東方紫藍談  ~紫と藍の幻想談~   作:カテサミン

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 こちらは後編となっております、先に前編を読んでいただければと思います、前編の前書きにある注意事項も合わせてお読みください。




 【アリス氏を優しい目で見守ってあげられる義と愛を持って読むことを強くオススメします】

 最後のオマケまでお楽しみください





 それでは始まります♪




ゆかりんクイズ! 霧雨魔理沙の200のコト 後編

 

 

 前半戦を終え、英気を養い、アリスから間接的に奪われた体力を回復させた霊夢、パチュリー、レミリア、咲夜の四人は後半戦に挑む…!

 

 

 前半戦で問題の7割を正解した『魔理沙クイズクイーン』アリス・マーガトロイドの快進撃を止めることが出来るのか!?

 

 

 

 

 ここまでの正解数

 

 

 

霊夢    『65問』

レミリア  『43問』

咲夜    『40問』

パチュリー 『56問』

アリス   『70問』

 

 

 

 

 

射命丸文「四人の活躍に期待ですね♪」

 

 

博麗霊夢「あんたさっきから誰に向かって喋ってんの?」

 

 

文「ふふふ…♪ 実況ですよ実況、私こっちの仕事もいけますよってアピールです」

 

 

霊夢「だから誰によ」

 

 

河城にとり「よっと…よしカメラ準備オッケー! みんな準備は良いかな?」

 

 

レミリア・スカーレット「えぇ大丈夫よ♪ あぁパチェ、薬とドリンクはちゃんと飲んだの?」

 

 

パチュリー・ノーレッジ「席に座る前に飲んだわ、カプセルタイプで飲みやすかったわね」

 

 

アリス・マーガトロイド「粉末タイプ嫌いなの?」

 

 

パチェ「私的には飲みづらくてね…匂いとか気にしてしまうのよ」

 

 

霊夢「見てたけどあんた結構可愛い薬の飲み方するのね」

 

 

パチェ「え?」

 

 

霊夢「薬を口に含んでドリンク両手にコクコク音立ててゆっくり飲んでたじゃない」

 

 

パチェ「あ、あれぐらい普通でしょ、それにあの飲み方の方が効率的に体に…」

 

 

十六夜咲夜「それもパチュリー様の可愛らしい一面なのよ」

 

 

アリス「赤ちゃんみたいな飲み方よね、可愛いと思うわよ?」

 

 

パチェ「あ、赤ちゃ…!?」プルプル

 

 

レミリア「ふふっ、お子ちゃまの時のフランにそっくりよね♪」

 

 

パチェ「か、可愛くなんて無いわよレミィ! 妹様もお子ちゃまにお子ちゃまなんて言われたくないと思うわよ!?」

 

 

レミリア「だぁれがお子ちゃまですって!? パチェェー!!」

 

 

霊夢「ふふははっ…!」プルプル

 

 

アリス「ふふふふっ…」プルプル

 

 

咲夜「ふふっ、喧嘩するほど仲がよろしいですわ♪」

 

 

アリス「ふふっそうね♪ でもあの可愛さのレベルでも魔理沙の可愛いさの前には霞んでしまうけどね♪」

 

 

霊夢、咲夜「…」

 

 

アリス「可愛い、カッコいい、勇ましいの三拍子…あぁん♪ 私の魔理沙ぁ♪」

 

 

霊夢「……気を抜くと直ぐにこれか」

 

 

咲夜「後100問、頑張るわよ霊夢」

 

 

霊夢「本当はクイズを頑張るべきなのに不本意だわ」

 

 

咲夜「お互い様よ」

 

 

霊夢「しょうがないわね…ホント」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八雲紫『休憩はここまでよ魔理沙、準備は良いかしら?』

 

 

霧雨魔理沙『おう、いつでもかかって来るがいいぜ』

 

 

八雲藍『それでは私も天の声の職務を全うするとしますかね』スッ

 

 

紫『ナレーション頑張ってね♪ あ、一回ぐらい噛んでも良いのよ?』

 

 

藍『…そんなフリには屈しませんよ』

 

 

紫『それも天の声のお仕事だと思うの、藍も一回ぐらいボケないとダメよ?』

 

 

藍『こっちでボケるのは紫様と魔理沙だけで充分です』

 

 

魔理沙『だよな、でもお婆ちゃんのボケは今に始まった事じゃないしなぁ』

 

 

紫『あぁん!?』

 

 

藍『ふふふくくっ…!』プルプル

 

 

魔理沙『婆さんよぉ、昨日の夜何食べたか覚えてるか?』

 

 

紫『魔理沙ぁ!!』クワッ

 

 

藍『あっはははっ…!』

 

 

魔理沙『あふふはははっ!!』ゲラゲラ

 

 

紫『らぁぁん!! あなたも何笑ってんのかしらねぇ!! 主を笑うおバカが何処にいるのかしら!?』

 

 

藍『し、ふくくっ…! 仕事に戻ります…!』ススッ

 

 

紫『覚悟なさいよ魔理沙ぁ…! 問題であなたの本性を丸裸にしてやるわ!』

 

 

魔理沙『その問題考えてんの文じゃねぇか』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藍(天の声)『こちらも準備完了だ、早速始めるぞ、後100問共に頑張ろうな』

 

 

 

 

霊夢「本当に頑張らないとだもんね…」

 

 

咲夜「クイズもアリスも頑張らないとね…」

 

 

アリス「え? んふふ♪ 私はいつでも魔理沙のために頑張ってるわよ♪」

 

 

咲夜「そういう事じゃないのよ」

 

 

霊夢「いつも思うんだけどあんたそれわざと言ってんの?」

 

 

レミリア「ふふふっ!」プルプル

 

 

パチェ「都合の良い難聴ね…」

 

 

アリス「んふふっ♪ さぁ始めましょう、心ゆくまで魔理沙を堪能する素敵な時間の始まりよ♪」

 

 

パチェ「そんな風にこの時間を有意義に堪能出来るのはあなただけよ…アリス」

 

 

レミリア「クイズは面白いし、みんなと話せたりして楽しいから素敵な時間ではあるのよね」

 

 

アリス「そ・こ・に♪ 魔理沙と私との愛という名のスパイス…略してマリアリスパイスを加えるの♪ そうするともう『魔理沙とアリスはずっと一緒に居なきゃダメね♪』っていうのがこのクイズを通して、そしてあなたたちを通して幻想郷中に伝わるの♪ ほら♪ 素敵な時間の始ま」

 

 

霊夢「アリス、ねぇアリス」

 

 

アリス「うふふっ♪ なぁに霊夢」

 

 

霊夢「一人でベラベラ喋ってて楽しい?」

 

 

アリス「…」ニッコリ

 

 

霊夢、パチェ、咲夜、レミリア「……」

 

 

にとり、文「…」

 

 

アリス「…」

 

 

アリス「ふふっ♪」

 

 

霊夢「ふふっじゃないわよ」

 

 

咲夜「一周回ってもブレないわね、アリス」

 

 

レミリア「あっはははっ…!」

 

 

パチェ(何周しようがブレないんでしょうね…)

 

 

霊夢「…なんか気合い入ったわ」

 

 

咲夜「私もなんかのスイッチ入った気がするわ」

 

 

レミリア「ふ、二人とも頑張ってね…私も出来るだけアリスに対して頑張ってみるから」

 

 

咲夜「お心遣い痛み入りますわ、お嬢様」

 

 

霊夢「無理するんじゃないわよ?」

 

 

レミリア「! う、うん!」

 

 

パチェ(私たちは何と戦っているのかしら…)

 

 

アリス「さぁ♪ 後100問頑張るわよー♪ 待っててね魔理沙、優勝してあなたの側に行くからね♪」

 

 

咲夜、レミリア、パチェ(70問の壁は高いわ…)

 

 

霊夢「…」

 

 

霊夢(てか本当にアイツ優勝したら何をくれるのかしら)

 

 

 

 

 

 

 

 

【第101問】『霧雨が、博麗神社に訪れて一番最初にすることは?』

 

 

 

霊夢「…!」

 

 

レミリア「後半戦、一問目の問題って感じね」

 

 

咲夜「これは簡単…? なのかしら」

 

 

アリス「…」ピタッ

 

 

パチェ「どうやら簡単な問題では無さそうね」

 

 

咲夜「アリスの行動や表情で問題の難易度が分かるようになりましたね」

 

 

レミリア「私もしょっちゅう神社に行くけど、魔理沙が最初にすること…?」

 

 

霊夢「これかしら?」カキカキ

 

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《お茶の催促》

レミリア《境内の縁側に座る》

咲夜《お茶をいれてもらう》

パチェ《差し入れを手渡す》

アリス《『魔理沙さんが遊びに来てやったぜ』と言う》

 

 

 

 

咲夜「被ったわね、でも正直これ霊夢へのサービス問題よね」

 

 

霊夢「いや…そうとも限らないわ、この答え合って無いかもよ?」

 

 

霊夢「心当たりがありすぎて私には全部正解に見えるのよね」

 

 

レミリア「い、意外と難しかったのね…」

 

 

パチェ「単純に見えたけど奥が深い問題なのね」

 

 

アリス「魔理沙は奥が深いからね、魔理沙を極めるにはそう簡単な事じゃないのよ」

 

 

霊夢「魔理沙の何を極めようってのよ」

 

 

アリス「そりゃあ…ふふっ♪ ナニよ!」

 

 

咲夜「デカイ声で言うことじゃ無いわよアリス」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

 

紫『魔理沙が博麗神社に訪れて一番最初にすることは?』

 

 

魔理沙『んあ? あ~…』

 

 

魔理沙『あぁ? はぁ~~…そ~だなぁ』

 

 

魔理沙『…お茶、うん…そうだな、お茶が出てくるまで待つ』

 

 

 

 霊夢、咲夜、正解!!

