暁色の誓い   作:ゆめかわ煮込みうどん

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8話 作戦決行前

 白兵模擬戦が始まった。

 相手は士官学校在学中、白兵戦技がずっと満点だったという山村少佐。体格は僕の方が優っているが、彼も小さい訳では無いし、身軽な分機動性で劣っていると思われる。

 だらりと腕を投げ出し、余裕で隙だらけに見える構えだが、良く見るとその構えに様々なトラップが仕掛けられている事がわかる。迂闊に近づこうものなら一瞬で勝負をつけられるだろう。着ている服はそれぞれ海軍佐官の制服と一般憲兵制服と異なるが、どちらも機能性に優れ、性能差は出る事はない。

 

 二人で円を描くように、ゆっくりと反時計回りに回る。それと同時に、少しずつ、少しずつ距離が縮まる。二人の距離が5m程となった時、山村提督が動いた。

 右手に持った長大な模擬戦闘用ナイフで袈裟がけに切り込んでくる。これはまず予想通りだったので難なく防げた。刃物を用いた白兵戦において、第一撃は袈裟がけの事が多い。その後の攻撃に繋がりやすいからだ。だから、防御側は連撃させる暇も、隙も与えてはならない。

 

 ナイフを払い除け、返す一撃で突出した頭を狙う。すると、提督は予想していたのだろう。大きく身体を仰け反らせ、バク転しつつ僕の顎を狙って蹴りを放つ。

 蹴りを跳びずさってかわすと、着地した提督が再度飛びかかってきた。横っ飛びにかわし、続く回し蹴りを足で受け、反撃に出る。

 

 今度は武器を狙ってナイフを繰り出す。武器を奪えれば、白兵戦においてはほぼ勝ちと言ってもいい。だが、僕の意図を悟った彼はニィと笑うとなんと自らナイフを空中に放り出した。僕のナイフは先程まで彼のナイフがあった場所を虚しく薙ぐ。次の瞬間、提督は僕の懐に素手で飛び込んでいた。

 

「もらった!」

「いいえ、まだです!」

 

 提督の拳はもう目の前だ。だが、まだやられはしない。さっき少佐がやって見せたように、バク転で拳をかわしざまに蹴りを入れる。

 

「っ!」

「チッ!」

 

 双方跳びずさる。互いにまだ無傷だ。距離を取り、呼吸を整える。

 

「流石旗艦級。一筋縄では行かないか」

「どうも。でも、提督はまだ本気ではないのでしょう?」

「まあな。だが、本気出してもダウン取れるか怪しいね」

「恐縮ですっ!」

 

 今度はこちらから攻撃する。自らナイフを放り出した提督は丸腰だ。満身の力を込めて胴のあたりを横に切り払う。

 

「武器を失った相手には、逆転の機会を与えぬように、突くのではなく切り払う。教科書通りの極めて合理性の高い発想だ」

 

 素早く身を屈めてかわされる。

 

「その発想は正しい。だが、切り払うと重心がブレるから突くより体重のバランスを崩しやすい」

「!」

「だからこうする」

 

 足を払われ、転倒する。はね起きる間もなく提督が飛びかかってくる。

 

「今度こそもらった!」

 

 今度は声を出す余裕はない。夢中で蹴りを繰り出す。少佐の足が顔に当たったたが、こちらも腹に蹴りを入れることに成功した。

 再度距離を取り、睨み合う。提督はすぐそばに落ちていたナイフを拾い上げた。これで互いの優劣なくなった。

 

「カポエイラまで習得してるのか……武闘家もびっくりだ」

「お褒めに預かりまして。武術は一通り学びましたからね」

 

 呼吸を整えたところで再度攻撃を仕掛ける。だが、結果は最初と似たりよったりで、双方致命傷を与えられないまま、時間だけが過ぎていく……

 

* * *

 

 ――悠に十分はたったであろうか。

 自分の動きが鈍くなってきているのがわかった。それに対して、提督は動きのキレを落としていない。技だけならまだまだ対抗出来る自信はあったが、体力の面では彼に一歩届かなかったらしい。このままだと遅かれ早かれジリ貧になって負ける。だから最後の賭けに出ることにした。

 先程彼がやったように、ナイフを上空に投げ出し、身軽になって素手で飛び込む。当然、彼は自分でそれをやる位なのだから対処法も持っていた。軽く身を引いた彼は僕の体術を受けることはなく、全て受け流して逆に僕の右腕を掴んだ。

 

……だが、それでは終わらない。それだけならただ彼の技を真似ただけだ。突いて空になった左手を引き、先程投げ上げたナイフが落ちてきた所を掴み、下から切り上げる。彼は俺の右腕を掴んでいる。先方からすれば利き腕を封じたつもりだろうが、僕は両利きだ。掴まれた右腕をあえて引き、逆に攻撃へと利用した。これは避けられない!

