流星が流れる頃にー翔び立つ戦士達ー   作:イグナイテッド

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宇宙移民船団ガイア
それを取り巻く敵を、のび太達は倒せるのか


因縁その②

「どうしてガイアが・・・・でもここが別世界ならあり得るか・・・」

のび太は、かつて救った移民船団を見て懐かしく思っていたが、

「懐かしんでいる場合じゃない!」

ライゴウガンダムのスラスターを加速させるが

「うっ、また揺らぎが起こる?!」

 

激しい揺れが再び地球圏を襲う

 

「激しい揺れだった!さっきの揺れとは違う」

だが、そこにあった物に一同驚愕する

「なんだ、あのおびただしい数の宇宙移民船団は!!」

「それだけではない、星が・・・・」

そう、そこにあったのは

「赤い月・・・その近くには黒い星・・・まさかあの星は!」

「魔界星!!!!!」

「それだけじゃない!」

「自ら輝く黄色い月!」

「そしてあの機械がむき出しになっている星は!」

かつて倒したはずの独立軍基地がそこにはあった

 

「フロンティア船団が転移している?!」

「他の船団も転位している模様!」

「つまり全ての船団がこの世界にジャンプしてきたというわけか!」

「バジュラが出現しました!」

「総員迎撃体制に入れ!」

 

「ちっ、どうなっていやがるんだ!」

バスターガンダムを操るクリスは、突如出現したバジュラとの交戦状態に入り、手こずっていた

「たとえ数が多くてもな、あたしはやられはしねぇんだよ!!!」

バスターガンダムの、超高インパルス狙撃ライフルを最大出力で放つ

「なっ、ノイズが復活している?!

しかもあの化け物・・・ぐぁぁぁぁぉぉぉぁぁぁ!!!!!!!」

突如出現した敵に不意討ちをくらい、機体のあらゆるパーツをもがれ、コクピットと頭部を残して撃破されてしまった

 

「クリス?!」

翼は大破したクリスの、バスターガンダムを回収しに向かうが、

「おらおら、よそ見してンじゃネェヨォォォォォ!!!!!!!」

F94にのるカノンが、翼に猛攻を加えていく

「ぐぁぁぁぁぉぉぉぁぁぁ!!!!!!!」

「機体にダメージを早いスピードで蓄積させてやる!!」

ショットランサーを何度も激しくた叩きつける

「やられっぱなしでは!!!!!!!」

アストレイレッドフレームの予備パーツから組み上げた、タクティカルアームズⅢをバスターブレードモードにして、高速移動で仕掛けた

「こいつ、突然早くなりやがった!」

「くらえっっ!!!!!!!」

早く降り下ろされたバスターブレードが、F94の脚部をもぎ取った

 

「くっ、バジュラ、ノイズ、鉄人兵団、魔界軍、次元獣が入り乱れている、このままじゃ!!!!!!!」

のび太はガイアに向かって通信を発信する

「聞こえるか、宇宙移民船団"ガイア"!

こちら、アルティメットウォーズ所属モビルスーツパイロット、野比のび太だ!

そちらを援護する

応答せよ!」

 

「マーズラ議長!」

「わかっておる、外敵に対してはこれが初めての戦いだ」

「船団警備隊と少年騎士団の出撃準備を!」

「議長、外の映像を写します」

「ロボットか・・・・」

「あのロボットから通信が入っています」

《頼む、反応してくれ!こちらアルティメットウォーズ所属モビルスーツパイロット、野比のび太だ!

あなた達を援護する!!!》

「今すぐ出撃できるかね」

「いけます」

 

「のび太!!!!!!!」

「みんな!」

「のび太君、早く奴らを倒さないと」

「ああ、わかっている!」

「いくよ、みんな!」

 