 

 

 

 

咲夜「あら正解」

 

 

霊夢「神社は茶屋じゃ無いってのに…アイツめ」

 

 

アリス「でも霊夢、あなたって私たちが何も言わなくてもお茶をいれて出してくれるわよね?」

 

 

レミリア「あ、それは確かに」

 

 

咲夜「言われてみれば神社でいつも『お茶飲む?』って聞かれるわね」

 

 

パチェ「私も聞かれた事があるわね『いただく』と返事をしたらお茶を出されたわ」

 

 

霊夢「…」

 

 

霊夢「……えっ?」

 

 

咲夜、レミリア、パチェ、アリス「え?」

 

 

霊夢「…」

 

 

咲夜、レミリア、アリス、パチェ「…」

 

 

 

 

 

霊夢「うわー…だからお茶目当てに妖怪やら妖精やらが集まって来るのかなぁ…」

 

 

咲夜「えっ、まさか無意識に出してたの?」

 

 

霊夢「いや無意識っていうか…なんというか」

 

 

レミリア「ち、違うわよ霊夢! 私はあなたに会いたいから神社に会いに行っているのよ!?」

 

 

霊夢「だから魔理沙とかに妖怪屋敷とか言われんだぁ…」グッタリ

 

 

レミリア「聞いてよ霊夢ぅ!」

 

 

咲夜「でもそれが博麗神社の日常なんじゃないの? 妖怪歓迎! って訳じゃないけどあなた楽しそうにしてるじゃない」

 

 

アリス「うん、私たちには楽しそうにしてる様に見えるわよ?」

 

 

霊夢「…」

 

 

霊夢「私は博麗の巫女私は博麗の巫女…」ブツブツ

 

 

パチェ「あなたも色々と悩んでるのね」

 

 

レミリア「ね、ねぇ咲夜…私霊夢に退治されちゃうかな?」

 

 

咲夜「大丈夫ですわお嬢様、今はあんなでも神社に帰れば霊夢は文句を言いつつもきっと歓迎してくれますわ」

 

 

レミリア「そ、そうよね…! ホッ…♪」

 

 

アリス「…」

 

 

アリス(妖怪の方から霊夢に会いに来る…そんな日常を魔理沙は微笑ましいと思ってるみたいだけどね♪)

 

 

 

 

 

 

【第105問】『霧雨が、異変解決の時に考えていることは何?』

 

 

 

アリス「直ぐに解決して愛する妻の元に帰る…うふふっ♪ キャー♪ お帰りなさい魔理沙ぁー♪」

 

 

咲夜「弾幕はパワーの魔理沙が異変解決中に? 何を考えているのかしら」

 

 

霊夢「魔理沙なりに色んな事考えてると思うわよ? 行動力ばかりが目立つけどね」

 

 

咲夜「確かにね、一緒に少し異変を解決して来たから言えるけど面白そうな事に首を突っ込んで売られた喧嘩は弾幕ごっこで買ってる感じがするわ」

 

 

アリス「良く分かってるわね咲夜、私の家にも首を物理的に突っ込んでほしいし、夫婦に喧嘩は付き物よね♪ 私の夢の一つにさ、最初の夫婦喧嘩は弾幕ごっこでっていうのがあるのよ♪」

 

 

霊夢「そうね、私としてはもうちょっと落ち着いて異変解決に挑んでほしいもんだわ」

 

 

咲夜「あら、心配なの?」

 

 

霊夢「そんなんじゃ無いっての、戦わないで話し合いで済むならその方が楽だって事よ」

 

 

アリス「話し合いも良いけどやっぱり夫婦生活には刺激が必要よ! 弾幕で戦うことで平和的に解決するのは素敵な事じゃない♪」

 

 

パチェ、レミリア「……」

 

 

咲夜「ふふっ♪ いつも一緒に異変解決してるからこの問題も霊夢にはサービス問題かもね」

 

 

霊夢「さぁ…?」

 

 

アリス「私も本当は一緒に異変解決したいんだけどねぇ…あぁ、永夜異変が懐かしいわ♪」

 

 

霊夢、咲夜「…」カキカキ

 

 

パチェ、レミリア(えぇ!? す、スルーするの!?)

 

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《相手の弾幕がどんなものか》

レミリア《色々なこと》

咲夜《相手の弾幕を見る》

パチェ《相手の弾幕研究》

アリス《相手の弾幕を見て研究》

 

 

 

レミリア「うえっ!?」

 

 

霊夢「その解答の仕方はズルいと思うわよ?」

 

 

レミリア「う~…だ、だって」

 

 

咲夜「ですがお嬢様の解答も間違いでは無いかと」

 

 

パチェ「レミィの一人勝ちもあり得るわね」

 

 

アリス「さぁ、どうかしらね♪」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

 

 

紫『魔理沙が異変解決の時に考えていることは何?』

 

 

魔理沙『ん? お~そうだなぁ』

 

 

魔理沙『色んな事考えてるぜ? 戦う奴が使ってくる弾幕の避け方とか、戦った奴はどんな性格なのか、どんな能力を持ってるのか…とかな』

 

 

魔理沙『だから色んな事考えてるな…あ、これ正解で良いのか?』

 

 

紫『まぁ良いんじゃない♪』

 

 

 

 

 レミリア、正解!

 

 

 

レミリア「おぉー! やったー!」

 

 

咲夜「おめでとうございます、お嬢様」パチパチ

 

 

パチェ「これは素直におめでとうと称賛出来るわ、良かったわねレミィ」パチパチ

 

 

霊夢「やったーって…まぁでも嬉しいもんよね、一人勝ちは」

 

 

アリス「むむっ、オマケで正解にしてくれても良いのに…悔しいわ」

 

 

霊夢(あ、ブレが直ってる)

 

 

咲夜(やっぱりツッコミにもメリハリが大事なのね)

 

 

 

 

 

 

 

【第110問】『霧雨が、尊敬している人は?』

 

 

 

パチェ「いないでしょ」

 

 

咲夜「いるわけ無いですね」

 

 

レミリア「ふふははっ…! な、何で?」

 

 

パチェ「良く考えてみなさいレミィ、幻想郷の傍若無人代表の魔理沙が誰かを尊敬なんてすると思う?」

 

 

咲夜「例え尊敬している人が居たとしたら『自分』とか言うに決まってますわ」

 

 

レミリア「ふふはははっ…! た、確かに言われてみればそうだけど」

 

 

咲夜「なら答えは決まりですね」

 

 

パチェ「もう少し捻りのある問題を出してほしいものね」

 

 

文「酷い言われようですねぇ…」

 

 

霊夢「…ねぇ、アリス」

 

 

アリス「あ、霊夢も聞いたことあるの?」

 

 

霊夢「! ならあんたも聞いたことあるのね」

 

 

アリス「ふふっ、当然じゃない♪」

 

 

レミリア、咲夜、パチェ「…?」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《師匠》

レミリア《自分》

咲夜《自分》

パチェ《霧雨魔理沙》

アリス《自分のお師匠さん》

 

 

 

レミリア、パチェ、咲夜、にとり、文「えぇっ!!?」

 

 

アリス「全く…これは血液型と同じで一般常識よ?」

 

 

レミリア、咲夜、パチェ、にとり、文「いやいやいや!! えぇっ!? えぇーっ!?」

 

 

霊夢「一般常識ではないけど、驚き過ぎじゃない?」

 

 

咲夜「そりゃあ驚くわよ!!」

 

 

レミリア「ま、魔理沙に師匠がいるの!?」

 

 

パチェ「は、初耳だわ…!」

 

 

にとり「魔理沙とは盟友の間柄だけどこれは知らないって!」

 

 

文「こ、ここ、これは大スクープですよぉ!!?」

 

 

霊夢「自分で問題考えといてそれなの?」

 

 

パチェ「そ、その師匠って誰なの?」

 

 

アリス「魔理沙が答えてくれるんじゃないかしら♪」

 

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

 

 

紫『! …魔理沙が尊敬している人は?』

 

 

魔理沙『…!』

 

 

魔理沙『いやまぁ…ナンだ…私が覚えてねぇのに勝手に尊敬しちまってあの人も迷惑かも知れねぇんだけど』

 

 

魔理沙『いや、人だったかどうかも思い出せねぇんだけどな……』

 

 

魔理沙『…まぁとにかくな? 私の尊敬する人は私の師匠だぜ』

 

 

紫『…』

 

 

紫(良かったわね、何処かの大悪霊さん♪)

 

 

 

 霊夢、アリス、正解!

 

 

 

 

パチェ「お、覚えていない…?」

 

 

咲夜「あなたたちは何て聞いてるの?」

 

 

霊夢「ん~…今魔理沙の言った通りね」

 

 

アリス「『私には思い出せない師匠がいるんだ』ぐらいしか聞いてないのよね」

 

 

霊夢「なんか他に覚えているところはあるらしいんだけど詳しくは聞いて無いわね」

 

 

アリス「私も同じよ」

 

 

レミリア「し、知りたいわ…魔理沙の師匠の事」

 

 

パチェ「えぇ、もしかしたら魔理沙に魔法の基礎を教えたのもその師匠かもしれないもの」

 

 

文「確か…その類いに該当するかも知れない質問を書いて紫さんに渡しましたね」

 

 

霊夢「ならあいつが素直に答えてくれれば聞けるかもしれないわね」

 

 

文「ただ直接その師匠さんに繋がる様な事は書いてないのでたぶん…ですけどね」

 

 

パチェ「まさかクイズ大会で気になる事が出来るとは…」

 

 

咲夜「霊夢とアリスが知らないのなら答えは魔理沙の中に、ですね」

 

 

霊夢「…」

 

 

霊夢(文が知らないって事は紫も知らないのかしら)

 

 

 

 

 

 

 

【第112問】『霧雨にとって、アリス・マーガトロイドはどういった存在?』

 

 

 

アリス「おっほぉ!!? んふふふっ♪」

 

 

霊夢「ぷはっ! あっはははっ!」ゲラゲラ

 

 

咲夜「くふふっ…!! ふっふふっふふふ!!」プルプル

 

 

レミリア「あはっ! あはははっ!!」ゲラゲラ

 

 

パチェ「ふふっ…! くっ…ふふふっ!」プルプル

 

 

アリス「んふふふっ…♪ 文ぁ…♪」

 

 

文「は、はい?」

 

 

アリス「愛してるわ、秀逸な問題よ♪」

 

 

文「いっ…!? いやぁ…わ、私にはそっちの趣味は無いですよ、あははは…」

 

 

にとり「えっ? でも椛にセクハラしてるじゃん」

 

 

