[完結]師匠はヤムチャ!突然来たドラゴンボールの世界   作:ゆーこー

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前回、敵であるジンジャーに自分が転生者であることをつげられたライア、
お互いの戦闘力はほぼ互角
ライアはジンジャーを倒せるのか!?


第50話 ライア死す?!恐るべしジンジャー -後編-

空中では狼牙風風拳は新狼牙風風拳までしか使えない!

二倍さえ使えれば勝てるのに・・・

「その技誰が最初なのよ!結構やっかいなんだから!」

「たぁ!これは!俺の師匠の技だ!せやぁ!」

「(なんにもないように見えて結構動揺してるようね攻撃も単純になってるしキレも落ちてる)」

スピードでは若干押しているはずなのに被打数が増えている。

このままだと押しきられる!

「ほらほら!頑張りなさいよ!狼くん!」

狼?そう言えば誰かが言ってたな

狼牙風風拳は所詮は狼の真似事と、なら意地でも地上でやってみるか!

逃げるようにしてなんとか地上戦に持ち込んだ。

「狼牙手装拳!」

「ちっ!あんたらはみんなそれ使ってうざいんだよ!」

爆脚を使用して高速接近し噛みつくが肩のプロテクターを切り裂くだけにとどまり足払いをされて地面に倒れ込んでしまった。

「そこ!」

なんか、懐かしい天津飯VSヤムチャ師匠の転がりが再現される形になってしまった。

ジンジャーの腹に足を当て爆脚を使い吹き飛ばし体勢を立て直した。

「(動揺とかも消えてきたようだ・・・なにか手はないか?)なぁ、お前前世でねぇさんいたろ?」

「なっ!?」

その隙をついて蹴りを入れられ空中に上げられ地面に叩きつけられグミ撃ちされた。

しまった!動揺で動きを止めてしまった・・・

「ちきしょー小物かお前は!」

「小物でも何でもいいさとりあえず今は生きないといけないからね」

「そ、それもそうだな・・・ならば」

気を手に集中させる。

「繰気弾!」

「なっ!気弾がついてきてる!?」

「まだまだ!もうひとつ!繰気弾!」

二つの繰気弾でジンジャーを追い詰めたが間を縫ってこちらへ突っ込んできた。

「かーめーはーめー」

「まさか!気弾の操作は!?」

「波ぁぁぁぁ!」

「ちっ!」

かめはめ波は弾かれたが急いで繰気弾の操作を再開して二つの繰気弾を命中させた。

「や、やったか!」

煙が立ち込めるが気は感じられない。仕留めたのか?

「よ、よし勝ったか」

油断してしまった、このとき油断さえしなければ・・・

ドリル状の回転をつけた気功波が右肺を貫いた。

「あっ・・・あれ?」

「最後の最後に油断したね?残念生きてました~」

ジンジャーが勝ち誇った顔でこちらに近付いてきた。

「もう、死ぬのも時間の問題でしょ?一思いに殺してやろうか?」

「ま・・・だ・・だ!」

小さいが爆脚を使い煙が発生してる間にジンジャーの背後に回り込み。

俺はジンジャーを後ろから捕まえた!

「まさか!自爆するき!?」

「タダじゃ・・・死なない!」

残ってるわずかな気を全て爆発系の気に変換し体内で爆発させる。

この動作は若干時間がかかる。

「離せ!ちきしょう!」

「終わりだ!」

俺は自爆した。

 

あぁ、天に昇って行くのがわかる・・・

俺も界王様の元で修業になるのか・・・

 

煙が消えてきた場所にはボロボロになった戦闘服をつけたほぼ戦闘不能のジンジャーが立っていた。

「はぁ、はぁ、あいつ自爆なんて・・・スカウターもダメになった・・・ベジータの所に行くしかない・・・」

そのボロボロの体でジンジャーはベジータ達のいる決戦場所へと向かっていった。

 




ライア死す!!でした。
アドバイス見て文章持久力が欲しいと思いました。
えっと、何か気になる点はありますか?
自爆の仕方はみんなと同じかは微妙ですがライアの爆発で残った私物はありません。

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