東方紫藍談  ~紫と藍の幻想談~   作:カテサミン

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 霧雨魔理沙の200のコト! 始まります!


 活動報告の方にて魔理沙への質問を読者の皆様に募集をしたところ、私の予想を遥かに上回る数のお返事と質問をいただく事が出来ました。

 皆様ご協力、本当にありがとうございました♪

 その数12問…! 採用させていただいたものは全て本編で使わさせていただいております!


 200のコトシリーズでは読者の皆様への募集を積極的にやっていこうと思っていますので今後ともよろしくお願いします♪







 以下、皆様に注意事項とお願いになります



 このシリーズの前日談である『ゆかりん閃いた!』を読んでいただくと話の背景が分かるようになってます、お暇でしたら目を通してみてください


 一人に付き三話を予定しております。クイズを前編後編、そしてそのキャラの日常を書いていこうと思います


 独断と偏見、そして自己解釈が多いです

 一部、読者の方にとっては不快な問題がある場合があります

 ここの幻想郷の住人たちは冗談を笑って言い合えます

 募集させていただいた方の質問の望んでいる解答と私の解答が意にそぐわない場合があります

 【アリス・マーガトロイド氏を温かい目で見守ってあげられる気概と優しさを持ってお読みください】


 それでは始まります♪






ゆかりんクイズ! 霧雨魔理沙の200のコト 前編

 

 

 ここは幻想郷の管理人、八雲紫が作り出したスキマ空間。

 

 

 

 であるのだが、ここには幻想郷の河童達が総力を上げて作り出したバラエティ番組のセットがあるのだ

 

 

 知る人ぞ知るスキマスタジオがここにある。

 

 ここで行われるエンターテイメントは幻想郷に楽しみと言う名の嵐を呼ぶ…のかもしれない

 

 

 さぁ、幻想郷の新たな娯楽の始まりだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

河城にとり「レディース&ジェントルマーン!! 幻想郷のみんな! 元気にしてるかーい!」

 

 

にとり「司会はこの私! 頭のお皿はいつも水で潤ってるでお馴染みの河城にとりだよ♪ えっ? 河童である私の被ってる帽子を取ったら本当にお皿が現れるのかって? 取って見せてみろって?」

 

 

にとり「……お客さ~ん♪ ここからは有料ですぜ? 前払いで頼むよ♪」

 

 

にとり「さて! 前置きはさておき、今回このスキマスタジオで行われるのはこれだっ!」

 

 

 

 バーン!!

 

 

 

 

 

にとり「ゆかりんクイズ!! 霧雨魔理沙の200のコト!! イェーイ!!」パチパチ

 

 

 

 

 

 

にとり「幻想郷にこの人あり! 普通の魔法使い! 霧雨魔理沙!! 魔理沙を知らない奴なんか幻想郷にいやしないよね♪ そんな魔理沙からどんな答えが飛び出してくるのかドキドキが止まらないね! あっ、大丈夫だよ♪ 弾幕は飛び出して来ないからさ♪」

 

 

にとり「さらにさらに! この五人も忘れちゃあなりませんぜぇ! 魔理沙の答えを予想し、解答してもらうのはこのスゥーパァー美少女達さ! 右の席から順に紹介していくよ! 可愛さにノックダウンされんなよ~!?」

 

 

 

 

にとり「以前は出題者だったが今回は解答者! 魔理沙が優勝したなら私も!? 博麗霊夢ー!」

 

 

 

 

霊夢「よろしく、まぁ頑張るわね」

 

 

 

 

にとり「妹がお世話になりっぱなし! 私ともたまには遊んで! レミリア・スカーレットー!」

 

 

 

 

レミリア「は、はぁ!? 前半は事実だけど後半は違うわよ!? !! よ、よろしくね!」

 

 

 

 

にとり「色々不満はあるけれど何だかんだ言ってても仲良いよね♪ 十六夜咲夜ー!」

 

 

 

 

咲夜「否定はしないでおいてあげるわ…あっ、よ、よろしくお願いいたしますわ♪」

 

 

 

 

 

にとり「本を返せ返せも好きのうち!? 本当は返しに来てほしく無いんじゃないかという疑惑あり! パチュリー・ノーレッジー!」

 

 

 

 

 

パチュリー→パチェ「そんな疑惑無いわよ、借りたものは返しなさい…! あ…宜しく、ね」

 

 

 

 

 

にとり「魔理沙の愛は~?」

 

 

???「世界一ぃ!」

 

 

にとり「魔理沙の事なら~?」

 

 

???「何でも分かるっ!」

 

 

にとり「魔理沙と私は~?」

 

 

???「相思相愛ぃー♪」

 

 

 

 

にとり「アリス・マーガトロイドー!」

 

 

 

 

???→アリス「ヒャッホー!!」

 

 

霊夢、レミリア、咲夜、パチュリー「!!?」

 

 

 

 

にとり「ぶふっ…! ま、まぁ…あっはは…! こ、これで全員だよ、珍解答とか面白解答も見処だからゆっくりチェックしていってね♪」

 

 

にとり「そしてこの番組は、セット照明カメラ等は河城工房河童協会が…問題文企画構成は幻想郷の伝統ブン屋が…その他諸々の事は八雲家の愉快な仲間達の提供でお送りしております!」

 

 

 

にとり「ほんじゃ始めていこうか! ゆかりんクイズ! 霧雨魔理沙の200のコト!! はっじまるよー!」

 

 

 

 

 

霊夢「ちょっ…ぷふふっ…! ちょっと待ちなさい!」プルプル

 

 

咲夜「くふふっ…! 待って、始める前にちょっと良い?」

 

 

射命丸文「あやや? どうしたんですか?」

 

 

にとり「なんだよーまた文句かー? もう二回目なんだからいい加減慣れてくれよー」

 

 

霊夢「慣れる慣れないの問題じゃないでしょ!?」

 

 

咲夜「アレを見てみなさいよ!!」

 

 

文、にとり「…」チラッ

 

 

 

 

アリス「M・A・R・I・S・A !! 魔理沙ーっ♪」

 

 

アリス「あ~ん♪ 紫~! 呼んでくれてありがとう♪ 今まで生きてきた中で三番目ぐらいに幸せよ!!」

 

 

アリス「魔理沙ぁー♪ 私が全問正解してあなたの所に行くからね♪ 絶対優勝してみせるわ!」

 

 

 

 

文「いやぁ♪ 番組を楽しんでますねぇ♪」

 

 

にとり「あんなに楽しんでもらえるなんて…うぅ…私たちもこのセットを作った甲斐があったってもんだよ~」

 

 

霊夢、咲夜「違う違うちがーう!」

 

 

文、にとり「はい?」

 

 

霊夢「あ、あのテンションのまま200問もやらせるつもりなの!?」

 

 

咲夜「こっちの体がもたないわよ! 特に今回はパチュリー様もいらっしゃるのよ!?」

 

 

にとり「アリスの制御はお前達の仕事だろう♪」

 

 

文「ツッコミ期待してますよ♪」

 

 

霊夢「限度ぉ! こっちにも限度ってもんがあんのよ! 今日のあいつは本当にブレないわよ!?」

 

 

咲夜「ヘヴンリーワンダーランド状態のアリスとずっと一緒なのよ!?」

 

 

にとり「ブレない、ヘヴンリーワンダーランドいただきましたー♪」

 

 

文「今日もツッコミが冴えてますねぇ♪」

 

 

霊夢、咲夜「人の話を聞けぇい!!」

 

 

パチェ「あんなに口角が吊り上がったアリスを見るのは初めてよ…あんな顔も出来たのね」

 

 

レミリア「あらら、早苗は落選しちゃったのね、でも今回はパチェと一緒だから嬉しいわ♪」

 

 

パチェ「レミィ、アリスについて何かないの?」

 

 

レミリア「う~ん…ハイテンションなのは仕方ないし、霊夢と咲夜なら何とかしてくれるって信じてるし…それに面白い物も見られるのよ♪」

 

 

パチェ「…?」

 

 

アリス「うふふ♪ みんな♪」

 

 

霊夢、咲夜、パチュリー、レミリア「は、はい?」

 

 

アリス「今回は私が優勝するけれどお互い頑張りましょう♪ 魔理沙を心行く迄、堪能して楽しみましょうね♪」

 

 

アリス「ふふっ♪」

 

 

霊夢「ふふっじゃないわよ」

 

 

咲夜「早速ブレないわねアリス」

 

 

レミリア「くふふふっ…! あっははは…!」プルプル

 

 

パチェ「…優勝するのが目に見えてるのに何を楽しんでクイズしなきゃならないのかしら」

 

 

アリス「そりゃあもう魔理沙の全てよ!」

 

 

パチェ「…そういうことにしておくわ」

 

 

霊夢「どう? 咲夜、ツッコミ一発入れた感想は」ヒソヒソ

 

 

咲夜「あのぐらいならあなたのアシストがあれば行けそう、援護頼むわよ」ヒソヒソ

 

 

霊夢「こっちのセリフよ、ヘヴンリーワンダーランド状態じゃなければ行けそうね」ヒソヒソ

 

 

咲夜「頑張りましょう」ヒソヒソ

 

 

霊夢「お互いにね」ヒソヒソ

 

 

にとり「楽しんでるじゃないか♪」

 

 

文「良いことです♪」

 

 

パチェ「…」

 

 

レミリア「私は咲夜と霊夢が楽しそうにしてる姿を見てるだけでも満足よ♪」

 

 

パチェ「それには同意するけど…」チラッ

 

 

アリス「魔理沙から私へのプレゼントは何かなぁ♪」

 

 

パチェ「アリス、油断してると足下をすくわれるかもしれないわよ?」

 

 

アリス「! あら、私より正解出来るとでも?」

 

 

パチェ「私はどうか分からないけど霊夢はあなたにとって強敵であり、脅威じゃないのかしら?」

 

 

アリス「! ま、負けないわ! 私の魔理沙への愛はいつでもシャンハーイなのよ!?」

 

 

パチェ「訳が分からないわ…けど勝負事なら私もやれるだけやるわ、負けるの嫌いだから、ね」

 

 

レミリア(パチェも何だかんだ楽しんでるみたいね♪)

 

 

 

 

 

 

 

【ゆかりん登場! ルール説明!】

 

 

八雲紫「は~い♪ ゆかりん登場~♪」

 

 

霊夢「出たわね」

 

 

咲夜「出てきたわね」

 

 

レミリア「いきなり出てこなかったわね」

 

 

パチェ「珍しい事もあるものね」

 

 

アリス「大人しいわね」

 

 

紫「な、何よみんなして…! ゆかりん今回は無理矢理連れて来てないのよ!? みんなの承諾をたんだから!」

 