文「アレはただのお遊びですから♪」

 

 

アリス「あ''ぁ''~~♪ 心がシャンハーイしてるわぁ♪ んふふふっ♪ んふっ、んふふふっ♪」カキカキ

 

 

パチェ「ほ、本人は幸せそうね」

 

 

霊夢「アリス今、おっ…おっほぉってふくくっ…! い、言ったわよね」

 

 

レミリア「ふふふははっ! あっはははっ!」

 

 

咲夜「ちょ、んふはははっ…! れ、霊夢やめなさい!」

 

 

パチェ「くふふふっ…!」

 

 

霊夢「いや…ふくっ…! おっほぉ、よ!? ふははっ…! お、おっほぉなんて言う?」プルプル

 

 

咲夜「ほ、ほんっ…! あははっ…! ホントにやめなさい霊夢っ…!」

 

 

レミリア「あぁ…ふふふっ…! な、涙出てきちゃった」

 

 

パチェ「はぁ…はぁ…ふふふっ…! お、お腹がっ…!」プルプル

 

 

アリス「解答オープンっ♪ 解答オープンっ♪」

 

 

文「元気ですねぇ」

 

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《おっほぉ》

レミリア《親友》

咲夜《魔法使い仲間》

パチェ《魔法使い友達》

アリス《妻よ、妻!!(夫でも可)》

 

 

 

 

霊夢、レミリア、咲夜、パチェ「んははははっ!!」

 

 

文「くふっ…! ふふっ!」プルプル

 

 

にとり「はははっ!」プルプル

 

 

アリス「お、おっほぉ…?」

 

 

咲夜「霊夢ぅー!! ぷっ…!? あははっ!」

 

 

霊夢「あっはははははっ!! だ、だっ…! くふふふっ! だって…だってぇ!」

 

 

咲夜「だっても何も無いわよ! ふくっ…! も、モニターにいきなりお、『おっほぉ』なんて出たら誰でも笑うでしょう!? 何で書いたのよ!」

 

 

霊夢「咲夜、私おっほぉダメだわ…つ、ツボに…くふふふっ、あっはははっ!!」

 

 

パチェ「ははっ…! っ!? けほっけほっ…! ごほっごほっ…! こ、呼吸が…」

 

 

レミリア「お、お腹痛いっ…! ふくくっ!」

 

 

咲夜「自分で書いといて自分で笑うのもどうかと思うわよ!?」

 

 

霊夢「あっははははっ…!」

 

 

アリス「ね、ねぇ霊夢…おっほぉって何?」

 

 

霊夢、咲夜「ふぐっ…!? ふくくっ…!」プルプル

 

 

アリス「えぇ?」

 

 

咲夜「あ、あなたまでボケに回ったら誰がアリスを制御するのよ! 私一人でやらせる気!?」

 

 

霊夢「わ、悪かったって…! ごめん…!」プルプル

 

 

にとり「は、早く正解出さないとヤバいね」

 

 

文「皆さんの体力的にも絵面的にも、ですね」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙にとってアリスはどういった存在?』

 

 

魔理沙『出たなこの質問、前半戦でも霊夢とぱっつぁんに同じ問題があったな』

 

 

魔理沙『アリスか…私の解答次第じゃああっちがどうにかなっちまうんじゃねぇか?』

 

 

魔理沙『…まぁ大丈夫か、霊夢と咲夜が何とかしてくれるだろ』

 

 

魔理沙『…そうだなぁ』

 

 

魔理沙『世話になってるって意味じゃ霊夢以上かもな、魔法関係の事でかなり世話になってる、読み方が分からない魔導書とか教えてくれたりするしな』

 

 

魔理沙『アリスの家に私が行くとおもてなしがすげぇんだよ、私の好きなお菓子とか直ぐに用意してくれるんだぜ?』

 

 

魔理沙『本も好きなものを持っていって良いって言われる、まぁたまに本のページの隙間にハートの便箋が入ってるんだよな…読んでなくて家の机に山積みになってるけど』

 

 

魔理沙『後はあの暴走を何とかしてくれればなぁとは思う、好かれるのは嫌いじゃないんだが…うん』

 

 

魔理沙『…だから、うん…どういった存在かって聞かれたら…』

 

 

魔理沙『…ともだ…いや……親友……』

 

 

魔理沙『……』

 

 

魔理沙『…!』

 

 

魔理沙『私からしてみればアリスは…ふっ…! 頼れる相棒って感じだな♪』

 

 

 

 全員不正解!

 

 

 

 

アリス「!!!」

 

 

霊夢、パチェ、咲夜、レミリア「…!!」

 

 

パチェ「…! ふふっ、相棒、ね♪」

 

 

レミリア「深いわね、ひょっとしたら友達よりも特別な物かもしれないわよ?」

 

 

咲夜「親友に相棒に新しい道を示してくれる友、パチュリー様…贅沢ですわね、魔理沙は」

 

 

パチェ「さ、咲夜…///」

 

 

霊夢「ねぇアリ…!」

 

 

アリス「…っ」ツー

 

 

霊夢「アリス、あんた…」

 

 

アリス「えっ…? あ、あぁご、ごめんなさい…な、なんで…? あれ?」ゴシゴシ

 

 

アリス「おかしいわね…涙なんか…こ、ここは嬉しくてシャンハーイするところなのにね…あ、あははは…」

 

 

アリス「全くもう…こんな顔じゃ魔理沙に会いに行ったときに笑われちゃうわね…」

 

 

アリス「もうっ…なん、でなのかしら…この…グスッ…気持ちは…」

 

 

霊夢、パチェ、咲夜、レミリア「…」ニコッ

 

 

レミリア「自分が一番大好きな人から素敵な言葉を掛けて貰えるととっても嬉しいわよね♪」

 

 

パチェ「あなたの魔理沙への愛は…私には分からないけど、魔理沙なりに受け止め、わかってくれているのかもね」

 

 

咲夜「ふふっ♪ そういった存在が側に居るっていうのは羨ましいわ」

 

 

霊夢「…アリス」

 

 

アリス「!」

 

 

霊夢「あんたが魔理沙の事で頭がいっぱいになって暴走したとしても、愛に飢えて魔理沙を引かせてしまったとしても」

 

 

霊夢「魔理沙はあんたの事を絶対に嫌いになったりしないわ」

 

 

霊夢「魔理沙は今のままのあんたが好きなのよ、相棒としてのアリス・マーガトロイドがね…だからその…あ、安心しなさい」

 

 

アリス「!! …♪」ニコッ

 

 

アリス「うん…! ありがとう霊夢、みんなも…」

 

 

アリス「魔理沙も…ありがとうね、ふふっ♪ 今は聞こえてないか」

 

 

にとり「ふっ、感謝の気持ちなら優勝して言えば良いのさ」

 

 

文「確実に会える方法ですからね」

 

 

アリス「! そうね♪」

 

 

霊夢「安心しなさいってのは変な言い方だったかしら…」ヒソヒソ

 

 

咲夜「そんなことは無いと思うわよ?」ヒソヒソ

 

 

霊夢「ならいいけどね」

 

 

咲夜「ふふっ♪」

 

 

アリス「…」ニコッ

 

 

アリス(魔理沙、本当にありがとう…)

 

 

アリス(私にとってあなたは私が出会った人の中で…)

 

 

アリス(…いいえ、これはあなたにいつか直接言わないとダメね)

 

 

アリス(パチュリーとは違う形でこれからも私はあなたを支え続けるわ、魔理沙)

 

 

 

 

 

【第114問】『霧雨の、好きな色は?』

 

 

 

霊夢「ここに来てシンプルな問題ね」

 

 

咲夜「これは二択になるのかしら」

 

 

アリス「いえ…もしかしたら私と魔理沙に共通する色かも知れないわ!」

 

 

霊夢「何色よ…ってあぁ髪の毛ね」

 

 

レミリア「さ、三択になっちゃったわ」

 

 

パチェ「迷うわね、その色が正解とは限らないけど」

 

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《白》

レミリア《黒》

咲夜《白色》

パチェ《黒色》

アリス《金色》

 

 

 

 

アリス「…ねぇ、ちょっと気になるんだけど」

 

 

霊夢「何が?」

 

 

アリス「魔理沙って下の毛の色も金ぱ」

 

 

咲夜「やめなさいっ!!」

 

 

アリス「何よ! 気になるでしょ!?」

 

 

霊夢「普通気にならないわよ!」

 

 

咲夜「下ネタだけはやめなさいよアリス!」

 

 

アリス「下の話なだけに?」

 

 

霊夢、咲夜「上手くないわぁっ!!」

 

 

パチェ「…少し前の感動が台無しだわ」

 

 

レミリア「ん? 下の?」

 

 

パチェ「レミィは知らなくてもいいのよ」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

 

 

紫『魔理沙の好きな色は?』

 

 

魔理沙『色か、色なぁ…』

 

 

魔理沙『…』

 

 

魔理沙『緑だな』

 

 

 

 全員不正解!

