いえーいハッピーエンド!
はるのんは八幡に結構好感を持っているし、気に入っている。嫌いな相手ならともかく、理性を失った八幡が小町を犯して家庭崩壊にし、不幸になってほしくない。
それに雪乃たちも傷つくだろう。
ちょっとおもしろそうだとは思ったが、そんなことはるのんは望んではいない…
未遂ならまだ手遅れじゃない!そう思いながら急ぐ
「フニャアアアアアアーーーーー!!!!!」ダダダ
「えっ、今のネコちゃん?」
そう、今はるのんの横を駆け抜けていったのはこの家の飼い猫カマクラだった。
「ま、まさか…比企谷くん完全に理性が吹っ飛んで女とか人間とか関係なく見境なくなってる…!?」
ここまで追い詰めてしまったのかと、さすがに罪悪感が出るはるのん
しかし
「ぶるあああああ!!!!!」ガバァ
「えっ?キャアアア!!!」ドサッ
実の妹さえ聞いたことないような可愛らしい悲鳴をあげるはるのん。その視線の先には
「ひ、比企谷くん!?」
「がああアアア!!!!」
(だめ!理性がとんで声が届いていない…でもお姉ちゃんは雪乃ちゃん以上に強いんだよ♪文系男子一人や二人くらい簡単に倒せるんだから~)ドゴオオオ!!
一瞬で普段の外面のとてもいい仮面つけ、冷静さを取り戻し、はるのんは強烈な一撃を八幡に加えた
「ウボアアアアアー!!!アアアガア!!!」
「ウソッ!?全く怯まない!!それに何この力…腕が動かせない…」
「はあはあはあはあ!!!」←理性がとんでリミッターがはずれている
「えっ、ちょっと…これシャレにならないよ…お姉ちゃんこのままだと比企谷くんに犯されちゃうの…?」
『我はビロヤク!全てを犯す!』←イメージです
「ウッディ!!!」ビリィィィィィー
「い、嫌!!み、見ないで!!」
「お、オッパイだ………はあはあ…」
(今の比企谷くんはゾンビのような腐った目をしてない…この目はまるでバーサーカーの目よ!!)
(よく見ると比企谷くん顔整っているし、有能だし、普段は気だるそうな雰囲気だけど今の野獣のような雰囲気でギャップがあっていいかも)
(それにそこらへんの男と違って私の本性あっさり見抜いたし、いろいろおもしろいし…それにわたし元々比企谷くんの事かなり気に入っていた子いたし、このままされてもいいかな~)
(恋愛感情あるかないかは考えたことないけど、間違いなく好感はかなりもっていたしね♪
あの最愛の妹雪乃ちゃんにあげるのはもったいないかなと思うくらいには)
(今回比企谷くんがこうなってしまったのも元々私のせいだし、完全の私の自業自得だしね。ほんと比企谷くんはよく耐えていたよ!だから比企谷くんが私を犯しても責められることじゃないし、むしろここまで耐えて誉められるべきだ)
(仮に比企谷くんの腕を折ったとしてもこの状態ならかまわず襲ってくるだろうし、それなら抵抗せず私は比企谷くんを受け入れて愛し合う方が断然いいもん!)
