摩訶不思議アドベンチャーな世界に転生したかと思ったら一繋ぎの世界にトリップした件について   作:ミカヅキ

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お待たせしました!第48話更新です。
今回、黒幕本人はまだ出ませんが、ジャスミンが連想した相手が明らかになります。
正解されたみなさん、おめでとうございます!
まともに戦ったら絶対勝てない相手なのでジャスミンも涙目です(笑)
さすがに無理ゲーなので、助っ人を登場させるつもりですが、まだ影も形も出てきておりません。たぶん、黒幕の正体が明らかになれば必然的にお分かりになるかと思いますので、少々お待ちくださいませ。


第48話 超新星、揃う

 ━2日後、シャボンディ諸島13番GR(グローブ)

 無事シャボンディ諸島に上陸した“麦わら一味”は、途中出逢った人魚のケイミーとヒトデのパッパグ、そして奇妙な縁で再会したタコの魚人・ハチと共に、コーティング職人を求めてハチのツテを頼っていた。

「なぁ。わざわざタコッぱちに紹介してもらわなくても、ジャスミンが探してくれてんだろ?コーティング職人。だったら別に良いんじゃねェか?」

 “ボンチャリ”と呼ばれるシャボンディ諸島特有(魚人島でも一応使用出来るらしいが)の自転車に乗っていたルフィが、ふと思い出したように同行していたブルックとチョッパーに問う。

「それはそうですが、私たちが上陸してから1時間は経ちます。その間、ジャスミンさんから接触が無いのも妙な話。単に私たちに気付かなかった、というなら良いんですが、何かトラブルがあったのかもしれません…。しかし、コーティングには少なくとも3日はかかるという話ですから、まずはコーティングの話を付けてからジャスミンさんを探した方が良いでしょう。ここは海軍本部も近いですから、一刻も早く船を使えるようにしておかなければ。」

「そんなもんか?」

 ブルックの説得にルフィが首を傾げる。

「そんなもんです。」

「ジャスミン大丈夫かなぁ…。」

「ジャスミンさんなら大抵の事は突破出来るでしょうから、たぶん心配はいらないでしょう。もし、ジャスミンさんが職人を見付けてくださっていたら、その時は素直に謝れば良いんです。きっと苦笑しながら許してくださいますよ。」

 連絡の取れないジャスミンを心配し、顔を(くも)らせるチョッパーを(なだ)めるブルックに、チョッパーも「そっか…。そうだな!」と頷く。

「ニュ~~~。今は海賊たちがいつになく集まってるみたいだから、なかなか空いている職人が見付からないのかもしれないぞ。ちゃんとした職人は滅多にいないからな――――…。」

「へぇ――。やっぱりジャスミンの言ってた通りだったんだな。」

 ハチの説明にチョッパーも納得したように頷く。

 その後しばし歩いた後、不意にハチが立ち止まる。

「さァ着いたぞ―――――!!」

「やっと着いた―――――!!」

 “ボンチャリ”から降りながら、ルフィが大きく伸びをする。

「あの根っこの上にある店がそうだ。…店やってるかな。10年ぶりだ。」

 “ヤルキマン・マングローブ”の根っこを指差しながら、ハチが先導する。

「コーティング職人も魚人か?ま、会えば分かるか!」

「あ、私とパッパグは面識(めんしき)無いの。凄い人だって話は聞いてるけど。」

「!そうなのか。」

 ルフィが自己完結するが、実際に知り合いなのはハチだけらしく、ケイミーがルフィに断りを入れる。

「ニュ~~~~。おれが子どもの頃からの付き合いなんだ。」

 ハチが説明しながら階段を(のぼ)るが、(のぼ)りきったそこにあったのは、“シャッキー'SぼったくりBAR”の看板だった。

「この店、ぼったくる気が全面に押し出されてんだが…、ハチ…。すげ――――、凶暴なんじゃ…。」

「大丈夫だ。良い人間たちだ。」

 正直過ぎる看板にパッパグがドン引くが、ハチは慣れているらしく全く意に(かい)しない。

 カランカラン…… 

「レイリー、シャッキー、いるか―――?」

 ハチがドアを開けたものの、次の瞬間一同の目に入ったのは衝撃の瞬間だった。

「払いまず……。」

 目も当てられない程にボッコボコにされ、絞り出すような声で支払いを訴える(あわ)れな海賊と、

「いらっしゃい。何にする?……あら。」

 その胸倉(むなぐら)をがっしりと(つか)んだ、華奢(きゃしゃ)にも見える女主人だった。

「はっちゃ―――――――ん!!?」

「ニュ~~~~~、ご無沙汰(ぶさた)してんなシャッキー。」

「そうよ、もう10年ぶり位!?」

 再会を喜びあったのも(つか)の間、

「座ってまってて。今、この子たちから法外(ほうがい)なお代をぼったくってたところなの。」

 見れば、胸倉(むなぐら)(つか)まれている男以外にも、彼女たちの足元には同じくボロボロになった男たちが無造作に転がされている。

「ニュ~~~~。ゆっくりで良いぞ。」

「「「…………。」」」

 ドン引いているチョッパー・ケイミー・パッパグとは異なり、全く気にしないハチとそれに笑顔で着いていくルフィ、そして全く動じないブルックがちょっと怖い。そう思った3人だった。

