怪獣と骸骨の異世界蹂躙物語   作:きょろりん

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見よ!真夜中の大変身

※誤字報告がありましたので、訂正しました!



31話 正体

「ふっふっふっ、降伏するなら今のうちだぞ?」

 

カジットは勝利を確信し、そう言った。

 

「ふざけたことをぬかすなクズが」

 

「そういう冗談は私たち勝つ自信を持ってから言って欲しいっすね」

 

そう言い、二人に睨みつけられたカジットは身を震わせた。その瞬間

 

 

 

 

 

「ナーベラル・ガンマ!ルプスレギナ・ベータ!ナザリックが威を示せ!」

 

 

 

 

 

別の場所から大きな声がし、三人は声のほうに顔を向けた。

 

「「・・・御心のままに」」

 

「これより冒険者ルプーとしてではなく、ルプスレギナ・ベータとして対処させてもらいます」

 

「同じく冒険者ナーベでなく、ナーベラル・ガンマとして対処させていただきます」

 

そう二人が言うと、二体の竜が足を上げ踏みつけようと迫ってきた。だが

 

 

 

「「《転移(テレポーテーション)》」」

 

 

 

二人は一瞬にしてカジットの目の前から姿を消した。カジットはすぐに周囲を見渡すが、女の姿はどこにもなかった。

それもそのはず、二人の美女は上空500メートルに移動したのだから。二人はそのまま地面に落下し、《飛行(フライ)》の魔法を使いカジット達を見下ろしていた。

 

「さて、どう料理しましょうか」

 

「正直、一人でも余裕なんすけどねー」

 

カジットは声が聞こえたほうに顔を向ける。そこには、宙を浮いている美女二人がいた。

 

「《飛行(フライ)》の魔法を使ったのか。しかし、今の一撃をどうやって躱した?だが、たとえ《飛行(フライ)》を使ったところでお主ら魔法詠唱者(マジックキャスター)では勝つことも、骨の竜(スケリトル・ドラゴン)から逃れることは不可能」

 

その一言を聞き、ナーベラルは深いため息をついた。

 

「はぁ・・これだから下等種族(ゴミ虫)は。でも喜びなさい、これからナザリック地下大墳墓の至高の御方々に仕える戦闘メイド、プレアデスの二人がお相手してもらえることを」

 

「良かったすねー。これから私たちがちょっとだけ実力を出すんすから」

 

すろとナーベラルとルプスレギナの服装が先ほどまでの服装ではなく、メイドの格好になった。

 

「な!?」

 

カジットは何度か瞬きをし、状況を整理していた。だがナーベラルとルプスレギナの笑顔に恐怖を感じたカジットは、すぐに骨の竜(スケリトル・ドラゴン)に攻撃を命じた。命じられた二体の竜は飛んでいる二人に向かって、叩き落とすように前足を振り下ろした。だが

 

「《次元の移動(ディメンジョナル・ムーブ)》」

 

ナーベラルは姿を消した。

 

「またか!」

 

その場に残ったルプスレギナは聖杖を構え

 

 

 

 

「邪魔っすねー」

 

 

 

 

そう言いながら、二体の竜を聖杖で地面に叩き付けた。まるで、虫を叩き落とすように。

 

「な!?馬鹿な!?」

 

カジットは驚愕した。さっきまでの全力の振りではなく、軽く殴っただけで二体の竜を叩き落とした女に。そしてそう思った直後

 

「!!っがぁ!!」

 

突然、左の方に激痛が走った。それはまるで刃物に刺されたかのような痛みだった。肩を見てみると黒い剣先が貫いていた。そして、振り返るとそこにはナーベラルが立っていた。そしてそのまま、ナーベラルは無造作に剣を引き抜き

 

「―そんなに痛いかしら?」

 

「はぁ・・はぁ・・おのれ!!」

 

カジットは頭の中で骨の竜(スケリトル・ドラゴン)に指示を出す。すると、ぼろぼろの骨の竜(スケリトル・ドラゴン)二体がナーベラルに襲い掛かってきた。しかし、ナーベラルはカジットの目の前から再び姿を消した。

 

「!?まさか転移魔法か!?」

 

ナーベラルは瞬時にルプスレギナの元まで戻っていた。

 

「そういうことか・・・お主らの切り札は転移し、儂を殺すことか」

 

「そんなわけないでしょ」

 

「こういう殺し方もあるよーって意味っすよ?」

 

まるでその答えが当たり前かのように答えた二人に、カジットは

 

「お、お主ら・・・おかしいんじゃないのか」

 

「ま、そう思ってくれても構わないすよ。どうせこれから死ぬっすから」

 

そう言い、ルプスレギナは微笑んだ。その微笑みはまるでおもちゃで遊ぶ子供のように、無邪気なものだった。その笑みに恐怖を感じたカジット。

 

