こちらの小説の投稿が遅れてしまい申し訳ございません。
今回から、第17話『宣戦布告』の回です。
視点は前半が羽入ちゃん、後半が梨花ちゃんになっています。
「あうあう! 更新が遅いとは何事ですか!!」
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……
そ、それではどうぞ。
僕は古手神社に境内に居る。
そしてそこには女が1人…僕達に数百年の旅をさせた元凶が目の前にいた……
その正体を見て、ようやくわかりましたのです……
「全てはあなたの意志だったのですね、
鷹野と僕が呼んだ女は、
戸惑った表情をしたが直ぐに落ち着きを取り戻した後……
「私は夢を見ているのかしらね……あなたがここの神様…ね?」
確かめるかのように問いかけてきた。
そう……
僕は『オヤシロ様』と呼ばれる雛見沢の守り神なのです……
これまでのいくつもの世界で梨花は繰り返し殺された。
そして僕は彼女に死が与えられる度に
そうする事の出来る力が僕にはありました。
しかし何度も梨花を巻き戻しても必ず
考えられるのは何者かが古手梨花の命を奪おうとするという強い意志を持っているという事……
その何者かとは誰なのか…梨花も僕もずっとそれが分からなかった。
分からないまま数百年の旅を繰り返し…ただ命を奪われてきた……
だけどようやくその答えが分かったのだ
それは僕達が直前にいた世界で、
誰も凶行に走らず園崎家をめぐる因果も全て解かれた世界で僕達が皆殺しにされた世界でようやく分かった……
強大な力をもって5年目のオヤシロ様の祟りを起こし梨花の命を奪う。
そして穹が言っていた元凶は近くにいるんじゃないか?という答え……
恐らくその運命自体を引き起こしていたのは、
僕の目の前にいる……
「…強い意志は運命を強固にします」
「ええ。 神は運命のサイコロを振り人間を弄ぶ……だけど人間には意思の力がある、それが
鷹野が言ったその意味は、
確定された絶対の未来。
意志が強ければ強い程、自らが望む未来に到達する……
それを数百年を生きる僕達ではなく人の身である彼女が知るという事は……
「認めますです。あなたは限りなく"神に近い場所"にいる……でも僕はあなたに負けない!!」
side梨花
「だめよ羽入!」
羽入の様子が変だったので、
何事かと思いカケラの海から覗くと鷹野と対峙していた……
だけどまだ勝てない。
私の周りに無数に散らばっている
この
「いくつもの
それは穹が再び目覚めた
確かに羽入が言ってた通り、この
穹が目覚め圭一も転校してきた。
その1年前にはレナも
そして魅音、詩音、沙都子……
いくつもの
この昭和58年の雛見沢にどれ程たくさんの想いが集まっている事か……
彼らの想いが結集すれば誰にも負けない力になる。
だけどまだ足りない……
恐らく私がこのままあの
(まだ駒がいる……でもどうすれば……)
ふと思い出したのは、
穹から預かった髪飾り。
誰の物なのかと訊いたが私が成功したら教えると言っていたけど……
「強大な力を打ち破れる駒を得るには、もう1度だけ…奇跡の力がいる!」
私がやる事は決まった。
髪飾りを握りしめひたすら願った……
無数の
読んでいただきありがとうございます。
次回は穹の視点に戻ります。
今後も投稿が遅れたりと色々とあるかもしれませんが、
失踪したりはしませんので何卒よろしくお願いいたします。
本日はありがとうございました。