アラガミの少女になったから自由気ままに生きてみる   作:雨宮栞

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まず二つ謝ります。
まず一つが
遅くなってすみません。
後一つが
アリサファンの人ごめんよぉ




お着替え騒動

ユウside

 

「呼びつけつけてすまない、私ではどうにもならない問題が発生してね」

 

サカキ博士に第一部隊全員呼び出され深刻そうに告げられいったい何が起こったのかとおもい身構えるたら……

 

「彼女に服を着せてくれないか」

 

予想していた程深刻な問題ではなくて少し拍子抜けしてしまった。

 

「はあ、服ですか?」

「ああ、様々なアプローチを試してみたんだか全て失敗してしまってね」

「きちきち ちくちく やだー」

「ということらしい、是非女性の力を貸してほしいと思ってね」

「なら何で俺を呼ぶんだ、戻るぞ」

「俺も役に立てそうにないし、バガラリーがいいとこだったんだ……まかせたよ!」

 

そう言ってソーマとコウタは出ていった。

 

「まったく薄情な男どもね……」

「ちなみにミキはどうなんですか?」

「ああ、彼女ならシオとは逆に大人しく服を着てきれたよ、今はそこのソファーで寝ているよ」

 

サカキ博士がミキに目を移し部屋にいる全員がミキに目を向けるとソファーで寝ているミキがいた。

 

「ジャージ……」

 

アリサのつぶやく声が聞こえた。

 

「いやー、シオが服を着るのを嫌がるからミキも嫌がるかなと思ったけど、思いの外おとなしく服を着てくれたから安心したよ」

「ダメです……」

「え?」

「ダメです……ジャージ何て……」

「だ、大丈夫?アリサ」

 

アリサがいつもと様子が違うから声をかけてみたが反応がない

そしていきなりバッ!と顔を上げ

 

「ジャージ何て……可愛くないです!!!」

「「「………」」」

「よりによってジャージ何ですか!?違うやつないんですか!?」

「あ〜それは……」

「ミキちゃん可愛いのに可愛いのがジャージのせいで台無しです!」

「アリサ、ちょっと……」

「可愛いのが可愛くないなんて、私おかしくなっちゃいます!」

「落ち着いて、アリサ」

「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

「ていっ」

「あいた」

 

何故かアリサが正気を失ってしまっていたのでチョップで衝撃を与えて起こしてみた。

 

「う〜〜何するんですか!?リーダー!」

「だってアリサがおかしくなってるんだもん」

「だって!」

「まあ、アリサ落ち着いて、まずシオちゃんからにしましょう」

「ですが」

「博士奥の部屋借りますね、シオこっち来て〜」

「なーにー?」

「ほら、アリサ行くわよ」

 

サクヤさんとアリサ、シオ達を連れて奥の部屋に入っていった。

 

「それにしてもシオと君たちにはとても興味深いよ、その柔軟さと多様性が、予測できない未来を生み出すかも知れないね」

 

ドッガラガシャガッシャーン!!

 

「ゴホッゴホッ」

「あの、シオちゃんが」

「壁を壊して外に……」

「やはり、予測できない……君たちお願いだ。なるべく早くシオを連れ戻してくれないか?」

 

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

 

ミキside

 

シオの家出から数日経ち無事シオは連れ戻されハカセがアラガミの素材から作った服をのお披露目だ。

そして奥の部屋からサクヤと真っ白な服に着替えたシオが出てきた。

 

「お待たせ…」

「キャー、可愛いじゃないですかー!」

「ホントに普通の女の子見たいよね」

「おっ?おっ?えへへ」

 

シオが嬉しそうに照れて笑っている。

 

「おお!可愛いじゃん!ねぇソーマ?」

「まあ、そうだな」

「おお、予想外のリアクション」

「えへへ……なんかきぶんいいな」

 

そしてシオが歌を歌い始めた。

その歌っている姿が幻想的で部屋にいる全員がシオの歌に聞き惚れていた。

 

