堕天使に愛された言霊少女   作:ひきがやもとまち

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今更になってようやく投稿できました。もしも待っていて下さった方がいらしたら、本当に申し訳ございませんでした!
色々あってスランプしてたのと、色々な方の格好いいD×D二次作主人公に憧れて妄想に浸っておりました。ごめんなさい。

あと、あんまりにも久しぶり過ぎて自作の設定を一部忘れました。なにか矛盾が出てるかもしれませんが、流していただけると助かります。


10話「動乱の予兆を告げし(自称)凡人」

『リアスお嬢さま、おかえりなさいませっ!』

 

 怒号のような声が轟くと空には花火が打ち上げられ、兵隊の皆さんが空砲で祝砲を放ち、軍楽隊・・・ではなくて普通の楽隊っぽい悪魔さんたちが一斉の音を奏で始めて、空にはブルーインパルスもどきがアクロバット飛行っぽいのを行っています。

 

 この世界の基準が私の中でのみ狂いだしてから、早数週間。

 正直、これを初めて見た私の感想は「ショボいなぁ・・・」だった瞬間、私はもう日常には戻ってこれそうにないなと、確信できました。

 同時に、隣に目と口を丸くしながら突っ立ている兵藤さんとアルジェントさんたちの方がよっぽどマトモな反応の仕方をしてらっしゃって羨ましいなぁとも。

 

(速度の基準が“光”になっちゃってますからね、最近の私は。キロだのメートルだのではよく分からないです。重症すぎますね、精神病院行きたいです。

 ・・・でも、行ったら行ったでその場所の名前は「ピースリー臨床心理学診療所」なんでしょうからねぇ。行く気しないと言うよりかは、絶対に行きたくありません。

 悪夢の世界で悪魔の作品をこれ以上浸食するのは、断じてNo.)

 

 心に決めつつも私は、それが無理だと言うことも何となく分かっていました。

 

 ーーだって、つい三十分前に起きた都市全体規模の集団ヒステリーが、今では影も形も残ってませんから。なにをしたのか、なにかされたのかさえ分からないし分からせない存在が現れている時点でハイスクールD×D世界は間違いなく、終末へと向かっています。

 いずれ訪れるであろう末世に対抗できるのは、原作主人公である兵藤さんだけ。

 期待させてもらいます兵藤さん。頑張ってください。

 

 ・・・・・・まぁ、おそらく元凶の大本は私なんでしょうけどね・・・・・・。

 

『リアスお嬢さま、おかえりなさいませ』

 

 どこぞの伊集院家にでも雇われていそうな執事&メイドさんたちがズラリと揃って頭を下げ、その列の前を悠然とした歩調でグレモリーさんが歩んでいきます。

 

「ありがとう、皆。ただいま。帰ってきたわ」

 

 満面の笑みで返す彼女に笑顔で応じる使用人ご一同。それを見て天野さんが「ちっ」と小さく舌打ちするのを目で咎めてから、私は意識を前へと戻します。

 気持ちは分かりますけどね。使用人が主に対して示す礼儀としては馴れ馴れしすぎる。鼎の軽重が問われます。

 ましてや今は戦時体制のはず、指導者一族が軽く見られて良い情勢であるはずは断じて無い。にも関わらず無駄と浪費の象徴とでも呼ぶべき主の帰還祝いの盛大さ。改めてこの世界、いえ、悪魔の皆さんが戦争慣れしていないことを示した一幕でした。

 

「お嬢さま、おかえりなさいませ。お早いお着きでしたね。道中、ご無事でなによりです。

 さあ、眷属の皆さまも馬車へお乗りください。本邸までこれで移動しますので」

「・・・飛竜があるにも関わらず、馬車で本邸まで移動・・・ねぇ・・・」

 

 相手には聞こえないよう気を使いながらも私は小声で低く呟き、小さな溜め息を一つつきました。

 

 あくまで好みの問題ではありますが、私は銀河英雄伝説に出てくる銀河帝国があまり嫌いではありません。これは私がゲルマン風の物を好む傾向にあるからで、門閥貴族たちを含む腐った帝国の有り様が大嫌いなことに嘘偽りはないのです。

 その中の一つがこれ、広すぎる宮殿内を馬車で移動するという伝統儀礼。

 

 平時であるならば気にしませんし、むしろ正しいあり方だと思います。権威によって立つ国である以上は権威を貶めるような行為は慎むべきであり、伝統が最大の武器となっている帝国においてマナー違反こそが最大の敵。

 規則を守るのではなく、自らが一方的に守らせることこそが伝統であり力の象徴。不公正な社会体制であることが前提となっている国なら尚の事ですね。

 

 ただしこれは平時の間でのみ。もしくは、最低でも余裕のある間だけにしていただきたいですよね。いやこれマジで。

 

 戦時下への移行が急務となっているはずの冥界本国、その政治中枢たるノイエ・サンスーシー・・・もとい、魔王様の居城が座する城下町。

 だと言うのに穏やかすぎる日常風景からは悲壮感が見られず、安堵しているというよりかは弛緩している、抜けている風にすら見えてくる表情はいったいなんなのか?