「それと、骨の竜(スケリトル・ドラゴン)を魔法に絶対の耐性を持つ、魔法詠唱者(マジックキャスター)にとって天敵の存在と思っているようだけど、その間違った考えを正してあげましょう」

 

カジットは何を言っているのかわからない様子だった。だが、そんなことを気にせずナーベラルは続ける。

 

骨の竜(スケリトル・ドラゴン)は確かに魔法耐性を持っています。しかし、それは第六位階以下の魔法を無効化というもの。つまり――」

 

「それ以上の魔法で攻撃すればいいってわけっす。まあ、私が直接殴り潰してもいいんすけど」

 

「今回は私がわざわざその第七位階魔法を使ってあげるわ。感謝して見なさい」

 

そう言い、ナーベラルは両手をパンッと合わせた。すると、手と手の間に雷がバチバチと音を立てながら動いていた。それは、まるで龍が雷となって動いているかのようだった。

カジットはその見たこともない魔法を目にし、死を感じた。

 

「そ・・そんな。儂は・・・儂はここで終わってしまうのか?今までの苦労は全て無になるというのか?・・・・・ふざけるな!突然現れた貴様らなぞに!この儂の苦労を!準備を!終わらせて良いはずがないだろう!」

 

「貴方のことなどに興味はありません。どんな事情があろうとも、私達には何の関係もございません。でも、そんな貴方に一つだけ言っておくわ・・・アインズ様の踏み台、本当にご苦労様」

 

 

 

 

二重魔法強化(ツインマキシマイズマジック)・連鎖(・チェイン)する(・ドラゴン)龍雷(・ライトニング)

 

 

 

 

ナーベラルの両手から雷の龍が二頭飛び出し、二体の骨の竜(スケリトル・ドラゴン)を貫いた。そして、二体を貫いた雷の龍は天高く上がり、そのままカジットの真上に急降下した。

カジットは悲痛な叫びを上げることもなく、瞬時に黒焦げになり、地面に倒れた。その周囲には肉が焼けたにおいがしていた。

ナーベラルとルプスレギナは戦闘が終わり、地に降りると

 

「あぁ、悲鳴を聞けなかったじゃないっすかー」

 

「仕方ないでしょルプー。私の魔法を食らって立っている人間なんてこの世界にはいないのだから」

 

「そうっすけどー。はぁ、この焼けた匂いで我慢するっす。あ!あの死体、エンちゃんのお土産にできないっすかね?」

 

「それは、後でアインズ様に聞くとしましょう」

 

そう二人の美女は主人の帰りを待っていた。

 

 

 

 

目の前の戦士が武器を地面に落とし、無防備に両手を広げるのを見てクレマンティーヌは不思議そうに

 

「あれぇ?もしかしてぇ諦めちゃったの?私に敵わないのが分かって。でもぉ、もしかしたら二人がかりなら何とかなるかもーとか、思わないわけ?」

 

「ふふっ」

 

その何気ない一言にゾルディオは笑った。

 

「ああ?何笑ってんだてめー」

 

「いやぁ、貴方は先ほどの言葉を聞いていなかったのかと」

 

「はぁ?」

 

「モモンさんはこう言ったのですよ。遊びはお終い、と」

 

「だから死ぬことを選んだんじゃねーのかよ」

 

回りくどい言い方にクレマンティーヌは苛立ちを見せた。

 

「つまり、ここからは私たちが貴方を狩る時間。というわけです」

 

その一言にクレマンティーヌは憤怒の表情を見せた。手に持っているスティレットを強く握り、怒りを表していた。

 

「いまだに一撃も与えてないにも拘らず終わらせるだぁ?武技もろくに使えないやつに、戦闘にも参加しないど素人が粋がってんじゃねーよ!そんな素人二人に、このクレマンティーヌ様が勝てねぇわけねぇんだよ!」

 

「ああ、そういう弱者の戯言はもういい。さっさとかかってこい」

 

そのアインズの言葉にクレマンティーヌは完全に切れた。そして、そのままさっきと同じクラウチングスタートのような姿勢をした。

だがさっきまで違うのは、そこから武技を連続で発動したことだ。

《疾風走破》《超回避》《能力向上》《能力超向上》を発動させ、一気に勝負をつけるつもりだった。そんなクレマンティーヌを、まるで大したことのないように二人の冒険者は凛として、その攻撃を待っていた。

そして、クレマンティーヌは大きく踏み出し、一気に加速しアインズに向かった。その速さはさっきまでの速さを大きく上回った加速だった。だが、その加速を見ても両手を広げ待っていたアインズ。

 

(クソ!舐めやがって!!)