 

「そう……。海賊辞めたの。それが良いわよ。カタギが1番!」

 ぼったくった海賊たちを階段下まで投げ捨てた後、女主人‐シャクヤク(通称シャッキー)とハチが旧交を温めている頃、ルフィとブルックは無断で店の冷蔵庫を(あさ)っていた。

「あ……、そうだ。キミたちに飲み物………。」

 シャッキーがルフィたちの存在を思い出した時には、既に2人共勝手に冷蔵庫の中身を食い(あさ)り始めた後だった。

「冷蔵庫(あさ)っとる―――――――!!自分()か!!!」

 パッパグのツッコミが炸裂(さくれつ)した。

「アハハハ……。ええ、好きにやって。」

 シャッキーは全く気にしていないようだが。先程海賊たちから遠慮無くぼったくり、階段下に投げ捨てた人間とは思えない。

「ルフィ、ブルック!!お前らぼったくられるぞ――――――――!!」

「はっちゃんのお友達からお代はもらわないわよ。はい、君にはこれね。」

 焦るチョッパーを(なだ)め、チョッパーの好物であるわたあめを差し出す太っ腹っぷりである。

「わたあめ~~~~!!!」

 うひょ――――!!っと喜ぶチョッパーを見て、ルフィがシャッキーに尋ねる。

「オバハン、何でチョッパーの好物知ってんだ?」

「キミたち、モンキーちゃん一味でしょ?」

「おれの事知ってんのか!?」

「もちろんよ。話題の一味だもの。私は情報通だし。」

 聞けばシャッキーも昔は海賊であり、今はルフィたちのようなルーキーを応援する側なのだという。40年程前に、ルフィの祖父であるガープに追いかけられた事がある、という逸話(いつわ)があるという程だから、一体今いくつなのか…。どう高く見積もっても40歳より上には見えない美貌とプロポーションである。あのルフィでさえ「オバハン、いくつだ?」とツッコンだ程だ。

「――――ところで、シャッキー。」

「ああ、言わないで。分かってる。全部分かってる。」

 本題に入ろうとしたハチの言葉をシャッキーが(さえぎ)る。

「はっちゃんたちやケイミーちゃんがわざわざ陸のルートを通って来たのは、船をコーティングしたいモンキーちゃんたちを案内する為でしょ?――――つまり、レイリーにコーティングの依頼ね?」

「ニュ~~~~。そうなんだ。」

「――――だけど彼、ここにいないのよ。」

「え―――!?職人いないのか!?おれたち、魚人島に行きてェんだ!!」

 まさかの返答にルフィが叫ぶ。

「まぁ、でもこの諸島から出る訳は無いから…。どこかの酒場か賭博(とばく)場か探してみたら?」

「待ってたら帰って来るだろ?」

「そうね、いつかは…。もう半年は帰って来てないけど。」

「「「半年!?」」」

 (けた)違いの期間に、ルフィ・ブルック・チョッパーの声が(そろ)う。

「その辺に女作って寝泊りはしてると思うから、体の心配はして無いけど。1度飛び出すと長く帰らないのは海賊の(さが)かしら。」

「職人のおっさんも海賊だったのか!」

「弱りましたね……。じゃあ、探すしか無いですね。おおよそ見当(けんとう)は付きますか?」

「そうね…。1番から29番にはいるんじゃないかしら。彼も札付(ふだつき)、海軍の監視下では(くつろ)げないから。」

 ブルックの問いにシャッキーが心当たりを上げていく。

「あと、そうね…。その範囲外では…“シャボンディパーク”も好きね…。」

「遊園地か!!!そこ探すぞ――――――――!!!」

「わ―――い!!遊園地―――――――!!!」

「コラ!!ケイミー!!」

 ひゃっほ―――――う!!と歓声を上げるルフィたちに便乗(びんじょう)したケイミーをパッパグが叱責(しっせき)する。

「どこを探すにしても…、とにかく気を付けて。私の情報網によると…。キミたちが上陸した事で、現在このシャボンディ諸島には…12人!!“億”を超える賞金首がいるわ。」

「そんなにィ――――――!?」

 チョッパーが驚愕のあまりに鼻水を()いた。

「モンキーちゃんとロロノアちゃんを除いても10人!!キミたちは“偉大なる航路(グランドライン)”に入った時………、入口で7本ある航路の内の1本を選んで、その記録(ログ)に従って進んで来た(はず)。」