 

 

 

 

 

 

霊、咲、レ、パ、ア「えぇっ!?」

 

 

レミリア「み、緑ぃ!?」

 

 

霊夢「何で!? 緑要素無いじゃんあんた!」

 

 

パチェ「自然が好きだから? いや…他になにか」

 

 

アリス「紫! 理由聞いてみて!」

 

 

 

 

 ちなみに理由は

 

 

紫『あら、何で緑なの?』

 

 

魔理沙『あー? いや、何でって言われてもな』

 

 

魔理沙『頭に浮かんでパッと思い付いたのが緑だったんだよ、それ以上理由なんか無いな』

 

 

紫『なんか思い入れがあるんじゃないの?』

 

 

魔理沙『…まぁ、無い訳じゃないけどな』

 

 

紫『…♪』ニコッ

 

 

 

 

 

 

 

アリス「だ、だからその思い入れを聞きたいのだけれど」

 

 

霊夢「緑…? 霖之助さん…いや無いわね、星とか流星群とか…いや、アレは黒とか白だし」

 

 

咲夜「となるとやはり自然…?」

 

 

パチェ「魔理沙は自然に思い入れがあったりするのかしら」

 

 

レミリア「緑…? 美鈴の服…ううん、無理があるわね」

 

 

 

 

 

 

 

【第123問】『霧雨は、パチュリーを野菜に例えるとしたらどんな野菜?』

 

 

 

パチェ「はぁ…?」

 

 

レミリア「文、これは悪口になりかねないわよ!」

 

 

文「ふふっ♪ ならば悪口にならない様に答えを書けばいいんじゃないですかねぇ?」

 

 

レミリア「むっ…」

 

 

咲夜「パチュリー様を野菜に…?」

 

 

霊夢「あんたって野菜食べれるの?」

 

 

パチェ「家には咲夜が居るのよ? 作ってくれた物は何でも美味しいからどんな野菜でも食べれるわ」

 

 

咲夜「パチュリー様、ありがとうございます」

 

 

アリス「でもそんなに多くは食べられないんでしょ?」

 

 

パチェ「小食だからね」

 

 

レミィ「私とパチェは小食仲間なのよ♪」

 

 

霊夢「レアな仲間ね…」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《カボチャ》

レミリア《紫キャベツ》

咲夜《トレビス》

パチェ《トマト》

アリス《もやし》

 

 

 

パチェ「…ふーん、そう」

 

 

霊夢、咲夜、レミリア、アリス「…!」

 

 

パチェ「あなたたちは私のことをそういう風に思っているわけね」

 

 

パチェ「魔理沙の気持ちになって考えたの? ねぇ?」

 

 

咲夜「も、もちろんでございますわ」

 

 

レミリア「さ、咲夜! トレビスってなんなの?」

 

 

咲夜「む、紫キャベツに似ている野菜でございますわ」

 

 

レミリア「なら私と同じ様な物ね!」

 

 

咲夜「そ、そうでございますね!」

 

 

パチェ「キャベツの様に寸胴体型って言いたいの? ねぇ? それとも何? 私の服の色? 髪の毛?」

 

 

咲夜、レミリア「…!」メソラシ

 

 

アリス「わ、私のは魔理沙の気持ちになって考えたわ、あなたは痩せすぎよ」

 

 

パチェ「もやしみたいにひょろひょろでは無いんだけど…」

 

 

パチェ「あなたは?」

 

 

霊夢「魔法使いって言ったらカボチャでしょ?」

 

 

パチェ「ハロウィンのイメージかしら」

 

 

霊夢「そうそう、決して寸胴だとは思ってないからね」

 

 

パチェ「…答え、早く」

 

 

文「は、はい」

 

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

 

紫『魔理沙はパチュリーを野菜に例えるとしたら、どんな野菜を選ぶ?』

 

 

魔理沙『野菜ぃ? ん~』

 

 

魔理沙『…』

 

 

魔理沙『カボチャ…か? 魔法使いっつったらカボチャだろ』

 

 

 

 霊夢、正解!

 

 

 

 

霊夢「当たったわ♪」

 

 

アリス「むぅ…イメージ勝ちだったのね」

 

 

パチェ「イメージって大事よね? 咲夜、レミィ?」

 

 

咲夜、レミリア「はい…」

 

 

アリス「悪気があって書いた訳じゃないんじゃ…」

 

 

霊夢「まぁ…うん」

 

 

 

 

 

【第132問】『霧雨が、魔法の森に自生しているもので一番好きなキノコは?』

 

 

 

アリス「魔理沙と言ったらキノコよね♪」

 

 

霊夢「それなのにこんなところでこの問題が出てくるのね」

 

 

咲夜「頻繁に出てきても私たちは当てられないわよ」

 

 

パチェ「そうね…魔法の森はまだまだ分からないことが多いもの」

 

 

霊夢「魔法の森に生えているキノコについては魔理沙以上に詳しい人間は他には居ないらしいわね、霖之助さんが言ってたわ」

 

 

アリス「流石よね♪ 図鑑に乗ってないキノコは自分で毒味をするワイルドでたくましい魔理沙も素敵だとは思わない?」

 

 

霊夢「それさぁやめさせたいのよね、でも何回言ってもあいつは聞きやしないし…」

 

 

アリス「魔理沙なりに自信あっての毒味なのよ、私たちは魔理沙を信じて毒味を見守ってあげるべきだわ」

 

 

咲夜「毒味を見守るって…」

 

 

パチェ「とんでもないことしてる気分ね」

 

 

霊夢「私も毒味っぽいことさせられそうになった事あるのよね」

 

 

レミリア「えぇっ? 大丈夫だったの霊夢」

 

 

霊夢「図鑑に乗ってない新種のキノコだって説明されて渡されたやつをキノコご飯にして食べたのよ、毒々しい色だったし、怪しかったから魔理沙に先に食べさせたのよ、そしたらあいつは既にそれを食べてたらしくてね、その言い分が『分からないから食って確かめた』だそうよ」

 

 

霊夢「魔法使いには実験は付き物、魔理沙はキノコマスターでもあるみたいだからね」

 

 

パチェ「自分を実験台にして食べてるのね」

 

 

レミリア「別の意味でヘビーな食生活してるわね」

 

 

アリス「ふふっ♪ キノコマスター魔理沙さんもいつかはアリスマスター魔理沙さんになるのかしらね?」

 

 

霊夢「あんたの何を魔理沙はマスターするのよ」

 

 

アリス「ほらぁ♪ こう…私の体の弱いところとかマスターしてもらってさぁ…♪ ふふっ♪ なんというか…こう、優しくリードしてもらって…」

 

 

咲夜「自分で言ってて恥ずかしくないの? ねぇ?」

 

 

アリス「…」

 

 

霊夢「…」

 

 

咲夜「…」

 

 

アリス「ふふっ♪」

 

 

霊夢「ふふっじゃないでしょうが」

 

 

咲夜「ブレると羞恥心が消えるの?」

 

 

レミリア「ふふふふっ…!」プルプル

 

 

パチェ「今さら羞恥心も何も無いと思うわ…」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《カリスマリッシュルーム》

レミリア《松茸》

咲夜《マッシュルーム》

パチェ《冬虫夏草》

アリス《キヌガサタケ》

 

 

 

レミリア「ほぉっ!?」

 

 

霊夢「ふふふふっ…!」プルプル

 

 

咲夜「か、カリスマ? マッシュルーム?」

 

 

霊夢「違う違う、カリスマリッシュルームよ」

 

 

パチェ「何そのレミィが考えたようなネーミングのキノコは…」

 

 

アリス「そ、存在するの?」

 

 

霊夢「するわよ? さっきの話のキノコご飯にしたのがそのキノコなのよ」

 

 

霊夢「図鑑に乗ってない、新種、名前が無かったから魔理沙が名前をつけたのよ」

 

 

レミリア「れ、霊夢! もしかしてそのキノコを食べたらカリスマが上がったりするの!?」

 

 

霊夢「さ、さぁ…? ふふっ…! す、するんじゃない? 分かんないけど」

 

 

レミリア「おぉ~♪ まさしくこの私に食べられるが為に生えてきたかの様なキノコね♪ 今度魔理沙に持ってきてもらいましょう♪」

 

 

アリス「だとしたら霊夢と魔理沙のカリスマも上がってるんじゃ…」ヒソヒソ

 

 

咲夜「お嬢様のためにここは黙ってて」ヒソヒソ

 

 

パチェ(きっとレミィが名前をつけたらこんなんだろうとか言ってふざけてつけたのね、それをやりかねないレミィもレミィよね…)

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙は魔法の森に自生しているもので、一番好きなキノコは?』

 

 

魔理沙『お♪ 良い質問だぜ』

 

 

魔理沙『そうだなぁ、私が好きなキノコ…つまりは美味いキノコってことで話を進めるが、そのキノコの発見者は私だ、そしてこの魔理沙さんがそのキノコの名付け親でもあるんだぜ』

 

 

魔理沙『キノコマスターの魔理沙さんがオススメするキノコがあるんだ、形はマッシュルームに似てるな、色は毒々しいがとても美味しくてアクも少なく、どんな料理にも合うから食材としても使えるぜ、しかも研究材料としても使える質の良いキノコだ!』

 

 

魔理沙『その名も…カリスマリッシュルーム!』

 

 

紫『ふふははっ…! な、名前っ…!』プルプル

 

 

魔理沙『あっははははは♪』

 

 

 

 霊夢、正解!

 

 

 

 

 

アリス「むっ…また霊夢の一人勝ち…」

 

 

霊夢「アリスに追い付いて来たかしら♪」

 

 

レミリア「咲夜、魔理沙に頼んで持ってきてもらったら調理をお願いね」

 

 

咲夜「は、はい…」

 

 

レミリア「私のカリスマがもっと上がるように最高の料理にしてね♪」

 

 

咲夜「ぜ、全力を尽くしますわ…」

 

 

咲夜(カリスマが上がる食材など存在するのでしょうか…)

 

 

パチェ「研究目的として一本欲しいわね」

 

 

レミリア「パチェ! カリスマが上がる成分を発見したら是非私に教えてね♪」

 

 

パチェ「…分かったわ」

 

 

パチェ(キノコ一本でカリスマが上がれば世話ないわよ、レミィ)

 

 

 

 

 

【第139問】『霧雨は、レミリア・スカーレットのどんなところが好き?』

 

 

 

レミリア「おぉっ…?」

 

 

アリス「あら♪ 魔理沙の本音が聞けそうね♪」

 

 

霊夢「いつもイジリ倒してる魔理沙はあんたの何処が好きなのかしらね」

 

 

咲夜「お嬢様の侮辱だけは許さないわよ」

 

 

霊夢「でもあんたも一緒になって笑ってる時あるじゃない」

 

 

咲夜「不可抗力よ、あなたたちが笑わせようとしてくるのが悪いのよ」

 

 

霊夢「その笑いはレミリアのイジリから発生してるのに?」

 

 

咲夜「…! ……」

 

 

咲夜「ふ、不可抗力よ…」

 

 

霊夢「そういう事にしておくわね」

 

 

レミリア「えぇ~…魔理沙の思う私の好きなところ…? うーん…」

 

 

パチェ「シンプルに考えたらたぶん当たるわよ」

 

 

レミリア「シンプルに? わ、分かったわ」

 

 

 

 

 解答オープン!

