インフィニット・ストラトス~骸の神装機竜~ 作:ヴラド·スカーレット
だいぶ開けてしまいすみませんでした。
今回の話の為に少し他の話で編集などもしていて…
いくつか変更させて頂きました。
そして今回の為に取っていたアンケートに投票をしてくださった皆様、ありがとうございました。
それではどうぞ、ゆっくりして行ってね♪(*´∀`)
「…このタイミングか…」
先程まで鈴による一方的な試合をしていたアリーナは空から舞い降りし《
人とは元来人智を越えた存在や正体不明の存在に対して恐れを抱くもの。
そんな正体不明の存在が空から大量に舞い降りたらどうなる?
答えは簡単だ…
「キャァアアアッ!!!」
「化け物よ!!助けてッ!!!」
奴らを認識できた者が叫んだことで周りも連鎖的に認識していき…軽く阿鼻叫喚の地獄絵図の出来上がりだ。
とりあえず…
「全員落ち着けッ!!焦らずに出口へ迅速に向かえ!!専用機持ちは他生徒が逃げ切るまでは出口付近にてISを展開して防衛に撤せよッ!!」
大声で一喝、そしてその後の行動を簡潔に説明した。
今回は悪いが少しスクナの狂気を利用して軽く洗脳紛いの事をして迅速に行動してもらった。
すると織斑先生より通信がきた。
『逆月、今どこにいる』
「私ですか?今、アリーナにて他生徒の誘導の指示を少し荒業を使って行ってます」
『荒業?まぁ、今はいい…少し教師部隊が遅れる、機体のリミッターを外してもアリーナのバリアを破壊してでもいいから凰達の助太刀を頼めないか?』
まさかの発言だ。
まぁ、こっちは元よりそのつもりだったが…確かここの学園には学園最強と呼ばれる者が居たと思うが?
「構いませんが、確かここの学園には学園最強って呼ばれる者が居たと思いますが?」
『既にそちらには他生徒の避難を頼んでいる、すまないと思っているがお前の技量を見込んでの頼みだ』
「…そう言うことならわかりました…では、少し本気で行かせて貰いますので機体を展開したら鈴達に通信して下げしてください」
そう言って通信を切り、セシリアに先程の通信内容を簡潔に説明し、避難誘導を任せてアリーナのバリアを破壊しても被害が少なそうな場所を探し始めた。
「…とは言え、リョウメンスクナは元々対機械特化機体な上に火力もそこまで無い…やはり解放した方が良さそうだな…」
[一夏、あれって…]
スクナが急に何かを言って指を指していたのでそちらを見ると…あの
「チッ!!何処までバカなんだよ!!」
何かを拡声器で叫んだ為に
「間に合えッ!!」
そちらへと全力で駆けて<アビス>の攻撃を受け流し、鞘から剣を抜きリョウメンスクナとは違う<
三人称side
一方アリーナ内部にて戦闘をしていた鈴達は…
「ダァァアアアッ!!多すぎよ!!」
愛刀の双天牙月によってさばいていたが、ダメージを与えられている様子が無いようだ。
それにイライラしながらも油断も隙も見せずに二つの刃によって数多の化け物をさばき続けていた。
「ハッ!!そんなことしか出来ないとは弱いね、これだから凡人は…」
とか言っている春十にいたっては攻撃を回避しながら逃げ回っていた。
「逃げ回っているアンタだけには言われなくないわッ!!」
「フッ…ならば見るがいい、我が必殺の一撃を!!ゲボゥオバッ!?」
とか何とか言いながら突っ込んで言ったが…剣を振る前に吹っ飛ばされている。
「アホかァァァア!?あ、いやアホだったわ…『春十ォォオッ!!』…は?」
春十<アホ>の行動に呆れている観客席から大声が聞こえてきたのでそちらに目を向けると…そこには
叫んでいた内容は戦いながらだった為、わからなかったが他の化け物達がそちらに向かったのがわかった。
「あ、ヤバッ!!」
しかし他の化け物によって助けに行こうにも行けず、
そして化け物の攻撃によってアリーナのバリアを貫通してその場所を攻撃した。
「クッ…助けられなかった」
いくら
「―――幻惑せよ、樹海に潜む燻り狂いし恐竜。赫怒の眼に映りし怨敵を狩り尽くせ、『バンダースナッチ』」
言い終わると煙が晴れ、姿を現した。
本体に身合わない大型ブースター、顔には仮面を被り。
その機体の大きさはISと言うには…一回り大きかった。
「逆月一夏、神装機竜【バンダースナッチ】…目標の殲滅を開始する」
いかがでしたかな?
次回は神装機竜バンダースナッチの無双+αです。
次回もお楽しみに~♪(*´∀`)