東方紫藍談  ~紫と藍の幻想談~   作:カテサミン

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 こちらオマケの部分になります。


 先にレミリアのバレバレバレンタインの本編をご覧ください。


 それでは始まります♪ …短いです




《短編スペシャルその2.5》レミリアのバレバレバレンタイン、オマケ

 

 

  【おまけ、その1】

 

 

 

ヤマメ「ふにゃ~…」

 

 

キスメ「ふへ~…」

 

 

パルスィ「くぁ…」

 

 

勇儀「なんだよだらしねぇなぁ」

 

 

パルスィ「舐めてたわ純米大吟醸のチョコ…チョコに凝縮された酒がキツイ…」

 

 

勇儀「もうちょっと酒に強くなってほしいなぁ、お前らと飲む酒は最高なんだからよ」

 

 

パルスィ「鬼の土俵で…それを語るんじゃないわよ…妬ま、しいわね…うっ…」バタッ

 

 

勇儀「あっ、酒じゃなくて今回のはチョコだったな! あっはっはっは♪」

 

 

 

 

 

 

 

 【オマケ その2】

 

 

 

紫「橙!」

 

 

藍「さぁ、どっちのチョコが美味しい!?」

 

 

橙「あ、あのその…えーっと…ですね」

 

 

紫「狐の嫁入りのチョコなんて食えたもんじゃないでしょう? 水分がびっちゃびちゃだもんねぇ」

 

 

藍「なんですかそれは!? また訳のわからないことを! 橙、この人のチョコなんぞ食えたもんではないだろう? ほらペッてしなさい」

 

 

紫「うわぁ引くわぁ…そのペッてしたの拾い上げて食べるんでしょ? 変態も渡を超すと危ない人になるわよね」

 

 

藍「そんなことするわけないでしょう、スキマ開いてふらふらしてる不審者じゃあるまいし」

 

 

紫「なんですって!?」

 

 

藍「なんですか!?」

 

 

 

 

 今日という今日は許さないわよ!!

 

 それはこちらのセリフですよ!!

 

 

 

 

橙(だ、誰か助けてください!!)

 

 

橙(ど、どっちも美味しいなんて言える雰囲気じゃないよぉ…!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【おまけ その3】

 

 

 

さとり「ハッピーバレンタイン、お燐、お空」

 

 

お空「わぁ! ありがとうございますさとり様ぁ!」

 

 

お燐「ありがとうございますさとり様!」

 

 

さとり「ふふっ、作った本人が言うのもなんですが食べ過ぎないでくださいね?」

 

 

お空、お燐「はい!」

 

 

さとり「…」

 

 

さとり(ちょっと作りすぎちゃいましたかね…♪)

 

 

お空「わぁ、鳥の形のチョコだー♪」

 

 

お燐(共食いでは!? さとり様!?)

 

 

さとり「…」

 

 

さとり(レミリアさん、運命とは引き寄せる物なのですか? それとも)

 

 

 

 

 ガチャッ…という音とともに地霊殿の玄関の扉が開かれた

 

 

 

 

 

さとり「!!」

 

 

古明地こいし「ふぃー♪ ふぅ、着いた着いたー♪」

 

 

お空、お燐「あ!!」

 

 

こいし「あ! お空ー♪ おりーん!」

 

 

お空「こいし様! 会いたかった~♪」

 

 

お燐「こいし様! お帰りなさいませ!」

 

 

こいし「えへへー♪ ただいま~!」

 

 

さとり「…!」

 

 

さとり(レミリアさん本当は私…運命という言葉はあまり好きではないんです、そういう運命だったとか決め付けられるような確定した未来…そんなものは要らない)

 

 

さとり(でも、あなたがくれた運命は)

 

 

さとり「こいし…!」

 

 

こいし「お姉ちゃん!」

 

 

こいし「えへへ♪ 運命に導かれて帰ってまいりました! みたいな?」

 

 

さとり「…! ふふっ」

 

 

さとり「お帰りなさい、こいし」

 

 

こいし「! えへへへ…」

 

 

こいし「ただいま!」ニコッ

 

 

 

 大好きです…♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【オマケその4 闇と血のバレンタイン】

 

 

 

霊夢「うんまっ!?」

 