 

 

 

霊夢《可愛らしいところ》

レミリア《強いところ》

咲夜《家族思いなところ》

パチェ《何があってもめげないところ》

アリス《立ち直りが早いところ》

 

 

 

 

レミリア「! れ、霊夢!」

 

 

霊夢「あ…あ~ほら、カリガ! カリスマガード時よ、アレは可愛いとおもうわよ?」

 

 

レミリア「! 霊夢ぅ~♪」バッ

 

 

霊夢「はいストップ、くっつくのを許可した覚えはない♪」

 

 

レミリア「むぐぐっ…でも嬉しいわ♪ ありがとう霊夢♪」

 

 

レミリア「あなたたちもそう思ってくれているのね?」

 

 

アリス「ふふっ♪ さぁ、どうかしらね♪」

 

 

パチェ「私は魔理沙の答えを予想しただけよ」

 

 

咲夜「お嬢様の思いは伝わっておりますわ」

 

 

レミリア「うふふふっ♪ ありがとうね、みんな♪」

 

 

霊夢「さて、魔理沙の答えはどうかしら」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

 

紫『魔理沙はレミリアのどんなところが好き?』

 

 

魔理沙『カリスマさんか』

 

 

紫『ふふっ…!』プルプル

 

 

魔理沙『ん~…イジられてイジられてイジリ倒されてもめげないところかな』

 

 

魔理沙『立ち直りも早いじゃん? 過去の事にくよくよしないところは好きだぜ』

 

 

紫『なんとなく分かるわ、それ』

 

 

 

 パチュリー、アリスはおまけで正解!

 

 

 

 

 

アリス「あら♪ やったぁ♪」

 

 

パチェ「そうね、立ち直りが早いということは切り替えが早いということと同じこと、レミィの長所ね」

 

 

レミリア「当然よ♪ くよくよしてたら紅魔館の主は務まらないわ」

 

 

咲夜「…」

 

 

霊夢「? 咲夜?」

 

 

咲夜「お嬢様がイジられてる事に関しては納得出来ないわ」

 

 

霊夢「あんたもたまにイジらない?」

 

 

咲夜「そ、それは…」

 

 

霊夢「…」

 

 

咲夜「…」

 

 

咲夜「ふ、不可抗力」

 

 

霊夢「便利な言葉ね、不可抗力」

 

 

 

 

 

【第144問】『霧雨は、解答者5人の中で一番モテると思うのは?』

 

 

 

レミリア「! ふっふっふっふ♪」カキカキ

 

 

パチェ「……」チラッ

 

 

霊夢「モテる…ねぇ」

 

 

咲夜「モテモテか、この5人の中だったら決まっているような物ね」

 

 

アリス「そうね、魔理沙だったら絶対にこう答えるわ」

 

 

霊夢「…いや…うん」カキカキ

 

 

パチェ「…レミィ」

 

 

レミリア「え? 何よパチェ? もう答えなら書いたわよ?」

 

 

パチェ「見てないけどその答えは外れよ」

 

 

レミリア「えっ!?」

 

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《アリス》

レミリア《カリスマの権化! この私よ!》

咲夜《霊夢》

パチェ《博麗霊夢》

アリス《霊夢》

 

 

 

 

霊夢「うわぁ、やっぱりかぁ~…」

 

 

レミリア「…!? あぁっ!?」

 

 

パチェ「ね?」

 

 

レミリア「そ、そうだ…霊夢…霊夢が居たじゃない! 何やってるのよ私はぁ…!!」

 

 

パチェ「自分のカリスマに目が眩んでしまったのね」

 

 

レミリア「あぁ~っ…やっちゃったぁ…」orz

 

 

霊夢「そんなに落ち込むことじゃないわよ?」

 

 

霊夢「…で? 何で私なの?」

 

 

咲夜「もう言わなくても分かるでしょ?」

 

 

パチェ「モテる巫女は辛いわね」

 

 

アリス「モテモテのあなたを魔理沙はずっと見てきてるのよ? これ以外の解答は無いわ」

 

 

霊夢「…」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙は、あの解答者5人の中で一番モテると思うのは?』

 

 

魔理沙『んなもんお前、霊夢に決まってるだろ』

 

 

魔理沙『人間、妖怪、妖精から神様、果ては月の民にまで好かれてるやつをモテモテと言わずして何とするんだって話だぜ』

 

 

紫『月の民のとこには異を唱えたいわ…でも本当に霊夢はモテモテよねぇ♪』

 

 

魔理沙『お前を筆頭にな、神社は今日も霊夢が好きな奴らでいっぱいだぜ』

 

 

紫『ふふっ♪ 良く分かってるじゃない♪』

 

 

 

 咲夜、パチュリー、アリス、正解!

 

 

 

 

霊夢「違うから、アレはチルノだのルーミアだのが勝手に神社に集まって来るだけであって、私の意思では無いんだっての」

 

 

パチェ「そう、勝手に…あなたに会いに来てるんでしょ? そういうのをモテモテって言うのよ」

 

 

咲夜「言っておくけどお茶は関係無いからね? あなたと話したいとか一緒に居たいって思う人が、あなたのところに集まってくるのよ」

 

 

霊夢「…」

 

 

レミリア「この私を筆頭にね! 私は紫より霊夢に会いたい力が強いわよ!」

 

 

アリス「あはは、会いたい力なんて力があるのね」

 

 

霊夢「そんな力捨てちまいなさいよ…何をしてるのよ私はぁ…///」

 

 

霊夢(モテたくてモテてる訳じゃないっつーの…///)カアッ

 

 

 

 

 

【第151問】『霧雨は、にとりに何か作ってもらえるとしたら何を作ってもらいたい?』

 

 

 

にとり「金さえ貰えれば何でも作ってやるさ! 河童の技術は世界一ぃ!」

 

 

霊夢「結局は金かい」

 

 

にとり「やだなぁ『依頼される、私が作る、金を貰う、作った物を渡す』これは真っ当な商売なんだよ?」

 

 

霊夢「真っ当な商売ねぇ…私は巫女として仕事してもお賽銭が入ってこないのよねぇ」

 

 

咲夜「その代わりに紫から貰ってるじゃない」

 

 

霊夢「だからアレは不本意のお金よ、押し付けられてるのと同じなんだからさ…減らしてもくれないし」

 

 

レミリア「そういえば霊夢の時のにとりに作ってほしい物の『八雲紫撃退装置』は面白かったわね♪」

 

 

パチェ「ふふっ…! それ地味にほしいわね」

 

 

にとり「霊夢、設計図はもう私の頭の中にあるから作ってほしかったらいつでも言ってね♪」

 

 

霊夢「ふざけて言ったのに作れるのね…まぁ考えとくわ」

 

 

アリス(その装置が作られる事は…ふふっ♪ 無いんでしょうね♪)

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《お掃除ロボット》

レミリア《ハイテクな箒》

咲夜《全自動掃除機》

パチェ《第2のミニ八卦炉》

アリス《魔導書翻訳機》

 

 

 

にとり「お、おぉ~…どれもバラエティに富んでるね♪」

 

 

霊夢「お掃除ロボットはあいつのためにあるようなもんでしょ」

 

 

咲夜「もし作るのなら本を元あった場所に返す機能も付けといて」

 

 

にとり「それはお客様のご要望次第だね」

 

 

パチェ「それはあなた的には良いの?」

 

 

アリス「うーん…私を頼ってくれなくなっちゃうのは痛いわね…でも魔理沙ならこれを考えるかもって」

 

 

霊夢「ふっ…ハイテクな箒って何よ」

 

 

レミリア「箒の柄の方にロケットのブースターみたいなのがついてて素早く動くのよ♪」

 

 

霊夢「早苗が欲しがりそうね、それ」

 

 

レミリア「こう…バシュッ!! ゴオォォォォって感じで素早く…! あっ…!?」

 

 

パチェ「それは自爆芸って言うらしいわよ?」

 

 

レミリア「!?」

 

 

霊夢「あっははははっ…!」

 

 

アリス「バシュッ、ゴオォォォォ?」

 

 

咲夜「触れないであげて、お嬢様のトラウマなの」

 

 

アリス「?」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

 

紫『魔理沙はにとりに何か作ってもらえるとしたら、何を作ってもらいたい?』

 

 

魔理沙『にとりにか、これはもう決まってるぜ』

 

 

魔理沙『紅魔館地下図書館と私の家を繋ぐワープ装置! 私だけがワープできるやつを頼むぜ♪』

 

 

紫『なんて都合の良い…』

 

 

 

 全員不正解!

 

 

 

 

パチェ「な、何ですって…!?」

 

 

咲夜「そんなもの作られたら図書館の本が借り尽くされてしまうじゃない…!」

 

 

にとり「ワープ装置かぁ…! 良いねぇ♪」

 

 

パチェ、咲夜「良くないっっ!!」

 

 

にとり「ひゅい!?」ビクッ

 

 

咲夜「絶対に作るんじゃないわよ!? 分かった!?」

 

 

パチェ「もしも作ったら妖怪の山から水分が無くなるかも知れないわよ…!」

 

 

にとり「そ、そんな脅しには屈さないぞ! エンジニア舐めんな!」

 

 

咲夜、パチェ「ふっざけんじゃないわよ!!」

 

 

にとり「ひゅあっ!!?」

 

 

霊夢「そんなもんより家の掃除をしろってのに…」

 

 

レミリア「…ん~」

 

 

アリス「どうしたの?」

 

 

レミリア「なんか複雑なのよね」

 

 

アリス「複雑?」

 

 

レミリア「魔理沙が本を図書館に借りに来ないとフランと会う機会が減っちゃうし…かといってパチェの本は持っていってほしくないのよ」

 

 

アリス「…悩めるお姉ちゃんね」

 

 

レミリア「う~…」

 

 

 

 

 

紫『あ、なんかお掃除ロボットって解答が出てるわね』

 

 

魔理沙『あー? そんなもんいらねぇって』

 

 

魔理沙『勝手に人の部屋掃除するんだろ? 堪ったもんじゃないぜ、何処に何があるのか分からなくなっちまうからな』

 

 

紫『だったら少しは自分で掃除なさいよ』

 

 

魔理沙『…明日の私に掃除してくれるよう今日の夜に頼んでおくぜ』

 

 

紫(しないパターンね、これ)

 

 

 

 

 

