インフィニット・ストラトス~骸の神装機竜~ 作:ヴラド·スカーレット
どうも、ヴラドです!!
今回は戦闘前のお話です♪(*´∀`)
戦闘は次回なので、今回もゆっくりして行ってね♪(*´∀`)
Ps.今回から視点を増やしました‼
ークラス代表戦ー
それは戦乙女達が栄光を求めて行われる行事…様々な企業からも人が視察しにくる行事でもある。
「へぇ~…中々ギャラリーが集まるんだな」
「まぁ、三年とかはスポンサーとか企業とかのオファーとかが来るかもしれないからね…まぁ、大方アンタやあの変態が目当てなんでしょうけどね」
現在俺は鈴が待機している控え室で一緒に観戦をしていた。
ちなみにセシリアもいる。
「しかし流石先輩方だな…射撃のキレが違うな」
「動きながらあの精密射撃…勉強になりますわ‼」
そう言いながら確りとメモをとりながら観戦していて本当に勉強熱心だな…流石努力家だな。
「けど、その分接近戦を行う人は少ないわね…」
「まぁ、量産型なら射撃の方がリスクが少ないからな…」
そして鈴の問いに俺も肯定した。
リスクの多い接近戦は量産型ではあまり行うものが少ない様で、さっきから見ていたモノも7回戦の内、接近戦をしていたものは専用機の一戦だけであとは射撃戦であった。
「まぁ、カスタムされた専用機と量産機では性能の差がありますから接近戦を挑むよりは勝機があると思われますわ」
「普通に考えればそうだが…多分中にはお前みたいに苦手なヤツが居るかもな?」
「ハ、ハテナンノコトデショウカ?」
「おいおい…」
目をそらしながら言うな…
しかも片言だった…やれやれ、なんて思いながら時計を見たときそろそろ鈴の出番が回ってくる時刻だった。
「っと、もうこんな時間か…鈴、そろそろ準備しておけよ?」
「あ、もう私の出番?了解、きっちり三枚下ろしにしてくるわ‼」
「せめて微塵切りにしてこい、グロいわ…」
「それならば原型も残さなければよいのでは?」
「「それだ‼」」
って感じの内容が可笑しすぎる雑談をしながら準備万端の鈴はISを展開してスタンバっていた。
私はそんな鈴に一言かけた。
「鈴」
「何?」
「全てぶつけてこい」
「…言われなくてもそのつもりよ‼凰鈴音と甲龍、出陣‼」
彼女は元気よく答えを返し、掛け声と共に颯爽と出陣した。
「行ったか…さて、私達も早く客席からアイツの応援をするぞ」
「はい‼」
そして私達もあとを追うようにすぐにその場を去った。
鈴side
一夏達へ一言告げてアリーナへ来てみると既にアイツがいた。
「遅い到着だな?」
「女の子は仕度に時間がかかるものよ?それすら黙って待てない男に負ける気は無いわよ」
「ハッ!!まさかこの僕に勝てるとでも?無駄無駄無駄ッ!!
勝利の女神は常に僕の味方だッ!!」
とりあえずコイツはいつも通りみたいね…ワケわからんことも言ってるし。
「あんたに憑いてるのは勝利の女神じゃなくて疫病神でしょ?」
「あ?疫病神が憑いてるのは"
…今、こいつは何て言った?
「…んな」
「あ?」
「ふざけんな…」
"
あんなに誰かの為に一生懸命になった"
ふざけんじゃないわよ…
「アンタは絶対…」
刻一刻と開戦へ近づき…そして
「ぶちのめすッ!!」
私の叫びと共にアラームがアリーナに響き渡った。
今回も御愛読ありがとうございます♪(*´∀`)
ちなみにアンケートは締め切らせていただきます‼
次回、次次回にアンケート結果を本編に登場しますのでお楽しみに♪(*´∀`)