 

霊夢「分かってるわよ、それと別に文句を言いたい訳じゃないのよ?」

 

 

咲夜「なんとなく口に出ちゃうのよ」

 

 

パチェ「スキマで驚かしたりしてるからそうやって言われるのよ、ね? レミィ」

 

 

レミリア「そうよそうよ! …うん? パチェ、何で今の私に聞いたの?」

 

 

アリス「あぁ紫、本当にありがとう! ん? あなたに感謝したのってこれ初めてじゃないかしら」

 

 

紫「なんか色々と言われてつれぇんだけど」

 

 

文「つれぇのは分からなくも無いんですけどルール説明だけはちゃんとしてくださいね」

 

 

紫「報われないわねぇ…まぁ霊夢だけは許すけどね♪」

 

 

レミリア、咲夜、パチュリー、アリス(贔屓が…)

 

 

霊夢「良いから早く説明しなさい」

 

 

紫「はーい♪」

 

 

 

 

 

 

紫「咲夜とアリス、レミリアは説明不要よね、霊夢の時に一度やってるから」

 

 

レミリア「そうね、今回もアリス程では無いけど呼んでくれて感謝はしてるわ」

 

 

アリス「私は誰よりも感謝をしているわ♪」

 

 

咲夜「紅魔館が心配だけど…まぁ楽しませてもらうわ」

 

 

紫「では…霊夢とパチュリー、あなた達にはちゃんと説明させてもらうわね、まずどう? 解答者席の感じは」

 

 

霊夢「前は出題者だったからこっちの感じはなんか新鮮だわ」

 

 

パチェ「レミィからここの存在は聞かされてたのよ、想像していた物よりも随分と力が入っているようね」

 

 

紫「そりゃあねぇ♪ これは一時の娯楽、楽しまなきゃ損よ?」

 

 

紫「ルールの説明をするわ、先ずこことは違う場所、別室にいる魔理沙に対する質問をする、まぁ質問と言う名の問題よ、それをここであなたたちに出題する」

 

 

紫「あなたたちは魔理沙がなんと答えるか予想してそれを解答するのよ、解答はその電子版に書いてね♪」

 

 

霊夢「これに書くのね…てか何でこんなもんで字が浮かび上がるのかしら」カキカキ

 

 

にとり「はっはっは♪ 河童の技術なめんなよー♪」

 

 

パチェ「へぇ…レミィがお絵描きしそうね」

 

 

レミリア「お絵描きなんかとっくに卒業してるわよ! そこはフランって言うところよパチェー!」

 

 

パチェ「ふふっ…♪」

 

 

アリス「霊夢の時にお絵描きしてなかった?」ヒソヒソ

 

 

咲夜「言わないであげて」ヒソヒソ

 

 

紫「解答が出揃ったら答え合わせよ、魔理沙に直接その問題、質問を聞いてもらって答えてもらう、それが問題の正解となるの、一応全員の解答は一度この目の前にある巨大モニターに出すからね」

 

 

紫「魔理沙は別室にいるわ、モニターに写すわね」ピッ

 

 

アリス「!!」ガタッ

 

 

霊夢、咲夜「!」キッ

 

 

パチェ「何で身構えるの?」

 

 

霊夢「準備」

咲夜「準備です」

 

 

パチェ「準備?」

 

 

レミリア「ふふふふはははっ…!」プルプル

 

 

 

 

 

霧雨魔理沙『何だここにカメラ仕掛けてあんのか、こういうところから霊夢を撮ってたんだな』

 

 

魔理沙『ん…? なんか赤い光が点滅してるけどこれもう始まってんのか?』

 

 

 

 

アリス「キャー!! 魔理沙と目と目が逢っちゃったー♪」

 

 

霊夢、咲夜「うるさっ!!」

 

 

レミリア「あっははは!」

 

 

パチェ「なるほど…ツッコミ準備、ね」

 

 

アリス「モニター越しでも愛を感じるの♪ ま、まさかこれが相思相愛の証っ!?」

 

 

霊夢「絶対違うから」

 

 

咲夜「どう考えたらそうなるの?」

 

 

霊夢「…あれ? 私の時と部屋の造りが違うわね」

 

 

咲夜「洋風の部屋にソファ、テーブルに紅茶と洋菓子のセットね」

 

 

アリス「あそこに私が居れば新婚さんのお部屋になるのにね」

 

 

霊夢「さらっと何を言っているのか」

 

 

アリス「…ふふっ♪」

 

 

霊夢「ふふっじゃないから」

 

 

咲夜「ブレないのねアリス」

 

 

レミリア「ふはっ…! くふふ…!」プルプル

 

 

紫「フフッ…! そ、そのままでも良かったんだけどやっぱり出題者さんには良いお部屋をあてがわないとね」

 

 

霊夢「確かに私の時の部屋は快適だったわね」

 

 

紫「魔理沙は解答者が誰なのか知ってる、そして魔理沙の声はこっちに聞こえるけどこっち側…霊夢たちの声は魔理沙には聞こえないようにしてあるわ」

 

 

アリス「はぁ…愛の言葉が届かないなんて…なんかもどかしいわね」

 

 

パチェ(普段は届いていると思っているのかしら)

 

 

 

 

魔理沙『うーんなんか足りねぇなぁ…落ち着かねぇぜ…』

 

 

魔理沙『…あっ! そうだ、この部屋には本がねぇんだよな、おーいババア~、ちょっくらスキマから本を出してくれねぇかー?』

 

 

 

 

紫「あ、あんにゃろう! 誰がババアだってぇ!?」

 

 

霊夢「部屋が散らかって無いと安心できないんかい」

 

 

咲夜「どうしてあんな家に住めるのかしら…」

 

 

パチェ「出さなくていいわよ紫、エサを与えるとどんどん食い尽くされるからやめといた方が身のためよ」

 

 

紫「ぱっつぁん苦労してんのね…」

 

 

パチェ「苦労の連続よ…はぁ…」

 

 

霊夢「新婚さんの部屋が早速ゴミまみれになるけど」

 

 

アリス「許容範囲よ、私がしっかりしてれば良いだけの話だもの♪」

 

 

レミリア「アリスって良い奥さんになれる素質はある気がするのよね」

 

 

紫「私からは以上よ、後は天の声さんに聞いてね♪」

 

 

 

 

 

 

 【もう少し、ルール説明!】

 

 

 

八雲藍『テステス…あー、みんな聞こえてるか?』

 

 

 

 

霊夢「聞こえてるわ」

 

 

 

 

藍『私が問題を読み上げる係の天の声こと、八雲藍だ、200問は長い道のりだと思うがお互い頑張ろうな』

 

 

 

 

パチェ「手が込んでるわね、それより…200問は本当に長そうね」

 

 

咲夜「はい、かなりの長丁場になります」

 

 

レミリア「それが心配だったのよパチェ、あなたの体の事が心配だわ」

 

 

霊夢「あ、そっか、喘息持ってるのよねあんた」

 

 

アリス「それに体力の心配もあるわよね」

 

 

パチェ「…でも座って書くだけだからいつもとあまり変わらないと思うのよね」

 

 

レミリア「甘いわねパチェ」

 

 

パチェ「?」

 

 

レミリア「笑うのって意外に体力使うのよ」

 

 

咲夜「笑ってる時にむせると呼吸が乱れますし」

 

 

アリス「むきゅー…なんて言ってられないわよ?」

 

 

霊夢「一呼吸置かずに笑いは襲い掛かってくるもんよ」

 

 

パチェ「……」

 

 

パチェ「不安になってきたわ…」

 

 

 

 

藍『その事なら心配無用だ』

 

 

 

 

霊、咲、レ、パ、ア「え?」

 

 

 

 

藍『実はそう言うと思ってな、紫様がパチュリーのために準備をしていたらしいんだ、頼むぞにとり』

 

 

 

 

にとり「おう、はいこれ」スッ

 

 

パチェ「? これは?」

 

 

にとり「河童印の栄養ドリンク『ニトリン』と喘息に効く八意印の飲み薬『ヤゴコロービッド』だ」

 

 

パチェ「…何そのタウリンとスロービッドみたいな名前の薬は」

 

 

咲夜「パチュリー様、飲むのに抵抗がおありでしたら私が毒味を」

 

 

にとり「失礼だな! 毒なんて入ってないぞ!」

 

 

霊夢「大丈夫よ、紫はそういう悪ふざけはマジの時にしかしないから」

 

 

アリス、レミリア「マジ?」

 

 

霊夢「大嫌いな奴の目の前にいるとか…でもそういう時でも『これは猛毒の何々よ!』とか言いながら飲ませようとして来るけどね」

 

 

レミリア「そうなんだ…」

 

 

アリス「なんか親切に思えてくるのは何でかしら」

 

 

霊夢「元が胡散臭いからじゃない?」

 

 

 

パチェ「……大丈夫よ、ありがとう咲夜」

 

 

パチェ「霊夢がそこまで言うのなら大丈夫でしょう、ありがたく受け取っておくわ、紫も中々準備が良いわね」

 

 

咲夜「分かりましたわ、パチュリー様」

 

 

にとり「ふふん♪ 飲んで元気になりすぎるがいいさ!」

 

 

パチェ「この魔法使いより元気にならないから安心しなさい」

 

 

アリス「今日は気分が良いからね! うふふっ♪ みんなもそうでしょ?」

 

 

霊、咲、レ、パ「一緒にしないで」

 

 

 

 

藍『100問で一旦休憩を挟むぞ、もちろん能力は禁止、優勝者には魔理沙からのプレゼントがあるぞ』

 

 

 

 

パチェ「あぁ休憩挟んでくれるのね、ならドリンクと薬もあるから戦えるわね」

 

 

アリス「能力禁止にされなくてもあんまり意味が無いような気がするのよね」

 

 

霊夢「空を飛ぼうが、魔法を使おうが、時を止めようが関係無いもんね」

 

 

レミリア「えっ…? れ、霊夢? 私の能力…」

 

 

パチェ「有って無いような物でしょ」

 

 

レミリア「パ~チェ~?」

 

 

パチェ「ふふっ♪」

 

 

霊夢「ははっ…!」

 

 

アリス「そんなことより私は魔理沙のプレゼントが気になるわ!」

 

 

霊夢「確かに気になるわね」

 

 

咲夜、パチュリー「同じく」

 

 

レミリア「何で?」

 

 

霊夢「あのドケチがプレゼントするのよ? 死ぬまで借りるが当たり前のあいつが何をくれるのか気になるじゃない」

 

 

レミリア「あ~…確かに」

 

 

パチェ「何も用意してないのならこっちから優勝賞品の請求をしたいところね」

 