「ビーム?!」

「私達の邪魔はさせないわ」

F93に乗るアヤカが、のび太に向かってビームマシンガンを放つ

「のび太君!」

キュリオスで、響が援護に入った

「すみません、よろしくお願いします!」

のび太はガイアに向かって行った

「あなたの相手は、私だ!」

GNショットランサーを構え、F93のビームサーベルとぶつかり合う

「どうして私達は戦わなきゃならないの!?」

「私達の理想を壊そうとしているからよ!」

ショットランサーを破壊された響は、ビームサーベルを引き抜いて応戦する

「甘いわね・・・」

ハイパーバズーカを放たれ、キュリオスの右脚部が破壊される

「そう簡単には倒せないか!」

ビームシールドクローで、F93のバズーカを切断し、ビームサーベルで片方のセンサーを潰した

2機は何度もぶつかり合い、その度にパーツを破損していった

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

のび太達はガイアの近くにまで最接近し、攻撃を行うバジュラの掃討を開始した

のび太はヴェスバーとヴァリアブルメガバスターライフルを駆使して、大型のバジュラを倒して行く

ジャイアンはメガビームライフルとヴェスバーを使用して確実に落とし、

スネ夫は多目的・破砕榴弾砲と散弾砲を、遠距離のバジュラに放つ

と、ガイアから多くの戦闘機と大型戦闘船が現れる

「よし、いけるぞ!」

「のび太!!」

安心したのもつかの間、突如別方向からビームが放たれる

「F96か!みんな、こいつは俺が!」

 

「早い!そこまでスピードが出るのか!」

大型ビームサーベル"カラドボルク"を引き抜いて、F96に向かうのび太

F96にのるリーファも、カラドボルクを装備して迎え撃つ

「・・・・・・・・・」

「あんたもカラドボルクを持ってるのかよ!!!」

互いにぶつかり合い、火花が散る

ビームライフルスマッシャーを取り出したのび太は、

まとめて放ち、すぐに機体そのものを回転させながら放つ"ランダムシュート"を浴びさせる

F96はそれを難なく避け、背中から何かを射出した

「ファンネル?!」

フィンファンネルと通常のファンネルを放ち、ビームライフルスマッシャーを破壊する

「チィィィィ、そっちだけがファンネルを使えると思うなよ!」

のび太は、背中に接続されているソードアンカーを射出した

アンカーのワイヤーが外れ、アンカー本体が変化して、ビームが放たれる

F96はビームサーベルをもう一本引き抜いて接近する

それをチャンスと見たのび太は、腰部に装備されているパンツァーアイゼンを射出し、F96の脚部を拘束、

そのまま巻き戻し、カラドボルクで拘束した方の脚部を切断した

だが、F96はビームサーベルをライゴウの肩部に突き刺した

「やる、でもこっちには切り札があるんだよぉぉぉぉ!!」

ブランドマーカーとエグナーウィップを展開し、F96の本体とシステムに決定的なダメージを負わせる

F96は完全に沈黙した

 

「よし、これで敵は・・・」

「のび太、アブねぇぇ!」

安心したのもつかの間、インベーダーが接近していた

(やられるっ!!!!!!!)

突然、何かがそれを遮る

「チェーンジゲッター1!ゲッタービーム!!」

 

目の前にあったのは、コウモリのような羽と大きな鎌を思わせる武器を持った赤いロボットだった

「どうやら間に合ったようだな!」

真ゲッター1のパイロット、流竜馬は言う

「隼人、弁慶!忘れちゃいねぇだろうな?」

「ふん、当たり前だ!」

「体が覚えているさ!」

「「「オープンゲット!」」」

「チェェェェンジゲッター3!大雪山下ろしィィィィ!

オープンゲット!」

「チェェェェンジゲッター2!ドリルハリケェェェン!!

オープンゲット!」

「チェェェェンジゲッター1!ゲッタービィィィィム!!!!!!!」

小型のインベーダーは壊滅し、少数の大型のインベーダーが残る

「行け、竜馬ァァァァァ!!!!!!!」

「ストナァァァァァァサァァァァァァァンンンンンンンシャイィィィィィィィィンンンンンン!!!!!!!」

真ゲッター1の手に巨大な焔のような光が収束し、激しく光りながら放たれる

それはインベーダーを包み込み、激しく爆発した

 

「F96はどうなった?!」

身動き取れないF96は、バジュラにとって格好のよい獲物になっていた

「まずい!!!」

のび太は全ての射撃装備を展開し、バジュラをロックオンした

「くらえぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

全てのビームと弾薬が放たれた場所には、バジュラの残骸が漂っていた

のび太はF96をアンカーで固定し、牽引した

「聞こえるか、ガイア

こちら野比のび太、補給を行うために一時的に着艦したい、許可を求める!」

 




ゲッター勢は原作終了という設定で、竜馬達はこちらに転位したという設定です

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