 

アインズの懐に入り、スティレットをスリットめがけ突いたクレマンティーヌは、ニヤけた顔をアインズに見せながらスティレットに込められた魔法を発動させた。《雷撃(ライトニング)》を発動させ、スリットの内部に電撃が走った。だが、クレマンティーヌの攻撃はまだ終わらない。

 

「まだ終わりじゃねーんだよ!」

 

そう言いつつ、腰につけていたもう一本のスティレットを取り出し、スリットに二本目を突き刺した。そのスティレットも魔法が込められているらしく、《火球(ファイヤーボール)》の魔法が発動された。即死のコンボをしたクレマンティーヌは勝利を確信しニヤけた。

スティレットは頭蓋骨まで完全に刺さり、体は魔法で焼き尽くされる。これに耐えられる人間はいない。そう思い慢心した。

 

 

 

 

 

 

だが、それが通用するのはあくまで人間だ。

 

「――なるほど。武器に魔法が付与されていたのか。これはいい情報が手に入った。感謝する」

 

 

 

 

 

 

クレマンティーヌはどこから声が聞こえたのか疑問に思い、恐る恐る目の前の男に目を向けてみた。

するとそこには、死んだはずの漆黒の剣士が手を自分の背中に回している姿だった。

 

「!?な、なんで!?死んだはず――!?」

 

そう言い切る前に、クレマンティーヌは抱き寄せられた。死んだはずの男に。

 

「さて、種明かしといこう」

 

そして、目の前の男の漆黒の鎧は霧のように消え、正体を現した。そこには、頭蓋骨があった。両目には突き刺したスティレットがあったが、痛みを感じている様子ではなかった。

 

「その姿―――死者の大魔法使い(エルダーリッチ)!」

 

クレマンティーヌはアインズに向かってそう叫んだ。

 

死者の大魔法使い(エルダーリッチ)?ふむ・・・・まあ近いと言っておこう。それで、どうだ?魔法詠唱者(マジックキャスター)と剣で戦った気分は?」

 

「クソがぁ!!」

 

そう言い、アインズの片手の拘束を振りほどこうとしたが、全く動かなかった。その事実に焦りを感じたクレマンティーヌ。

 

「はぁ!?な、なんで!?」

 

「理解が遅いな。これがハンデの正体だ」

 

「ようするに、貴方ごときアインズさんが魔法を使ってまでやりあう意味はないんですよ」

 

クレマンティーヌはそう言った二人目の冒険者に目を向けた。あいつも死者の大魔法使いなのかと思い見たが、そこには鎧を着けた剣士がいた。その姿に死者の大魔法使いの下部となっている人間かと思った。だが、その考えはすぐに消えた。

 

「ん?・・ああ、私の姿に疑問を持ったようですね。では、私も」

 

そう言うと、アインズと同じように鎧が消えた。そこには―――若い男の姿だった。クレマンティーヌはちょっとだけ安堵した。しかし次の瞬間、その安堵は絶望に変わる。

男の姿はだんだんと異形の姿に変わっていった。その姿を見て、クレマンティーヌは恐怖に震えた。

 

「おや?さっきまでの威勢はどこに行きました?」

 

「な・・・なんなんだ、お前」

 

「私は最強の怪獣です・・って言っても貴方には教えても意味は無いですが。それでは、アインズさんばかりにやらせては申し訳ないので、最後は私が片付けましょう。いいですか?」

 

「ええ、構いませんよ。では、この猫を任せました」

 

そう言い、アインズはクレマンティーヌを軽く投げ落とした。クレマンティーヌは、わずかに残った戦意で何とか立ち上がった。だが、足は小鹿のように震えていた。

 

「では片付けますかな・・・ですが、私は慈悲深いので、貴方にチャンスを与えましょう」

 

「チャンス・・・だと?」

 

その言葉に少しアインズが怒ったような雰囲気を出したが、気にせずゾルディオは続ける。

 

「はい。今から私が創造するものに見事勝利すれば、この場は見逃しましょう。しかし、もう二度とこんなことはしないと誓ってもらいます」

 

「あんたが・・出すヤツを殺せばいいの?」

 

「ええ。自分の実力に絶対の自信を持つ貴方なら、これくらい容易いでしょう。どうです?それとも、私とやりあってもいいですよ?もちろん、一秒でケリをつけますが」

 

クレマンティーヌは恐怖した。もし、目の前の怪物とやりあえばどうなるか・・・それは無謀だと戦士の勘が言った。だとしたら、答えは決まっている。

 

「・・・・わかったわ。あんたが出したやつとやる」

 

「決まりですね。では・・・」

 

そう言いゾルディオは何もない空間から機械の一部分を取り出し、地面に落とした。

 

「上位怪獣創造、キングジョー」

 