【第167問】『霧雨が、言われて傷付いた言葉は?』

 

 

 

霊夢「受け流し体質の魔理沙が傷付いた言葉なんてあるのかしら…」

 

 

アリス「魔理沙は基本どんなことを言われても気にしないからね♪ それに魔理沙に悪口や陰口なんて言う人いないだろうし」

 

 

レミリア「それは魔理沙の人徳のお陰なのね」

 

 

パチェ「ちょっとは気にしてほしいものだわ…気にしないのと話を聞かないの両立は勘弁よ」

 

 

咲夜「まさか『本を返せ』が魔理沙には悪口に聞こえるんじゃ無いでしょうね…」

 

 

霊夢「いや、流石にそこまでは…」

 

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《帽子、重くない?》

レミリア《家が汚いわよ》

咲夜《家が汚すぎる》

パチェ《本を返せ》

アリス《お宅のアリスさんが別の人と付き合ってるわよ》

 

 

 

 

霊夢、レミリア、咲夜、パチェ「…」

 

 

アリス「…自分の妻が他の奴に良いようにされてたら誰だって傷付くわ」

 

 

アリス「でもそういう修羅場もあって私たちは乗り越えていけると思うんだけどどうかな?」

 

 

咲夜「………アリス」

 

 

アリス「?」

 

 

咲夜「あなたその妄想力を活かして恋愛小説を書いたら?」

 

 

アリス「…ふふっ♪」

 

 

咲夜「ふふっじゃないわよ」

 

 

霊夢「ブレがブレイクする日はくるのかしら」

 

 

レミリア「逆ツッコミバージョンよ! レアよパチェ!」

 

 

パチェ「え?」

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙が言われて傷付いた言葉は?』

 

 

魔理沙『…最近なんだが』

 

 

魔理沙『鈴仙に『相変わらず欲張りね!』って言われたんだ』

 

 

魔理沙『相変わらずって言い方酷くねぇか? その言い方だと私が毎日のように欲張りな魔法使いだと思われている様で心外だぜ』

 

 

魔理沙『毎日はねぇよ、毎日は』

 

 

紫『…』

 

 

紫(最早何も言うまい、ね)

 

 

 

 全員不正解!

 

 

 

 

咲夜「鈴仙の言う通りだわ、ナイスよ鈴仙」パチパチ

 

 

パチェ「流石咲夜のお友達、良く見てるわね」パチパチ

 

 

レミリア「ま、また複雑だわ…!」

 

 

霊夢「欲張り…? そう言えば私とアリスと霖之助さんのところからは物を持ち出したりはしないのよね、何でかしら」

 

 

アリス「私は勝手に持っていってもらっても良いんだけどね、でもそれは確かに気になるわね」

 

 

霊夢、アリス「…?」

 

 

 

 

【第173問】『霧雨は、自分の家族に一言言うとしたら何を言う?』

 

 

 

霊夢「文…あんた…」

 

 

文「む、無理に答えてくれなくても良いんですよ」

 

 

アリス「…」

 

 

レミリア「えっ? なんかあるの?」

 

 

咲夜「どうやら自分の両親と何らかの理由でもめ事があり、確執があるようです」

 

 

パチェ「踏み込んじゃいけない領域みたいな物よ」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《答えない》

レミリア《答えない》

咲夜《答えない》

パチェ《ノーコメント》

アリス《答えない》

 

 

 

霊夢「楽しくクイズさせたいならこれはダメよ、黒よ黒」

 

 

文「も、申し訳ないです…」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『…』

 

 

魔理沙『…? おい、どうした?』

 

 

紫『魔理沙は自分の家族に一言言うとしたら、何を言う?』

 

 

魔理沙『!! ……』

 

 

魔理沙『…』

 

 

魔理沙『…』

 

 

魔理沙『……悪いが、ノーコメントだぜ』

 

 

 

 

 

 全員正解!

 

 

 

咲夜「次行きましょう」

 

 

パチェ「そうね」

 

 

レミリア「…」

 

 

レミリア(両親と喧嘩でもしてるのかしら)

 

 

霊夢(私の口からは何も言えないわね、あいつ自身の問題だから自分で解決しないといけないし)

 

 

アリス(辛かったら言ってね? いつでも相談に乗るわ…魔理沙)

 

 

 

 

【第182問】『霧雨が、魔法使いになろうと思ったきっかけは?』

 

 

 

パチェ「! これは…!」

 

 

咲夜「魔理沙の師匠の事が絡んでくることは間違いなさそうですね」

 

 

レミリア「魔理沙のきっかけ…気になるわ」

 

 

霊夢「アリスは聞いてる?」

 

 

アリス「いいえ、でも咲夜の言う通りだと思うわ」

 

 

霊夢「あいつの師匠か…何で何もかも覚えて無いのかしら」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《師匠に会ったから》

レミリア《お師匠さんと出会ったから》

咲夜《師匠と出会ったから》

パチェ《師匠が魔法使いだったから》

アリス《お師匠さんが魔法使いで、影響を受けた》

 

 

 

霊夢「これは当たり云々よりも魔理沙の答えが気になるわ」

 

 

レミリア「紫! 早く聞いて!」

 

 

 

 

 

 正解はこちら!

 

 

紫『! ……魔理沙が魔法使いになろうと思ったきっかけは?』

 

 

魔理沙『ん? あ~…』

 

 

魔理沙『前の問題で話したと思うがその尊敬する師匠に出会ったからだ』

 

 

魔理沙『たぶん十年ちょっと前だろうなぁ…その師匠が魔法を私に見せてくれて『おぉー! 凄ぇー!!』ってなったのがきっかけだと思う、この人みたいに魔法が使えたら良いなぁってさ』

 

 

魔理沙『そのときの私はスッゴくワクワクしてたと思う、その人と会う毎日が楽し…かったんだとも思うな』

 

 

魔理沙『でも忘れちまってるんだけどな……』

 

 

紫『…』ニコッ

 

 

 

 全員、正解!!

 

 

 

 

霊夢「十年前なんだ…」

 

 

パチェ「十年…長いわね、どれだけその師匠と一緒に居たか知らないけど忘れてしまっているのも無理は無い、か」

 

 

レミリア「そんな大切な人のこと忘れちゃダメよ、何で忘れちゃってるのかしら」

 

 

アリス「魔理沙は記憶力は良いけど、人間にしてみれば相当昔のことだからね」

 

 

咲夜「一緒に居た期間が短いと余計かもしれないわね」

 

 

霊夢「あんまり長い間一緒に居なかったのかしら…」

 

 

 

 

 

【第190問】『霧雨の、一番印象に残ってる出来事は何?』

 

 

 

アリス「! これも魔理沙の師匠に繋がりそうね」

 

 

霊夢「連続で出てこなかったのはアレだけど、また色々と聞けそうね」

 

 

パチェ「印象深い…となると」

 

 

レミリア「取り敢えず書いてみましょう」

 

 

咲夜「そうですね」

 

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《師匠との別れ》

レミリア《師匠とのお別れ》

咲夜《師匠からのプレゼント》

パチェ《師匠からの魔法の伝授》

アリス《師匠に何かもらった》

 

 

 

 

霊夢「もう答えより正解よ」

 

 

レミリア「早く早く!」

 

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

 

紫『魔理沙の一番印象に残ってる出来事は?』

 

 

魔理沙『はっ…! なんかピンポイントで質問が来るなぁ、まぁ良いけどよ』

 

 

魔理沙『これもさっきから話してるが私の師匠のことになるな』

 

 

魔理沙『私に魔法を教えてくれた師匠…名前も顔も思い出せないが、印象に残ってる事といったら…アレだな』

 

 

魔理沙『その人がいなくなっちまう前に私に見せてくれた魔法…最後に教えてくれた魔法…』

 

 

魔理沙『マスタースパークを私に見せてくれた事だ』

 

 

紫『…』

 

 

 

 パチュリー、咲夜とアリスはおまけで正解!!

 

 

 

 

 

霊、咲、ア、パ、レ「!!?」

 

 

文「!? こ、これは特大スクープなのでは!?」

 

 

にとり「へぇ~…魔理沙のオリジナルじゃ無かったんだ」

 

 

パチェ「マスタースパークを見せてくれた…?」

 

 

咲夜「何者なの?」

 

 

レミリア「とんでも無い人物だということは分かるわね」

 

 

霊夢「マスタースパーク…」

 

 

アリス「…ねぇ、霊夢」

 

 

霊夢「…アリス、あんたも今私と同じ事考えてると思うけどたぶん違うわよ」

 

 

アリス「じゃあでも何で」

 

 

霊夢「幽香も使えるかって? それは分からないけど、少なくとも幽香が魔理沙の師匠であることはあり得ないっての」

 

 

アリス「そう…よね…」

 

 

霊夢、アリス「…」

 

 

霊夢「あいつにもっと聞くしかないわよ、直接ね」

 

 

アリス「…うん」

 

 

 

 

 

 

紫『魔理沙、あなた結構その師匠の事話しちゃってるけど、霊夢たちに聞こえてるのは分かってるわよね?』

 

 

魔理沙『当たり前だろ』

 

 

紫『たぶん皆かなり気になっていると思うわよ』

 

 

魔理沙『あ~…まぁ別に隠す事でも無いだろ、霊夢とアリスには存在だけは教えてたし』

 

 

紫『これから色々と聞かれるかも』

 

 

魔理沙『聞かれたら答えてやるさ、出来る範囲でだけどな、本当に断片的にしか覚えて無いし』

 

 

紫『…そ』

 

 

魔理沙『…なぁ、紫』

 

 

紫『うん?』

 

 

魔理沙『お前私の師匠のこと…知ってるか?』

 

 

紫『……』

 

 

魔理沙『知ってたら、教えてくんねぇか?』

 

 

紫『…』

 

 

紫『知るわけ無いでしょう? 十年前とか…ちんちくりんだった頃のあなたにゆかりん興味無いわぁ、こんのバカちんがぁ♪』

 

 

魔理沙『…聞いた私がバカだったぜ』

 

 

紫『…』

 

 

紫(魅魔…約束だけは守ってあげるからね)

 

 

 

 

 

 

【第200問】『200問を終えて、みんなに一言!』

 

 

 