 

紫「どう霊夢! さいっこうでしょ?」

 

 

霊夢「そうね、確かに美味すぎて最高だわね」

 

 

紫「ふへへへ♪ そうでしょう?」

 

 

霊夢「…まぁでも最高過ぎてそれしか感想が出て来ないのよね」

 

 

紫「!!?」

 

 

霊夢「愛を感じて! とか受け取ってとか言ってたけどただただ美味い…! それしか感想がないわね」

 

 

紫「 」

 

 

レミリア「あ、真っ白になった」

 

 

魔理沙「うはは♪ 紫、墓穴を掘ってしまった様だな」

 

 

魔理沙「美味すぎるチョコは身を滅ぼす、いい教訓だぜ」

 

 

レミリア「なんか良いこと言ってるように聞こえるのは不思議だわ」

 

 

霊夢「まぁでも美味しかったわよ?」

 

 

魔理沙「だからそれしか感想がねぇんだろ?」

 

 

霊夢「まぁそうだとしても作ってくれたことは感謝しないとね、はい紫、私からのお返しのチョコよ」スッ

 

 

紫「 」

 

 

レミリア「動かないんだけど」

 

 

魔理沙「霊夢のチョコがお供え物みたいになってるぞ?」

 

 

霊夢「次ね、これは?」

 

 

レミリア「! はい!」

 

 

霊夢「レミリアのね」

 

 

魔理沙「カリスマのチョコレートか、さてさて」

 

 

レミリア「ふふん」

 

 

魔理沙(お? やけに自信たっぷりだな)

 

 

霊夢「これは…ハート形のチョコね」

 

 

魔理沙「形はベーシックだな」

 

 

霊夢「美味しそうじゃない」

 

 

霊夢「いただきます」パクッ

 

 

霊夢「…」モグモグ

 

 

レミリア「ど、どう? 霊夢?」

 

 

霊夢「…んー」モグモグ

 

 

魔理沙「どうだ?」

 

 

霊夢「…あら、美味しいわこれ」

 

 

霊夢「うん、うん…良いわ、美味しい!」

 

 

レミリア「!」

 

 

霊夢「なんか手作り感があってさ、頑張って作った感が伝わってくるわね」

 

 

霊夢「味も…えぇ悪くないわね」

 

 

霊夢「レミリア、このチョコレート美味しいわ♪ 洋菓子なのにお茶にも合いそうよね♪ それも良い!」

 

 

レミリア「!!!」グッ!

 

 

魔理沙「こ、言葉にならないほどのガッツポーズだな」

 

 

霊夢「ふふっ、なんだかどこかで見たような光景ね」

 

 

霊夢「レミリアありがとうね、はいこれお返し、受け取りなさい」

 

 

レミリア「霊夢! ありがとう霊夢!」キラキラ

 

 

レミリア「私の愛は伝わったかしら?」

 

 

霊夢「愛は…まぁ伝わった…かもね」

 

 

レミリア「やったー♪」

 

 

レミリア「これで霊夢は毎日紅魔館に来てくれるのね♪」

 

 

霊夢「それはちょっと…」

 

 

魔理沙「毎日遊ぶことが愛なのか?」

 

 

レミリア「これ食べていい?」

 

 

霊夢「もちろん」

 

 

レミリア「! おおっ!?」

 

 

魔理沙「んん? 陰陽玉じゃないか」

 

 

霊夢「のチョコよ、本物じゃないっての」

 

 

レミリア「いただきます!」パクッ

 

 

レミリア「うーんまい! とってもクリーミーだわ!」

 

 

霊夢「ミルクチョコなのよ、美味いでしょ?」

 

 

レミリア「うん! ありがとね! 霊夢!」

 

 

魔理沙「お前バレンタインノリノリで満喫してるじゃねぇか」

 

 

霊夢「そりゃああんたらが作ってくるとか言うから…」

 

 

魔理沙「流石霊夢、期待は裏切らないぜ」

 

 

霊夢「うっさいわね!」

 

 

魔理沙「照れんな照れんな」

 

 

霊夢「照れてない!」

 

 

霊夢「…さて、あんたのだけど」

 

 

魔理沙「さぁ食え! そのほっぺを叩き落としてやるぜ」

 

 

霊夢「物騒ね、てかあんたのが一番不安なのよね」

 

 

魔理沙「アリスと一緒に作ったんだぞ!? 抜かりないぜ」

 

 

霊夢「それはアリスだけは信用しろと言ってる様に聞こえるんだけど」

 

 

魔理沙「魔理沙さんも然りだぜ」

 

 

霊夢「…まぁ食べるけど」

 

 

霊夢「いただきます」パクッ

 

 

 

 タッタッタッ!