そう言うと、地面に転がっている機械の一部が動き出し次第に形を整え、四つの金色のパーツを生み出した。それらは宙に浮き、やがて一つ一つのパーツが組み合わさり、一体のロボット、『宇宙ロボット キングジョー』が完成した。

アインズはキングジョーを見ると、怒りの雰囲気はなくなっていた。代わりに、クレマンティーヌは不思議そうに見ていた。

 

「では、このキングジョーと戦ってもらいます」

 

「それって・・・ゴーレム?そんなの見たことないんだけど・・・」

 

「ゴーレムではないですが、見たことないのは当たり前でしょう。これはこの世界にはいない者なので」

 

キングジョーはゾルディオの指示を待つように、直立のままいた。

 

「おっと、すみませんねキングジョー。貴方にはこれから、あそこにいる人間と戦ってもらいます。いいですね?」

 

そう言うと、キングジョーは久しぶりの指示に嬉しそうに、両手を上下に上げ下げした。

 

(いいですか?手加減をしてくださいね。すぐに殺さず、じっくりといたぶってあげてください。光線は無しですよ)

 

そう小声でキングジョーに言い

 

「では、キングジョー。やってください」

 

すると、クレマンティーヌはすぐさまキングジョーの懐に入り込み、スティレットで突いた。しかし

 

 

 

 

 

 

バキッ!

 

 

 

 

 

 

「・・・・へ?」

 

突いた瞬間、スティレットは砕けた。

 

「え?うそ?・・・・え!?」

 

そう戸惑うのも無理は無い。アインズの鎧では砕けなかったのだから、キングジョーでも砕けるはずはないと思ったのだろう。だが、その考えは甘い。

 

 

キングジョーはレベル40程度の攻撃を無効化する《上位物理無効Ⅱ》を持っており、さらに《物理反射》といった一定の攻撃を反射するスキルを持っている。そのため、キングジョーはユグドラシルの時でもよく壁役として使用したり、ナザリックに1500人のプレイヤーが攻め込んできた時にも怪獣軍団の一体として使用した。

 

 

そんな鉄壁を誇るキングジョーに、ただの魔法が付与された刺突武器などで傷一つもつけられることはない。

自分の武器が破壊されたことに動揺したクレマンティーヌはほんの数秒間だけ思考を停止してしまった。その瞬間を逃さないキングジョーはクレマンティーヌの頭をつかみ、持ち上げた。

 

「がっ!がぁぁ!」

 

キングジョーにつかまれ、痛がり離れようとジタバタもがくクレマンティーヌ。キングジョーはそのままは地面に叩き付けた。そして、キングジョーはクレマンティーヌに馬乗りし、連続で平手打ちを始めた。

 

「あ!がぁ!うっ!や、やめ、ごほ!ぐっ!いた!ああ!ごめっ!なさっ!い!もうっ!ゆるっ!じでっ!ぶっ!がはっ!だずげ・・・」

 

少ししてクレマンティーヌの顔ははれ上がり青くなって、頭からは血が流れていた。もはや、整った顔はそこにはなかった。そして、とうとう涙を流しながら声すらあげなくなった。するとキングジョーはトドメに入ったようで、その鋼鉄の体をクレマンティーヌに勢いよく上半身を叩きつけた。

グシャっと肉がつぶれた音を上げ、血が大量に流れた。キングジョーは分離してゾルディオの元まで向かい、再び合体した。

 

「よくやりましたキングジョー。ですが血がついてしまいましたね。待ってください」

 

そう言い、ゾルディオはキングブレスレットに触れた。すると、水がたっぷり入ったバケツが現れた。

 

 

キングブレスレットは一日に使用できる回数が制限されているが、こういうなんでもないアイテムにもなることができ、こういった武器でもないアイテムになるのは回数制限なく使用可能なのだ。

 

 

ゾルディオは手に持ったバケツでキングジョーについた血を洗い落とした。

 

「やっぱりこっちの世界だとより便利ですね、それ」

 

「そうですねー。あまり使ったことなかったですが、こういうことには使えていいですね」

 

ユグドラシルの時は全く使わなかったが、現実となった今では便利なアイテムとなった。

 

「・・では、行くぞ」

 

そう言い、アインズとゾルディオ、キングジョーは霊廟に戻った。

 




アインズ「ゾルディオさん、キングジョーを出すのはいいんですが後はどうするんですか?」
ゾルディオ「カルネ村に置き、いざというときの壁になってもらいます。彼と約束しましたし」
アインズ「なるほど。ですが、まさかとは思いますが監視役も任せるとか・・・」
ゾルディオ「流石にそれは任せませんよwそれは別の者って言うより星人に任せようかと」
アインズ「それなら安心ですね」

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