パチェ「やっと200問目なのね」

 

 

レミリア「ふぅ~…今回も長い戦いだったわね」

 

 

咲夜「お二人ともお疲れ様でした、これで最後ですわ」

 

 

霊夢「はぁ、笑ったり驚いたり…つっこんだりつっこんだりつっこんだりと大変だったわ…解答者席も中々骨が折れるのね」

 

 

咲夜「でしょう?」

 

 

アリス「…? ツッコミ過ぎじゃない?」

 

 

霊夢、咲夜「誰のせいよ!! 誰のぉ!!」

 

 

アリス「…えぇ~♪」

 

 

霊夢「えぇ~じゃないっ!」

 

 

咲夜「今のはわざとよねアリス!」

 

 

パチェ「最後の最後まで…霊夢、咲夜、ご苦労様」

 

 

レミリア「あはははっ…!」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《お疲れさん》

レミリア《お疲れさん!》

咲夜《お疲れさん》

パチェ《お疲れさん》

アリス《お疲れさん!!》

 

 

 

 正解はこちら

 

 

 

 

紫『最後の質問よ♪』

 

 

魔理沙『おぉ~!! やっとか~…質問責めにされるのも疲れるぜ、霊夢もこんな気持ちだったんだろうな』

 

 

魔理沙『お婆ちゃんといると疲れるぜー♪』

 

 

紫『クルァ!! グダグダ言ってないで質問に答えなさい! それと私はまだピチピチのゆかりん十七さ』

 

 

魔理沙『グダグダ言ってねぇで質問をくれよ、紫』

 

 

紫『くっ…!! に、200問を終えてみんなに一言ぉ!!』

 

 

魔理沙『おぉ、力強い読み上げだな…』

 

 

魔理沙『あ~…霊夢、アリス、咲夜、レミリア、パチュリー』

 

 

魔理沙『ここまで付き合ってくれてありがとな♪』

 

 

魔理沙『お疲れさん!』

 

 

 

 全員正解!!

 

 

 

 

レミリア「やったー♪」

 

 

パチェ「ふぅ…何とか最後は全員正解ね」

 

 

アリス「素敵な時間が終わっちゃったわ、始まれば終わるものだけどシュンっとなっちゃうわね」

 

 

霊夢「…戦い抜いたわね咲夜」

 

 

咲夜「えぇ…戦い抜いたわ」

 

 

霊夢「不思議の国での戦いは想像を絶したわね」

 

 

咲夜「何回ツッコんだのかしら」

 

 

霊夢「いちいち数えてらんないわ…」

 

 

文「いやぁ♪ 皆さんお疲れ様でした♪」

 

 

にとり「録画バッチリ! みんなお疲れさん♪」

 

 

 

 

 

 

藍『皆、お疲れ様、200問達成おめでとう』

 

 

 

霊夢「あんたもね、200問も読み上げるなんて大したもんだわ」

 

 

 

藍『ありがとうな、さて! お疲れのところだがここで優勝者の発表をするぞ』

 

 

 

アリス「キター!!」

 

 

レミリア「テンションが…」

 

 

パチェ「まだあんなに元気があるのね…」

 

 

アリス「魔理沙ー♪ 優勝するのは私だったわよー♪」

 

 

レミリア「ま、まだ分からないでしょ!」

 

 

咲夜「私たちが勝つ可能性も無くはない筈よ」

 

 

霊夢「ツッコミ頑張ったんだから報われてもいい筈よ」

 

 

パチェ「やるからには…さぁ、優勝者は誰なの?」

 

 

 

藍『ふふっ、では発表しよう! ゆかりんクイズ! 霧雨魔理沙の200のコト!! 栄えある優勝者は…!』

 

 

 

 

霊、ア、レ、咲、パ「…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫「優勝者が決まったわ」

 

 

魔理沙「おっ♪ そーなのかー」

 

 

紫「そーなのだー♪」

 

 

魔理沙、紫「わはー♪」

 

 

魔理沙「…」

 

 

紫「…」

 

 

魔理沙「…」

 

 

紫「…」

 

 

紫「だれがババアだクルァ!!」

 

 

魔理沙「言ってねぇよ!」

 

 

紫「ふんっ! スキマオープン!」スッ

 

 

 

 ギュオン!

 

 

 

紫「今から優勝者がこのスキマから出てくるから! じゃあね魔理沙! お疲れしたぁ!」スッ

 

 

 

 ギュオン!

 

 

 

魔理沙「あっ! おいこら! 待てババア!」

 

 

魔理沙「お疲れしたぁ、って…」

 

 

魔理沙「てか終わったんだな、本当に」

 

 

魔理沙「優勝者…まぁたぶんアイツだよな、うん」

 

 

魔理沙「逆に他の奴が優勝してたら怖いぜ…」

 

 

 

 ウフフフフ…

 

 

魔理沙「ん!? す、スキマから声が!?」ビクッ

 

 

 

 ウフフフフ、マリサァ♪

 

 

 

魔理沙「だ、誰だ! 優勝者め! 姿を見せやがれ!」

 

 

 

 ソレハアナタノ…

 

 

 

魔理沙「…!?」

 

 

 バッ

 

 

アリス「妻であるこのわた」

 

 

霊夢「さっさと入らんかいっ!」スッ

 

 

 

 ドッ!

 

 

 

アリス「あいたっ! 押さないでよ霊夢!」

 

 

魔理沙「は…!?」

 

 

霊夢「ホラー要素なんていらないでしょうが!」

 

 

アリス「ホラー!? 今のは愛と夫婦の」

 

 

霊夢「ここでも突っ込ませる気!? 疲れてんのよ私はぁ!」

 

 

魔理沙「えっ!? はぁ!?」

 

 

霊夢、アリス「?」

 

 

魔理沙「なっ…なん…はぁ!?」

 

 

霊夢「は?」

 

 

アリス「え?」

 

 

魔理沙、アリス、霊夢「…」

 

 

魔理沙「あ…あぁ分かったぞ? 霊夢、付き添いか?」

 

 

霊夢「あー?」

 

 

魔理沙「アリスが優勝して、んでツッコミ役としてお前が」

 

 

霊夢「は? 何言ってんの?」

 

 

魔理沙「あ? ち、違うのか?」

 

 

霊夢「違うわよ、付き添いでなんて来るわけ訳無いでしょうが、疲れがたまりまくってるのよこっちは…」

 

 

魔理沙「だ、だよなぁ」

 

 

アリス「私たちまさかの同点だったのよ♪ いやぁ♪ 流石霊夢と言ったところね、魔理沙愛は私にも負けて無かったというところかしら♪」

 

 

霊夢「愛はともかくとしてまぁ魔理沙とは長い付き合いだからね」

 

 

魔理沙「ほぇ~…マジかぁ、二人同点とかあのクイズ形式であり得るんだな」

 

 

霊夢「ね、驚いたわ」

 

 

アリス「私もよ♪ 私以外に優勝する人なんて絶対にいないと思ってたからね、まぁ優勝するのは私ってのは最初から決まっていた事なんだけど♪ これも偏に魔理沙、あなたへの愛があったからよ♪」ニンマリ

 

 

魔理沙「なんなんだよこの嬉しさに満ち溢れた笑顔は…」

 

 

霊夢「あんたなら分かるでしょ」

 

 

魔理沙「まぁ…優勝するのアリスだと思ってたからな」

 

 

魔理沙「…大変だったろ?」

 

 

霊夢「ツッコミって辛いわ…」

 

 

魔理沙「なんか…お疲れ」

 

 

霊夢「戻ったら咲夜にも言ってやって」

 

 

魔理沙「了解だぜ…」

 

 

アリス「んふふふ♪ ねぇねぇ魔理沙ぁ♪ 優勝賞品はなぁに? ま、まさか私との結婚式!? キャーッ♪」

 

 

魔理沙「安心してくれそんなもんはねぇから…あぁちょっと待ってくれ、優勝者一人だと思ってたからもう一枚書くぜ」ゴソゴソ

 

 

霊夢、アリス「書く?」

 

 

魔理沙「ほい、これが優勝賞品だぜ! 優勝おめでとう! 霊夢、アリス!」スッ

 

 

霊夢「ありが…ん?」

 

 

アリス「…? これは」

 

 

 魔理沙は二枚の紙切れを霊夢とアリスにそれぞれ手渡した

 

 

魔理沙「裏返してみ?」

 

 

霊夢、アリス「…?」スッ

 

 

 

 何やら字が書いてある

 

 

 

霊夢、アリス「『霧雨魔理沙を一日好きに出来る券』」

 

 

魔理沙「へへっ…♪ どうだ? ん?」

 

 

霊夢、アリス「…」プルプル

 

 

魔理沙「お、おいおい、感想ぐらいねぇの」

 

 

霊夢「いらなっ!?」

 

 

魔理沙「な、なんだとぉっ!?」

 

 

霊夢「いらないわよこんなもん!」

 

 

魔理沙「お、お前はなんてことを言うんだ霊夢!」

 

 

霊夢「一日好きに出来る券だぁ!? 一日中神社に入り浸ってることもあるあんたにこんなもん渡されても使い道ないじゃないのよ!」

 

 

魔理沙「バカお前良く考えろよ!? 掃除洗濯料理まで何でも命令出来るんだぞ!? 一日この魔理沙さんを好き放題だぞ!?」

 

 

霊夢「あんた料理シチューぐらいしか作れないじゃないのよ! それにあんたの掃除洗濯もなんか安心して任せてられんわ!」

 

 

魔理沙「な、なにぃ!? そ、そこまでいうことはねぇ」

 

 

アリス「キャーーーーーーーーーーーー♪」

 

 

霊夢、魔理沙「!!?」ビクッ

 

 

アリス「ま、魔理沙ぁ!! こ、こここ、こんな素敵な券も、ももももっも貰っちゃって良いの!? ねぇ良いの!?」

 

 

魔理沙「お、お、おう…」

 

 

アリス「さいっっっこうのプレゼントだわ!! あはぁん♪ 優勝してほんっっっっとに良かったぁ!!」

 

 

アリス「おかーさぁーん! 私、アリス・マーガトロイドは今幸せの真っ只中にいます!! 私を生んでくれてありがとーっ! んふふふふっ♪ あ、危ない危ない鼻血出そうになっちゃった…ぐふ、ぐふふふふ♪」

 

 

霊夢、魔理沙「う、うっわぁ…」ドンビキ

 

 

霊夢「あ、あんた…アリスが優勝するって分かってたのよね?」

 

 

魔理沙「おう…」

 

 

霊夢「あんな券優勝賞品にしちゃって大丈夫なの?」

 

 

魔理沙「…たぶん」

 

 

霊夢「えぇ…」

 

 

魔理沙「お、おいアリス! 言っとくがおさわりは無しだからな!?」

 

 

アリス「えぇー!?」

 

 

魔理沙「常識の範囲内での一日だ! それは分かれよ!?」

 

 

アリス「夜に一線を越えるのも無しなの!?」

 

 

魔理沙「当たり前だバカヤロー!」

 

 

アリス「どこまでがオッケーなの!? 指!? 指の先っぽまで!?」

 

 

魔理沙「何聞いてんだお前はぁ!!」

 

 

 

 ギャーギャー!