 

咲夜「本を返してもらいたいですね」

 

 

アリス「魔理沙からのプレゼントも素敵だけどそれも良いわね! 私が優勝したら…まぁするんだけどぉ♪ 『私が優勝したから優勝賞品は霧雨魔理沙をお願いしますっ!』って胸を張って堂々と言えるんだもん…あぁん素敵っ♪」

 

 

霊夢、咲夜、パチュリー、レミリア「…」

 

 

パチェ「ごめんなさい、レミィにカリスマを与えてしまったようね」

 

 

レミリア「なんなのその例え!?」

 

 

霊夢「あっははは…!」プルプル

 

 

咲夜「お嬢様『今のは猛獣にエサを与えてしまった』と同じ様な例えかと思います」

 

 

レミリア「真面目に説明しなくて良いわよ咲夜ぁ!」

 

 

霊夢「あっはははっ…!」プルプル

 

 

 

 

藍『おーい準備は良いか? 始めるぞー?』

 

 

 

 

アリス「おーっ! 魔理沙ー! 待っててね!」

 

 

咲夜「…200問頑張りましょう」

 

 

パチェ「えぇ」

 

 

レミリア「うん」

 

 

霊夢「ははははっ…! ふっくふふ…!」プルプル

 

 

パチェ「…そんなに面白かった?」

 

 

霊夢「くふははっ…! わ、私ツボに入るとダメなのよ…! ふふははっ…!」プルプル

 

 

レミリア「霊夢にそんなに笑ってもらえるのは嬉しいけど複雑よ…なんか」

 

 

パチェ「ふふっ、良かったじゃないレミィ」

 

 

レミリア「パチェのせいなんだけど!?」

 

 

 

 

 

 

 【本番スタート!!】

 

 

 

【第1問】『霧雨の、好きな食べ物は?』

 

 

 

霊夢「ふはっ…!」プルプル

 

 

パチェ「ふっ…!」プルプル

 

 

レミリア「やっぱり笑うわよね」

 

 

霊夢「ふふは…! な、何よ霧雨のって…! くふふははっ…!」

 

 

パチェ「霧雨っ…! くふふふっ…! だ、誰が魔理沙の事を霧雨って呼ぶのよ…!」

 

 

咲夜「確かに魔理沙の事を霧雨呼びする人なんて見たことも聞いたこともありませんね、ふふっ」

 

 

霊夢「てか…ふふっ…ら、藍の発音と発声が良すぎるから余計に…あははっ」

 

 

レミリア「それ分かるわ…ふふはっ…!」

 

 

 

 

藍『笑いを取ろうと思っている訳では無いのだが…これも紫様の指示でな』

 

 

 

 

咲夜「早苗が言ってたわね、これも元ネタの再現だとか」

 

 

霊夢「ふふはっ…! …あれ? これ私の時も呼び方変えてたの?」

 

 

咲夜「博麗の~博麗の~ってずっと言ってたわよ」

 

 

霊夢「ははっ…! あ、あんたたちまさか笑った?」

 

 

咲夜「だってしょうがないじゃない、魔理沙が『お~い博麗~! 弾幕ごっこしようぜ~!』とかボケるからいけないのよ」

 

 

霊夢「くっ…あははっ…! あ…くふふっ…あいつめ…!」プルプル

 

 

パチェ「その流れで言ったら逆のパターンもありなんじゃないの?」

 

 

レミリア「逆?」

 

 

咲夜「なるほど…霊夢、お願い出来る?」

 

 

霊夢「へ? 何で私がやんの?」

 

 

咲夜「だって魔理沙がやってたから」

 

 

レミリア「あっ、そういうことね! 霊夢お願い、やってみて!」

 

 

霊夢「え~……ん``ん``…」セキバライ

 

 

霊夢「…」

 

 

 

 

 

霊夢「ねぇ霧雨、ちょっと弾幕ごっこしない?」

 

 

咲夜、レミリア「ふっ…! はははっ…!」プルプル

 

 

パチェ「ふふっ…! ふふふふっ…!」プルプル

 

 

アリス「はいっ!」

 

 

霊夢、咲夜、パチュリー、レミリア「!!?」

 

 

アリス「私、霧雨アリスは博麗霊夢との弾幕ごっこを受けて立ちます! 妻として!!」

 

 

アリス「つ、妻として!」

 

 

霊夢、咲夜、パチュリー、レミリア「……」

 

 

パチェ「一気に現実に引き戻された気分だわ」

 

 

咲夜「そういえばここには不思議な魔物が居たんだったわね」

 

 

霊夢「さっきから黙ってると思ったらその妄想をしてたのね」

 

 

レミリア「ア、アリスは奥さん派なの?」

 

 

アリス「う~ん、本当は妻として支えてあげたいんだけど魔理沙が望むなら夫でも構わないわ♪」

 

 

霊夢「いいわよ素直に答えなくて、真面目に聞いてないから」

 

 

アリス「…ふふっ♪」

 

 

霊夢「ふふっじゃないわよ」

 

 

咲夜「ブレないままね、アリス」

 

 

レミリア「くふっ…! で、でも霧雨アリスの語呂は悪くないと思わない?」ヒソヒソ

 

 

パチェ「マーガトロイド魔理沙…は悪いわね」

 

 

 

 

藍『おいおい、楽しむのも良いが早く答えを書いてくれよ?』

 

 

 

 

レミリア「え、えぇ…分かったわ」

 

 

咲夜「魔理沙の好きな食べ物…?」

 

 

霊夢「なんか一問目から難しくない?」

 

 

パチェ「…聞くけどもう書けてるの?」

 

 

アリス「もちろんよ♪」

 

 

霊夢「良く書けたわね、こっちは魔理沙が相手ってだけでも悩む要因になってるのに」

 

 

レミリア「そうなのよね…」

 

 

咲夜「こっちの意表を突いて解答でふざける、ボケてくるか、真面目に答えるかのどっちかですからね」

 

 

パチェ「最初から二択なんてハードね」

 

 

アリス「結婚生活なんてハードの連続に決まっ」

 

 

霊夢、咲夜「ちょっと黙っててくれる?」カキカキ

 

 

レミリア「ふくっ…! こ、これかなぁ」カキカキ

 

 

パチェ「問題の内容も難しいわ、魔理沙って雑食この上ないから」カキカキ

 

 

霊夢「…よし、書けたわ」

 

 

 

 

 解答オープン!

 

 

 

霊夢《キノコ炒め》

レミリア《焼きキノコ》

咲夜《キノコご飯》

パチェ《キノコシチュー》

アリス《キノコシチュー》

 

 

 

 

パチェ「あら、当たったわね」

 

 

レミリア「ふはっ…! ま、まだ魔理沙答えて無いじゃない」

 

 

咲夜「200問正解宣言しているので…はい」

 

 

霊夢「シチューだったか…」

 

 

アリス「ふふん♪ まだまだね霊夢、魔理沙はキノコ料理全般が好きだけど手軽に作れて美味しい物が好みなのよ♪」

 

 

霊夢「…なんかちょっと悔しいわ」

 

 

咲夜「あなたも存外負けず嫌いよね」

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙の好きな食べ物は?』

 

 

魔理沙『あん? あぁやっと始まったのか』

 

 

魔理沙『…アレか? アリスの暴走待ちだったのか? まぁでも咲夜と霊夢がいるからそこら辺は心配しなくても良いか』

 

 

魔理沙『ん~そうだな、この魔理沙さんの好きな食べ物は…キノコシチューだぜ♪』

 

 

 

 パチュリー、アリス、正解!!

 

 

 

 

 

アリス「当然ね♪」

 

 

パチェ「正直当てられる自信無かったんだけど」

 

 

レミリア「二人とも魔法使いだからってのもあるんじゃないの?」

 

 

パチェ「関係…無いとは言い切れないかもね、会話はしてる方だし」

 

 

アリス「沢山話していればこの手の問題は答えられるものよ、まぁ私の場合は偏に愛があるからだけどね!」

 

 

霊夢「……愛はともかくちょっと燃えてきたわ」

 

 

咲夜「本当に負けず嫌いね…」

 

 

咲夜(それともちょっとした嫉妬…? ふふっ)

 

 

 

 

 

【第2問】『霧雨の、血液型は?』

 

 

 

レミリア「!」カキカキ

 

 

霊夢「早いわね」

 

 

レミリア「ふっふっふ♪ まぁね♪」

 

 

パチェ「レミィにとってはサービス問題じゃない? 吸血鬼なんだから血液型ぐらい匂いで分かるでしょ」

 

 

レミリア「!」

 

 

霊夢「あっ…これズルじゃない?」

 

 

咲夜「霊夢の時でもこれは許されてたわよ?」

 

 

アリス「でも魔理沙の血液型なんて見て直ぐ分かるじゃない♪」

 

 

霊夢「アリスが言うと説得力無いけど…まぁそうね」

 

 

咲夜「魔理沙はこの血液型しか当てはまらないものね」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《B型》

レミリア《B型》

咲夜《B型》

パチェ《B型》

アリス《B型 RH-》

 

 

 

 

パチェ「は!?」

 

 

レミリア「えっ!? ちょっ!? な、なに!?」

 

 

霊夢、咲夜「怖い怖い怖い!! 怖いって!!」

 

 

アリス「……え~?」ニッコリ

 

 

霊夢、咲夜「え~じゃないわよ!!」

 

 

霊夢「なに!? アールエイチってなに!?」

 

 

咲夜「マイナス!? マイナスなのあれ!?」

 

 

アリス「魔理沙の血液型よ、一般常識じゃない♪」

 

 

霊夢「絶対に一般常識じゃないわよ!」

 

 

咲夜「みんな知ってると思わないことね!!」

 

 

パチェ「RH…って、まさかRH因子のこと?」

 

 

アリス「そうよ♪」

 

 

レミリア「あ、アールエイチ因子?」

 

 

パチェ「血液型を決定する因子の一つと言われているの、こういうのって医者かその類いの知識者に血液を調べてもらわないと分からないんだけど」

 

 

パチェ「何故知っているの?」

 

 

アリス「…」

 

 

アリス「ふふっ♪」

 

 

霊夢「ふふっじゃないってのよ」

 

 

咲夜「ブレないのが逆に怖いのよ、アリス」

 

 

レミリア(わ、笑えないわ…)ドキドキ

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙の血液型は?』

 

 

魔理沙『ん、B型らしいぜ?』

 

 

 

 全員正解!

