堕天使に愛された言霊少女   作:ひきがやもとまち

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なんとなくノリで書いてみた話を投稿してみました。原作ファンの方は絶対に読まないで下さい。
たぶん原作ファンの方が読むと、マジでブチ切れると思いますよ?


追記:サブタイトルを「ノリノリ夕麻ちゃんのスパルタ修行」から「ノリノリ夕麻ちゃんによるスパルタ特訓!」に改名しました。


11話「ノリノリ夕麻ちゃんによるスパルタ特訓!」

「おりゃああああっ!」

『エクスプロージョン!!』

 

 セイクリッド・ギアから増大した力が俺の身体に流れ込んで、一気に身体能力が向上した!

 

 ドッ! ゴォォォォォォォォォッ!

 

「いい一撃だ。最初に出会った頃に比べると、確実にドラゴンの力が高まっている。体力も申し分ない。俺との鬼ごっこも一日ぶっ続けできるほどだ」

 

 珍しくタンニーンのおっさんが誉めてくれた。

 俺は肩で息をして、腰の水筒をあおると一息入れて休憩に入る。

 

 ーーつ、疲れた・・・。さすがに都会育ちの俺には、いきなりの山籠もり修行はキツすぎるぜ・・・。

 

 空を見上げながら今までのことを思い出していると、どうして自分がこんな場所にいるのかという根本的な疑問にぶち当たり、嫌なことを思い出しちまった俺は苛立ち紛れに近くにあった石を殴りつけた。

 あっさり砕けたそれに自分の実力が確かに上がっていることを実感できたのは嬉しかったが、この程度じゃ全然駄目なんだということも思い知らされる。

 

 若手悪魔たちとの会合。そこで会ったスゲー強そうな若手たち。

 俺は部長のためにもあいつらと互角に渡り合えるようにならなくちゃいけないし、なによりも会長とのレーディングゲームの日取りが近い。焦ったって仕方がないと分かっちゃいても、落ち着かない。

 

「おまえも今日までよくやった。ーーしかし、残念だったな。もう少し日があれば可能だったかもしれないが、バランス・ブレイカーの解放までには至れなかった。

 明日で修行は終わりだが、それまでに覚醒するのは・・・おそらく無理だな」

 

 タンニーンのおっさんは息を吐く。

 ああ、わかっているから気にすんなって。俺は期日内にこなせなかったが、体力も何もかもが以前より向上してる。絶対に会長たちとのレーディングゲームには、負けたりしない。

 

 二十日前から始まった、タンニーンのおっさん指導による俺のバランス・ブレイカー発動のための修行はーー目標をこなせずに終わってしまった・・・はずだったのだが・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっほ♪ こんばんは、イッセー君。元気だった?」

「ゆ、夕麻ちゃん!? なんでこんな所に!?」

 

 十日以上もの間寝床として使っていた山の中の開けた場所に、ひっそりと燃えてる小さな焚き火。その淡い光に照らされながら俺に笑いかけてくれてるのは夕麻ちゃーーいや、堕天使のレイナーレだった。・・・たぶん。

 

 正直、この件に関して俺は未だに自分の中での結論が出せないでいる。

 見た感じは完全に出会った頃の夕麻ちゃんで、性格的にも優しくてお淑やかで少し茶目っ気もあって気安いところなんかはまさに彼女のそれだと確信できるんだけど、時折見せる堕天使の時以上に冷酷で怜悧で覚悟に満ちた強い眼差しが、今の彼女が天野夕麻ちゃんなのか、それとも堕天使レイナーレなのかの判断を、曖昧にせざるを得なくなっている。

 

 俺たちに向けてくる眼差しにも敵意はなく、ニコやかな笑顔で親しげに話しかけてくる姿も日常茶飯事になっていて、堕天使だからと警戒心を溶かすことが出来ずにいる部長でさえも、最近では彼女を邪険には扱わなくなった。せいぜいが無視する程度で収まっている。

 元カノと今カノの間でゴタゴタするのはごめんな俺としては、正直ありがたいんだけれども、彼女が今どっちにいるのかはずっと気になり続けていたのは確かだ。

 

 よし。なんの用でここまで来たのかは分からないけど、ここは一世一代のチャンスとして聴いてみよう。・・・そして、ショックな答えだったら明日再会したときに、部長にめいっぱい慰めてもらうんだ~♪

 

「うーん、バランス・ブレイカー発動のために修行してたみたいだけど・・・ダメだったみたいだね。ぜんぜん龍気が感じられない。これだとまだ白龍皇くんの方がマシなレベルかな?