 

 答えはおそらく単純明快。魔王陛下は自分が愛する国民の皆様方に真実をろくに話しておらず、適当な都合のいい情報だけを与えて民心の安定化を図っているのでしょう。

 当然、それに伴って各地の関所や交通機関は規制されているはずです。外部から真実を持ち込まれては元も子もない。知っている口は少なければ少ない程良く、余計なことを言う者を生かして此処から出さねばそれで済む話。

 

 ・・・とまぁ、そんな楽観塗れの想定で戦争を推移させ、最終的には兵藤さんの力を用いて自らの理想を達成する算段なのでしょうねぇ。

 苦労知らずで戦争を知らない世代が考えそうな青写真であり、捕らぬ狸の皮算用の局地でもある最低最悪な戦略構想に、彼がカオス・ブリゲートの戦力と実力をどれだけ低く見積もっているかが読み取れます。

 所詮は寄せ集めのごった煮テロ組織。負け犬どもが徒党を組んだだけで統制もろくに取れていない烏合の衆。正規軍を持ち、名門大悪魔を多数擁している正当政府軍が負けるはずもないと高を括っているのかも知れません。

 

「やれやれ。先が思いやられるとはこのことです。戦争指導者に当事者意識が欠落しているなんて、最低すぎる事態にも程がありますよ。

 ・・・出来るならば帝国軍は動かさずに終わらせたいんですけどねぇ・・・」

 

 出せばやりすぎるのが確実な超問題児集団「混沌帝国軍」。奴らは何をしでかすか分かりません。私が率いているはずなのに、皇帝である私自身が彼女らをなにひとつ理解できていないと言う絶対矛盾。誰かタステケー。

 

 

「セレニア様、どうやら到着したようです。下車するご準備を」

「・・・ん、もう着いたのですか? 意外と早かったですね。馬車にしてはですけども」

「そうでしょうか? むしろわたくしめには、遅すぎだと思われて成りません。

 我が帝国の臣民が日常的に使っている一般車両『ネフレン・カー』でさえ、最低時速はマッハ3を越えておりますのに」

「うん、それ乗ったら私確実に死んじゃいますから、こちらでいいです」

 

 落ち込む天野さんですが、知ったこっちゃありません。ドライブに連れられて到着したら死んでいたとかシャレにならなすぎるでしょうが。絶対に、死んでも乗らん。

 

「しかし、それにしても小さな城だな。新たに建設した新要塞ガルミッシュよりも小振りじゃないか。慎ましいにも程がある。

 どうせならばアポイタカラやヒヒイロカネなどの七色鉱を各所に配し、巨大な炭素ダイヤモンド塊を中心部だけ刳り抜いて建設させた壮麗なる大墳墓の方が、私好みなのだが」

「ふっふーん、相変わらずゼノヴィアの趣味趣向って猟期的な所があるわよねぇ。少しは私の女の子らしさを見習って淑やかさを身につけなさい。

 私の行ってみたい宮殿ナンバー1は、なんと行っても月霊山脈! 侵入者が足を踏み入れれば踏み入れるほどに侵されていく、身体を樹化するムンバの呪いは最高のエンターテインメント!

 禁忌を侵した愚か者どもに永遠の苦痛と苦しみを! 死ぬことすら許されない絶望を!

 この世に救いなど無いのだと言うことを骨の髄まで味合わせられたら、きっと愉しくて、スッゴく嬉しいと思うんだけどなぁ~♪」

 

 どっちもどっちな方々でした。つまりはどっちも、救いようが無い。

 放っとく以外に何も出来そうにもないので放っておきましょう。

 

「それにしても豪勢な庭園ですね。花々が咲き乱れる中に綺麗な噴水があり、様々な種類の色とりどりな鳥たちが飛び回ってます。・・・まさに権威と浪費の象徴ですね、気色が悪い。

 下々の者たちが貧困と飢餓と戦災に喘いでいる中でまったく、いい気なものですよ」

 

 吐き捨てるように呟き捨てた私の声にらしくない悪意を敏感に感じ取ったのか、天野さんが側に寄り添い軽く私の右手に触れてくれました。

 臣下として主に出来る最大限のスキンシップで気を紛らわせてくれたのでしょう。有り難いことです。

 彼女に目礼した後、私たちもグレモリーさんたちに続いて城内へと入場しました。

 

「リアスお姉さま! おかえりなさい!」

「ミリキャス! ただいま。大きくなったわね」

 

 入ってからしばらくたった頃、ズラリと並んだメイドさんたちの列からグレモリーさんと同じ色の髪をした少年が飛び出してきて、彼女に体当たりをぶちかましました。どうやら彼女の甥っ子さんのようですね。

 

 世間知らずであるが故の純粋さと気位の高さを感じさせ、一般市民代表格の一人である私としては大変に不快な少年です。紹介によると彼は魔王陛下のご子息であり、グレモリーさんの甥に当たるそうですが・・・これって今後火種になったりしませんかね?

