[完結]師匠はヤムチャ!突然来たドラゴンボールの世界   作:ゆーこー

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前回、クリリンVSシェンと天津飯VSピッコロの試合が行われた。
結果はシェンとピッコロの勝利であった。


第26話 ヤムチャVS孫悟空!

ついに二日目だ。

「ヤムチャ師匠!頑張って下さい!」

「おう!もちろんさ!」

俺は選手控え室の方を利用した。

「それでは、準決勝孫悟空選手対ヤムチャ選手の試合を始めます!」

「よし!いくぞ!悟空!」

「こい!ヤムチャ!」

「狼牙風風拳!」

さすがにただの狼牙風風拳では、悟空さん相手には通用してないようだ。

「2倍!狼牙風風拳!」

「しまった!うわぁぁ!」

悟空さんは、その攻撃に対処しきれずかなりダメージを受けたようだ。

「はぁ、はぁ、そういえばおらじっちゃんのあと、始めて強い相手だと思ったのヤムチャだったな・・・」

「そうなのか?お前はいつも先に行っていて、ほんと悟空はすごいな。」

「ヤムチャ、ちょっと服脱いでいいか?」

「あっ、あぁ」

そういって悟空さんは、重い服や靴を脱いだ。

「それは、僕らが片付けますよ。」

「おう、ライア、クリリンサンキュー」

「なっ、重い!なんだこれは!」

クリリンさんがあまりの重さに驚いている。

「靴一個で50kgは、優にあるんじゃないんですか?」

「さぁ、おらそういうのわかんねぇから。」

とりあえず、一式を場外に持っていった。

俺なんて50kgのインナーしかつけてないのに。

「さすが悟空だな、こんなに重いものを身に付けてるなんて。」

「へへっ、よーし早速やるか!」

「待て!悟空俺もお前ほどではないが重りを外す。」

ヤムチャ師匠のインナーを俺が受け取り試合再開。

身軽になった、悟空さんが押している。

「くっ、悟空、お前にとっておきを見せるときが来たようだ。」

「くっくる。ヤムチャ師匠の繰気弾が!」

「ライア、繰気弾って?」

「見ればわかりますよ。」

ヤムチャ師匠は、少し時間をかけ繰気弾を作った。

「いくぜ!繰気弾!」

悟空さん目掛けて繰気弾が飛んで行く、悟空さんが避けるもヤムチャ師匠の操作でふたたび接近する。

そして、四回目地中に繰気弾がはいった。

「すげーぞ!ヤムチャ!おら今のは危なかったぞ!」

「悟空、驚くのが早すぎるぜ・・・」

ヤムチャ師匠が、腕を上に上げる。

その瞬間悟空さんの下から繰気弾が表れ、悟空さんの顎に直撃する。

さらに繰気弾を行き来させ、連続してダメージを与えた。

「ヤムチャ!すげーぞ!おらすっげーワクワクしてるぞ!」

「くっ、まだ動けるのかよ悟空は・・・」

「おらもそろそろ行くぞー?かーめーはーめー」

「かーめーはーめー」

二人ともかめはめ波を撃つようだ。

「波ぁぁぁ!」

両者のかめはめ波がぶつかる。しかし明らかにヤムチャ師匠が押されていた。

「繰気・・・爆弾」

そんな中、師匠は、繰気爆弾を作り悟空さんに向かって直進させた。

その瞬間かめはめ波の勝負にはヤムチャ師匠は負けたが、

悟空さんのあとわずかの距離まで繰気爆弾が近付いていた。

繰気爆弾は、悟空さんに当たった!はずだったがその悟空さんの影は消えなにもない空間を繰気爆弾は通った。

「残像拳か!!ご、悟空は!?」

「後ろだ!波ぁぁぁ!」

ふたたびかめはめ波を撃つ悟空さん。師匠は最後の最後に繰気爆弾を悟空さんに当て爆発させた。

両者とも場外に吹っ飛んで行く。

どちらが先に場外に着くのか・・・

結果はかめはめ波を受けたヤムチャ師匠がその残った推進力の差で負けた。

「孫悟空選手の勝ちぃぃぃ!」

「ヤムチャ師匠惜しかったですね。」

「あれは、運の良かっただけさ。次はまだこんな接戦できないぜ。」

 




ヤムチャ、ドラゴンボール初のボスキャラ。
そう作者は思っています。

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