 

 だが、提督は不敵に笑い、無造作に飛び跳ねたかと思うと足で僕の腕を絡めとった。避けられないと察して、逆に前へ出たのだ!

 まるでプロレスのように、絡めた足に腕が巻き込まれ、ナイフがそのまま弾かれてかなた遠くに転がる。はっと気づいて抵抗を試みた時には、既に僕の首にはナイフを突きつけられていた。

 審判をしていた響ちゃんの落ち着いた声が体育館に静かに響く。

 

конец(コヌィエィス)(終わりだよ)。司令官の勝ちだ」

 

 

 

* * *

 

 

 

 模擬戦が終わった。

 二人とも尋常でない技と体力で、戦闘は20分に及んでいた。二人とも肩で息をしている。司令官が肩を回しながら美代少尉に話しかけていた。

 

「いやぁーやっぱ旗艦級は強いわ。次やったらもう勝てねぇ」

「そんな事はありません。小官では歯が立ちませんでした」

「いやいや、体力と忍耐の差だけだよ。これからの成長率を考えたらお前の方が圧倒的に強いね」

 

 司令官の言う通り、私が見る限りでは、技術面での二人の能力は拮抗していて、司令官が終始冷静だったのに対して、体力での劣勢を挽回しようとして焦ってしまった事が美代さんの敗因なのだと思う。

 

「でも、二人とも凄かったわ。目で追いかけるのが精一杯だったもの」

「ははは、ありがとよ」

 

 まぁ、隣の電はどちらかというと美代さんに見とれていただけだったような気がするけどね。

 

「結構時間かかっちまったな。お前ら4人は30分後に出撃してもらうから、まぁ急がなくてもいいけど用意だけしといてくれ」

「「「「はーい」」」」

「シャワールームはこっちだ。美代も来るな?」

「ええ、ご一緒させていただきます」

「んじゃァ俺達はどうする?」

「ご自由にしていて下さい。坂下大尉は医務室、佐々木軍属は事務所まで行ってみてはいかがでしょう?」

「よし、それじゃァそうするわ」

「あ、私達は工廠の見学へ行きます!」

「了解。それじゃ解散って事で」

 

 司令官と美代さんがシャワールームに、その他の皆も思い思いの方へ向かったので、私たちは一度寮に帰ることにした。道すがら、響が呟く。

 

「しかし……あの二人は化け物じみて強いね」

 

 それに暁が応じる。

 

「司令官は実戦ならこんなもの役に立たないぞって苦笑いしてたけどね」

 

 そう、実際あまり役立たないのだ。海からの敵。つまり深海棲艦は人間では歯が立たないし、何より私たち艦娘がいる。もし司令官が自ら戦うことがあるとすれば、それは陸からやってくるゴロツキだとか、現在の海軍に不満を持った過激派組織くらいのものであろう。それでも、もしそんなことになれば司令官は艦娘達と海へ退避し、処理を陸軍に任せれば良いのだから、やはり戦う必要は無い。

 そのうえ、実戦ともなれば相手が近接武器しか持っていないなんて事はないだろう。基本は小火器による撃ち合いになるので、やはり白兵戦技は重要度が低い。

 

「それでも、私たちになら、役立つものかもしれないわよ?」

「?」

 

 その場にいた全員が頭にハテナマークを浮かべた。

 

「ほら、駆逐艦って燃料も弾薬もあまり積めないじゃない。だから近接攻撃が出来れば弾薬を温存して、継戦能力が高まるんじゃないかしら」

Хммм(ハィムミーム)(なるほど)。敵の至近距離で戦う私たちだからこそ有用なのか」

 

 物わかりのいい響が理解してくれたが、依然長女と末っ子は固まっている。もう、そんなんじゃ駄目よ!

 

「でもそれなら武器がいるわ。深海棲艦の装甲を貫ける物は限られてるし……」

 

 やっと理解した体の暁が言う。

 

「それなら……艤装の錨とかいいんじゃないかしら?」

 

 普段は機関の後ろから下がっている錨。正直使い道がなく、持て余していた。

 これも他の艤装と同じように、妖精さんたちの力によって人型サイズまで圧縮されたもの。人間たちはその密度故に持ち上げることは叶わないが、艤装と同期した私達には不思議な力が働き、プラスチックで出来ているかのように軽く振り回す事が出来る。まぁ同期を切れば私たちでも持ち上げることは出来なくなるのでいつ、何処ででも使えるという訳では無いのだが。

 

「それはいい案なのです」

 

 やっとわかったぞと言わんばかりに電が顔をぱっと輝かせる。

 

「ここには丁度、白兵戦技の達人が二人もいるものね。あとで司令官に伝えてみましょ」

 