「うん。」

 ルフィがシャッキーの言葉に頷く。

「だったら、当然他の6本を辿(たど)り、キミたちと同じような困難を乗り越えて()()に来た者たちがいる。どのルートを通っても“赤い土の大陸(レッドライン)”に突き当たるから……、その壁を越える為みんながこの諸島に集結する。分かる?ここまで世界のルーキーたちが同時期に顔を(そろ)える事も、そうそうあるもんじゃないけどね…。“キッド”・“ルフィ”・“ホーキンス”・“ドレーク”・“ロー”。この名前は頻繁(ひんぱん)に新聞を(にぎ)わせていたわ。」

「新聞読まね――もん。」

 他人の事など全く気にしないルフィに、シャッキーがアドバイスする。

「ウフフフ…。情報は武器よ。ライバルたちの名前くらい知っておいたら?懸賞金で言えば…、その中でキミはNo.(ナンバー)3よ。」

「ルフィより上がいんのか!?この島に…!?」

 ルフィの強さを日々目の当たりにしているチョッパーが、更に上の存在に驚愕する。

「ええ。“西の海(ウェストブルー)”出身、ファイアタンク海賊団船長‐カポネ・“ギャング”ベッジ、懸賞金1億3,800万B(ベリー)。“南の海(サウスブルー)”出身、ボニー海賊団船長‐“大喰らい”ジュエリー・ボニー、懸賞金1億4,000万B(ベリー)。“北の海(ノースブルー)”出身、ホーキンス海賊団船長‐“魔術師”バジル・ホーキンス、懸賞金2億4,900万B(ベリー)。“南の海(サウスブルー)”出身、キッド海賊団船長‐ユースタス・“キャプテン”キッド、懸賞金3億1,500万B(ベリー)。同じくキッド海賊団‐戦闘員“殺戮(さつりく)武人”キラー、懸賞金1億6,200万B(ベリー)。“GL(グランドライン)”出身、[手長族]オンエア海賊団船長‐“海鳴り”スクラップメン・アプー、懸賞金1億9,800万B(ベリー)。“北の海(ノースブルー)”出身、ドレーク海賊団船長‐“赤旗(あかはた)X(ディエス)・ドレーク、懸賞金2億2,200万B(ベリー)。“空島”出身、破戒僧(はかいそう)海賊団船長‐“怪僧(かいそう)”ウルージ、懸賞金1億800万B(ベリー)。“北の海(ノースブルー)”出身、ハートの海賊団船長‐“死の外科医”トラファルガー・ロー、懸賞金2億B(ベリー)。そして最後の1人…、出身地不明、唯一海賊でなく目的も正体も不明…、“中将殺し”ジャスミン、懸賞金3億8,000万B(ベリー)。」

「そうか…!そう言えばジャスミンはルフィより懸賞金が上だったんだ!!」

「その様子だと、キミたちがエニエス・ロビーで“中将殺し”と組んでいたのは本当みたいね?」

 チョッパーがハッとしたのを見て、シャッキーがルフィに尋ねる。

「おう!色々助けてもらったんだ!友達だ!!」

「そうなの…。モンキーちゃんがそう言うなら、ジャスミンちゃんもイイコみたいね。」

 ルフィの満面の笑みを見て、シャッキーがどこか安心したように呟く。

 他のルーキーたちに比べ、ジャスミンの情報は極端に少ない。情報通の彼女も流石(さすが)に図りかねていたのだ。

 

 ━その頃、シャボンディ諸島から10数kmの無人島━

「はぁああああああっ!!!」

 ブゥ………ン!!!

 腰の位置で軽く両手の拳を握り、自然体で立っているジャスミンの全身を赤いオーラが包み込む。

 一見するとただ立ち、“気”を放出しているだけにも見えるが、その顔は(ゆが)み、(ひたい)からは滝のような汗が流れているのが分かる。

「ハアアアッ!!」

 それを押し殺すように更に気合を入れるとオーラは一瞬大きくなったものの、ジャスミンが構えを取ろうとすると、まるで張り詰めていた糸が切れてしまったかのようにシュウゥ…!と掻き消えてしまった。