 ーーはぁ。なんだか期待して損しちゃったなぁ~。もう少しは覚悟と勇気がある男の子だと思ってたのに・・・過大評価だったみたい。ざ~んねん」

 

 ーーえ? 今、夕麻ちゃんなんて・・・・・・

 

『ほう。分かるか小娘。確かに今回の修行で小僧は強くなった。体力も付いたし腕力も上がったのは間違いない。

 だがそれは、あくまでも転生悪魔として本来持っている地力を引き出せるようになったに過ぎん。赤龍帝、ウェルシュ・ドラゴンから引き出せる力の量には然程の変化は見られていない。

 現白龍皇が本当に『ジャガーノート・ドライヴ』を扱えるのだとしたら、確実に小僧の方が負けるだろう』

「ちょ、えええええぇぇぇぇぇっ!?」

 

 聞いてないしその話!

 え? うそ? 俺って大して強くなってなかったの? この二十日間にわたる修行の成果は? 山籠もりで得た力と、溜まった性欲はいったいどうすればいいんだぁーーっ!!

 

 

「やべぇ! マジでやべぇよこの状況!

 つか、子猫ちゃんの件もあるって時に、なんで次から次へと厄介ごとが持ち込まれてくるんだ!?」

 

 くそつ! まだだ、まだ死ねない。俺には叶えなきゃいけない夢があるんだ!

 ハーレム! 上級悪魔昇格! 部長と朱乃さんと子猫ちゃんとゼノヴィアとアーシアトそれからそれからーー数えきれん!

 とにかく俺は、いっぱいの女の子とイチャイチャして生きていきたいんだっ!

 

 こんな所で死んでたまるかぁぁぁぁぁっ!!!!

 

 こうなったら、やっぱりおっさんみたいに最上級悪魔を目指しちゃうぜ! 転生悪魔だってわかったのはデカいぞ! 成せばなる! やってやれないことは無しだ!

 

 

「ーーはぁ・・・。やっぱりこの程度だったんだ。念には念を入れて来てみて良かった。どうやらギリギリ間に合ったみたい」

「え? 夕麻ちゃん? どうかしたの? なんか顔がちょっと怖く見えた気が・・・」

「タンニーンさん、イッセー君を少しの間お借りしますね。

 せめてバランス・ブレイカーぐらいは使えるようになってもらわないと、私が見ていておもしろくないですから」

「ちょ、え? 夕麻ちゃーーぎゃぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

 

 

 

 

 

「男の首根っこを片手で持ち上げて軽く飛び上がり、小山一つ分を軽々飛び越えて行きおった・・・。只者ではない気配をしていたが、まさかこれ程とはな。恐れ入る。

 ーーそれにしても、あの娘いったい何者だ? 気配は完全に人間のものではあったが、あの脚力が人間に出せるはずがない以上それ以外の種族なのだろう。しかし、誰なのかがサッパリ分からん。

 少なくとも、堕天使ではなさそうだったが・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ーーん、しょっと。うん、ここまで来れば大丈夫かな。

 ほらイッセー君、いつまでもバテてないで早く立って早く構えて。それじゃあ修行が始められないでしょー?」

「ぜぇ、ぜぇ・・・。初恋の女の子で、俺を殺した女の子で、改めて再会した女の子に二度も殺され掛かってしまった俺っていったい・・・」

 

 首根っこを掴まれて山さえ越える山脈ジャンプってなんだよ! 死ぬわ普通に! 

 人間だったら当然死ぬけど、悪魔だって死ぬわ! 転生悪魔だって死ぬわ! て言うか、本気で死にかけたわ!

 

「明日にレーディングゲームが迫っている男子高校生悪魔を殺すつもりだったのか夕麻ちゃん!?」

 

 そう詰め寄った俺に対夕麻ちゃんは笑顔で応じてくれて、爽やかに優しげな口調で今まで通りに対応してくれる。

 

 

「まさか。私はすべての人間に乗り越えられる試練しか与えないわ。

 なにがあっても貫き通す勇気と絶対に諦めずに立ち上がる強い意志さえあれば夢は叶うし、どんな試練も乗り越えられる。

 私がそうだったように、帝国全人民がそうであるように、転生愛天使になる誰もが経験し、乗り越えられた道なのだからイッセー君。私を殺せたあなたに出来ないなんて言い訳は許さない。絶対にやり遂げてもらうわ。

 できないと言うならば、死を。

 ーーあなたの勇気、この私に見せてみなさい」

「え? あの、ちょっと? ゆ、夕麻ちゃ~ん?