 

 

 

 

アリス「んふふっ♪ やったぁ♪ みんなも正解で良かったわね!」

 

 

霊夢、咲夜、パチュリー、レミリア「……」

 

 

霊夢「紫、ダメもとで魔理沙にRHって知ってるか聞いてみてくれる?」

 

 

 

 聞いてみました

 

 

 

紫『ねぇ魔理沙、血液型にRHってあるんだけど知ってる?』

 

 

魔理沙『は? ナニか? 他にR型とかH型とか存在するのか?』

 

 

紫『…ううん、何でもないわ』

 

 

魔理沙『あー?』

 

 

 

 

 

アリス「魔理沙は知らなくても良いのよ♪ ねぇ?」

 

 

咲夜「ねぇ、じゃないわよ」

 

 

霊夢「それにはもう私は何もツッコまないわよ」

 

 

 

 

 

 

【第3問】『霧雨の、特技は?』

 

 

 

霊夢「特技…?」

 

 

アリス「…」ピタッ

 

 

パチェ「あら、筆が止まってるわね」

 

 

アリス「魔理沙は多芸だから…んんっ? 何をチョイスしてくるかしら」

 

 

咲夜「アリスが分からないのでは私たちも勘で答えるしかありませんね」

 

 

レミリア「アリス頼みなのはどうなのかしら…」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《マスタースパーク》

レミリア《泥棒》

咲夜《盗みの技量》

パチェ《死ぬまで借りること》

アリス《友達を作ること》

 

 

 

霊夢「紅魔館組はそっち関係なのね」

 

 

パチェ「でも迷ったの、これは趣味なのか職業なのか特技なのかって」

 

 

レミリア「私もそうよパチェ」

 

 

咲夜「同じくですわ」

 

 

霊夢「職業って…そろそろ指名手配されるんじゃないの?」

 

 

アリス「最近地霊殿の本にも興味があるみたいよ?」

 

 

霊夢「さとりとお燐とお空を相手に何処までいけるかしらね」

 

 

アリス「頑張ってほしいわね♪」

 

 

霊夢「そこは手伝わないのね」

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙の特技は? ある?』

 

 

魔理沙『もちろんあるぜ! マスタースパークだな!』

 

 

紫『…ふふっ、そう』

 

 

 

 

 霊夢、正解!!

 

 

 

 

霊夢「よし♪」

 

 

アリス「ぐっ…! そっちだったか~…」

 

 

レミリア「流石に自分で認めやしないか」

 

 

パチェ「借りるって言葉を辞書で引かせてやりたいと何度思ったことか…」

 

 

咲夜「大体美鈴がキチンと仕事をしていれば…」ブツブツ

 

 

パチェ「それより…ふふっ、アリス外したわね」

 

 

アリス「な、何よ!」

 

 

パチェ「あなたが外す問題があるなら勝機はある、ということが理解できたから嬉しいのよ」

 

 

アリス「わ、私は負けないわ! 優勝して魔理沙のところに行くのは私よ!!」

 

 

霊夢「パチュリーって負けず嫌いなの?」

 

 

咲夜「勝負事はやるからには勝つ、がパチュリー様なのよ」

 

 

レミリア「チェスで私と勝負して負けると『もう一回勝負よ!』って言うのよね♪ 勝つまで止まらないの♪」

 

 

霊夢「ふ~ん…あんたってチェスでパチュリーに勝てるんだ」

 

 

レミリア「そこなの!? そこなの霊夢ぅ!」

 

 

咲夜「フフッ…!」プルプル

 

 

 

 

 

 【第9問】『霧雨が、最近気になっていることは?』

 

 

 

咲夜「う~ん、分からないわね」

 

 

レミリア「範囲が広すぎるわよ」

 

 

アリス「確かに…でも私の魔理沙なら」

 

 

パチェ「私のって…」

 

 

霊夢「…アレか?」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

 

霊夢《チルノが日焼けした理由》

レミリア《自分で書いた本の価値》

咲夜《自分の女子力の低さ》

パチェ《紅魔地下図書館の本の数》

アリス《私の想う、魔理沙への愛の度数》

 

 

 

アリス、レミリア「日焼け!!?」

 

 

霊夢「ん?」

 

 

パチェ「あら、二人とも知らないの?」

 

 

レミリア「し、知らないわよ!」

 

 

アリス「えっ!? ち、チルノが日焼けしたの!?」

 

 

咲夜「えぇ、私も最初見たとき目を疑ったわ」

 

 

パチェ「原因は完全に日焼けなんだけど…引っ掛かる点が多いのよね、一日で日焼けなんて普通しないもの」

 

 

霊夢「あまりにも真っ黒だったから最初コーヒーぶっかけられたのかと思ったわ」

 

 

咲夜「私はチョコとかお菓子の食べ過ぎでああなったのかと思ってたわ」

 

 

霊夢「あははっ、色んな物掛けられてなんかかき氷みたいね」

 

 

レミリア「そ、そんなに真っ黒だったの!?」

 

 

アリス「氷の妖精が日焼けしていいのかしら…」

 

 

霊夢「良いんじゃない? 本人は『NEWあたいは超最強!』とか言ってたし」

 

 

レミリア「見たかったわ…」

 

 

アリス「まだ日焼けしてるかしら…」

 

 

パチェ「まぁ気になるわよね」

 

 

パチェ(魔力の増加…今になってそれが原因なのではないかと頭を過っているのよね)

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙が最近気になっていることは?』

 

 

魔理沙『あ? あ~…最近かぁ…』

 

 

魔理沙『あぁアレだ、チルノが日焼けした理由だな』

 

 

 霊夢、正解!!

 

 

 

レミリア「えぇ…凄く気になってきた」

 

 

アリス「これ終わったら魔理沙と一緒にチルノのところに行こうっと♪」

 

 

霊夢「一人で行かないの?」

 

 

アリス「嫌よ!!」クワッ

 

 

霊夢、咲夜「!?」ビクッ

 

 

パチェ「まだ日焼けしてるのかしらね」

 

 

 

 

 

 

【第14問】『霧雨の、好きな一発ギャグは?』

 

 

レミリア「あ♪ 出た~♪」

 

 

霊夢「ん? 嬉しそうね?」

 

 

レミリア「だって霊夢の時私のカリスマガードやってくれたじゃない♪」

 

 

霊夢「まぁ…/// アレには笑わせてもらってるからね」

 

 

レミリア「私スッゴい嬉しかったのよ霊夢ぅ~♪」

 

 

霊夢「はいはい」

 

 

パチェ「嬉しかったって……本人公認にしていいの?」

 

 

アリス「霊夢がやってるのも結構可愛かったわよね」

 

 

咲夜「まぁお嬢様には負けるけどね」

 

 

パチェ「あなたの大好きなカリスマが薄れるわよ? レミィ」

 

 

レミリア「霊夢に喜んでもらえるならカリスマなんてクソ食らえよ♪」

 

 

パチェ(っ…!? そ、そこまで言わせるの?)

 

 

アリス「器が大きいわね」

 

 

咲夜「流石でございますわ、お嬢様」

 

 

霊夢「それでいいの? あんたが良いならいいんだけどさ」

 

 

パチェ「う~ん…」

 

 

パチェ(親友として喜ぶべきなのかしら…)

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《小傘の驚け~》

レミリア《パチェのくしゃみ》

咲夜《パチュリー様のくしゃみ》

パチェ《レミィのカリスマガード》

アリス《パチュリーのくしゃみ》

 

 

 

霊夢「え?」

 

 

パチェ「んっ!!?」

 

 

レミリア「あれ、アリス知ってるの?」

 

 

アリス「結構前に私の家に来たときに聞いたの、埃まみれの部屋に通しちゃったから偶然だったんだけどね」

 

 

咲夜「紅魔館の者しか知らないと思ってたんだけどね」

 

 

霊夢「えっ? く、くしゃみ?」

 

 

レミリア「うん、実はね?」

 

 

パチェ「れ、レミィ!」

 

 

レミリア「な、なに?」

 

 

パチェ「い、言わない…! 言わなくていいから!」

 

 

パチェ「咲夜も! 何で書くのよ!」

 

 

咲夜「…申し訳ありません、私とて負けたく無いので、はい」

 

 

アリス「私は好きよ、あなたの意外な一面だからね」

 

 

パチェ「そういうことも言わなくていいから!」

 

 

霊夢「えっ、余計気になるんですけど」

 

 

パチェ「知らなくてもいいことよ!」

 

 

霊夢「くしゃみなんでしょ? くしゃみぐらい良いじゃない」

 

 

アリス「うふふっ♪ 魔理沙がなんて答えるかしらね♪」

 

 

パチェ「!! ま、魔理沙…頼むわよ…!」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙の好きな一発ギャグは?』

 

 

魔理沙『お、来やがったな、幻想郷広しと言えどもこのギャグはあんまりお目にかかれないぜ?』

 

 

魔理沙『パチュリーのくしゃみのインパクトは強烈だったぜ♪』

 

 

 

 咲夜、レミリア、アリス、正解!!

 

 

 

 

パチェ「ちょっ…!?」

 

 

レミリア「やった♪ 当たった♪」

 

 

咲夜「残念だったわね、霊夢」

 

 

霊夢「いやいや、当たらなかった事よりもくしゃみが気になって仕方ないんだけど」

 

 

文「そんな霊夢さんのために!!」

 

 

霊夢「ん?」

 

 

にとり「実はね、紫がパチュリーのくしゃみの音声データを持ってるんだよね~♪」

 

 

霊夢「! ふーん…ふふっ、用意が良いじゃない♪」

 

 

パチェ「な、なんですって!?」

 

 

パチェ(まさか紫が幻想郷住人の口癖、珍言探しをするあの訳の分からない調査の時のレコーダーがまだ…)

 

 

にとり「ほいじゃ、流すよ~♪」

 

 

パチェ「そこまでよ! 私流していいなんて許可して無いわよ!?」

 

 

咲夜「…パチュリー様」

 

 

レミリア「パチェ」

 

 

パチェ「二人も早く止めさせて!」

 

 

咲夜「良いじゃないですか、減るものではありませんし」

 

 

レミリア「ごめんね、霊夢が聞きたがってるから聞かせてあげたいの」

 

 

パチェ「!?」

 

 

アリス「誰も真似できない物よ♪」

 

 

霊夢「気になるから早く聞かせなさいよ♪」ワクワク

 

 

にとり「あいよ~♪」スッ

 

 

パチェ「あっ…!!」

 

 

 

 

 ポチっ!

 

 

 

紫『小悪魔、ついに来るのね?』

 

 

こあ『はい♪ 来ますよ…』

 

 

パチェ『へ…へぁ…へっ…む、む…』

 

 

 

 

 

パチェ『むっっきゅしょい!!』

 

 

 

 

 

紫、藍『あ』

 

 

 

 ブツッツ…! ポチっ!