 寮に到着した。それぞれ自分の荷物を漁り、出撃の支度を始める。今度はどんな敵と出会うのだろうか。

 

 

 

* * *

 

 

 

 シャワーを浴びて、執務室に戻ってきた俺は、出撃の支度を終えた四人に出撃命令を出した。作戦について詳しく説明する。

 

「目標は1-2海域……鎮守府海域南西諸島沖だ。ここの敵主力艦隊を叩き、制圧する。また、前提督が残した索敵データより、敵の編成はわかっている。軽巡へ級を旗艦に、重雷装巡洋艦……通称雷巡チ級一体。駆逐ハ級が二体。駆逐ロ級が一体だ」

 

 言いながら思う。ここは以前まで崎矢先輩が担当していた海域だ。彼は呉に転属される前は、4-3…西方海域リランカ島付近まで制圧していたらしい。

 しかし、せっかく押し上げた戦線も、大本営が制圧区に鎮守府を新設しなかったためにどんどん下げられてしまった。現に深海棲艦は、崎矢先輩がここを離れ、新提督の俺が着任する迄の間に鎮守府正面海域にまで縄張りを広げたようだ。

 大本営の無能さは罵られるべきではあるが、現実問題作りたいけど作れなかったというのが正確で、日本の衰退具合を考えれば仕方の無いことなのかもしれない。

 

 現在の日本が所有する鎮守府のほとんどは、かつて太平洋戦争時に帝国海軍が基地や泊地を設置した場所を国内各地や外国から借り受けて、鎮守府を設営、改築したものだ。だから、帝国海軍の基地がなかった西方に対抗する鎮守府は少ない。

 リランカ島も、もっとも近い鎮守府がインドネシアのリンガ泊地だ。そのリンガ泊地や、その先の南西諸島海域にあるブルネイ泊地、タウイタウイ泊地も、管轄する提督が俺と同じ今年着任したばかりの新米少佐で、深海棲艦が進行してくるのを防げなかったようだ。

 

 崎矢提督が柱島から援護に入れた頃はなんとか戦線を保っていたらしいが、現在では鎮守府正面海域にまで進行してきてしまった。南方にあるラバウルやブインなどの基地では、それなりに練度を積んだ提督が協力して戦線を支えているらしいが、後背の鎮守府正面海域が取られているので補給もままならず、厳しい戦いとなっているらしい。

 

……何故、わざわざかつての基地に鎮守府を置くのか。その理由は簡単。その付近に艦娘達の前世である艦艇たちが沈んでいるから。艦娘の建造は何故かその付近の海域でなくては出来ないのだ。“艦娘は、沈んだ艦艇の魂が現代で肉体を持ったものである”という証拠もない説が一般に受け入れられていることにも頷ける。

 しかし、たとえ建造が出来なくとも既存の鎮守府に艦娘を連れていくことは出来るのだから、制圧区にはどんどん鎮守府を新設していくべきだと崎矢さんは言っていた。

 

 

 

* * *

 

 

 

 ――数年前

 

「制圧した区域を守るなら楽だ。どれだけ敵が強かろうと俺が守ってみせる。だが、敵が無尽蔵に待ち構えている敵地を奪い返すのはその何倍も難しい。わかるだろう?」

「そうですね。敵は万全の状態で待ち構えていますが、こちらの艦娘達は長距離の航海で疲労していますからね。……でもそれなら、崎矢中佐は侵攻戦はしないのですか?」

「そうだな、俺は必要がなければしないね。俺の作戦は万全の補給環境の上でしか成り立たないから、侵攻戦みたいに限られた資材だけでやりくりするのが苦手なのさ。もししたとしても、敵を突き崩す戦術は苦手だから圧倒的多数で押し潰す数量戦法しか取らないと思うね」

 

 正直意外だった。彼にも苦手はあるのかと。でも言われてみれば、彼がこれまで勝ち続けてきた戦いは全て退却戦か防衛戦だった。

 

「だから、新たな鎮守府の設営は大切なんだ。補給線が短くなって継戦能力が上がるというのは、そのまま艦隊の防衛力強化に繋がる。国土を守らなくてはならない軍隊としては、必ず必要な事なんだが……」

「何か不味いことでも?」

「とにかく人手が足りない。今の日本の国力では自足自給が精一杯だ。軍を強化するために民間の人材を引き抜いた国家は……滅びる」

 

 彼は心底悔しそうに言った。何とかしたいけれど、国の情勢がそれを許さない。“本土の人間は何をやっているのだ”とは口が裂けても言えない。彼らの苦しい生活は痛いほどわかっている。

 

「ですが……守り続けるだけでは奴らに対抗することは出来ません。今は深海棲艦も大人しいですが……」

「誰が攻めないと言った。侵攻はするさ」

「えっ?」

 