 な、なにがあったのかなぁ? 目が怖いよスゴく。紫色の目が以前にも増して狂気じみてきた気がするんだけどーー」

 

 

 

 

 

 

 

「リトルボォォォォォォォッイ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 どごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっん!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どわぁぁぁぁぁっ!?」

『うぉわぁぁぁぁっ!?』

 

 俺はドライグと一緒になって悲鳴を上げ、坂道を転げ落ちながら奇跡的に爆発を避けられたことに心底ホッとした。

 や、やばかった。今のは本気でやばかった。あれをまともに食らっていたら、いくら転生悪魔の身体が丈夫でも無事じゃすまなかっただろう。

 た、助かってよかったぁぁぁぁ~・・・・・・

 

 

「ーーしっかし、スゲェ爆発だったけど・・・あれはいったい何なんだ? 部長が使ってる炎の魔法と似たようなもんなのかな?

 おい、ドライグ。おまえ今まで起きた戦いは全て知ってるんだったよな? だったらあれがなんなのか見当くらいはつかないかーー」

『アホかぁぁぁぁ!!』

「うわっ!?」

 

 い、いきなり大声出すなよな。ビックリするじゃねぇか。

 なんか思い当たる節でもあったのかな?

 

『何故知らないんだお前は!? アホなのか!?アホなんじゃないのか!?完全無欠、完璧に全壁に本物のアホだろお前はぁぁぁぁぁっ!!』

「いくらなんでも言い過ぎだろうがっ! 泣くぞ!いくら俺でも!」

 

 くそっ! 女子たちから散々に陰口囁かれてた頃の思い出がフラッシュバックして、思わず頸動脈をかっ切りたくなっちまったじゃねぇか!

 最近のリア充ライフで耐性弱くなってきてんだから、気を使ってくれよ相棒!

 

『知るか! 相棒こそ日本人のくせに、なんでアレを知らねぇんだよ! 常識だろ、常識!

 日本人なら誰もが知ってる、あの有名なアレだよ!』

「だから何だよ、アレって。分からないから聞いてんだし、知ってることがあったら早く教えてくれよ」

 

 スゴい攻撃ではあったが、なんとなくドライグが知ってるんだったら何とかなるだろうと楽観視して聞いていた俺の耳に相棒から届けられた答えは、絶望と同義語の意味をもつ言葉だった。

 

『原子爆弾だよ! 原子爆弾!

 ヒロシマとナガサキに落ちた奴の、ヒロシマに落ちた方!』

「げん・・・!?」

 

 マジで!? あれ魔法じゃなくて爆弾だったの!? つか、核爆弾だったのかよ! 

 道理ですげぇ威力なわけだ納得したよ。

 受け入れることは絶対に出来ないけどな!

 

「前に聞いたときは確か、科学は神秘を纏ってないから悪魔や天使を傷つけられないからとか云々言ってたような気が・・・」

『阿呆! なんもない空間から右手を翳しただけで出てくる科学なんかあるか! 絶対になんらかの神秘を纏っていると見て間違いない!

 神秘さえ纏えば科学で出来た爆弾だって爆発の魔法と同じ扱いを受ける。爆発に巻き込まれたら相棒も、そして当然俺もただじゃすまない。

 いいか? 絶対に当たるなよ!? 死ぬぞ! 間違いなくな!』

「マジですか!?」

 

 ドライグから初めて聞かされた「死ぬから逃げろ」宣告。

 しかもそれを下された相手が自分の元カノな俺っていったい・・・・・・。

 

 

 

 

 

「ツァーリ・ボンバァァァァァァァッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

『今度は、水素爆弾だぁぁぁ!!』

「どえぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」

 

 原子爆弾の次は水素爆弾って、ここはいったいどこの東西冷戦ですか!?

 俺じゃなくてアメリカと戦ってください! お願いします!

 

『いいか相棒! 敵の思惑もそうだが、それ以上にあの嬢ちゃんがなにしたいのかがサッパリ分からん! 全然見えてこない!

 とにかく直撃を狙わずに核兵器連発してるって事だけが、今分かってる情報の全てだ!』

「それ、なんも分かってないって言うのと同じ意味なんじゃねぇの!?」

 

 見たまんまなんですけども! 全ての情報といいつつ、ひとつしか教えてもらってないんですけども! さっきから全然役立つ情報貰ってないですよ俺!?

 伝説のドラゴンらしく、もっと役立つ情報プリーズ!