 家長が死んだ後の後継者争いとか、マジで嫌なんですけども。

 

 なぜに次期当主となるべき長男を手元に置いたまま、実妹の方を人間界の領地にやる。

 本国から遠く離れた飛び地で反乱企ててるとか、えげつない臣下たちの陰口の種を与えてやってる現魔王様は、本当に魔王職が向いてないんだなぁと痛感させられる1シーンでした。

 

「魔王の名は継承した本人のみしか名乗れないから、この子はお兄さまの子でもグレモリー家なの。私の次の当主候補でもあるのよ」

「・・・・・・はっ? ち、ちょっと待ってくださいグレモリーさん。まさか悪魔の貴族って、長子存続が基本じゃないんですか?」

「?? ええ、そうよ。そう言えばあなたには説明していなかったわね。ちょうど良い機会だし、軽く説明しておくけれど・・・」

 

 それから始まったグレモリーさんによる冥界の権力機構とその成り立ち。ついでに、現在の支配階層の代替わりが近づいていることも含めて、頭が痛くなること天こ盛りな情報開示でしたよ・・・。

 

「はぁ・・・。なんで全ての勢力がほぼ同時に、それも予め示し合わせてでもいたかのようなタイミングで動き出したのかずっと不思議に思ってたんですが・・・今ので疑問は完全に解消されましたね。

 尤もそのお陰で、さらに馬鹿でかい問題が山積しちゃったわけですから善し悪しですけれども」

「なんなのよ、さっきから。なにか分かったのならちゃんと私たちにも分かるように伝えなさい。

 独り合点で突っ走りたがるのは、あなたの悪い癖よセレニア。直しなさい」

 

 お前が言うな!・・・と、心の中では絶叫しつつも表面的には吐息を一つついただけで終わらせます。人間関係がどうのとかではなく、単純に疲れ切っていたものですから・・・。

 

「はぁ。あのねぇグレモリーさん。あなた今がどれほど危険な状況にあるか分かってらっしゃいます? 明らかに冥界全土が戦火に見舞われかねない大惨事の予兆が目の前で起こっているんですよ?

 それなのに愛だの恋だの夏休みだから帰省だのと、子供じみた戯言を・・・全くもってくだらない。くだらなすぎです」

 

 周囲の雰囲気が途端に重くなりました。バトルマンガのキャラだったら「突如として殺気が満ちた」とか表現できたのかもしれませんが、あいにくと体育の成績は1か2しか取ったこと無い私には生涯無縁な感覚ですよ。

 

「・・・随分な言いようねセレニア。それで? 何故あなたはそう思ったのかしら? 参考までに聞かせてもらえる?」

「勿論ですよ。・・・と言ってもこの程度、少し考えれば子供でも分かるレベルなんですけどね」

 

 頭にピキリと怒りマークを浮かべたグレモリーさんを無視し、私は近くにあったソファに座って現在の状況を纏め、簡単な状況説明及び今後の戦況変化を予測していきました。

 戦略シミュレーションゲームより簡単な作業だったので楽で良いです。

 ・・・これから行われるであろう実際の戦争の方も、これくらい楽だと良いんですけどね~。

 

「太古の昔に行われた大戦で死亡した初代魔王陛下。その跡を継いだのは当時の有力者たち四名、これが現在の四大魔王様方ですね。

 さらには四大魔王方も含めて魔王陛下も代替わりを繰り返し、今では他の種族と三竦みの関係の中にあって悪魔が一番力が弱い。

 最後になりましたが、後ほど開かれるという若手新鋭悪魔たちによる顔合わせの会合。顔合わせと言うことは、ほとんどのメンバーが初対面であり、魔王陛下の催されるパーティーに招かれる次点で全員が名門の出なのでしょう。

 ーー正直、これほどイヤな記号に満ち満ちた状況は、人類史でもあんまり見かけたことはありませんね~」

「・・・なんなのよ、さっきからいったい。言いたいことがあるなら、ハッキリとおっしゃい」

「では、遠慮なく。

 ーー近々四大魔王家のどれか、もしくは幾つかが裏切ります。大王家もまた例外ではありません。冥界全土を覆う冥界戦国時代の幕が、まもなく切って落とされることでしょう」

 

