先ず報告です
プロローグの最初の場面を改変させていただきました。
すみません許して下さい
後、前回古代編は早く終わらすと言ったな――あれは嘘だ
少し余裕ができたのでまぁ順を追っていこうと思います
では今回も、のんびりしていってね
第4話 諏訪の国の神様
「…………うぅ……」
パチッと
「あれ? ……何がどうなったし」
俺の視界は真っ暗で何も見えない。
「ふぁぁぁ」
俺は背筋を伸ばしながら大きく
そして、まだ寝ぼけ半分の頭で何があったのかを思い出す。
「そうか、俺はミサイルにぶっ飛ばされて……」
今まで気を失っていたらしい。
「取り敢えず俺に光をぉ」
真っ暗だと目覚め悪いじゃん?
真っ暗だということはここは洞窟とかの可能性が高い。
「んー、能力使うか」
俺は能力で【俺が地上にいる】嘘を【本当】にしてみた。
「ビンゴ! 楽しいビンゴ! ヘイ!」
俺は無事地上に出られた……太陽の光はええのう。
軽く周りを見渡してみる。ここは安定の森のようだ。
「どうしようかな」
とにかく突き進め、ということで俺は勘を頼りに歩きだした。
~少年移動中~
暫く歩いてたら森を抜けて開けた土地に出た。
目の前には、たくさんの人々が賑わっていた。
村にでも出たかな。
俺が入り口で考えていると声をかけられる。
「よう、兄ちゃん」
「こんにちは」
「おめぇ見ねぇ顔だな」
「あぁ、えっと、旅の者です」
「ほう、旅人とは珍しい。ここは諏訪の国だ。まぁゆっくりしていきな」
「ありがとうございます」
「あぁそうだ、ここを見てくならまずは諏訪大社に行きなよ」
「何から何まですみません」
俺は言われた通り諏訪大社を目指した。
「こんなに長くする必要があったのか?」
地味に長い階段を上がり終え一息ついていると。
「誰だお前は!」
正面を向くと、俺の腰くらいの背で、謎の帽子を被っている金髪の幼女がいた。
「あーえっと、俺は旅の者で名前は雨宮琥珀だ。君は?」
「……私は
「そうか、よろしくな諏訪子」
「……あぁ、よろしくね琥珀」
俺達は握手を交わす。
私は、今日も神社でゴロゴ……、暇をもて余してたら何やら気配を感じた。
誰かくる? わざわざここまで来るなんて珍しい。
そう思って階段を見ていると、黒い着物を身に付けた男が登ってきた。
見たこともない男だ。村の人じゃない。
私は少し警戒しつつ尋ねてみた。
「誰だお前は!」
男は私を見て微笑みながら言った。
「あーえっと、俺は旅の者で名前を雨宮琥珀だ。君は?」
名を聞かれたので一応答えた。
「……私は洩矢諏訪子、この諏訪の国を治める祟り神さ」
私が名乗ると男は相変わらず微笑みながら近寄って来て
「そうか、よろしくな諏訪子」
手を差し出して来る。
私は驚いていた。
大抵の人は私を祟り神だと知ると恐怖したりするのだが、目の前の男は特に変わった様子もなく、笑顔で手を差し出してきた。
改めて男を見る。
私は人を見る目はある方だ。
特に、良い奴と悪いヤツの違いはすぐ分かる。
男からは邪気が感じられない。どうやら悪い奴ではなさそうだ。
それならばと、私も琥珀という男に手を差し出し言った。
「……あぁ、よろしくね琥珀」
――俺は諏訪子に誘われて今は社の中でお茶を頂いている。
因みに、お茶を淹れてくれたのは
そして、お茶を飲みながら俺は、諏訪子からこの諏訪の国について話を聞いていた。
「ふーん、ミシャグジ様ねぇ」
「そうだよ」
「あ、お茶おかわり持ってきますね」
「ありがとう」
「あ、そうだ琥珀」
「ん?」
「あんた住む所に困ってるんだろ?」
「まぁな、今日ここに来た身だしな」
俺が答えると、諏訪子は「じゃあさ」と続けた。
「じゃあさ、この諏訪大社に住んじゃいなよ」
それは思いがけない、とてもありがたい提案だった。
「え? 良いのか!?」
「私は大歓迎さ、香葉も良いだろ?」
「勿論ですよ」
香葉さんが言うと諏訪子は再びこちらに向き直り、俺の返事を待つ。
「おぉ、ありがとう、諏訪子、香葉さん!」
折角だしお世話になろう。俺は暫くここで厄介になる事にした。
「よし! 早速琥珀の歓迎会だー!!」
「「おー!」」
――この時、諏訪子達は知らなかった……琥珀の酒癖の悪さを……。だが同時に琥珀も知らない……諏訪子の料理の味を――。
ハイ、キャラ紹介見た方なら分かると思いますが琥珀君
酒癖が悪いですw
はてさて、どーなることやら
実を言うとこの話ミスって一回消えたんですよw
なんとか戻せて良かった( ;∀;)
消えた時の俺氏
「WRYYYYYYYYYY(泣」でしたねw
後、評価してくださった方ありがとうございます!!
その時の俺氏
「WRYYYYYYYYYY(喜」でしたねw
良ければ感想、評価をしていってみて下さいね?
泣いて喜ぶと思うので。
それでは次回も、のんびりしていってね