 

『相手の意図が読めない。相手の力量が計り知れない。相手の攻撃は防げないし躱せない。避けることも出来ないばかりか、当たったら最後。確実に死ぬ。

 こんな状況下で取れる最良の選択肢はひとつだけだ』

 

 おお! やっぱあるんじゃん最良の選択肢! 早く教えてくれればいいのにドライグのツンデレさんめ! 後でお礼に可愛がってあげちゃうぞ♪

 

『選べる選択肢はふたつにひとつ。ひとつ目が大人しく殺されるだから当然却下で、もうひとつが現実的な選択肢。

 ーー相棒。お前に全てを委ねて任せる。後は頼んだぜ・・・』

「ちょ、え、えええええええええっ!!!」

 

 無茶ぶり!? いやむしろ、全部俺に丸投げされた!? 押しつけられちゃったの俺!?

 ど、どどどどど、どうしろって言うんだよぉぉぉぉぉっ!!!

 

 

 

 

 

 

「リアス・グレモリーを愛した。おっぱいが好きだ、女の子が好きだ。

 なるほど、確かに嘘はないのでしょう。偽りなく愛の形の一つではあるのでしょう。

 だけど足りない。全然足りません。

 その程度の低い場所から眺めているから、見上げて目指すべき頂を見失うんです。

 あなたが・・・イッセー君がもしも私がセレニア様を愛しているのと同じ分だけリアス・グレモリーに対して愛を捧げているというのであれば、絶体絶命の命の危機に際してバランス・ブレイカーを発動することで、それを証明して見せなさい!

 半端な覚悟など無いに等しい! 力もまた同じく!

 守ると雄々しい口を利いても、私という絶対的強者の圧倒的暴力から生き延びられなければ恋人を守るどころか、自分一人の身すら守りきれない!

 今まで経験した戦いが死闘? 笑止です、模擬戦としてすら尚緩い。

 少なくともイゼルローンで日々対重力訓練をはじめとした過酷きわまる死と隣り合わせの訓練をこなし、夜は夜で毎晩毎晩悪夢に魘されながらドリームランド深層域へと足を踏み入れ続ける我が混沌帝国全将兵たちの日常と比べれば、冥界どころか地獄だとてパライゾです。

 これら人々の悪夢から持ち出してきた武器と権能の数々で、あなたに乗り越えるべき試練を与えましょう!

 さぁ、イッセー君! 諦めずに立ち上がり、何度でも試練に挑みかかりなさい!

 ただその道をひた走り、躓き、倒れ、泥を舐めようとも何度でも立ち上がるのです!

 なぜなら誰でも、諦めなければ夢は必ず叶うと信じているのですから。

 タンニーン如き最上級悪魔になれれば良いなどと、易きに流され虚構に逃れようなどとは言語道断! 気にくわないので渇を入れさせてもらいますね!

 神罰覿面! 神なる裁きの雷よ、降りなさい!

 ロッズ・フロム・ゴォォォォォォォッド!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 どっごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっん!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひょぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」

『おい、聞いたか相棒! 今の嬢ちゃんの言葉を!

 良かったな! バランス・ブレイカーを発動さえできれば生きて帰らせてくれるらしいぞ!

 楽勝だな! 頑張れ!』

「お前は人事でいいよなぁおいぃぃっ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハレルヤ・おおおお、グロォォリアァァァァッス!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ジュビビビン、キュピピピン、ジュビジュバァァァァン!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「誰か助けてくれぇぇぇ!!

 お母ちゃーーーっん!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・? なんか気のせいかもしれないけど、一誠の声が聞こえたような・・・?」

「気のせいじゃないか? でもまぁ、仮にアイツになにかあったとしてアイツだったらなんとかするさ。

 何しろアイツは、俺とお前の息子なんだから・・・!」

「あなた・・・!」

「おまえ・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私にあなたたちの愛を、愛させてくださァァァッい!!!

 あんめいぞ・イマデウスゥゥゥゥゥゥゥッ!!!」

「もう、勘弁してくださぁぁぁぁっい!!!」

 

 

 

 

 

 どごどごどごどごごごごんっ!!!!

 

 

 

 

 その夜。冥界の一部地域は完全に地表から消え失せましたとさ。

 なお、生存者一命、無事奇跡の生還を果たす。

 気絶する前に見せた彼の表情は、まるで全ての欲望から解脱して神性を得た聖者のようであったとアーシア・アルジェントは言う。

 

 ーーが、言うまでもなく冥界で聖書の神を崇める人、聖者は異端であり罪人である。

 よって現魔王の実妹がそうである等という醜聞を隠す意味を込めて記録は抹消され、厳重に保管されることとなる。

 いつの日にか彼の苦労が実る日が来ることを願ってやまない。

 

         同人サークル・ブラジャー主催 ペンネーム賢者様の日記から抜粋

 

つづく


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