 

 

 

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 突如として落ちた完全なる沈黙。誰もが酸素を求めて顔を青くしている中で、私たち混沌帝国勢だけが普段通りの態度で過ごしてると浮くなぁー。まぁ、いつものことなんですけども。

 

「・・・・・・・・・どういう・・・事なの・・・?」

 

 絞り出すかのような苦しげな口調で問うてくるグレモリーさんに「あなたも次期当主として、少しは自分でも考えなさい」と突き放したくなる欲求をかろうじて抑え、私は最大限抑えた声で説明を続けます。

 

「もし仮に私が若手新鋭悪魔の一人で、現魔王の地位にあるサーゼクス様の実家グレモリー家に勝るとも劣らない、最低でもそれに次ぐ地位と名誉と伝統を持っていた場合、必ずやカオス・ブリゲードに加わり、魔王陛下弑逆に荷担します。

 その際には老い先短く、さして待たずに魔王の地位を譲り渡してもらえる父親をも唆すでしょう。

『我が家こそが魔王の地位に在るべきです。栄えある魔王の地位にありながら悪魔勢力を衰えさせた僭王ごときが座り続ける事など、断じて許されて良いはずが御座いません!

 父上! なにとぞ御手で持って冥界に正しき秩序と正当な魔王家による統治をお敷きください! 及ばずながら私も共に参ります。死ぬときは一緒、共に王道楽土と地獄へ続く道を走り抜けましょうぞ!

 魔王サタン様も御照覧あれ! 正義は我らにこそあり!』

 ・・・とまぁ、こんな感じで」

 

 

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

 

 

 

 先程よりもなお重くなった沈黙を振り払う義理もなく、私は普通に椅子の縁に肘を乗せ、手のひらの上に顎を乗せた行儀の悪い姿勢で話を締めにかかります。

 

「経験の少ない優秀な若手が、身の程知らずな野心を持つのはよく有ることです。そして彼らが同僚を仲間ではなく深刻な競争相手と見なすこともまた然り。

 野心家は安定よりも変化を、平和より乱世をこそ好みます。それが栄達の速度をはやめ、その幅を大きくすることを彼らは知っている。

 生きた実例が赤竜帝という形を取って顕現してるんですから、間違いありませんよ。

 目の前には栄達へと至れる階段がある。上るのに必要なのは勇気と覚悟と実力だけ。若さ故に恐れ知らずな人なら上るでしょうね、ほぼ確実に。

 ましてや手に入るかもしれない栄光が栄えある魔王の地位と、憎き現魔王陛下の首と来たらもう・・・そう考える跳ねっ返りは必ず出てきますよ、間違いようもなく絶対にね」

 

 過去に見てきた物語と、前世から引き続き勉強している世界史日本史。どれも全てが同じ回答を導き出している。どれも全てが同じ回答以外を導き出してくれません。

 

「旧魔王さまの居られたとかいう縁起の良い都市を会合場所に選んだそうですが・・・気をつけてくださいね?

 案外、清洲会議が起こるかもしれませんよ・・・?

 ああ、いや、これは違いますね。すいません順序を間違えました。正しくは『本能寺で魔王が焼き殺された後、後釜を決めるために清洲会議が開かれるかもしれませんよ』でした。

 大事なことを忘れちゃってごめんなさい。王様が存命なのですから後釜について語るためには、まず王様を殺す手段について語り合っている可能性について伝えるべきでした。

 文法を選び間違えてしまい、まことに申し訳御座いませーー」

「ぶ、部長!? どうしたんですか! どうしちゃったんですか!?

 なんだか目線が合っていないんですけど!?」

「遙かなる・・・天使の歌声・・・ゼノ・・・ギアス・・・」

「いけない!言霊中毒だ! それも、かなり重度のだ!

 誰か!医者を呼んでください! 早く優しくて甘い言葉の海に溺れさせてあげないと、大変な状態に!」

「ちょっ、木場おまえ、部長をどんな目で見てたんだよいったい!」

「一誠君!事は一刻を争うんだ!

 僕は見た、知っているんだ地獄の味を。

 誰もいったことのないような遠い場所に、ひとりぼっちで居させられる辛さが君には分かるって言うのか一誠君!」

「ちょ、え、は? 木場、お前なんで血の涙流してんの!?

 なにがあったの!?なにかあったの!? 俺の知らないところで、いったい何がどうなっていたんだぁぁっ!?」

 

 ・・・・・・あれぇ~? シリアス空気が霧散しちゃいましたけど、私はどうすれば宜しいのでしょうか?

 

「「「笑えばいいと思います(思われます)」」」

 

 無理です。表情筋的に。

 

つづく


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