アラガミの少女になったから自由気ままに生きてみる   作:雨宮栞

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お久しぶりです。すみません何ヶ月も更新を止めてしまって
今回も短いですがどうぞ


続いてほしい日常

あのシオの名付けイベントから数日経った。シオはサカキ博士の研究室にある本を読破してるよ、いや凄いね色々な知識を習得しているよ、なんか僕の知らない単語が出てきて、時折何を言っているのかわからない時があったんだよね、最近ユウとコウタそしてアリサがよく遊びに来てくれるからシオも楽しそうだよ……

僕?僕は今ごはんを食べているんだよ、時々シオの遊び相手をしてるけど、いやここにいると何もやることがなくて……ここに来てから食べては寝て起きて食べて……食べることしかやることがないんだ。

 

「という訳でアリサ君とサクヤ君にミキをディナーに連れて行って欲しいんだよ」

「それなら、ユウとコウタに頼めばいいんじゃないですか?」

「さっきユウとソーマにシオを連れていってもらったよ」

「わかりました」

「それじゃあよろしく頼むよ」

 

 

 

 

 

「いい、ミキ勝手にどっか行っちゃダメよ」

「わかってるよ、そんな何度も言わなくても」

「今日は私がバックアップ、アリサが前衛、ミキが遊撃ね」

「了解です」

「おっけー」

「索敵班の情報ならコンゴウ1体いるはずよ、油断せずにやるわよ」

「了解」

「それじゃ、行くわよ」

 

嘆きの平原を探索しているとすぐにコンゴウは見つかった。

まずサクヤさんが遠くから狙撃しコンゴウに僕とアリサが突撃した。コンゴウがパンチを繰り出したがアリサはステップで避け足を切りつけた。僕はコンゴウがアリサに、気を取られている隙に後ろに回り尻尾や背中を切りつけた。そして今度は僕の方を見た瞬間コンゴウの顔面にサクヤさんの狙撃がヒットし顔が結合崩壊した。

「ゴガァァァァァァァァ!!」

コンゴウが怒り、ローリングで僕に突っ込んで来たのをステップで躱しそのあと殴りに来たのをコンゴウの真上を飛び越えるように前転で回避すると同時に神機をプレデターフォームに背中に噛みつき捕食した。

「ガァァァァァァァァァ!!!」

さらに怒り攻撃して来た時、アリサとサクヤさんの銃撃が背中に当たりに体勢が崩れた。

「やぁぁぁぁぁぁ!」

その瞬間を見逃さずにコンゴウの顔面に剣戟を叩きつけた。

 

 

 

「いただきまーす。」

「ふぅ……お疲れ様でした」

「お疲れ、それにしてもミキ凄くいい動きするわね」

「そうですよね、コンゴウのパンチが当たりそうになった時には一瞬ヒヤッとしましたけど回避するとは驚きました。」

 

なんか、アリサ達が喋っているけど食べるのに夢中であんまり聞こえないよ

 

「ねえ、ミキ少し気になるんだけどアラガミって美味しいの?」

「ん?えっとコアの部分は美味しいけど他はイマイチかな」

「そうなんですか?ちなみにどんな味がするんですか?」

「ん〜?特に味しないんだけど食べた時に何かが体に染み渡る感じが好きなんだよね」

 

もぐもぐ……ごくん

「うん!おなかいっぱい!」

「そう?それじゃ、帰りましょうか」

「わかりました、行きますよ、ミキ」

「はーい」

 

 

シオとのバイキングデートから帰ってシオをサカキ博士の所に送り届けた後サカキ博士に用事があることを思い出しサカキ博士の研究室に戻ったら

 

「く〜く〜」

「うん?むにゃむにゃ」

 

ソファーにミキとシオが一緒になって寝ていた。

 

「こう見てると姉妹みたいですね、このふたり」

「ああ、やんちゃな(シオ)とその面倒を見る(ミキ)みたいだね」

 




ミキの一人称を「僕」にしてみました。違和感ありますかね?
また更新が何ヶ月先になってしまいますけど楽しみにしててください

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