インフィニット・ストラトス~骸の神装機竜~   作:ヴラド·スカーレット

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どうも皆様、連続戦闘を書くことがあまり無いヴラドでございます(*´∀`)
では、戦いにすらならない戦闘シーンをお楽しみください‼ヘ(≧▽≦ヘ)♪


激闘‼白き刃VS死の皇

少し時間が経った後、やっと愚弟のISの一次移行が済み対戦なのだが…どうやら元々勝った方がオルコットと対決だったらしい為、私と愚弟との対戦を行うことになった…

 

「……さて、少し身体をほぐして…よし、行くか…『ーーー開匣(かいこう)せよ、全てを呪いし外法の集大成とされし骸龍(がいりゅう)。常闇の深淵へ沈めよ《リョウメンスクナ》』」

 

再び愛機を展開し、アリーナへと飛び出した…

 

「フフフ…待っていたよ」

 

「そうか」

 

アリーナには既に白いIS"白式"を見に纏った"元"弟であり愚弟の織斑 春十(はると)が腕を組ながら待っていた。

 

「フッ…今から君が相手にするのは神に愛されてる天才…そんな僕と戦えるなんて光栄に思いなよ?」

 

そう言ってなんかポーズとっているが…ブザーがなってたら即行で潰されてるだろ…何故余裕ぶるのかさえわからん…

 

「そうか、心底どうでもいい」

 

「…まぁ、所詮凡人には天才の言葉なんて理解できないだろうね」

 

「そうだな"天才"は"天才"でも、"天災"の言葉なら理解出来るが…貴様のその厨二センスの言葉なんぞ理解すらしたくない」

 

すると流石にこれにはカチンっと来たらしい春十が何か言おうとする前にブザーが鳴り、戦闘が開幕された

 

「ハッ‼君なんて一瞬でーーグフッ!?」

 

なんか下らない事を言いかけていたが、ブザー鳴ってるし聞くに耐えなかったので剋式ですぐに腹と頭と左肩を撃ち抜き背後の壁へ吹っ飛ばした…

 

「御託はいいからさっさとかかってこいよ」

 

「ハッ‼不意打ちとは随分セコい真似をする…ねッ‼」

 

そう言いヤツはすぐに近づい来て剣で斬ろうとしてきたのだが…剣術の才能なんて感じない振り方だった…ただがむしゃらにヤツは武器である《雪片 弐型》を振っているだけのチャンバラにしか見えなかった…無論そんな遅い剣が当たるわけもなく挑発の為に紙一重で回避してるのだが…

 

「ほらほらほら‼どうした‼さっきまでの威勢はどうしたの‼ただかわしてるだけじゃ僕には勝てないよ‼」

 

ヤツは何を勘違いしたのか私が必死に回避してるように映ってるらしい…流石に面倒なのでそろそろ反撃してやるか…そう思った矢先にヤツが少し距離を取り、《雪片 弐型》を構え直した

 

「さて、そろそろ止めをさしてやる…喰らえ‼《零落白夜》‼」

 

すると奴の機体"白式"が金色に光り、《雪片 弐型》の刀身が別れ、青いレイザーブレードの刀身となり…ブースターで加速しながらそれを振りかぶって来たが…

 

「まさか…"そんなもので勝ったつもりか?"」

 

「…は?」

 

その瞬間、アリーナ中が静まり返った…無理もない…あの《零落白夜》を発動した刀身が私に当たった瞬間、"消失した"のだから…

 

「え!?ハァ!?ど、どうなっているんだ!?な、なんで雪片の刀身が…」

 

「教えてやろうか?それはなぁ…」

 

「ッ!?」

 

ヤツは動揺しすぎて私が一瞬で背後に回った事にも気づかず…背後を取られた事に気づいた時には…既に呪腕 八勺(はっしゃく)で白式のブースターを殴られていた…するとブースターが突然"機能停止"し、地面とキスをするはめになっていた