 

 

 

アリス・マーガトロイド「はぁはぁ! ま、魔理沙ぁ!」

 

 

魔理沙「おう、アリス!」

 

 

レミリア「アリス、あなたも来たのね」

 

 

紫「 」

 

 

アリス「チョコは!? あなたが作ったチョコはどうしたの!?」

 

 

魔理沙「ん」ユビサシ

 

 

アリス「ん!? うわぁぁぁ!?」

 

 

霊夢「え? 何よアリ」モグモグ

 

 

アリス「れ、霊夢!! 吐きなさい! 今すぐ吐きなさい!!」グッ

 

 

霊夢「ムグっ…!?」ユサユサ

 

 

レミリア「アリス!?」

 

 

魔理沙「おいアリス! なにしてんだよ!」

 

 

アリス「味わっちゃ駄目よ! 悪いことは言わないから吐きなさい霊夢!」

 

 

霊夢「いや…もう口の中で溶け…」

 

 

霊夢「…」

 

 

霊夢「!!?」ゾクッ

 

 

アリス「あぁ…!」

 

 

レミリア「え?」

 

 

魔理沙「ん?」

 

 

霊夢「…!!」ゾワゾワッ

 

 

 

 

 

 

霊夢「かはっ!」

 

 

レミリア、魔理沙「!?」

 

 

霊夢「かっ!? かふっ!? けほっけほっ!!」

 

 

アリス「…!」ゴソゴソ

 

 

アリス「霊夢、これ飲んで!!」

 

 

霊夢「げほっげほっ!! うっ!!」ゴクッ

 

 

魔理沙「えっ…? あ…?」

 

 

レミリア「アリス! 何がどうなってるのよ!」

 

 

アリス「5日間かけてたけどさっきまで魔理沙と一緒に霊夢へのチョコを私の家で作ってたの」

 

 

アリス「魔理沙が神社に出発する前にそのチョコ一つくれるって言うから一つもらって、魔理沙がいなくなってから食べたら…」

 

 

レミリア「た、食べたら?」

 

 

アリス「霊夢と同じ症状になったのよ、今飲ませたのは解毒剤」

 

 

レミリア「解毒剤!?」

 

 

魔理沙「なっ!?」

 

 

アリス「魔理沙、私が少しチョコから目を離した隙よね!? チョコをかき混ぜる時にあの粉末また入れたでしょ!? あれ以上入れたら駄目って言ったわよね!?」

 

 

魔理沙「い、入れたぜ! だってよ! それはお前が入れたら美味しくなる魔法の粉末だからって…!」

 

 

アリス「確かに適量入れればチョコの味を引き立たせてくれる魔法の粉末よ、でもね!」

 

 

アリス「適量よ適量! 入れすぎれば毒になるのよ!」

 

 

魔理沙「なにぃ!?」

 

 

アリス「味見して『な~んか一味足りねぇなぁ…』とか思って入れたんでしょ!?」

 

 

魔理沙「ギクッ!」

 

 

アリス「そういうあなたの危険を顧みない様なチャレンジ精神が好きで愛してるけどやって良いことと悪いことはハッキリしてほしいわ!」

 

 

レミリア「さらっと何を言ってるのよアリスぅ!?」

 

 

魔理沙「そ、そんな…カレーだってスパイスをたくさん入れれば美味しくなるじゃないか…!」

 

 

レミリア、アリス「ならないわよ!!」 

 

 

レミリア「てかカレーじゃないし!」

 

 

アリス「スパイスの物にもよるし!」

 

 

魔理沙「な、何だよお前ら! 私のチョコは失敗作だってのか!?」

 

 

レミリア「じゃあ魔理沙! 霊夢に食べさせたこのチョコ食べてみなさいよ!」

 

 

魔理沙「…」

 

 

魔理沙「ど、毒入りのチョコを食べる馬鹿がどこにいるのぜ…あははは」

 

 

レミリア「最悪じゃないの!」

 

 

 

 ドゴゴゴゴゴゴ!!