 

 

 

霊夢「…はぁ、あんなに頑張ってこれ?」ピラッ

 

 

霊夢「まぁ一応、貰っておくけどね」

 

 

霊夢「ふん…/// この券でこきつかってやろうじゃない、楽しみね…♪」

 

 

霊夢「…」

 

 

霊夢「魔理沙らしいプレゼントだわ、全く…ふふっ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 【そして…】

 

 

紫「お疲れみんな、まさか霊夢とアリスが同点だったとはね」

 

 

藍「私も最初結果を見たとき目を疑いましたよ、この先続けていても中々無いと思いますよ」

 

 

パチェ「結局出来レースだったわね…負けたのは悔しいけど、相手が悪すぎたわね」

 

 

レミリア「そうね、でも楽しかったでしょ?」

 

 

パチェ「……他には無い良い刺激だったから無駄だったとは思わないわ」

 

 

紫「ぱっつぁん、もうちょっと素直に喜びなさいよ、次やる時呼んであげないわよ?」

 

 

パチェ「…た、楽しかったわ…/// これで良い!?」

 

 

紫「素直でよろしい♪」

 

 

咲夜「ふふっ♪ お二人が楽しそうで何よりですわ♪」

 

 

魔理沙「おう咲夜、お疲れさん」

 

 

咲夜「あなたもね、はぁ…今日は本当に疲れたわ」

 

 

魔理沙「アリスの制御大変だったろ」

 

 

咲夜「まぁね、でもあの暴走で笑わせてもらったところもあるから悪い気はしないわね」

 

 

魔理沙「ははっ、たくましいなぁ」

 

 

アリス「刮目しなさい! これが優勝賞品の魔理沙を一日好きに出来る券よ!!」

 

 

レミリア「お、おぉー…」

 

 

パチェ「いらな…いや、この券を使えば本を取り返せたのでは…?」

 

 

霊夢「見せびらかすんじゃないっての」

 

 

 

 

紫「あ、にとり、録画はバッチリ?」

 

 

にとり「おう、バッチリだぞ」

 

 

紫「じゃあその録画データCDにしておいてくれる? あ、焼くって言うんだっけ?」

 

 

にとり「えっ? もうかい?」

 

 

紫「えぇ♪ 一枚だけで良いから」

 

 

にとり「あいよ、任せときな!」

 

 

紫「よろしくね♪」

 

 

文「…あの、紫さん」

 

 

紫「何?」

 

 

文「紫さんなら知ってるんじゃないですか? 魔理沙さんのお師匠さんのこと」

 

 

紫「…」

 

 

文「今は番組終わって疲れてますから聞く気力が無いだけですけど、皆さん相当気になってます」

 

 

文「それに管理人であるあなたが幻想郷の住人であろう、そのお師匠さんのことを知らないわけが無いと思うのですが」

 

 

文「どうなんですか?」

 

 

紫「……文」

 

 

文「…」

 

 

紫「私にも知らないことの一つや二つあるものよ」

 

 

文「…」

 

 

文(ゆかりんと言っていない…嘘ではないか)

 

 

文「そうですか…あ、なんかすいませんね」

 

 

紫「良いのよ別に、ゆかりん気にしてないわぁ♪」

 

 

文「…」

 

 

紫「…」

 

 

文(調べても無駄かな)

 

 

紫「…」

 

 

 

 

レミリア「次は誰になるのかしらね♪ また私も呼んでほしいわ!」

 

 

咲夜「出来れば今度はアリスが出題者になってほしいわね」

 

 

藍「それは…紫様の気分次第だな、うん」

 

 

 

 

 

魔理沙「かぼちゃはダメだったか?」

 

 

パチェ「ダメって訳じゃないけど…本当に魔法使い繋がりってだけの答えなのよね?」

 

 

魔理沙「当たり前だろ、体型で考えたとしたらお前はもやしじゃんか」

 

 

パチェ「そ、そんなにひょろひょろじゃないわよ!」

 

 

魔理沙「私からすればガリガリだよパチュリーは」

 

 

 

 

 

霊夢「帰ったら早速使うの?」

 

 

アリス「いいえ! 明日の24時01分に使うわ! これで丸一日魔理沙と一緒よ! あっはぁん♪ 魔理沙ぁ♪」

 

 

霊夢「早速その券のシステムの穴を突いてきたわね、魔理沙、南無」

 

 

 

 

 

紫(また楽しんでもらえた様ね♪)

 

 

紫(さぁ…次は誰にしようかしらねぇ♪)

 

 

 

 

 

 おしまい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 最終結果

 

 

 

霊夢    『149問』

レミリア  『90問』

咲夜    『114問』

パチュリー 『120問』

アリス   『149問』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【おまけ…】

 

 

 

 

 

紫「…」

 

 

 シーン…

 

 

紫「誰も居なくなったスタジオって雰囲気出るわねぇ♪ こう…なんというかオバケが出そうよねぇ」

 

 

紫「取り憑かれちゃって…呪われちゃうのね」

 

 

紫「キャーッ♪ ゆかりんこっわーい♪」

 

 

 ギュオン!

 

 

魅魔「怖いのはこっちのセリフだよ、一人で何喋ってんだお前は」

 

 

紫「キャー!? 本物のオバケー!?」

 

 

魅魔「オバケじゃない悪霊だ! わざと言ってんだろお前!」

 

 

紫「のーろーわーれーるー♪」

 

 

魅魔「終いには本気で呪ってやろうかお前は!!」

 

 

魅魔「はぁ…ったく何なんだよ急に呼びつけてよぉ、私をおちょくるために呼んだのか?」

 

 

紫「そんなんで呼ぶ訳無いでしょ、ゆかりん意味なく呼ばない」

 

 

魅魔「はぁ? ってうおっ!? 何だこれ…!?」

 

 

魅魔「おぉ? なんか外の世界のテレビ番組のセットに似てるな、なぁこれお前が作ったのか?」

 

 

紫「いいえ? まぁ依頼をしたのは私だけどね、幻想郷の優秀なエンジニアさんに」

 

 

魅魔「? あぁ河童か…それにしても良く出来てるなぁ」

 

 

魅魔「…で? 何で私を呼んだんだ?」

 

 

紫「魅魔にプレゼントあげようと思ってね」

 

 

魅魔「プレゼントぉ? おいおい…スキマから何か降ってくるんじゃ無いだろうな?」

 

 

紫「そんなことしません…はい、これ」スッ

 

 

魅魔「…? ん? CD?」

 

 

紫「あなた、菫子とあれから仲良くしてる?」

 

 

魅魔「あぁ、日本に旅行に行ったときは菫子と一緒に色んなところに行ってるんだ、この前も温泉旅行に行ってな、あれは楽しかったなぁ♪」

 

 

紫「ふふっ♪ そう…」

 

 

紫「なら問題無いわね、そのCDを菫子の家で一緒に視てみると良いわ、面白いテレビ番組が見られるわよ♪」

 

 

魅魔「テレビ番組?」

 

 

紫「えぇ♪ 幻想郷のテレビ番組…がね」

 

 

魅魔「…いつから幻想郷はそんなにハイテクになったんだよ」

 

 

紫「ゆかりんに不可能は無いわぁ」

 

 

魅魔「そのうち住人全員がケータイ持ちそうだな」

 

 

紫「それは無いわね、やりすぎはよくないもの」

 

 

魅魔「テレビ番組作ってる時点で充分やりすぎだろうに…まぁいいか、ここはお前の空間だしな」

 

 

紫「そういうことよ♪」

 

 

魅魔「じゃあこのCD、ありがたくいただいておくよ、早速菫子の家でゆっくり視聴させてもらおうかな」

 

 

紫「そうしてあげて? ふふっ♪」

 

 

魅魔「しかし、いきなりお前からのプレゼント…やっぱり何か裏があるのか?」

 

 

紫「無いわよ、疑り深いわね…ほら早く行きなさい」

 

 

魅魔「いきなり呼びつけたと思ったらこれかよ…それじゃあな、紫」スッ

 

 

紫「えぇまたね、魅魔」スッ

 

 

紫「…」

 

 

 

 ギュオン!

 

 

 

紫「…ふふっ♪」

 

 

紫「お節介かもしれないけどあなたの育てた弟子と、その友達が楽しんでいる姿をあなたに見せたかったのよねぇ…♪」

 

 

紫「テレビ見ながら泣いちゃうかしら♪ なーんちゃって♪」

 

 

紫「…」ニコ

 

 

紫「楽しんでね、魅魔…♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本当におしまい!!

 

 

 






 魔理沙への質問を投稿していただいた方々! この場を借りて改めてお礼を申し上げます! ありがとうございました!




 今回少し下ネタ入れすぎたかなぁと…オブラートに包んではいますが…

 因みにキノコの問題でのアリスの解答『キヌガサタケ』触れられてはいませんでしたが実在しており、女性をその気にさせる成分があるらしいです、何故アリスが知っているのかは私も分かりません



 オマケで唐突に登場した魅魔については短編の『冬眠ゆかりん』を読んでいただければ何者かが分かる様になってます。



 次回は魔理沙の日常なのですが、彼女にとっては非日常になるかも…?

 それではここまで読んでいただいてありがとうございました、お疲れ様でした♪


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