所属:時空管理局・特異災害対策機動部二課
主人公 柳クルヴィス
年齢 二十二歳
性別 男性
デバイス 量産型アームドデバイス(十文字槍)
所属 時空管理局管轄外惑星地球極東支部
髪の色 金
瞳の色 緑
好きな暗器 鉄扇
備考 古くから日本の権力者に仕えていた暗部(俗に言う忍者)の一族である柳家の末裔。家柄の関係で緒川家や風鳴の防人一族とは別部門ではあるが交流があった。現在の当主は柳之蓮。
使用しているデバイスは管理局から支給される一般的なスピア型アームドデバイスだが、そのシステムは改良されており、形状も変化している。使用できる魔法も幻術魔法のみとピーキーな性能ではあるが、クルヴィス自身の身体能力も相まって陸戦近接戦闘では守護騎士達に勝るとも劣らない。保有魔力ランクはB+。魔導師ランクはBであるが、詐称ではないかともっぱらの噂。階級は三等陸佐。
使用魔法(01/21追記分)
幻術:クルヴィスの代名詞。主にデバイスの模倣、或いは幻影に用いる。戦闘強度に耐えうる複製品の精製は十五本が限界。
虎砲:近接砲撃魔法。Aランク。砲撃クラスにまで集中させた魔力であるにも拘らず、ゼロ距離かつ瞬間的な魔力放出である為に、なのは曰く『砲撃魔法としては見る影もない』とされている(スバルのディバインバスターよりも射程距離は短い)。だが、クルヴィス自身の体術と組み合わせることで真価を発揮する必殺。なお、この一撃を外すと後がない。或いは戦闘が長引くと威力の低下が著しい為滅多なことでは使用しない。
鏡花:幻術の応用。相手の射撃を屈折させる膜を発生させる。砲撃の射線を逸らしたり、マジックミラーのように自らの姿を隠すことが出来る。燃費はよろしくない。集中力も使うので長時間は、とてもしんどい。
所属:クレイモア
名前 グレイ・ヴァン・デューメント
年齢 不詳(外見年齢二十代後半)
性別 男性
デバイス アームドデバイス:デュラハン
レアスキル FREEZE
役職 クレイモア団長
髪の色 灰色
瞳の色 赤
好きな獲物 困難に全力でぶち当たる手負いの獣
備考 広域次元犯罪組織クレイモアの創設者の一人であり、生粋の戦闘狂であり戦闘民族デューメント一族最後の生き残り。カリスマ性、統率力、戦闘能力、どれをとってもエース級であり、レアスキル『FREEZE』は停止空間の生成。推定魔導士ランクはSランク、保有魔力量はSSランクと管理局が観測している次元犯罪者の中でも最高位に位置していることから、生死問わずの捕縛対象とされている。本人の性格は意外にも身内に甘い。時折出身の独特な訛りが出る。
名前 ルード・ヴァサリア
年齢 二十六歳
性別 男性
デバイス アームドデバイス:イラ
レアスキル プレデター
役職 クレイモア総長(副団長)
髪の色 銀
瞳の色 赤
好きな飲み物 スポーツ飲料
備考 時空管理局に復讐を誓っている近代ベルカ式の魔導師。魔導拳闘術、ファイネスト・アーツのミドル級二冠を達成するほどの拳闘家だったが、失踪。現在はクレイモアの副団長を務めており、実質的なナンバー2である。保有魔力ランクは推定S+。魔導師ランクは推定AA+。
名前 フェレン・ファルツ
年齢 三十七歳
性別 男性
デバイス アームドデバイス:ガルーダ
役職 クレイモア協力者
髪の色 赤
瞳の色 青
好きな鳥 ダチョウ
備考 クレイモアと行動を共にしている違法魔導士。特務航空戦技教導隊ブルーバード副隊長、ストラ・イーグルとは同郷の出身であり、大の仲良し。左目は全盲のため、常に閉じられている。魔力変換資質炎熱の保有者であり、戦闘の際は右肩に緋色の羽根を広げることから『緋翼』と称されている。性格は裏表のない好漢。生涯において全力を出せる戦いを望んでおきながら常に本気で事に臨む。推定陸戦Aランク。保有魔力量もAランク。
用語説明
ノイズキャンセラー:時空管理局の技術を用いた、特異災害対策専門デバイス。クルヴィスの所有する試作型一本のみが使用されている。形状は二叉槍。一定範囲内のノイズを実体化させ、炭素転換を自己完結させる演算空間を発生させる。その機能一点に全ての性能を割いており、戦闘における使用強度は高いとは言えない。
ファイネスト・アーツ:魔導拳術。無手による魔術使用を主体とした戦闘技能。拳による打撃のみの戦闘技法とされ、一部の次元世界ではスポーツとして広く名が知られており主流。しかし、その戦闘技法も条件を逸脱すれば凶器に勝る武器となる。
喫茶店よろづ:私立リディアン音楽院から少々離れた商店街の一角で経営している、喫茶店とは名ばかりの憩いの場。店主が趣味で経営しており、リディアン生徒達からは親しまれている。経営者は名を明かさず、顧客からは「マスター」と呼ばれている。
フレームデバイス:管理局の回収していた人造人間の基礎骨格。自己学習型の知能を兼ね備えており、それによる人間との対立で次元世界を崩壊へ導いたロストロギア。クレイモアが奪取後、米国の聖遺物研究機関へと持ち込まれて三機のデバイスが製造された。
世界万国珍妙奇々怪々デザートフェスティバル:二年に一度開催される、世界中の奇天烈発想から生み出される混沌。前年度は欧米のマリーンデビルフィッシュドケーキが会場を悲鳴一色に染め上げたことで文句なしの優勝となったが、今年度はバーニングカルデラチョコホールが審査員の手元に到着するまえに容器ごと溶けたという珍事件により文字通り熱いデッドヒートを繰り広げたものの、インドからの刺客、マハーバーラータバルフィが優勝をもぎ取った。常識を逸した「カレーはデザート」という発想により審査員の味覚をことごとく香辛料による破壊力で蹂躙した。