Ψ木バブSTORY サイキック魔王のΨ難   作:殺六縁起

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斉木楠雄のΨ難とべるぜバブは両方好きなので書いてみました。
是非読んでみてください!


暴れオーガのΨ難の始まり

僕の名前は斉木楠雄 超能力者だ。

突然だが悪魔を信じるだろうか? 以前は神や幽霊を信じていなかった僕は当然信じてなかった。この時までは…

 

 

現在僕は地元の左横腹町の隣町、石矢魔に来ている。ここは名前の通り治安が悪い なぜならこの街にはヤンキー率120%の石矢魔高校があるからだ(他にも理由があるが。)そこには組のボスの坊ちゃんやとある財閥の坊ちゃんや暴走族を1人で全滅させるヤツなどいろんな意味で化物が集う、その中でも最近頭角を現わした暴れオーガがいるらしい。…まあ、そんな僕の目指す普通とは対極の奴らがウヨウヨいるこんな街はきたくはないが、最近オープンした店で美味しいコーヒーゼリーが食べられるというステマを聞いたので来たのだが、

 

「全員土下座!!!」

 

川で土下座をさせられている不良とそれをあざ笑う不良がいた。

 

ああ、悪魔がいたらあんなのだろうな。

 

「いやーすみません。男鹿君があまりにも無防備だったからつい、チャンスだろうと…」

 

「チャンスじゃねーよ。あれ、俺じゃなかったら死んでるぞ?」

 

と、男鹿の後ろに鉄パイプで貫かれた男鹿の鞄があった。

 

窪谷須並の回避力だな。

 

「アハハハッ そうですよねー。 」 『死ねば良かったのに… 』

 

 

と、小声で呟いた不良に男鹿は…

 

 

「ブボロロロロッ!!!!」

 

川に不良を洗濯しに行った。

 

 

「落ちるのかなー? この汚れ?」

 

 

落ちないだろう。少なくともお前の心の汚れは。

 

 

するとドンブラコッコとでかい血だらけのおっさんが流れてきた。

 

 

「なんだ?あれ? 」

 

(引き上げてくださいよ! 貴方こそがぼっちゃまにふさわしい親になるでしょう。)

 

 

あんな変なの引き上げるわけないだろう。 というかなんでボロボロなんだ?

 

 

(なんだ あのおっさん ?取り敢えず引き上げるか!)

 

 

引き上げるのかよ! あんなのは無視した方がいいだろう。

 

その不良はおっさんを引き上げ、いきなりチョップした。

 

 

(桃太郎式チョップ!!)

 

 

なぜ割る! というか何故チョップ?

 

 

すると中から赤ん坊が出てきた。

 

 

なんか出てきた。 なんかキモイ出かたした。

 

「なんだこいつ? 取り敢えずこれは大人の対応をすればいいのか?」

 

このまま置いといたら捨て子になるからな 正しい判断だろう。 保育所に預けるべき…

 

 

「ヤァ、僕、 迷子!?」

と、鬼の形相で挨拶した

 

燃堂といい勝負だな。そんな顔をしたら大人から子供まで泣くぞ。

 

「アーイ!」

 

だがその赤ん坊は目を輝かせていた。

 

「なんだこんな感じじゃだめか」

 

 

「ヨーシ、 ヨシヨシ!!」

 

「オラァ!! 蝋人形に シテヤロウカ!!!!!」

 

「アーーイ!!!!!」

するとその赤ん坊はメッサ懐いた。

 

 

「めっさ 懐いた…。」

 

なんだ?あの赤ん坊。 めんどうな事が起こる前に店に行くか。

 

 

僕は2人を無視し、スイーツ店に行こうとしたが…

 

「おい、兄ちゃんよ~?」

 

 

男鹿の隙を見てさっきまで土下座をしていた不良が僕の前に立ち塞がった。

 

「ちょっくらカネ貸してくんね〜?」

 

それはお前らの慰謝料か? そんなボロボロの見た目なら誰もビビらないぞ。

 

(なんだこいつ? ビビらねーぞ!)

 

(クソッ 身体が痛てー! 男鹿の野郎 覚えとけよ! こいつから慰謝料貰ってリベンジだ!)

 

 

こいつら…

 

((?))

 

墓穴を掘ったな。

 

 

「「ギャーーーーーーー!!!!」」

 

 

さて、スイーツ店に行くとするか。

 

 

僕はボロボロの不良を更に死にかけに追いやりスイーツ店に行った。

 

 




まだ男鹿と斉木は会わせるつもりはありません。
次回もお楽しみに!

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