インフィニット・ストラトス~骸の神装機竜~ 作:ヴラド·スカーレット
どうもヴラド♪(*´∀`)
正直上手く書けたか不安なのですが…楽しんで頂けたら幸いです♪
それではどうぞ‼
あの馬鹿二人に巻き込まれてはや一週間、アイツらから関わって来なくてよかった…相手するの面倒だしな…さて、やっと決闘当日だが…そういえば誰からの戦闘なのだ?
「む?逆月、やっと来た」
向かうと既に元姉が待っていた、あと愚弟と箒もいた。
「はい、少し相棒のメンテをしてまして遅れました」
「そうか…それとすまないが織斑の機体の到着が遅れているためお前とオルコットの対戦を先でもいいか?」
「はい、大丈夫ですが少し一人にしてもらっても良いですか?少し心構えしてから出たいので…」
「ふむ…わかった、行くぞ織斑、篠ノ之」
「あ、待ってよ千冬姉さーー」
「だから織斑先生だ、馬鹿者」
バシンッ‼って大きな音が扉の向こうから聞こえてきた…どうでもいいけど…
「さて、相手は遠距離型らしいから問題は無いな…基本的に実弾は使わないみたいだしな…」
そう言ってパイプを束が作った簡易電子倉庫に仕舞って機攻殻剣を鞘に納めたまま掲げ…唱えた
「ーーー
すると服装が紫を基調としたスーツに替わり、紫の外装を装備し、左顔を覆うように仮面を装備し装着完了。
「さて…さぁ、行くか…」
そしてビットから外へ出た…
「あら?逃げずによく来ましたわね?」
そこには身体のラインがしっかり出るピッチリとしたスーツに青い遠距離集団戦型IS《ブルー・ティアーズ》を見に纏ったセシリア・オルコットが《スターライトmk. 2》を構えながら待っていた。
「逃げる理由も無いですしね…正直面倒なだけですし」
周りにはギャラリーが思いのほかいた…多分興味本意や笑いにでも来たろうが…これは本気で能力使って"狂人化"したらトラウマを植え付けかねないな
(…能力は極力使わず怨銃
「さて…では、最後にチャンスをあg「御託はいいからさっさと始めるぞ?時間が勿体無い」…そうですわね、では…さようならですわ‼」
私が遮った後、ブザーが鳴ると同時に攻撃してきたが…
「なっ!?回避した!?」
「そりゃ…銃口を最初から向けていたんだからどうぞかわしてくださいって言ってるようなものだぞ?」
と言うわけで私も攻撃しますか…右手に持っている怨銃
「なっ!?クッ…行きなさい‼<ブルーティアーズ>‼」
すると《ブルー・ティアーズ》の特殊武装である"6基"のビット兵器<ブルーティアーズ>を使用してきたが…呼び出し使役しているのは"4基"だけだ…更に攻撃は死角からのものが多く、その上オルコット自身は同時攻撃をしてこない…いや、"出来ない"ようだ…ビットの攻撃は剋式で全て相殺、または回避をしながらオルコットにも攻撃し、ビットの反応なども見ている
「クッ…大きさのわりに随分動くのですね‼」
「何、簡単な事だ…相手の動きから先読みし、回避ルートを選んでるだけだ、あと…これでも"最低速度"なんだがな」
「…え?」
どうやらオルコットは私の発言に動揺しているようだ
いや、無理もないか…"自分よりも強い相手がまだ一割にもみたない力で戦っている"なんて動揺して当然だ…私の場合は仕方無いがな…
「ま、まさか手加減してるのですか!?」
「うん?あぁ…正直言うと君相手だと本気で戦う気にもならないからな…」
まぁ、嘘だが事実でもある…本気を出せばオルコットごとき"一瞬で肉片に変えられる"のだからな…
するとオルコットは身体を震わせながら怒鳴ってきた
「ふざけているのですか‼この私に対する侮辱ですか!?」
「…ハァ…確かにそれは謝罪するが…なら少し本気で行ってやるよ…簡単に落ちるなよ?」
「ふん‼すぐに落としてあげますわ‼」
彼女がそう言ってる間に私は彼女のビット4基を全て一瞬で撃ち抜き"機能停止"させ、更に残りのビットであろう彼女のスカート部分を撃ち抜いた後、背後に回り剋式を頭に突き付けた。
「チェックメイト」
「なっ…う、嘘ですわ…たった一瞬で!?」
「言ったろ?本気だと相手にすらならないって…
で?どうする?負けを認めるか?なぁ…セシリア・オルコット?」
「クッ…わ、私は…」
まだ闘志は消えていないがこのままだとそろそろ"アレ"が来るからヤバいのだが…いや、終わらす前にこれだけは言っておこう。
「…格上に挑むのも勇気がいる…それについてとやかく言うつもりもない…だが、時には刃を納める勇気…敗北を認める勇気も必要だ」
「は、敗北を認める…勇気?」
「あぁ、敗北は恥ではない、そこから何かを学び強くなることが出来るからだ…セシリア・オルコット、貴様が何のために戦ってるかは知らんが…周りを見ろ、貴様は一人で戦ってるのか?違うだろう、ブルー・ティアーズや、貴様に優しくしてくれた者達がいたはずだろう、それに…周りに目を向けることさえ出来ていない内は…私はに勝てんよ」
そう言って剋式の銃口をブルー・ティアーズの装甲に向け数発当ててシールドエネルギーを零にした…
〔勝者 逆月 一夏君〕
「まぁ…あまり無理に考えずに気楽に考えろ、時間はたっぷりある…己の本当にやりたいことは何かってのをな?」
そう言って私はビットへ戻り、直ぐ様《リョウメンスクナ》解除して鎮静剤を射ち込んだ…そして壁を背にズルズルと下がり座り込んだ…
「クッ…ハァハァハァ…危なかった…やっぱり"コイツ"に破壊を禁じながら戦いをさせるのは骨が折れるな…まぁ、次の試合までは少し時間があるからそれまでは休ませて貰うとするか…」
そして壁を背に少し目を閉じた。
[…大丈夫だよ…君を傷つける奴は皆…"
…"背中"から誰かに抱き着かれる感覚を覚えながら…
どうでしたか?
あ、ちなみに次回は愚弟こと春十戦ですが…
ほとんど一瞬で終わりました( ̄▽ ̄;)
少しずつ修正しながら書いてましたが…ここまで弱すぎる愚弟はいたのか!?Σ( ̄ロ ̄lll)ってなりました…
それでは次回も過度な期待を持たない程度に待っていてください♪(*´∀`)