「これ、しってるか?うたっていうんだよ」

「ほう」

「へぇ、すごいじゃないシオ」

「すごい」

「なんだ?これエライか?えへへ、そうか」

「ちなみにどこで覚えたの?」

「んー?ソーマといっしょにきいたよー」

「なぬ!?」

「あらー?あらあらあら」

「へーそうなんですか」

「なんだよーいつの間に仲良くなっちゃってんの〜」

「ちっ、やっぱり一人が一番だぜ」

 

これで着替え騒動は終わりだね。

シオが可愛くなってお姉ちゃん嬉しいよ

 

ぽん

 

ん?誰だ?

後ろを向いてみるとものすごくいい笑顔をしたアリサが私の後ろに立ち肩に手を置いていた。

え?え?何?なんかものすごく嫌な予感がするんですけど

 

「ミキちゃんもお着替えしましょうねー」

「え?ぼ、僕?もうこれで十分だよ」

「ダメですよーミキちゃんも可愛くならなきゃ」

「だが断る!」

 

アリサから距離を取り逃げようと思ったが首元を捕まれてしまった。

 

「グェっ」

 

女の子が出しちゃいけない声を出してしまったような気がする。

 

「さぁ、ミキちゃんいっしょにお姉さんとお着替えしましょうねー」

「ちょっと待って、たすけ……いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

数分後

 

「う〜〜」

「うんうん、可愛い!」

「おぉ〜すげぇ」

「悪くない……」

 

アリサに着替えさせられて今お披露目をしているがホントに恥ずかしい……

今の僕の格好は女の子が着るような可愛いピンク色のTシャツにミニスカ、そしてニーソックスを履かされている

 

「あら、本当に可愛いわね」

「ですよね〜」

「私もミキちゃんの着替えに参加しようかしら?」

「もう……やめて……」

「いいですね!」

「無視?無視なの?」

「じゃあ早速やりましょ」

「まだやるの!?」

「もちろんよ」

「ちょっと待って……腕引っ張らないで……連れていかないで……助けてぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

あれから数十分経ちやっと解放された。色々な服を着せ替え人形の如く着替えさせられてものすごく疲れた。サクヤとアリサは嬉しそうだった。

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

あれから数日たち今はソーマと二人っきりで食事(アラガミの討伐だけど)に来て、終わったところだ。

 

「終わったな……戻るぞ」

「うん、りょうかーい」

 

ザッザッザッザッ

 

うーん……凄く気まずい何かを世間話でもしますか

 

「ねぇソーマ何か面白い話ない〜?」

「………」

「無視しないでよー」

「黙れ」

「え〜やだ」

「俺に話しかけるな」

「いいじゃん」

「俺に関わるな、俺は今も昔もこれからもずっと一人だ」

「違うよ、今は一人じゃない」

「なに?」

「だって今は、ユウやコウタ、アリサにサクヤそれにシオ、そして僕もいるじゃん」

「………」

「それにもし、誰もいなくなったら私がそばに居てあげるよ」

「は?」

「大丈夫だよ今……一人じゃない」

「ふっ……バカみたいだな」

「あ!今バカって言ったでしょ!」

「いいから戻るぞ」

「む〜、僕はバカじゃないよ!」

「いいから、戻るぞ」

 

そう言ってソーマは早歩きで歩き出した。

でも一瞬ソーマは笑っていたような気がする。

これからもシオやソーマ達と一緒にいたいと僕はその時思った。

 

 

 

 

だか、もう刻一刻と時間は迫っていた。

お別れの時間が

 

 

 

 

 




アリサ壊れちゃったてへ☆
ミキちゃんの服装については読者様の脳内で色々と妄想して下さい

まあ最後らへんは結構強引だったような気がしますがすいません。
もっとよい文章のアイデアがでたら改稿します。
また、これからも更新を頑張りますが遅くなると思います。
これかもよろしくお願いします

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