 先程必要がなければ攻めないと言ったところではないか。懐疑の視線を彼に送ると、彼は苦笑いして答えた。

 

「この国にいる軍人は俺1人か? 制圧区を広げるのは、あの横須賀のおやっさんにでも任せておけばいいだろう」

 

 それを聞いて思い出した。日本最大規模を誇る横須賀鎮守府の主の凄みのある顔。名は知らないが、姓はたしか須藤(スドウ)と言ったはずだ。

 

“鉾の須藤と盾の崎矢”

 

 いつだったか彼ら日本二大提督を中国の逸話になぞらえてこのように言っていた同僚がいた。冗談かと思っていたが、その役割分担は本当に存在していたらしい。

 

「あの人は凄いよ。敵をつき崩して倒すことにかけては天下の才だと言えるね。保証するよ」

 

 この名提督をもって言わせるのだ。確かに、今の日本軍には実力の無いものは淘汰される登用システムが出来上がっている。その中で最大規模の鎮守府を任せられるということは只者ではないのだろう。

 

「いつの日か先輩と須藤提督の演習を見てみたいものです」

「須藤さんはどう言うかわからないが、俺は何時でも見に来てくれて構わないよ。まぁもし俺と須藤提督が戦術で競ったら……」

 

 少し思案して、彼はこう答えた。

 

「まず間違いなく俺が負けるな」

「そんなことはありませんよ。きっと互角以上にはなる筈ですよ」

 

 須藤提督との面識はないが、この魔術師(ウィザード)の異名を持つ若い提督が、誰かに敗北する姿など考えられなかった。

 

「いや、あのおやっさんには勝てないし、争いたいとも思わないね」

 

 そう彼は謙遜するが、俺の見立てでは2人の実力は五分五分だ。互いに長所があり、弱点もある。

 

「まあ、今の日本はお二人がいる限りは安泰ですね」

 

 とりあえず現在の日本には、最上級の矛と盾が揃っているのだ。彼らがいる限り、全面的な敗北を喫することはないだろう。

 

「言ってくれるね。お前もいつかは日本を支えてくれなきゃ困るんだぞ」

 

 彼は苦笑いして話を収めた。

 

* * *

 

「道中の索敵艦隊は?」

 

 雷が問いかける声で我に返る。

 

「駆逐ロ級二体だ。まぁ、これはこちらが倍の戦力があるから、数の暴力すれば勝てるだろう。問題は敵主力だ」

「重雷装巡洋艦って艦種は初めて聞くわね。どんな敵なの?」

「基本的な性能は軽巡洋艦をベースとしている。だが、火力と装甲を少し落とす代わりに大量の魚雷を積んでいるらしいんだ。その威力は戦艦の砲撃にも勝るとか」

 

 そう伝えると、暁は嘘寒そうに肩をすくめた。

 

「確かに強そうだけれど、艦隊が劣勢で、魚雷が撃てなくなったらただのカカシになりそうね」

「お、いいところを突くな。今回の作戦はそれが肝になる」

 

 ここからの説明は電に任せることにした。今朝サンドイッチを頂いた時に今日の作戦案を相談していたのだ。電が話し出す。

 

「ええと、確かに重雷装巡洋艦の雷撃は危険なのです。中途半端に損害を与えて、雷撃戦に移行してしまったら強力な魚雷による轟沈の危険もあるのです。ですが、重雷装巡洋艦といえども基本は私達と変わらなくて、中破状態になれば雷撃はできなくなります」

 

 一息に言い切って、握っていた緑茶を一口飲み、説明を続ける。

 

「つまり、雷撃戦に移行するまでの中距離砲撃戦の時点で重雷装艦を中破以上にまで持っていければいいのです。重雷装艦は夜戦にも強いので、理想は昼戦で大破以上、最善は撃沈までいければいいのですが、とりあえずノルマは中破以上なのです。残りの敵は私達の得意な夜戦で殲滅すればいいので、とにかくいかに砲撃戦で重雷装艦の戦力を削ぐかが今回の作戦のキーとなるのです」

 

 今度は緑茶を全部飲み干して、俺の方を不安げに見つめる。俺は頷き、話を引き取る。

 

「大方は電の言ったとおりだ。今回は重雷装艦が脅威となる。だが、前回の重巡のように装甲が硬いわけではないから、集中砲撃すれば突破は可能だ。重雷装艦が旗艦ではないのもポイントだな。旗艦をかばってこちらの攻撃を吸ってくれるかもしれない」

「集中的に狙う事で、雷撃をさせない事が最重要なのです」

 

 力を込めて電が言う。

 

「相手主力は五体。数の上でも、艦のクラスでも劣勢だ。だが、突き崩すポイントはいくらでもある。何としてでも勝って帰って来い!」

 

 こうして、1-2……南西諸島沖警備作戦が開始されたのである

 

 


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