 

 

 

 

霊夢「んふっ!? ふふははははっ!!」ゲラゲラ

 

 

レミリア「あはっ、あはははっ…!」

 

 

アリス「んふふっ…! ふふっふふふ!」

 

 

咲夜「フフッ…! パ、パチュリーさ、あふふふっ…! も、申し訳ござ…! あふふははっ…!」

 

 

パチェ「!! …///」カアッ

 

 

霊夢「あ、あんたのっ…! ふははっ…! あんたの体のどこからあんな声が出てんのよ…! ふくくっ…!」

 

 

咲夜「パ、パチュリー様の…! くっ…! か、可愛い一面ですわ」

 

 

レミリア「ご、ごめんねパチェ、笑うつもりは無かったのよ…でもその…ふ、雰囲気というか」

 

 

アリス「今あなたのところの小悪魔の声も聞こえたわね、ふふっ♪ でもパチュリー、恥ずかしがること無いわよ、あなたの個性じゃない♪」

 

 

パチェ「こ、個性で笑われてれば世話無いわよ…!」プルプル

 

 

パチェ「くっ…! 怨むわよ紫ぃ…!」

 

 

にとり「一発でスッキリしそうな盛大なくしゃみだったね」

 

 

文「この問題見せたときに紫さんが『使うかもれないから』って渡されたレコーダー役に立ちましたね♪」

 

 

パチェ「共犯者も例外なく怨んでやるわよ…!」ゴゴゴ

 

 

文、にとり「ひえっ…!?」

 

 

霊夢「あっははは…! パチュリーも面白いところあるのね」

 

 

レミリア「そりゃあ私の親友だからね♪」

 

 

パチェ「嬉しくないわよ…///」

 

 

 

 

 

【第19問】『霧雨は、紅魔館メンバーの中で一番仲が良いと思うのは誰?』

 

 

 

アリス「!!」

 

 

咲夜「へぇ、中々いい質問じゃない」

 

 

文「ありがとうございます♪」

 

 

霊夢「紅魔館限定か、なら簡単ね」

 

 

パチェ「私達の関係性を知っていれば答えられる問題だと思うわ」

 

 

レミリア「…」

 

 

パチェ「どうしたの? レミィ」

 

 

レミリア「! ううん、なんでもない」

 

 

パチェ「?」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《フラン》

レミリア《フラン》

咲夜《妹様…フラン様》

パチェ《妹様》

アリス《フラン》

 

 

 

霊夢「揃ったわね」

 

 

咲夜「いつも仲良さげに話しているお姿がとても微笑ましいのよ」

 

 

霊夢「魔理沙は性格が子供っぽかったり人懐っこい奴には好かれるのよね」

 

 

咲夜「それこそ特技として認定しても良いのかもね」

 

 

アリス「ねぇ咲夜、紅魔館のメイドってまだ募集してる?」

 

 

咲夜「? いいえ?」

 

 

アリス「…私が紅魔館のメンバーになればこの答えが私になってみんなから祝福されてそれはそれは」

 

 

霊夢、咲夜「無いから大丈夫、本当に無いから」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙は紅魔館のメンバーの中で一番仲が良いと思うのは誰?』

 

 

魔理沙『ん? いきなり変化球な問題が来たな』

 

 

魔理沙『う~んそうだなぁ…どいつもこいつも面白い奴ばかりだし、全員と仲は良いんじゃねぇかな?』

 

 

魔理沙『でも一番って考えると…』

 

 

魔理沙『……うん、フランだろうな♪』

 

 

 

 

 全員正解!!

 

 

 

 

アリス「…最悪雑用係りでも何でもやるわよ?」

 

 

咲夜「お黙り」

 

 

霊夢「必死すぎよアリス」

 

 

 

レミリア「…」ニコッ

 

 

パチェ「嬉しそうね、レミィ」

 

 

レミリア「そう見える?」

 

 

パチェ「見えるわよ、私を誰だと思ってるの」

 

 

レミリア「私の愛する親友よ」

 

 

パチェ「それはそれは…ふふっ、どう致しまして♪」

 

 

レミリア(あの子の笑顔が増えたのは霊夢達との交流もそうだけど…あなたはフランを理解し、外に連れ出してくれた最初の人間)

 

 

レミリア(ありがとう、魔理沙)

 

 

 

 

【第26問】『霧雨は、森近霖之助のことをどう思っている?』

 

 

霊夢「霖之助さんか…意外に難しいわね」

 

 

咲夜「香霖堂の店主ね、何度か顔を合わせた事はあるけど」

 

 

レミリア「私もあるわ、でも魔理沙があの男のことをどう思っているのかは謎だわね」

 

 

パチェ「ここで答えが出るわけ、か」

 

 

レミリア「あの店主、ノリはいい方とは言えないのよね、前にこの私からの花見の誘いを断り続けたのよ?」

 

 

霊夢「あははっ、霖之助さんらしいわね、騒がしいところとかはっちゃけるとか苦手なのよあの人」

 

 

アリス「……むぅ」

 

 

アリス「…」カキカキ

 

 

咲夜「…霊夢」

 

 

霊夢「ん? なに?」

 

 

咲夜「ほら…」スッ

 

 

霊夢「? …ん?」

 

 

霊夢、咲夜(なんて書いたの…?)

 

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《お兄さんみたいな人》

レミリア《親友…?》

咲夜《兄弟的な感じかしら?》

パチェ《親友?》

アリス《すけこまし》

 

 

 

 

霊夢「こらぁ!!」

 

 

アリス「何よ!」

 

 

霊夢、咲夜「何よ! じゃないでしょ!」

 

 

アリス「間違ってるとは言わせないわよ!?」

 

 

レミリア「す、すけこまし?」

 

 

パチェ「ザックリ言ってしまうと女たらしって意味よ」

 

 

レミリア「えぇ…そんな風には見えないけど」

 

 

霊夢「霖之助さんがすけこましな訳無いでしょ!?」

 

 

アリス「すけこましじゃないのよ!」

 

 

咲夜「完全にあなたの解答じゃない…魔理沙の気持ちですらないわね」

 

 

アリス「私知ってるのよ! 朱鷺子とかいう妖怪があの店で住み込みで働いてることをね!」

 

 

霊夢「いや、朱鷺子は…朱鷺子はアピールしまくってるけど」

 

 

アリス「あなただって危ないわよ霊夢、そのうち巧みな話術と知識で心を持ってかれてしまうかもしれないわよ!?」

 

 

霊夢「私は信頼してるだけだから、後ねぇ…魔理沙は霖之助さんに対してそういう感情は無いっての、逆も然りよ」

 

 

アリス「分からないわよ…? そのうち偶然が偶然を呼んで…あぁ危険だわ!」

 

 

アリス「あなたたちも! 男女間に友情なんて成立しないんだからね!?」

 

 

レミリア「えっ!? そ、そうなの?」

 

 

パチェ「それよく聞くけどそんな確証は何処にも無いわよ?」

 

 

霊夢「もう魔理沙の口からさっさと答え聞きましょ」

 

 

咲夜「その方が良さそうね」

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙は森近霖之助のことをどう思ってる?』

 

 

魔理沙『お? お~…香霖のことか…』

 

 

魔理沙『う~ん…そうだなぁ』

 

 

魔理沙『ガキの頃から知り合いだし、マジックアイテムとかの整備もしてくれてありがてぇし、いまいちノリは悪いが昔から色々と世話になってるし…』

 

 

魔理沙『逆に私の方も色々と世話してやってんだよ、なんかほっとけねぇっつーかさ、でも最近は朱鷺子がいるから飯とかの心配はしなくて済んだんだが』

 

 

魔理沙『だからそうだなぁ…友達って感じじゃねぇな』

 

 

魔理沙『………うん、そうだな』

 

 

魔理沙『頼れる兄貴、兄ちゃんって感じだな♪』

 

 

紫『ほぉ~…』

 

 

魔理沙『な、なんだよ』

 

 

紫『えらく真面目に答えたわねぇと思って♪』

 

 

魔理沙『う、うっせぇ…///』

 

 

紫『ふふっ♪』

 

 

 

 

 霊夢、咲夜はオマケで正解!!

 

 

 

 

アリス「!! ……」

 

 

霊夢、咲夜、レミリア、パチュリー「…」

 

 

霊夢「アリス…」

 

 

アリス「なんか……ごめんなさい…」

 

 

咲夜「そうやって謝れるのはあなたの良いところよ」

 

 

アリス「偏見まみれでどうしようもない解答しちゃった…魔理沙に知られたら嫌われちゃうわね」

 

 

霊夢「そんなことないと思うわよ、それに誰も言わないから大丈夫よ、ね?」

 

 

レミリア、パチェ「うんうん」コクコク

 

 

アリス「…ありがとう」

 

 

アリス「ごめんね? 雰囲気も悪くしちゃって」

 

 

霊夢「別に気にしてないわよ」

 

 

パチェ「誰でも過ちは犯すものよ、その過ちを正せる心を持ってるあなたなら何も心配いらないけどね」

 

 

アリス「……うん」

 

 

アリス「本当にありがとう、みんな」

 

 

霊夢「ふっ…それにしても魔理沙、真面目に答えたわね」

 

 

レミリア「兄貴とはね、ふふっ♪ 手の掛かる妹を持つと兄貴は心配なんじゃないかしら♪」

 

 

パチェ「ふふっ、レミィにも当てはまる様な気がするけどね」

 

 

咲夜「あなたはどう思ってるの?」

 

 

霊夢「さっきも言ったと思うけど信頼出来る人よ、それ以上でもそれ以下でもないわね」

 

 

咲夜「ふふっ…あなたらしいわね」

 

 

アリス「でも…そっか…魔理沙がお兄さんと思ってるなら」

 

 

アリス「あの店主と朱鷺子がくっついちゃえば祝福出来るし、流れで近いうちに私と魔理沙も結婚…/// ふふふふっ♪ な~んて事になっちゃったらどうしましょうねぇ♪ うふふふっ♪」

 

 

咲夜、霊夢「…」

 

 

咲夜「ちょっとはブレが直ったかと思えば」

 

 

霊夢「数分足らずでこれかい」

 

 

アリス「霊夢だってもしも二人がくっついたら祝福するでしょ?」

 

 

霊夢「まぁ霖之助さんと朱鷺子が幸せそうにしてるならするけど」

 

 

アリス「だったら私と魔理沙がくっついても祝福してくれるわよね♪」

 

 

霊夢「…」ジトッ

 

 

アリス「あら♪ 祝福の眼差し…ふふっ♪」

 

 

霊夢「ふふっじゃない、これはあんたは何を言ってるんだ、の目よ」

 