 直後、ジャスミンが崩れ落ちるように地面に膝を付く。

「はぁっ…!はぁっ…!はぁっ………!」

 肩で息をしながら、両膝を付いて地面に突っ()すようにしながら呼吸を整える。

「後ちょっと…!後ちょっとなのに……!!!」

 なかなか思うように進まない修行に苛立つが、こればかりは焦ってもどうしようも無い。

 宇宙レベルで見てもそこそこの戦士であり、Z戦士たちからもその実力と才能を認められているジャスミンがこれほどまでに苦戦している理由。

 それは、ある技を体得しようとしての事だった。

 “界王拳(かいおうけん)”。

 自身の戦闘力を一時的に何倍にも増幅させる技である。

 かつて、孫悟空が“北の界王”から伝授された奥義の1つ。上手くいけば通常の数倍の力を発揮する事が出来るが、反面リスクが高く体に負担がかかる。

 発動させるにはかなり精密な“気”のコントロールが不可欠だが、それが難しい。静止している状態ならまだしも、少しでも身動きすれば高めた“気”が瞬時に霧散(むさん)してしまう。しかも、やはり相当の負担がかかっているようで、まだまともに発動出来ていない状態にも関わらず既に体中がガタガタだった。筋肉が(きし)むような激痛が全身に走っている。

「やっぱりまだ無理って事……?」

 人並外れた才能を持つ悟空でさえ、体得までにはその前段階も合わせて1年近い時間がかかっている。体得した後も、発動させるには相当の負担がかかったとも聞いている。

 実際、悟空に頼み込んで原理は教えてもらえたものの、実際に試すにはまだ早い、とも忠告されていたのだ。絶対に自分のいない所では試すな、とも。成長期の体には負担がかかり過ぎるから、自分が許可を出すまでは絶対に禁止とまで言っていたのだ。あの、普段はこちらが心配になる程に楽天的な悟空が。

 しかし、無理でも何でも界王拳(かいおうけん)を体得しなければ生き残れない。そんな確信がジャスミンにはあった。

 あの時にシャボンディ諸島で感じた“気”。実際の正体はまだ不明だが、それに良く似た“気”の持ち主を自身は知っている。

 “暗黒魔界の王”ダーブラ。

 “気”を感じ取ったのみで、まだ幼かったジャスミンは直接対峙(たいじ)した訳ではないが、あのピッコロやクリリンでさえ戦闘不能にした程の実力者。

 当時はまだ幼く、“気”を感じ取っただけのジャスミンも恐怖に(おのの)いた事を覚えている。なまじ幼いながらも、“気”を感じ取る事が出来る程に武術に通じていた事が災いした。

 あの恐怖は魔人ブウへのトラウマと共に、心に刻み込まれている。

 あのダーブラと同格の“気”の持ち主。今のままのジャスミンでは…。否、界王拳(かいおうけん)を体得した後でさえ到底(とうてい)(かな)わないだろう。

 だが、もし界王拳(かいおうけん)を体得出来ないままだったなら、もし戦闘になれば一瞬で殺されるに違いない。少しでも生存率を上げるには、界王拳(かいおうけん)の体得が必要不可欠なのだ。

「クソッ……!時間が無いっていうのに………!!」

 ダンッと地面を殴り付け、苛立ちを(あら)わにジャスミンが(うな)るが、そこに苛立ったところで修行が上手くいく訳ではない。

「~~~っっっ!!!」

 ギシギシと(きし)むような痛みを(こら)えて身を起こし、カプセルケースから1つのカプセルを取り出す。

 カチッ!

 ボンッ………!!

 投げ付けたカプセルから現れたのは、神龍(シェンロン)がくれた仙豆(せんず)(つぼ)

「った~~~!!」

 痛みに(うめ)きながら()()り、(つぼ)から仙豆(せんず)を取り出す。

 カリッポリッ……!

 1粒口に含んで()み砕き、飲み込んだ途端(とたん)に痛みが消えていく。

「あ――――…。痛かった……。」

 痛みのあまりに(にじ)んだ涙を(ぬぐ)いながら呟き、立ち上がる。

「2日かけてあの程度か…。方向性変えた方が良いかな……?」

 なかなか進まない界王拳(かいおうけん)体得に溜息を()くが、そこでハッとする。

「2日…?ヤバッ…!ルフィくんたちもう着いてるよね……!?」

 (あわ)てて“気”を探ると、シャボンディ諸島に“麦わら一味”が到着している事が分かる。

 修行に夢中ですっかり忘れていた。コーティング職人を探せていない事を報告しなくては。

 修行中だった為、着ていた亀仙流の道着は(ほこり)だらけで全身汗だくだが、生憎(あいにく)シャワーどころか着替えている余裕は無い。

 (あわ)ただしく仙豆(せんず)をカプセルに戻し、この2日の生活の拠点にしていたカプセルハウスもしまう。

「急がないと…!」

 




用語解説
・北の界王…たぶん宇宙で3番目か4番目くらいには偉い神様。悟空に修行をつけた師匠でもあり、凄い人だが印象としてはオヤジギャグの好きな人。哀しい程に笑いの沸点が低い。作者個人としては結構な癒しキャラ。実は悟空の自爆に巻き込まれ死人になってしまったという不遇さ。
・界王拳…わかりやすく言うとマ〇オがスターを取った状態に近い状態になれる技。ただし使用者への負担がかなり大きい。

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