 

「ガハッ!?クッ…い、いったいなんなんだ!?急にブースターが動かなくなって…」

 

「《骸棺(ハイド・ディクライン)》…それがこいつの唯一無二の力…敵の力を通さず、敵の身体を蝕み呪い殺す…それが我が愛機《リョウメンスクナ》」

 

「ハ、ハッ‼てめぇの方こそ…厨二クセェじゃないか‼」

 

ヤツは効かないことを知って咄嗟に刀身を戻しブースターを使わずに走って突貫してきた。

 

「刀身を元に戻すことは正解だが…突貫は無謀だなぁ?(ニヤリ」

 

流石に能力を使ったからには口調も変わるか…まぁ、どうでもいいか…

ヤツは私の笑みに恐怖したのか知らんが"一瞬"動きを止めてしまった…そう…"ほんの一瞬"だがね?

 

「まずは右足と左腕」

 

無論ほんの一瞬でも動きを止めればただの的、私は右足を剋式で狙い撃ち、左腕を怨弾 子取(ことり)を指先から掃射し狙い撃った。

 

「クッ…けど、こんな微量のダメージなんて…ッ!?」

 

まぁ、無論命中したが…奴の言う通り、"ダメージは"…火力自体はあまり無いのがこの機体だ…そう…"ダメージは"だけどな?

 

するとヤツは右足の装甲が機能停止し、そして左腕の装甲も機能停止になったことでヤツは武器を左手で支えていた為、上手く構えることが出来なく落としかけた。

 

「微量のダメージが…なんだって?」

 

「な、なんでだッ!?てめぇ‼いったい何をした‼」

 

ヤツは怒鳴りながら問いかけてきた…律儀に答える理由もないが…今は気分もいいし、答えてやるかぁ…

 

「何って…決まってるだろ?」

 

多分、この時の私の顔は…とてつもなく満面の笑みを浮かべながら喋っていただろう…ヤツの方へ近づきながら、こう答えた…

 

「お前の右足と左腕を呪ったんだよ」

 

「ハァ?呪った?そんなオカルトなんか聞いてないんだよ‼」

 

ヤツは私が近づいた瞬間、無理矢理右手で雪片を思いっきり私に振り下ろしたが…全く力が入ってない為、八勺で止めるまでもなく私自身の指で白羽取りした

 

「なッ!?」

 

「おいおい…剣ってのはこんな軽く振るんじゃなくてだな…」

 

そう言って八勺の手の内から禍々しいレイザーブレード…呪剣 遺骨(いこつ)を出し、天高く掲げ…奴に振り下ろした

 

「あ…あぁ…アァァァ‼」

 

Jackpot(大当たりだ)…じゃあな?"自称"天才」

 

無論、右足装甲が機能停止な上ブースターまでも機能停止なので無論回避できず、もろに直撃し壁まで吹っ飛ンでいった…

 

「ゴハァッ‼」

 

「おいおい…男がこの程度で泣きわめくなよ…まぁ、アイツは臆病者だし仕方ないか?アハハハ‼いや~すっきりした‼」

 

まぁ、これくらいじゃ…本気で気が晴れる訳もないがな…

とりあえず、今回はこれくらいで我慢しておくか…正直弱すぎる…

 

〔織斑 春十君の気絶により勝者 逆月 一夏君‼〕

 

…結局、そこまで暴れた訳でも、戦えた訳でもなく終わった…とりあえずパイプを再び吸いながら、元姉に報告し、自室へと戻った…何か言おうとしてたが無視して帰った。

 




如何かな?愚弟くんの愚かっぷりは♪(*´∀`)
あ、ちなみに次回か次々回には一旦この小説は終了予定です。ちなみに最後に書くのはこの話の裏設定…と言うか裏話を一夏と喋りながら語らせて頂きますね♪
では、まて‼次回‼(ちなみに次回だけまだ書けてません)

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