 

咲夜「ブレたか、いつものアリスね」

 

 

レミリア「ふふふははっ…!」プルプル

 

 

パチェ「楽しそうで何よりだわ」

 

 

 

 

【第31問】『霧雨の、得意なモノマネは?』

 

 

アリス「魔理沙は本当に多芸だからどんなモノマネもこなすわ、当てるのが難しいわね」

 

 

パチェ「何を選んで来るかしら」

 

 

レミリア「霊夢、霊夢の時にあなたがやってくれた早苗のモノマネが私好きなんだけど」

 

 

霊夢「ああ、アレ?」

 

 

咲夜「似てたわ、アレどうやってやってるの?」

 

 

霊夢「あんなもん頭の中をミラクルフルーツで一杯にして声に出せば誰でも出来るわよ?」

 

 

アリス「ふくくっ…!」

 

 

パチェ「み、ミラクル…! ふふふっ…!」

 

 

霊夢「ん``ん``っ……奇跡ですっ!! 奇跡ですよ霊夢さん!」

 

 

咲夜「ふっ…!? ふふあははははっ…!」

 

 

レミリア「あはっ、あはははっ!」ゲラゲラ

 

 

アリス「あふふっ! ふふっふふふ…!」

 

 

パチェ「ふっ…! くふふふふっ…!」

 

 

霊夢「さぁ皆さん解答を書きましょう! 奇跡の力で解答を導き出すのです!」

 

 

咲夜「ちょっ、ふふははっ…! や、やめなさい霊夢…! ふっ…!」

 

 

レミリア「はははっ! お、お腹痛いっ…! ふふふふっ!」

 

 

パチェ「何よその奇跡の押し売りは…ふふふっ…!」

 

 

アリス「あはははっ…!」

 

 

霊夢「とまあこんなもんよ♪」

 

 

咲夜「ふっ…そ、そのやりきった顔もやめなさい」

 

 

アリス「いきなりやらないでよ…あっははは…!」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《チルノのモノマネ》

レミリア《パチェのモノマネ》

咲夜《アリスのモノマネ》

パチェ《八雲紫のモノマネ》

アリス《私のモノマネ!!》

 

 

霊夢「たぶん一人は正解すると思うわよ」

 

 

咲夜「力強い字ねぇ」

 

 

アリス「やってほしいんだもん♪」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙の得意なモノマネは?』

 

 

魔理沙『モノマネか、そうだなぁ』

 

 

魔理沙『じゃあパチュリーのモノマネするぜ』

 

 

魔理沙『ん``ん``』セキバライ

 

 

魔理沙『…』

 

 

魔理沙『待って~! 持ってかないで~! 私の本を返して~、ま、まま魔理沙ぁ~!』ワタワタ

 

 

紫『ふはっ…!』

 

 

魔理沙『もう一個あるぜ』

 

 

紫『えぇ?』

 

 

魔理沙『今日も私は年中むっっきゅ~…』グデーン

 

 

紫『ふはははははっ…!』

 

 

 

 レミリア、正解!

 

 

 

 

パチェ「なっ…!?」

 

 

レミリア「ふくっ!? あっはははは!」ゲラゲラ

 

 

咲夜「ぷっ…! ぷふふふふっ…!」プルプル

 

 

アリス、霊夢「あっははは! ふふふっ!」ゲラゲラ

 

 

パチェ「ふ、ふざけないで! あなたたちも笑わないでよ!」

 

 

霊夢「だ、だって…! あっははは…!」

 

 

パチェ「だっても何も…! あんなの私じゃない、全然似てないわ!」

 

 

アリス「で、でもパチュリー、あなたアレ言ってるじゃない、ふくくっ…!」

 

 

パチェ「い…言ってるかもしれないけどアレは大袈裟にやり過ぎよ!」

 

 

パチェ「なんなのよ『今日も私は年中むっっきゅ~』って! 私あんな言い方してないわ! それに『持ってかないで~』とは…い、言ったかも知れないけど『ままま魔理沙~』なんて一言も言ってない!」

 

 

レミリア「ね…あふはははっ…! 年中むっっきゅ~…ふっはははは、あはははっ!」ゲラゲラ

 

 

咲夜「な、涙が…ふくくっ…! 年中無休と掛けているのかし…あはははっ…!」

 

 

パチェ「咲夜ぁ! レミィィ! あなたたちも笑いすぎよ! 自分で言って自分で笑うのはやめなさい!」

 

 

パチェ「はぁはぁ…はぁ…! ぜぇ…ぜぇ…」

 

 

文「おぉ、パチュリーさんもツッコミの才能があるんですねぇ♪」

 

 

にとり「むきゅ~…可愛いじゃないか」

 

 

パチェ「う、うるさいわね…はぁ…はぁ…」

 

 

にとり「つらくなったらニトリン飲んでね♪」

 

 

パチェ「…まだ良いわよ」

 

 

霊夢「ま、まあ確かにちょっと盛ってたかもね」

 

 

アリス「で、でもふはっ…! お、面白かったわ、流石魔理沙ね」

 

 

パチェ「…」ムスッ

 

 

レミリア「む、むくれた顔も可愛いわよパチェ」

 

 

咲夜「そ、そうですわ! パチュリー様」

 

 

パチェ「…!」ギロッ

 

 

レミリア、咲夜「うっ…!」

 

 

アリス「家族が一番笑ってたものね」

 

 

霊夢「魔理沙が悪ノリしたのが一番の原因なんだけどね」

 

 

パチェ「是が非でも優勝して本を取り返してやるわ…! 見てなさいよ魔理沙ぁ…!」

 

 

 

 

 

【第45問】『霧雨にとって、博麗霊夢はどういった存在?』

 

 

霊夢「あ、あー?」

 

 

レミリア、パチェ、咲夜、アリス「お~…」

 

 

霊夢「何が、お~なのよ」

 

 

咲夜「ほら、中々こういうこと聞けないじゃない、あなたと魔理沙いつも一緒にいるから」

 

 

レミリア「聞く隙が無いって事なんだけどね」

 

 

パチェ「私たちも魔理沙に面と向かって聞けないのよ、聞いてもはぐらかされるだろうし、この雰囲気なら答えてくれるでしょうしね」

 

 

レミリア「ふふっ、やるじゃない文♪」

 

 

文「おお、褒める褒める♪ そんなに褒めても文々。新聞しか出ませんよ♪」

 

 

霊夢「文ぁ…ふふっ♪」ニタァ

 

 

文「あややや!? その不適な笑みは何ですか!?」

 

 

アリス「ふふっ、魔理沙はどう答えるかしら♪」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《答えない》

レミリア《大切な親友》

咲夜《大切な親友》

パチェ《親友》

アリス《親友》

 

 

霊夢「…!」

 

 

レミリア「ふふっ、揃ったわね♪」

 

 

パチェ「こうとしか考えられなかったわ」

 

 

咲夜「良いじゃない、素敵だと思うわよ」

 

 

アリス「霊夢、霊夢は魔理沙と親友だから私と魔理沙の愛を応援してくれるわよね♪ ね?」

 

 

霊夢「…」

 

 

レミリア「! さ、さらっと何言ってるのよ」

 

 

アリス「…ふふっ♪」

 

 

レミリア「ふ、ふふっじゃないわよ!」

 

 

咲夜「ブレないわねアリス」

 

 

レミリア「!! や、やったわ! 私もアリスのブレツッコミが出来たわパチェ!」

 

 

パチェ「喜ぶことかしら…」

 

 

霊夢「…」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『! ふふふのふ♪』

 

 

魔理沙『? なんか嫌な予感がするぜ』

 

 

紫『魔理沙にとって霊夢はどういった存在?』

 

 

魔理沙『おぉう!? お~……』

 

 

魔理沙『はっ…文の奴、後で霊夢に八つ裂きにされても知らねぇぞ?』

 

 

魔理沙『まったくよぉ~…』

 

 

魔理沙『……』

 

 

魔理沙『…』

 

 

魔理沙『まぁ…あいつの時も律儀に答え続けてたからな、魔理沙さんも答えてやるぜ』

 

 

魔理沙『そうだなぁ……あ~…れ、霊夢よぉ…』

 

 

魔理沙『…///』カアッ

 

 

魔理沙『お、お前が私のことをどう思ってるのかはし、知らねぇけどな!』

 

 

魔理沙『私はお前のことを大切な親友だと思ってるからな! ずっとだずっと!』

 

 

紫『キャー♪ イヤー♪ 魔理沙ぁー♪』

 

 

魔理沙『う、うっせぇぞババア!』

 

 

 

 レミリア、咲夜、アリス、パチュリー、正解!!

 

 

 

 

霊夢「!!」ガバッ

 

 

レミリア「やった♪」

 

 

パチェ「当然の解答ね、ふふっ♪」

 

 

霊夢「…」プルプル

 

 

霊夢(い、イカン…! 顔がに、ニヤケる…!)

 

 

咲夜「! あらあら♪ 霊夢、電子版に顔を突っ伏してどうしたのかしら♪」

 

 

アリス「ふふっ♪ 机にうつ伏せで寝るのは良くないのよ♪」

 

 

霊夢「う、うううっさいわね…! ち、ちょっと眠くなっちゃったのよ…!」

 

 

咲夜「規則正しい生活リズム人間のあなたが? まだ夜じゃ無いわよ?」

 

 

アリス「あら♪ 心なしか耳が赤くなってる様な気がするわ♪」

 

 

霊夢「だ、黙れぇっ…!」プルプル

 

 

咲夜、アリス「ふふふふっ♪」

 

 

霊夢「うっ…! くぁっ…///」プルプル

 

 

霊夢(なんなのよ…/// なんなのよちくしょーめ…///)

 

 

霊夢(魔理沙のバーカ…///)

 

 

 

 

紫『あなたのそういうところ好きよ♪』

 

 

魔理沙『う、うっせぇのぜ! と、鳥肌立つからやめろよ』

 

 

紫『訛ってるわよ?』

 

 

紫『これからも霊夢と仲良くしてね♪ 魔理沙』

 

 

魔理沙『あ、当たり前のこと言ってんじゃねぇぞ! ババア!』

 

 

紫『ふふっ♪』

 

 

 

 

 

 

【第50問】『霧雨は、解答者5人の中で一番セクシーだと思う人は?』

 

 

霊、ア、パ、咲、レ「せ、セクシー!?」

 

 

霊夢「セクシーって…///」

 

 

パチェ「せ、セクシーとは性的な魅力のあるさまを言うことで」

 

 

レミリア「ぱ、パチェ落ち着いて!」

 

 

アリス「そ、そりゃあ私は魔理沙を悦ばせる夜の営みからその後のステップまでの三百通りの想像経験はあるからセクシーの体現者だと言われても過言では」

 

 

霊夢「何を爆弾発言をごちゃごちゃと言ってんのよ!」

 

 

アリス「ふ、ふふっ!」

 

 

霊夢「ふふって無理矢理言わんでいいわ!」

 

 

咲夜「ブレてんだかブレてないんだかハッキリしなさいよアリス!」

 

 

霊、咲、パ、レ、ア(な、なんて書いたら良いの!?)