(あんな状態でありながら女の子の貞操を守ったあの比企谷くんの勇姿を見たら、いくら雪ノ下家の環境で歪んでしまった私でも心惹かれるよ~)
「ごめんね…雪乃ちゃん」
そして私は比企谷くんをそのまま受け入れた。
18センチ以上ありそうな比企谷くんのボッチンポがデデンとスカイツリーのようにそびえ立っている。ビクンビクンと脈をうっている。
そのボッチンポが私に語りかけてきたような気がした
『なあ俺のこれ見てどう思う?」
「とても大きいです…」
比企谷くんのご立派な物は私の中に勢いよく入り、そのまま抜かず八回果てた。八幡だけに
そのあと、わずかに理性が戻った比企谷くんが謝り始めたが、むしろ謝罪すべきは私であって罰どころか役得だったため、私は唇で比企谷くんを黙らせ離れようとする比企谷くんを大好きホールドで引き寄せたら、比企谷くんの理性はなくなり、再び本能のままお互い求め合った
その後、一晩中私達は愛し合った。
どうやら私と比企谷くんの体の相性は抜群だったみたいだ。
結局比企谷くんが正気に戻ったのは翌日の昼前だった
ちなみに小町は
「要チェックや!」
はるのんが家に入って約1時間後帰ってきて、スラムダンクのひこいちのセリフを口走りながらドアの隙間から二人を観察していたそうだ
そして時は流れた
「ひゃっはろー!八幡いる?」
「あっ、陽乃さんやっはろー!い、いまヒッキーの名前…」
「ガハマちゃんもひゃっはろー!ねえねえ八幡は?」
「…まだ来てないわ。姉さんあの男になんのようかしら?」イラッ
(からかってこないのはいいことだけど、あの男より優先順位を下みたいでおもしろくないわね…)
「ウース」
「あっ、八幡だ♪」ダキッ
「「なっ!?」」
「は、陽乃さんなぜここに?ちょっと離れてください///ここではまずい」ボソッ
「ヒ、ヒッキーが!小町ちゃんと幼女以外を下の名前で呼んだ!?」
「ね、姉さん!いつから比企谷くんを呼び捨てする仲に!?」
「それは私と八幡の仲だからだよ」
「…まあな」ポリポリ
「「むう…」」
(最近のヒッキーどこか前より余裕ある表情浮かべて、たまにかっこよく見えていたけど…陽乃さんが関係していたの?)
(最近やけに勉強熱心になって、私に質問していたけど…それって姉さんのためだったの?…いえそんなはずは…)
「はあーい注目!今日ここに来たのは比企谷くんとついでに雪乃ちゃんたちに報告したいことがあったからなの♪」
「なんすかそれ?」
「私たちはヒキガエルくんのついでなのね…」
「あはは…」
「私、雪ノ下陽乃は八幡の子を妊娠しました」ドヤッ
「「「!!?!」」」
「「な、なんだってええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」」( ゚д゚)
「…まじですか陽乃さん?」
「うん♪」
「はは、そうですか…なんかうれしいすね」
「八幡ならそういってくれると信じていたよ♪」
「それはそうでしょう。きっかけはどうであれ俺と陽乃さんの子なんすから」
「ありがとう………こんなひどい女を本気に好きになってくれて…」ポロ
「陽乃さん…」
「八幡…」
ホワワ~ン
「ちくしょー!!!リア充爆発しろー!!!」ドガッ
「今の平塚先生か?」
「全く静ちゃんたら~教え子の幸せくらい願うことできないのかな」
「まあそれがあの人の物語だ」
「FFのアーロンみたいなこといってるね八幡」
「そういやそーだな。きっと平塚先生も無限の可能性って奴にかければ結婚できるだろ」
「そうかもね…ところでいつまで固まっているのかな」
「「………」」( ゚д゚)
「あっ、おいしっかりしろ!人様に見せられないくらいおかしな顔してんぞおまえら!気持ちはわかるが…わかるのかよ!」
「「はっ!?」」
「もう今日部活終了でいいんじゃない?早く帰ってエッチしようよ~八幡♪」
「ちょ///いくらなんでもオーブンすぎだろその発言!それに妊娠してるんだろ」
「うん♪お腹が大きくなる前に今のうちにできるだけやりたいの」
「…そうだな。あまり我慢すると勉強はかどらなくなるし」
「雪ノ下、俺帰っていいか?」
「………そうね私もなんだかものすごく疲れたかがら…きょ、今日はこのへんにしときましょうか………」
「そ、そうだね……ゆきのん…………」
「いっこー八幡♪」ギュ
「学校で抱きつくな…平塚先生が泣くぞ」
「…戸締まりは……私達が…やっておくわ………」
「ああ、そんじゃな」
「雪乃ちゃんまたね~♪」バタン
「………」
「………」
「………」
「………」
「…ねえ………ゆきのん」
「………なにかしら……由比ヶ浜さん……」
「時渡りポケモンセレビィって、どこにいるかな?」
おちまい
はるのんエンドでした♪
カマクラは貞操失っていないよ(念のため)
このssは私がウ゛ァレインタインにピクシブで投稿したssとだいたい同じです