[完結]師匠はヤムチャ!突然来たドラゴンボールの世界   作:ゆーこー

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第65話 またひとつの希望が消える

朝になった、神様が界王様から道着を受け取ってくれていた。

 

さすが界王様だ、何着も用意してくれている

 

その中に何枚か素材や重さが違うものが入っていた

その中には手紙もあった。

 

『ライアへ

よう、ヤムチャだ!俺はこっちでも修業している。

道着をそれにしてくれるのはありがたいが、思い入れ過ぎるのはお前の悪い癖だ。

それはお願いして作ってもらった今のお前にぴったりの重さの道着だ。

修業の時はそれを使ってくれ。もし、俺達が生き返れ なくても俺等は現世にいるお前らを憎んだりはしない。

元々死んでるはずだからな!

─ヤムチャ─』

 

師匠からか…そうか、優しいな…

 

俺は早速道着を着替えた。今まで着ていたボロボロの亀仙流のも保存しておく。

 

「ミネラ、悟飯達が出てきたら二人で入るぞ!」

 

「いいよ、ライア」

 

ジンジャーさんは動けるようになったら、ピッコロさんかキャスアさんと入ってもらおう

 

 

 

悟飯とトランクスが出てきた

 

「結果はどうだった?」

 

「ばっちりです。トランクスも超サイヤ人になれますよ」

 

「ならよかった。二人は万が一の時は動けるようにしといてくれ」

 

「はい!」

 

 

 

精神と時の部屋、実は初めては入るのだが…

 

界王星と似たようなところもあるな

 

ここでの一年の修業が直接セルとの対決に響いてくるんだ…

 

「さあやるぞ!ミネラ」

 

「ええ、どこからでもいいよ!」

 

俺はここでの修業で指一本ごとにひとつの繰気弾を操れるようにした

 

片手で最大五個、繰気弾ファンネルと言う名前を仮付けしておこう。

 

ミネラもデンデのように致命傷をある程度の重症に戻す程度の回復能力を身につけた。体力消費とかもあるらしいから乱用は出来ないが…

 

 

そして精神と時の部屋から出ると泣いているトランクスがいた

 

「おい!どうしたんだトランクス!」

 

 

「すいません…本当にごめんなさい…」

 

「謝られてもわからん!教えろ!」

 

「俺から説明する」

 

ピッコロの説明では、俺等が精神と時の部屋に入っている間にセルが、ブルマさんの作るタイムマシンのある場所に襲撃に来た

そしてそれを守るために下界に悟飯とトランクスの二人で降りたらしい

 

悟飯はセルと互角近くの戦いをしたけどセルの作ったセルJr.に押されていたトランクスを庇おうとした悟飯が、セルに吸収された

 

ブルマさんの方は無事でキャスアさんがなんとかトランクスだけでもと救いだしたらしい

 

 

「となると…」

 

セルの戦闘力が人間の吸収の場合足し算ならまだまだ望みはあるが、悟飯くらいのパワーなら人造人間と同等扱いされるなら…

 

完全体も視野に入れなければならないのか?

 

「トランクス、もう泣くな。こうなったものは仕方ない」

 

「ど、どうしてそんなあっさりと!」

 

「俺はこんな生活に慣れすぎたんだよ…トランクス、お前はなるなよ?」

 

 

「へっ、悟飯の変わりなら、いやそれ以上のことを私がするまでさ!」

 

ジンジャーさんが完全復活していた

 

 

ブルマさんには、製作環境は最悪だが神殿でタイムマシンを造ってもらうことにした

 

 

 

「このブーストと言う変化には、2とかも存在するのかな?」

 

俺の挑戦は人の限界を超えし人、ブーストモードに2があるか試すことだ。

 

無いのなら自力で何とかするしかない

 

 

 

それにしても悟飯、トランクスを何故連れていったんだ?

俺はお前ほど頭も良くないから目的がわからないんだ…

 

 




行け!繰気弾ファンネル!

ファンネル見たいに動くから仮にそう名付けました


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