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《咲夜!》

レミリア《咲夜…かな》

咲夜《アリス》

パチェ《たぶん咲夜》

アリス《私だったら嬉しいわ!》

 

 

 

 

咲夜「えぇっ!?」

 

 

レミリア「さ、咲夜にはそういう魅力があると思うのっ!」

 

 

パチェ「魅力的って意味よ、変な意味ではないからね」

 

 

霊夢「生足っ! 以上!」

 

 

咲夜「霊夢あなた雑じゃない!?」

 

 

アリス「は、早く答えを…!」

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙が解答者5人の中で一番セクシーだと思う人は?』

 

 

魔理沙『はぁ? セクシー?』

 

 

魔理沙『まぁ咲夜なんじゃねぇの?』

 

 

 

 霊夢、レミリア、パチュリー、正解!

 

 

 

 

咲夜「雑なのよ魔理沙ぁ!」 

 

 

霊夢「あははっ!」

 

 

パチェ「まぁって言ったわね」

 

 

レミリア「でもセクシーって褒められてるんじゃないの…?」

 

 

アリス「理由あるのかしら」

 

 

 ちなみに理由は

 

 

咲夜「あっちょっ、き、聞かなくていいわよ!」

 

 

 

 

紫『なんで咲夜なの?』

 

 

魔理沙『何の問題だったか忘れたけどよ、霊夢の時もあいつの足が長くて綺麗だって話があったろ?』

 

 

魔理沙『それにあいついつも足出してんだろ? メイド服でよ、セクシーってそういうもんだろ?』

 

 

魔理沙『で、あの5人の中だったら自ずと咲夜になるわけだぜ』

 

 

 

 

咲夜「…///」

 

 

パチェ「咲夜、レミィも言ってたけど褒められているのよ」

 

 

レミリア「うん、きっと魔理沙も褒めてると思うわよ」

 

 

咲夜「そ、そう思う事にします…はい」

 

 

アリス「…」ジーッ

 

 

霊夢「なに見てんの?」

 

 

アリス「いえ…私もミニスカート履いてみようかなって」

 

 

霊夢「あんたがミニスカート…?」

 

 

アリス「ふふっ♪ どうかしら?」

 

 

霊夢「まぁ似合うんじゃない?」

 

 

 

 

 

【第61問】『霧雨にとって、パチュリー・ノーレッジはどういった存在?』

 

 

パチェ「次は私、ね」

 

 

レミリア「う~んパチェの事か~」

 

 

咲夜「霊夢の時もそうでしたが魔理沙視点で、というのが難しいですね」

 

 

アリス「パチュリーのこと…? 魔理沙ならどう答えるかしら」

 

 

霊夢「あいつさっきからちゃんと質問に答えてんのよね…不意にマスパみたいな解答が口から飛び出して来るけど」

 

 

咲夜「それ神社の宴会の時の?」

 

 

霊夢「それは飲み過ぎたあいつが吐いたやつでしょ」

 

 

パチェ「汚いわね…」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《魔法使い仲間》

レミリア《魔法使い友達》

咲夜《魔法使いとして尊敬してる》

パチェ《魔法使い…友達?》

アリス《魔法使いとして仲間だと思ってる》

 

 

 

パチェ「そうなるのね、でも尊敬はしてないと思うわよ」

 

 

咲夜「うふふっ、意外に尊敬してたりするかもしれませんよ」

 

 

レミリア「パチェに友達が増えるのは私にとって喜ばしい事だからね、きっと魔理沙ならこう答えてくれるわよ」

 

 

霊夢「何だかんだ仲良いじゃない、あんたら」

 

 

パチェ「否定はしないけど…」

 

 

アリス「友情は友情よ、素敵じゃない」

 

 

霊夢「…愛は?」

 

 

アリス「私と魔理沙だけの物よ! 誰にも渡さないわ!」

 

 

咲夜「何で余計なこと聞いたのよ…!」ヒソヒソ

 

 

霊夢「…ごめん」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

 

紫『魔理沙にとって、パチュリーはどういった存在?』

 

 

魔理沙『ん、なんかこの手の質問多いな』

 

 

紫『あら、お嫌い?』

 

 

魔理沙『嫌いじゃねぇけどなんか結構深いところまで探りにきてんなぁってよ』

 

 

紫『みんな知りたいんじゃない?』

 

 

魔理沙『この問題作ってんの文だろ? ったく…』

 

 

魔理沙『ん~…パチュリー…パチュリーねぇ…』

 

 

魔理沙『ぱっつぁん…パチュリーか…』

 

 

魔理沙『……』

 

 

魔理沙『そうだな…』

 

 

魔理沙『私に新しい道を示してくれる存在…かな』

 

 

魔理沙『あ、もちろん友達としてだからな』

 

 

 

 全員不正解!

 

 

 

 

パチェ「…!!」

 

 

霊夢「あ、あいつらしくない大人な解答…」

 

 

咲夜「そ、尊敬と似ている様な…でも違うんでしょうね」

 

 

アリス「ま、魔理沙ったら…パチュリーのことそんな風に思ってたのね」

 

 

レミリア「へぇ…♪ ふふっ♪」

 

 

アリス「…でもそうね、良く考えてみればそうなのよ」

 

 

アリス「図書館から借りた魔導書を読んでて自分で分からないところはあなたに聞きに行くし、修行してて煮詰まると私かあなたに相談しに出掛けるもんね」

 

 

アリス「ある意味、本当に尊敬に近いのかもね♪」

 

 

パチェ「……/// す、少しでもそう思っているのなら…///」

 

 

パチェ「ちょっとは本を返しに来なさいよ…/// まったく…///」カアッ

 

 

霊夢「あんたって本を取られた相手に対しても友好的に接するもんね、力付くで取り返しに行っても良いはずなのに」

 

 

アリス「ちゃんと魔理沙の質問にも答えてるんでしょ?」

 

 

レミリア「懐が深いのよ♪ それこそ霊夢みたいにね♪」

 

 

霊夢「さいですかい」

 

 

咲夜「ふふっ」

 

 

パチェ(…)

 

 

パチェ(ねぇ魔理沙…あなたは本当に魔法使いという種族になりたいの? それとも人間のままでいるの?)

 

 

パチェ(いつかはその答えを出してほしいわ、私ならいつでも相談に乗ってあげる、友として道を示す…)

 

 

パチェ(あなたが私をそういう風にいつまでも見続けてくれているのなら特別に、ね♪)

 

 

 

 

 

 

【第69問】『霧雨が、この世で一番怖いものは?』

 

 

霊夢「魔理沙ってまったく怖がらないのよね」

 

 

パチェ「大胆不敵が服着て空飛んでるみたいなものじゃない」

 

 

レミリア「どんな敵だろうと物怖じしないのは長所ね」

 

 

咲夜「となってくるとですよ…?」

 

 

霊夢、レミリア、咲夜、パチェ「…」チラッ

 

 

アリス「怖いもの…苦手なものに含まれるのかしら」

 

 

霊夢、レミリア、パチェ、咲夜(アレか…)

 

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《アリスの暴走》

レミリア《アリスのブレない姿勢》

咲夜《ヘヴンリーワンダーランド状態のアリス》

パチェ《アリスの突拍子もない愛情》

アリス《ぶちギレた霊夢》

 

 

 

 

アリス「…んふふふっ♪ えぇ~?」ニッコリ

 

 

霊、レ、パ、咲「えぇ~? じゃないっ!」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙がこの世で一番怖いものは?』

 

 

魔理沙『……あのよぉ』

 

 

紫『うん?』

 

 

魔理沙『これをやられたら全身に鳥肌が立ってヤベェ事になるだろうなって想像でしかねぇんだが、その内不意にやられそうで怖えぇんだ…それでもいいか?』

 

 

紫『良いわよ?』

 

 

魔理沙『夜寝て朝目が覚めたら目の前に目を見開いたアリスが添い寝してた』

 

 

紫『ひっ…!?』ゾクッ

 

 

 

 

 全員不正解!

 

 

 

 

霊、レ、パ、咲「っ…!?」ゾクッ

 

 

アリス「……」

 

 

アリス「うふふふふ♪」

 

 

霊、レ、咲、パ「!?」ビクッ

 

 

アリス「アレは…んふふっ♪ やってほしいって…フリ?」

 

 

霊夢「違うわぁ!!」

 

 

咲夜「絶対にやったりするんじゃないわよ!? 分かった!?」

 

 

パチェ「魔法使いでも人としてやって良いことと悪いことぐらい分かるでしょ!?」

 

 

レミリア「面白いのと恐怖は両立出来ないのよアリス!」

 

 

アリス「うふふっ♪」

 

 

霊夢「うふふじゃないっつーの!」

 

 

咲夜「ブレなさいよ! 今回だけは!」

 

 

 

 

 

【第77問】『霧雨は、博麗霊夢にあだ名をつけるとしたらどんなあだ名をつける?』

 

 

霊夢「んんっ?」

 

 

レミリア「!!」

 

 

咲夜、アリス「あ、あだ名ぁ…!?」

 

 

パチェ「あだ名…難しいわね」

 

 

霊夢「あだ名で呼ばれた事なんて一度も無いんだけど、つけられた事すらないし」

 

 

咲夜「博麗の巫女か、霊夢しかないわよね」

 

 

霊夢「えぇ」

 

 

レミリア「ふ~ふふ~んふ~ん♪」カキカキ

 

 

霊夢「ど、どうしようかしら」

 

 

アリス「くっ…これも当てずっぽうになっちゃうわね…」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《レイちゃん…?》

レミリア《紅白の巫女装束を身に纏い! 颯爽と幻想を飛び回る! 博麗の巫女! 博麗霊夢っ!》

咲夜《レムちゃん》

パチェ《レイレイ》

アリス《レイちゃん?》

 

 

 

 

霊夢「あぁん!?」

 

 

レミリア「えっ!? あれっ!?」

 

 

アリス「ふふははっ…!」

 

 

咲夜「ふふふっ…!」

 

 

パチェ「誰がアホみたいな通り名を書けって言ったのよレミィィ…!」

 

 

霊夢「あんたさぁ…私なんか恥ずかしいんだけど」

 

 

レミリア「ま、真面目に書いたのよ!?」

 

 

パチェ「あだ名だって言ってるでしょ!?」

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙は霊夢にあだ名をつけるとしたら、どんなあだ名をつける?』

 

 

魔理沙『あだ名かぁ…』

 

 

魔理沙『…はっ…いや…』

 

 

魔理沙『レイちゃんかなぁ』

 

 

紫『幻想郷のレイちゃんマリちゃん♪』

 

 

魔理沙『お! 悪い気はしないな♪』

 

 

 霊夢、アリス 正解!!

