東方転生録   作:のんびり+

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はい、どうものんびり+です
最近寝るのが遅い…
体調管理に気を付けたいです
それでは今回も、のんびりしていってね


第25話 紫は月に行きたいらしい

 

 

どうも、琥珀だ

俺は今から冥界にあると言う“白玉楼”と言う場所に向かう所だ。

 

「琥珀殿、早速向かおう」

 

「ああ分かった、能力で一気に行くからな?」

 

「うむ」

 

【俺達が白玉楼に居る】嘘を【本当】に

 

すると、目の前の景色は急に変わった。

空は曇天。周りは殺風景で、正面には上へと続く長そうな石階段。

俺達は階段を登ることにした。

灯篭がぼんやりと道を照らす。

きっとこの階段を登りきったら幽々子に会える。

間違いない、俺の勘が言っている。

 

 

 

やっと登りきった。

随分と長い階段だったな……。

階段を登りきって先ず目につくのは立派な屋敷だ。

奥には桜も見える。

此処が暗いからか、桜が光を放っているように見えた。

俺達が周囲の観察をしていると、正面から誰かが近付いて来る。

ピンクの髪に手には扇子、

俺達は誰なのかがすぐに分かった。

 

「あら~?お客さん?」

 

「幽々子!」「幽々子様!」

 

俺達は幽々子に駆け寄った。

 

「貴方達……私の知り合い?」

 

「ああ」「ええ」

 

「そう、わざわざありがとうね~、立ち話もなんだから中に行きましょう」

 

俺達は屋敷へと入って行った。

 

 

 

 

「っと、こんな感じだ」

 

「分かったわ~、琥珀に妖忌ね~」

 

俺達は各々自己紹介を済ませた。

西行妖の事は言わない方が良いだろう。

……ん?西行妖?

……そうだ!

 

「悪い幽々子、妖忌、すぐに戻る」

 

俺は一度地上に戻る。

何故かと言うと、西行妖を移動させようと思った、

白玉楼に。

あれは地上に置いておくには危険過ぎる。

封印が不意に解かれる事が無いようにする為にも。

もしもがあった時を考えて、白玉楼にあった方が良いだろう。

 

 

さて、早速移動させるか。

俺は西行妖が埋められている地面を掘り起こす。

後は能力で移動……。

 

出来た。

妖忌が気付いてくれるだろう……。

後は頼むぞ?妖忌?

俺はゲスい笑みを浮かべる。

 

……気配がする。

この気配は……。

 

俺は某吸血鬼スタンド使いと同じポーズを取る。

 

「八雲紫!貴様、見ているな!」シュゴォォォ

 

「……何で分かるのよ」

 

すると、空間が歪みスキマの中から呆れ顔をした紫が出てきた。

 

「気配で分かるぜ、で?何か用か?」

 

「いや、あのね、協力して欲しい事が……」

 

「何だよ?」

 

「次の満月、月に攻め込むわ」

 

「……何故だ?」

 

「そうね……いくつかあるけどやはり、科学力ね」

 

「……辞める気は?」

 

「無いわ」

 

紫は胡散臭い癖に変な所で頑固だからな……。

 

「……いくつか条件だ、先ず月から少しでも()()()()すぐに帰るんだ」

 

「分かったわ」

 

「次に、連れてく奴は最低限の数で良い、出来れば強い奴な」

 

「良いの?」

 

「ああ、無駄な戦力と犠牲は要らないからな」

 

「分かったわ」

 

「最後に、あっち()こっち(地上)も誰も死なないようにする」

 

「貴方は変わらないわね、分かったわ」

 

「良し、満月に成ったら行くぜ、じゃ」

 

「待って琥珀、今日は朝早くから貴方を探したけど今まで見つける事が出来なかったわ……何処にいたの?」

 

「うーん……お前も来るか?」

 

「え?」

 

俺は紫ごと能力で移動。

 

「おーい、待たせたな」

 

「琥珀殿……と誰じゃ?」

 

「私は八雲紫と申します」

 

「これはこれは、儂は魂魄妖忌じゃ」

 

「あら~琥珀、お帰り~」

 

「ああ」

 

「ん~?貴女は~?」

 

「私は八雲紫よ、宜しくね」

 

「私は西行寺幽々子よ~宜しくね」

 

握手。

 

何だろう、掴み所が無い二人の夢の共演だ。

凄いね。

 

この後、紫と幽々子はすぐにウマが合い今は2人仲良く酒を交わしている。

 

「琥珀~肴ある~?」

 

「今作ってやるよ」

 

今夜は、皆で仲良く酒を飲んだ。っと。

あれ?作文?




はい、お疲れ様でした
短いです
長くして欲しかったらガンガン言って下さい
それでは次回も、のんびりしていってね

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