 

 

 

レミリア、アリス、魔理沙「!!?」

 

 

闇霊夢「まぁ…りぃ…さぁ…!」ドゴゴゴゴゴゴ!

 

 

レミリア「ひぃ!?」ビクッ

 

 

アリス(な、なんて霊力なの!?)

 

 

闇霊夢「…」ガッ

 

 

 パクッパクッ

 

 

闇霊夢「…」ムシャムシャ

 

 

レミリア「あっ!」

 

 

闇霊夢「美味しいわぁ…レミリアの作ってくれたチョコはぁ」

 

 

レミリア(く、口を開いてはいけないわ!)

 

 

アリス(う、動いたら殺られる…!)

 

 

魔理沙「れ、れれれ霊夢! い、生きてて何よりなのだぜ」

 

 

闇霊夢「…」スッ

 

 

 

 ガシッ!

 

 

 

闇霊夢「アリスぅ」

 

 

アリス(!?)

 

 

闇霊夢「助けてくれてありがとうね…」

 

 

アリス(!!!)コクコクコクコク

 

 

闇霊夢「まぁりぃさぁ…」

 

 

魔理沙「いっ…!?」

 

 

闇霊夢「…」

 

 

魔理沙「な、なんなんだぜ…!?」

 

 

闇霊夢「ふふふふふふふ♪」

 

 

魔理沙「!!?」ビクッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

闇霊夢「お前も食えやぁおらぁ!」ガッ

 

 

魔理沙「モガッ!!?」ジタバタ

 

 

闇霊夢「自分の作ったチョコなんでしょう? ねぇ? ほらちゃんと味わって食いなさいよ!!」

 

 

闇霊夢「ねぇどんなお味? ねぇどんなお味? ねぇ!?」

 

 

闇霊夢「感想を聞かせてほしいなぁ!? 魔理沙ぁ!!」

 

 

魔理沙「モガモガ!!? グブッ!?」ジタバタ

 

 

 ごっくん…

 

 

魔理沙「ぐ、が…!」プルプル

 

 

魔理沙「ぐはぁ!!」ブシャッ

 

 

アリス、レミリア「吐血したー!!?」

 

 

闇霊夢「あっはっはっはー!」

 

 

闇霊夢「美味しいでしょうねぇ…? 何せ…」

 

 

闇霊夢「あんたが自分で作ったんだからねぇ!? ふはっはっはっはっはっ!!」

 

 

レミリア「あ、悪魔だ…!」

 

 

アリス「あ、あなたがそれを言ったらあの霊夢は本物の悪魔以上よ…!」

 

 

紫「 」チーン

 

 

魔理沙「 」ブクブク

 

 

 

 

 

 これは後に闇と血のバレンタイン事件と呼ばれ、アリスとレミリアと魔理沙にとっては忘れられない思い出となった。

 

 

 

 なお闇に染まった霊夢は魔理沙にチョコを全て食わせ尽くした後、元の霊夢に戻った。

 

 だが霊夢はアリスに薬を飲ませてもらった後の記憶がないらしい

 

 

 めでたしめでたし

 

 

 

 

 

魔理沙「めでたくねぇよ!!」

 

 

紫「いいじゃない気絶組は気絶組で楽しく仲良く気絶してれば」

 

 

魔理沙「も、もうやだぜ…もう絶対にするもんか」

 

 

紫「気絶?」

 

 

魔理沙「チョコ作りだよ!!」

 

 

 

 

 

 

 おしまい!

 

 

 






 オマケでした、ここまで読んでいただいてありがとうございました!


 地底四人娘の登場、そしてさとりと紫のハジケバトルも書けたので個人的にはこの、お話、自分でもかなり好きです。



 短編の《第9談》グッスリ眠れると… で最初に書かれている紫とさとりの○○りんバトルの設定は実は元ネタがあったりします…


 それではここまで読んでいただいてありがとうございました、また次回!!


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