 

 

 

 

 

パチェ「あだ名っていうのはああいうのを言うのよレミィ、分かった?」

 

 

レミリア「はい…はい…」

 

 

アリス「そもそもパチュリーのことパチェって呼んでるのに…」

 

 

霊夢「あだ名にしちゃあ長すぎだし」

 

 

咲夜「私からは何とも言えないわ…」

 

 

 

 

【第85問】『霧雨は、射命丸文の新聞と姫海棠はたての新聞どっちが好き?』

 

 

霊夢「ふっ…!」

 

 

文「ど、どうして鼻で笑うんですか!」

 

 

咲夜「霊夢の時にどう思ってるか聞いたら満場一致で燃やすと解答したからね」

 

 

レミリア「書き方って大事なのね、文」

 

 

文「レミリアさんには言われたく無いですねぇ!」

 

 

パチェ「新聞なんて読んだらゴミにしかならないじゃない」

 

 

文「おお、酷い酷い! 読み返すとか…もっとあるでしょう!?」

 

 

アリス「…あるかしら」

 

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《文ので良いんじゃない?》

レミリア《はたてかも!》

咲夜《どっちでもいい》

パチェ《どっちでもいい》

アリス《どっちでもいいわ》

 

 

 

 

文「どうしてそんなに辛辣なんですか!」

 

 

霊夢「正直私もどっちでもいいのよね♪」

 

 

レミリア「同じくよ♪」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙は文の新聞とはたての新聞どっちが好き?』

 

 

魔理沙『どっちが? どっちでもいいだろそんなもん』

 

 

魔理沙『面白い情報を載っけてる方を見る、読んだら燃やす、普通だろ?』

 

 

 

 パチュリー、咲夜、アリス、正解!!

 

 

 

 

文「むむむっ…」

 

 

霊夢「ごもっともな答えじゃない?」

 

 

アリス「新聞に読み終わった新聞の活用方法とか載っけてみたら?」

 

 

文「前向きに検討してみます…」

 

 

 

 

【第95問】『霧雨は、自分を動物に例えるとしたらどんな動物にする?』

 

 

 

パチェ「ここにきてポピュラーな質問なのね」

 

 

霊夢「ふっ、これは簡単ね」

 

 

咲夜「何となく想像しやすいわよね」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《カラス》

レミリア《カラス》

咲夜《カラス》

パチェ《カラス》

アリス《カラス》

 

 

 

霊夢「あら、久し振りに揃ったわね」

 

 

パチェ「ピッタリじゃない、色的な意味でも性格的な意味でも」

 

 

レミリア「でも白色が何処かにいっちゃってるわね」

 

 

アリス「そこは私がコウノトリになって側に居てあげるのよ♪」

 

 

咲夜「絵面が凄いわね、コウノトリとカラスよ?」

 

 

霊夢「アリスの成分どこいったの?」

 

 

 

 

 正解はこちら

 

 

紫『魔理沙は自分を動物に例えるとしたら、どんな動物にする?』

 

 

魔理沙『あー…カラス!』

 

 

紫『即答ね』

 

 

魔理沙『人里で良く言われんだよなぁ』

 

 

 

 全員正解!

 

 

 

 

霊夢「確かマミゾウにも言われてたわね」

 

 

パチェ「本当にピッタリだと思うわ、カラス」

 

 

アリス「あ、ねぇねぇ♪ コウノトリとカラスって結婚でき」

 

 

霊夢、咲夜、パチュリー「知らない」

 

 

レミリア「あはははっ…!」

 

 

 

 

 

【第100問】『霧雨は、幻想郷をどう思っている?』

 

 

 

霊夢「ふー、やっと100問目ね」

 

 

パチェ「…ドリンクと薬無しでも戦えたわ」

 

 

レミリア「無理しちゃダメよ? パチェ」

 

 

パチェ「これ終わったら飲んでおくわね」

 

 

アリス「ここはみんなで正解したいわね」

 

 

咲夜「でも魔理沙はこれなんて答えるかしら」

 

 

霊夢「ふふっ…何となくでいいのよ」

 

 

 

 解答オープン!

 

 

霊夢《素敵な楽園》

レミリア《自分の故郷》

咲夜《素敵な楽園》

パチェ《自分の居場所》

アリス《素敵な楽園》

 

 

 正解はこちら

 

 

 

 

紫『魔理沙は幻想郷をどう思っている?』

 

 

魔理沙『! へっ…! そうだなぁ…』

 

 

魔理沙『霊夢の受け売りになっちまうが、幻想郷は私にとってもよ』

 

 

魔理沙『素敵な楽園だぜ♪』

 

 

紫『! ふふっ…♪』

 

 

 

 

 霊夢、咲夜、アリス 正解!!

 

 

 

 

パチェ「あ…」 

 

 

レミリア「あっ…ご、ごめんねみんな…」

 

 

霊夢「良いわよ別に、気にしてないわ♪」

 

 

アリス「そうよ♪ そうやって落ち込む事を魔理沙は望んじゃいないわよ?」

 

 

咲夜「心機一転ですわ、お嬢様、パチュリー様♪ 後100問を共に頑張りましょう♪」

 

 

レミリア「! うん!」

 

 

パチェ「ふふっ、ありがと」

 

 

 

 【休憩タイム!】

 

 

にとり「おっ疲れさん♪ まぁでも後100問あるんだけどねぇ♪」

 

 

文「また紫さんがお菓子類を持ってきてくれましたよ、さぁさぁ♪ 食べて英気を養ってくださいね♪」

 

 

パチェ「何処からこんな大量のお菓子を持ってくるのかしら」

 

 

霊夢(また、外の世界から持ってきたんでしょうね…)

 

 

咲夜「お嬢様、パチュリー様、お飲み物は何になさいますか?」

 

 

パチェ「紅茶でお願い、咲夜」

 

 

レミリア「私も紅茶で♪」

 

 

咲夜「かしこまりました♪」

 

 

霊夢「緑茶で」

 

 

アリス「私紅茶が良いわ」

 

 

咲夜「あなたたちは自分でいれなさい」

 

 

霊夢、アリス「…ケチ」

 

 

咲夜「ふふっ、冗談よ」

 

 

文「そうでした、皆さんのここまでの正解数を発表しておきますね」

 

 

 

霊夢    『65問』

レミリア  『43問』

咲夜    『40問』

パチュリー 『56問』

アリス   『70問』

 

 

 

 

レミリア、パチェ、咲夜「うわぁ…」

 

 

アリス「やったぁ♪ うふふふふ♪」

 

 

霊夢「予想してたけど70問って…」

 

 

咲夜「いやいや、あなたも65問も正解してるじゃない」

 

 

レミリア「やっぱり出来レースだったのかしら」

 

 

パチェ「いいえ、まだまだ勝負はこれからよ、後100問もあるのよ? 勝てる余地はあるわ」

 

 

レミリア「う、うん…私も出来る限り頑張るけど」

 

 

パチェ「何言ってるのよ、勝つ気でやりなさいレミィ」

 

 

レミリア「は、はい…」

 

 

咲夜(パチュリー様の負けず嫌いが出てしまってるわね)

 

 

レミリア(う~ん、正直アリスに勝てる気がしないのよね)

 

 

霊夢「ふぅ、休憩終わったらまた100問…折り返しね」

 

 

霊夢「まだ半分もあるけど…頑張りましょうね、みんな」

 

 

咲夜、パチェ「えぇ」

 

 

レミリア「うん!」

 

 

アリス「えぇもちろんよ! みんないくわよ! せーっの♪」

 

 

霊夢、咲夜、パチェ、レミリア「え?」

 

 

アリス「魔理沙最高ー♪」

 

 

霊夢、咲夜、パチェ、レミリア「…」

 

 

にとり、文「…」

 

 

アリス「ま、魔理沙最高ー!!」

 

 

霊夢「楽しいの? アリス」

 

 

アリス「えぇ♪ すっごい楽しい♪」

 

 

咲夜「あなた今人生で一番楽しんでるでしょ」

 

 

アリス「ふふっ♪」

 

 

霊夢「ふふっじゃないわよ」

 

 

咲夜「ブレない日を教えてくれない? アリス」

 

 

レミリア「あっははは…!」

 

 

パチェ「元気ね、アリス…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙『なんかお前らとメシ食うって新鮮だぜ』

 

 

紫『そう?』

 

 

藍『確かにこの三人で食事をした事は無いかもしれんな』

 

 

魔理沙『この空間に霊夢絶対いるもんな』

 

 

藍『ふっ、そうだな』

 

 

紫『まぁゆかりんが霊夢のことほったらかしにするわけ無いもんねぇ♪』

 

 

魔理沙『…無理しなくて良いんだぞ紫』

 

 

紫『え?』

 

 

魔理沙『霊夢達んとこ行ってメシ食って来て良いって言ってんだよ』

 

 

藍『良いんですよ? あっちで食べてきても?』

 

 

紫『…何でそういうこと言うの? ゆかりんここにいたら邪魔?』

 

 

魔理沙、藍『……』

 

 

紫『何か言いなさいよ!!』

 

 

魔理沙『うははは♪』

 

 

藍『ふふっ…!』

 

 

紫『味方がいないんですけど…』

 

 

藍『じゃあ霊夢ここに呼べば良いじゃないですか』

 

 

魔理沙『まぁでもここにいきなり呼んだらあいつキレると思うけどな』

 

 

紫『き、キレられても良いから霊夢と一緒にご飯食べたい…』

 

 

魔理沙『切実だな…』

 

 

藍『三人で食べましょう? 紫様』

 

 

紫『うん』

 

 

魔理沙『喜怒哀楽激しいなぁおい』

 

 

魔理沙(…さてさて、誰が優勝するのかねぇ)

 

 

 

 

 

 

 

 後編へ続く!

 

 

 

 






 最初のにとりの潤いがどうのこうのネタが気に入ってます(笑)



 前書きにも書かせていただきましたが、本当に魔理沙への質問、たくさんの投稿をありがとうございました。

 まだ本編に出していない物は後編にて必ず書かせていただきます!



 それではここまで読んでいただいてありがとうございました、お疲れ様でございました♪


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