引き続きオリ設定、独解です。
後、今回の話は凄く短いです。
それでは今回も、のんびりしていってね!
「じゃあ博麗神社に行ったけど、霊夢も琥珀もいなかったのか?」
「えぇ、だからあなたの所に行ったの」
成る程。あの二人も異変解決に向かっているのか? だとすれば負けられないぜ!
「よーしアリス! さっさと犯人の尻尾を掴んで異変を解決してやろうぜ!」
意気揚々としてアリスに語り掛けるが、
「それが出来れば苦労しないわ」
涼しい顔で正論を返されてしまった。全く、アリスはつれないなあ。
心中そう思っていると、今歩いている道の先から何やら明かりが見えた。
「なあアリス、あそこ行ってみないか?」
明かりを指さしてアリスに言うと、アリスは「えぇ」と頷いた。
明かりの元に着くと、そこには一つの屋台と、二人の妖怪の姿があった。
「何だ、ミスティアの屋台だったのか」
「あ、魔理沙さん。こんばんは」
ミスティアと呼ばれた――
「こんばんは、魔理沙さん」
続いて、カウンターと向かいあうように置かれた簡素な木製ベンチに腰かけた少女も挨拶した。緑のショートヘアに二本の触覚、白シャツの上につけている燕尾状に分かれたマントが特徴的な少女だ。
「ねえ、魔理沙さん。隣の人は?」
その緑髪の少女が私をみて魔理沙に尋ねた。
「ん? あぁ、こいつはアリス・マーガトロイド。クールビューティーな魔法使いだぜ」
「何がクールビューティーよ」
すると、緑髪の少女は私に笑顔を向けて言う。
「どうもアリスさん。私はリグル・ナイトバグです」
リグルのすぐ後にミスティアと言うらしい少女も続いて言った。
「どうも、ミスティア・ローレライです。
「リグルにミスティアね。よろしく」
互いに挨拶が済んだところで、魔理沙が本題を切り出した。
「時にお二方。今起こっている異変について何か知っている事はないか?」
「異変って……月の事ですか?」
「そうだ。後、夜が止まってるのもな」
魔理沙の言葉を受け、ミスティアとリグルは顔を見合わせて悩んでいるようだ。
暫く悩んだ末にミスティアが言った。
「すみません、私もリグルも特に知っている事はないですね」
「そうか。分かった、ありがとうな」
魔理沙はそう言うと、「またな」と手を振りながら歩き出した。
「それじゃあ、もう行くわね」
二人に別れを告げると、私も魔理沙に続く。
私達は再び、異変解決を目指し歩を進めた。
はい、お疲れ様でした。
前置きでも言いましたが、短くてすみません。多分今までで一番短いです。
不満があれば遠慮なく言って大丈夫です……。
それでは次回も、のんびりしていってね!