が一斉に噴火した』ってことに一般人に『邪霊』と紅夜の存在が露見しないように、秘かに情報操作するために更に仕事が増えたのは内緒だ。

 

 

 

 




昨日書いた文はこれで終了。
次から原作キャラと絡み始める予定です。原作読み直さなきゃ。

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