東方転生録   作:のんびり+

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はい、どうものんびり+です。
結構早めに投稿出来た気がします、嬉しい。
今回はいつも通り、キャラ紹介からの茶番です。
というか、ぶっちゃけタイトルはキャラ紹介ですけどメインは茶番になっている気がします(笑)。まあ、別に良いんですけどね!

それでは今回も、のんびりしていってね!



第11章 忘却の彼方編〜シークレット・メモリー〜
第9回キャラ紹介


 名前・ミスティア・ローレライ

 

 種族・夜雀

 

 能力・歌で人を狂わす程度の能力

 後、人間を鳥目にする事も出来るらしい。

 

 好きなもの・Jポップ、ロック

 

 

 名前・リグル・ナイトバグ

 

 種族・妖怪(妖蟲)

 

 能力・蟲を操る程度の能力

 

 好きなもの・ホタル

 

 

 

 名前・鈴仙・優曇華院・イナバ

 

 種族・妖獣(玉兎)

 

 能力・狂気を操る程度の能力

 

 好きなもの・人参ステーキ

 

 

 

 はい、キャラ紹介は以上てす。

 やはり、物語が進むにつれて登場キャラが増えて紹介するキャラも少なくなってきましたね。まあ、まだまだ出てないキャラもたくさんいるんですけどね(笑)。

 

 では、いつも通りに茶番回です!

 今回は、二周年記念&お気に入り350件突破記念茶という事で、数話の茶番になります。

 それでは今回も、のんびりしていってね!

 

 

 

『雨宮琥珀の喪失』

 

 

 

 ある日の昼下り。

 私はいつもの通りに、暑い中、境内の掃除をこなしていた。

 

「おぉ、霊夢。お疲れ〜」

 

 と、そこに何とも気楽な調子の琥珀が歩いて来た。

 ……殴りたい、その笑顔。

 

「え? 何か今殺気感じたんだけど……」

 

「気のせいでしょ。私は別に「人が暑い中掃除してんのに、呑気にくつろぎやがって」何て思ってないわよ」

 

「そうかそうか、すまんな。霊夢が掃除してる間に縁側でかき氷食べて。いや、悪いなぁ」

 

 とりあえず、ムカついたから琥珀の鳩尾(みぞおち)に握り拳をぶち込んでおいた。

 悶絶する琥珀をよそに、掃除の続きに取り掛かる。

 

「で、あんたはわざわざ私に殴られる為に来た訳?」

 

 竹箒を動かしながらの私の質問に、琥珀は立ち上がって言う。

 

「いや、ちょっと人里に用があってな。少し出掛けて来るわ」

 

 そう言い残して、琥珀は階段を降り始めた。が、その直後。

 

「――あっ、ヤベ」

 

 何やらリアルガチでヤバそうな声と共に、琥珀が視界から消える。

 

「ちょっと、どうしたの?」

 

 駆け寄ってみると、階段のかなり下側に横たわる琥珀を発見した。どうやら足を踏み外した様だ。

 あーぁ、全く本当にドジ何だから。まあ、かき氷の天罰よ。

 

「もう、大丈夫? しっかりしてよね」

 

 琥珀のいる所まで降りるが、いつまで経っても微動だにしない。

 

「ねえ、どうしたの? 用があるんじゃないの」

 

 どうせ、そうやって動かないふりで私を心配させて驚かせたいだけでしょ。あんたの手口なんてバレバレよ。

 私の問い掛けにも答えず、琥珀はうつ伏せになったままだ。

 

「……だったら、いつまでもそうして寝てれば。私は掃除があるの」

 

 そう告げて、私は階段を(のぼ)り始める。

 しばらく上ってから振り向いて見るが、琥珀が動いた様子はない。

 

 おかしいわね……。いつもなら「わぁー、待ってくれ! 霊夢、そんな冷たくしないでくれよ〜!」とか言って追いかけて来そうなものだけど。

 ……ハァ、本当に面倒なんだから。

 仕方がないと、私はもう一度琥珀の元まで戻る。

 

「ほら、いつまでその体勢でいるつもり? 肩貸してあげるから、さっさと起きなさいよ」

 

 多少強引に、琥珀の腕を掴んで私の肩に回す。だが、琥珀はぐったりとしたまま起き上がる気配はない。

 

「ねぇ、演技なんでしょ? 疲れるから早く自分で立ってよね」

 

 そうだ、演技に決まっている。こういう演技だけは無駄に上手いんだから。

 

「琥珀! あんた聞いてんの?」

 

「……うぅ……あれ?」

 

 すると、ようやく琥珀が立ち上がった。

 良かった、やっぱり無事だった。

 ……って、別に心配なんてしないけどね。肩だってわざわざ貸してやったのに、もう自分でさっさと起きなさいな!

 私は琥珀から離れる為、階段を三段上がってから声を掛けた。

 

「やっと満足した? 全く、それじゃあ私は掃除に戻るから、あんたもさっさと――」

 

「あの、すみません」

 

 突如、私の話を遮って琥珀が声を上げた。

 そして――

 

「あなたは僕の事をご存知なんですか? なら教えて下さい、僕は誰なんでしょうか? あなたと僕は、知り合いなんですか?」

 

「…………はぁ!?」

 

 琥珀は私に、そんな意味不明な質問を投げかけたのだった。

 

 

 

 




はい、どうもお疲れ様でした。
一回やってみたかったんですよ、この茶番。
一体、琥珀はどうしてしまったのでしょうか!?
次回へ続く!

それでは次回も、のんびりしていってね!

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